有価証券報告書-第151期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/27 12:55
【資料】
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【項目】
131項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当社グループは、競争市場で自動車のEV化をはじめとする大きな変革が起っているなか、中長期の需要動向が大きく変わることを踏まえ、2021~2023年度の中期計画において、当社の強みである「高品質・小ロット・短納期」の更なる進化を目指し、お客様の要望する商品・サービスの提供に努めてまいりました。
その結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末より359百万円増加し、8,846百万円となりました。
負債合計は、前連結会計年度末より56百万円減少し、4,532百万円となりました。
純資産合計は、前連結会計年度末より416百万円増加し、4,314百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の売上高は12,236百万円(前年同期比13.0%増)、営業利益は775百万円(前年同期比2.6%減)、経常利益は779百万円(前年同期比3.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は523百万円(前年同期比19.2%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
鉄鋼製品事業は売上高12,049百万円(前年同期比13.2%増)、経常利益689百万円(前年同期比2.9%減)となりました。
不動産事業は売上高187百万円(前年同期比0.8%増)、経常利益89百万円(前年同期比8.0%減)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、1,097百万円となり、前連結会計年度に比べ642百万円減少いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は414百万円(前年同期は944百万円の獲得)となりました。主な資金の増加要因は、税金等調整前当期純利益769百万円、減価償却費263百万円であり、主な資金の減少要因は売上債権の増加額732百万円、棚卸資産の増加額398百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は122百万円(前年同期比30百万円増)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出105百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は105百万円(前年同期比264百万円減)となりました。これは主に配当金の支払105百万円であります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
前年同期比(%)
鉄鋼製品事業(百万円)10,322114.7

(注)金額は製造原価によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
b.受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
受注高
(百万円)
前年同期比(%)受注残高
(百万円)
前年同期比(%)
鉄鋼製品事業12,107111.41,068105.7

c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
前年同期比(%)
鉄鋼製品事業(百万円)12,049113.2
不動産事業(百万円)187100.8
合計(百万円)12,236113.0

(注)1.セグメント間の取引につきましては相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先前連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)
寿産業株式会社1,17210.81,49412.2

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」及び「第5 経理の状況 2.財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態
当連結会計年度末における資産合計は8,846百万円となり、前連結会計年度末より359百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が642百万円減少しましたが、売上債権が732百万円、商品及び製品等棚卸資産が398百万円増加したことによるものです。
負債合計は4,532百万円となり、前連結会計年度末より56百万円減少いたしました。これは主に仕入債務141百万円減少したことによるものです。
純資産につきましては、4,314百万円となり、前連結会計年度末より416百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が418百万円増加したことによるものです。
2)経営成績
当社グループは、競争市場で自動車のEV化をはじめとする大きな変革が起っているなか、中長期の需要動向が大きく変わることを踏まえ、2021~2023年度の中期計画において、当社の強みである「高品質・小ロット・短納期」の更なる進化を目指し、お客様の要望する商品・サービスの提供に努めてまいりました。
その結果、当連結会計年度の売上高は12,236百万円(前年同期比13.0%増)、営業利益は775百万円(前年同期比2.6%減)、経常利益は779百万円(前年同期比3.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は523百万円(前年同期比19.2%減)となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
2022年度の実績は、鉄鋼製品事業での主力のみがき帯鋼において、受注数量が減少しているなか、拡販や徹底したコスト低減、原材料等の価格上昇分を着実に製品価格へ反映する取組を継続し、収益改善に努めてまいりました。ステンレスにおいては、下期にはエンボス製品、加工品の受注数量及び子会社でのステンレス鋼材の卸販売数量は減少したものの、みがき帯鋼と同様に原料価格の上昇分を着実に製品価格へ転嫁いたしました。加えて、みがき帯鋼、ステンレスともに在庫評価差による収益改善要因もあり、黒字を確保することができました。
今後につきましては、「第2 事業の状況 1、経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(2)中期的な会社の経営戦略」に記載しております2023年度中期計画において、基本方針のもと諸施策を実行することにより、収益力の向上、財務体質の強化を図り、安定した配当実施に努めてまいります。
当社グループの経営成績に大きな影響を与える主な要因としては、原料については価格動向等、販売については製品の最終ユーザーである自動車業界の動向等がありますが、具体的には、「第2 事業の状況 3事業等のリスク」に記載しております。
c.資本の財源及び資金の流動性
当社グループは、有利子負債の削減に努め、財務体質の改善を進めるとともに、キャッシュマネジメントシステムの導入等により、グループ全体としての資金効率の向上と資金流動性の確保に努めております。また、資金の安定性・安全性にも十分に留意した資金繰り運営を行っております。
運転資金や設備資金につきましては、内部留保または銀行借入・社債等により資金調達しております。当面重要な資本的支出の予定はありませんが、必要資金は内部留保または銀行借入等により対応いたします。
なお、運転資金調達のためにコミットメントライン契約を締結しております。
また、資金調達コストの低減に努めるとともに、金利変動リスクを避けるために長期資金については金利スワップ等の手段を活用しています。
当社グループの資金の状況ならびにコミットメントライン契約については、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」と「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表」及び「第5 経理の状況 2.財務諸表等(1)財務諸表」に記載しております。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、経営目標として売上高経常利益率(ROS)、自己資本比率、D/Eレシオの3項目を掲げておりますが、その達成状況につきましては、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)中期的な会社の経営戦略」に記載しております。
e.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(鉄鋼製品事業)
主力のみがき帯鋼では、主要ユーザーである自動車部品向けにおいて、受注数量が減少しているなか、拡販や徹底したコスト低減、原材料等の価格上昇分を着実に製品価格へ反映する取組を継続し、収益改善に努めてまいりました。ステンレスにおいては、下期にはエンボス製品、加工品の受注数量及び子会社でのステンレス鋼材の卸販売数量は減少したものの、みがき帯鋼と同様に原料価格の上昇分を着実に製品価格へ転嫁いたしました。加えて、みがき帯鋼、ステンレスともに在庫評価差による収益改善要因もあり黒字を確保することができました。
その結果、事業全体の売上高は12,049百万円(前年同期比13.2%増)、経常利益は689百万円(前年同期比2.9%減)となりました。また、セグメント資産は7,542百万円(前年同期比16.8%増)となりました。
(不動産事業)
不動産事業の業績は、売上高は187百万円(前年同期比0.8%増)、経常利益は89百万円(前年同期比8.0%減)となり、引き続き業績を利益面で下支えしております。また、セグメント資産は424百万円(前年同期比4.2%減)となりました。

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