四半期報告書-第65期第1四半期(平成26年4月1日-平成26年6月30日)

【提出】
2014/08/12 10:47
【資料】
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【項目】
26項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 業績の状況
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、経済政策等の効果から企業収益や雇用環境の改善が見られ、景気は緩やかな回復基調にありますが、海外経済の減速や円安による原材料価格の上昇等の懸念要因があり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況のもと、当社グループは、製品開発を強化し、高付加価値製品の供給、新規販路の開拓等に取組み、受注の獲得に努めるとともに、生産効率向上による製造コストの低減を進めてまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は29億72百万円(前年同期比30.8%減)となりました。利益面につきましては、営業利益56百万円(前年同期は1億59百万円の営業損失)、経常利益17百万円(前年同期は18百万円の経常損失)、四半期純損失44百万円(前年同期は1億19百万円の四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①ゴルフ事業
ゴルフ事業につきましては、海外廉価品との価格競争の中で収益性の見直しを図り、高付加価値製品に受注を集中したことにより受注減となりましたが、一方でタイ工場の生産工程改善による製造原価の低減等に努めた結果、売上高9億32百万円(前年同期比53.1%減)、営業損失1億65百万円(前年同期は4億3百万円の営業損失)となりました。
②ステンレス事業
ステンレス事業につきましては、高付加価値製品の供給に努めるとともに、新規取引先との取引の拡大を図り、売上高3億24百万円(前年同期比9.9%増)、営業利益81百万円(前年同期比46.6%増)となりました。
③鍛造事業
鍛造事業につきましては、前年同期が自動車購入減税の駆け込み需要の影響等がありましたが、新規受注の獲得、農耕機部品の取扱い拡大に努めた結果、売上高17億15百万円(同14.7%減)、営業利益2億36百万円(同21.4%減)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対応すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億23百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 従業員数
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数について著しい変更はありません。
(5) 生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績について著しい変更はありません。
(6) 主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。