有価証券報告書-第66期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/26 14:17
【資料】
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【項目】
111項目

対処すべき課題

今後の経済見通しにつきましては、世界経済は、米国や欧州経済では緩やかな回復が期待されるものの、新興国経済では成長ペースの鈍化が懸念され、また、為替相場の動向や国際政治情勢は予断を許さない状況が続くものと予想されます。一方、わが国経済は、景気回復が見られるものの、消費増税後の反動減が今後懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続くものと思われます。
このような中、当社グループは、中期経営計画で掲げた基本方針『世界トップメーカーへの飛躍と責務』に基づき、次のような課題に積極的に取り組み、グローバル展開を推進してまいります。
① 事業部、営業部及びマーケティング室との協業体制のもと、戦略的なマーケティングを継続的に実施して、グローバル市場での販売を拡大する。
② 顧客ニーズに合致した高QCDモノづくりの実現とコスト競争力強化のため、本社工場と海外生産拠点との最適分業体制を推進する。
③ 顧客における加工品質とトータルコストを重視した、独創的な新製品及び関連する製造技術を開発する。
④ マネジメント能力と行動力あるグローバル人材の開発と育成を行う。