四半期報告書-第68期第2四半期(平成29年7月1日-平成29年9月30日)

【提出】
2017/11/14 9:33
【資料】
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【項目】
30項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
また、当社は、平成29年6月28日開催の定時株主総会で「定款一部変更の件」が承認され、平成29年度より決算日を3月31日から12月31日に変更しました。この結果、前第2四半期連結累計期間の連結損益計算書は、3月決算会社については、平成28年4月1日から平成28年9月30日までの損益を、12月決算会社については、平成28年1月1日から平成28年6月30日までの損益を基礎として連結していましたが、当第2四半期連結累計期間の連結損益計算書は、すべての連結対象会社について平成29年4月1日から平成29年9月30日までの損益を連結しています。
このため、当第2四半期連結累計期間は前第2四半期連結累計期間と対象期間が異なるため、前年同四半期累計期間との比較分析は行っておりません。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善から、景気は緩やかな回復基調で推移しておりますが、海外経済の不確実性に対する下振れ懸念等の不安要因もあり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況のもと、当社グループは、更なる成長のための積極的な設備計画のもと、ゴルフ事業で海外生産工場の移転集約や、業容拡大を図るため一部本社工場の移転整備を進める一方、全社で受注獲得の取り組みを強化するとともに、生産効率の向上、一層のコスト低減に取り組んでまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は57億70百万円となりました。利益面につきましては、営業利益4億71百万円、経常利益5億5百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益2億57百万円となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①ゴルフ事業
ゴルフ事業につきましては、主力取引先の受注拡大、高付加価値製品の開発に努めるとともに、リードタイムの短縮、製造コストの低減に取り組む等により、売上高21億99百万円、営業利益1億91百万円となりました。
②ステンレス事業
ステンレス事業につきましては、受注の拡大、高付加価値製品の供給等に取り組むとともに、効率化のため本社ステンレス工場を隣接の旧ゴルフ工場に移転整備を進め、売上高6億4百万円、営業利益1億38百万円となりました。
③鍛造事業
鍛造事業につきましては、タイ国自動車産業で一部に明るい兆しが見られる中、積極的な受注の獲得や生産効率向上、コスト低減の取り組みの強化等により、売上高29億66百万円、営業利益4億30百万円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、2億37百万円の収入となりました。これは主に、減価償却費4億39百万円、税金等調整前四半期純利益3億82百万円等によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、7億24百万円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出6億42百万円等によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、4億84百万円の支出となりました。これは主に、社債の償還による支出5億円等によるものであります。
この結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は61億31百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億71百万円減少いたしました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億58百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 従業員数
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数について著しい変動はありません。
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績について著しい変動はありません。
(7) 主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。