四半期報告書-第72期第3四半期(平成28年10月1日-平成28年12月31日)

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2017/02/10 13:07
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、内需は依然低調なものの輸出が緩やかに持ち直し企業の生産活動を下支えするなど、企業収益は概ね高水準を維持し、回復基調が続きました。世界経済においては、米国の景気回復や中国で景気減速の動きが一服するなど景気に底入れ感は出ているものの、米国新政権の経済政策や中国の過剰生産設備調整への懸念など、先行き不透明な状態が継続しました。
当社グループを取り巻く事業環境は、国内では生産活動の回復に伴い維持・更新に係る設備投資を中心に上向きつつある一方で、新設や増設等の能力増強に向けた大型投資は勢いを欠く状況にあります。海外においては中国で電子産業分野の設備投資が拡大するなどアジア地域全般で持ち直しの傾向が見られるものの、価格競争は激しく厳しい受注環境が続いています。
このような状況の下、当社グループは、平成28年4月からスタートさせた中期経営計画において、安定した収益基盤を構築するため、技術力、収益力、実績、市場シェア等の面から当社グループが強みを有する「電力」「電子」産業分野及び水処理薬品や標準型水処理機器等の「機能商品事業」の更なる強化を中心とした戦略と施策を立案し、取り組んでおります。
この結果、当第3四半期連結累計期間は売上高51,085百万円(前年同期比1.7%増)、営業利益1,150百万円(同194.1%増)、経常利益1,020百万円(同222.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益455百万円(同604.9%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
[水処理エンジニアリング事業]
当事業におきましては、前年同期に大型案件があった国内電力分野では、原子力発電所再稼働の遅れや新規火力発電所計画の停滞などの影響で、受注高、売上高ともに減少しました。海外では電力需要が旺盛なアジア地域で多くの発電所の建設が計画されておりますが、進捗の遅れなどにより受注高は低調でした。
電子産業分野においては、国内の受注高は前年同期を上回った一方で、売上高は大型のプラント建設が順調に進捗した前年同期に比べて下回り、利益面も売上高減少の影響を受け低下しました。また、積極的な設備投資が続く中国では受注高が増加した一方で、前年同期に堅調に推移した台湾では受注高は減少し、売上高も現地通貨ベースでは増加したものの対円通貨安により目減りし減少しました。
一般産業向けでは、国内の受注高は前年同期に好調だった排水分野で下回りましたが、用水純水分野は増加し、売上高、利益面ではメンテナンス、改造工事が伸長したため前年同期を上回りました。海外では東南アジア地域で石油化学、食品分野などで非日系企業への展開を進め、受注高及び売上高は堅調に推移しました。
この結果、売上高は38,838百万円(前年同期比1.1%増)となりました。営業損失は120百万円(前年同期は営業損失665百万円)と大きく改善しました。
[機能商品事業]
当事業におきましては、標準型水処理機器が堅調に推移したこと、冷却水処理剤、電子産業向けRO膜処理剤を中心に水処理薬品の販売が伸長したことなどから、受注高及び売上高が増加しました。この結果、売上高は12,246百万円(前年同期比3.6%増)となりました。利益面につきましては、売上高の伸長により営業利益1,270百万円(同20.3%増)と大幅に増加しました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末に比べ5,091百万円減少し、89,704百万円となりました。これは主に仕掛品を中心としたたな卸資産3,205百万円の増加に対し、受取手形及び売掛金10,284百万円の減少によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ4,658百万円減少し、43,569百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金4,939百万円の減少によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ432百万円減少し、46,134百万円となりました。これは主に為替換算調整勘定532百万円の減少によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1,067百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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