有価証券報告書-第141期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/28 10:04
【資料】
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【項目】
120項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は以下の通りであり、文中の将来に関する事項は当連結会計年度末において、当グループが判断したものであります。
(1) 財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、6,043百万円(前連結会計年度末5,807百万円)となり、235百万円の増加となりました。その主な要因は、現金及び預金の増加180百万円、受取手形及び売掛金の増加100百万円、棚卸資産の増加159百万円、短期貸付金の減少170百万円等であります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、7,854百万円(前連結会計年度末7,958百万円)となり、104百万円の減少となりました。その主な要因は、建物及び構築物の減少61百万円、機械装置及び運搬具の増加89百万円、投資有価証券の減少144百円等であります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、2,552百万円(前連結会計年度末2,571百万円)となり、19百万円の減少となりました。その主な要因は、支払手形及び買掛金の増加54百万円、短期借入金の増加52百万円、未払金の減少36百万円、未払費用の減少33百万円、未払消費税の減少44百万円等であります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は1,821百万円(前連結会計年度末1,918百万円)となり、97百万円の減少となりました。その主な要因は、長期借入金の減少139百万円等であります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、9,523百万円(前連結会計年度末9,275百万円)となり、248百万円の増加となりました。その主な要因は、利益剰余金の増加359百万円、配当実施による資本剰余金の減少139百万円等によるものであります。
(2) 経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は、8,516百万円(前連結会計年度比33.2%増)となりました。詳細につきましては「1業績等の概要 (1)業績」をご参照ください。
(売上総利益)
当連結会計年度における売上総利益は、1,682百万円(前連結会計年度比41.4%増)となりました。これは売上高の増加と生産効率の向上及び原価低減に努めたことによるものであります。
(営業利益)
当連結会計年度における営業利益は、売上高の増加及び徹底したコスト削減により、355百万円(前連結会計年度比25.7%増)となりました。
(経常利益)
当連結会計年度における経常利益は、為替差益が前連結会計年度に比べ26百万円減少したこと及び為替差損が26百万円増加したこと等により、353百万円(前連結会計年度比6.2%増)となりました。
(税金等調整前当期純利益)
当連結会計年度における税金等調整前当期純利益は、段階取得による差益が前連結会計年度に比べ2百万円増加したこと及び役員退職慰労引当金繰入額が17百万円減少したこと等により、356百万円(前連結会計年度比15.1%増)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、税金費用が12百万円発生したことにより341百万円(前連結会計年度比14.5%増)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
「1業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。