四半期報告書-第70期第2四半期(令和2年5月1日-令和2年7月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、世界的感染大流行となった新型コロナウイルスの感染症対策に世界各国が率先して取り組まざるを得ないという状況のなかで、大幅な減速、後退を余儀なくされました。
我が国はもとより多くの国々が、渡航や移動制限、密集化防止、検査・医療体制強化等の感染拡大防止対策を講じていますが、収束の見通しは立たず更なる経済悪化の懸念も高まっております。
一方、中国は4月頃より経済活動の回復傾向を示してはいるものの、米中関係が一段と厳しさを増していることにより、どの程度まで回復するのか不透明な情勢となっています。日本においては4月―6月期のGDPの伸び率が年率マイナス27.8%という戦後最悪を記録し、先向きの雇用情勢、消費動向が不安視されています。
当電子部品業界といたしましては、サプライチェーンの一部停止や感染対策による工場稼働の停止が影響した車載関連は引き続き大きく減速し、スマートフォンや半導体製造装置関連、産業機器関連、ICT関連等、殆どの分野で伸び悩み、全体的に非常に低調な推移となりました。
この様な市場環境の中で当社グループは、全ての活動拠点において、地域の規制や状況に応じた在宅勤務や時差出勤等を実施し、感染防止対策を徹底して通常稼働の維持に努めました。国内外市場において新規市場開拓や拡販活動にかなりの制約を受けたものの、小型フェライトコア並びにコイル・トランス製品の製造原価低減と品質改善に取り組み、世界競争に打ち勝つことの出来る高性能で高品質の製品を生産すべく活動を続けてまいりました。
当第2四半期連結累計期間においては、フェライトコア販売が中国市場で5G通信、クラウド、データセンタ向けの需要が拡大し、マスク製造装置向けの特需も重なり、売上高は5億6千2百万円(前年同四半期比5.6%増加)となりました。
損益面では、売上高の回復及び原価率の低減、並びに経費等の削減に努めましたが、国内における年金資産の下落による退職給付引当金繰入等により、営業損失は7千8百万円(前年同四半期は1億2百万円の営業損失)となりました。経常損失は7千9百万円(前年同四半期は1億2百万円の経常損失)、特別利益として退職給付制度改定益を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純損失は5千7百万円(前年同四半期は1億4百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 電子部品材料事業
当第2四半期連結累計期間のフェライトコア販売が中国市場で5G通信、クラウド、データセンタ向けの需要が拡大し、マスク製造装置向けの特需も重なり、売上高は5億3千2百万円(前年同四半期比6.9%増加)となり、セグメント損失は9千8百万円(前年同四半期は1億2千6百万円のセグメント損失)となりました。
② 不動産賃貸事業
当事業の売上高は3千万円(前年同四半期比12.6%減少)となり、セグメント利益は2千万円(前年同四半期比15.1%減少)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて1億3千7百万円減少し、40億2千8百万円となりました。このうち、流動資産は19億7千5百万円、固定資産は20億5千3百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて6千4百万円減少し、8億5千4百万円となりました。このうち、流動負債は1億6千6百万円、固定負債は6億8千7百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べて7千3百万円減少し、31億7千4百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ8千1百万円減少し、10億2千7百万円(前第2四半期連結会計期間末残高は10億9千3百万円)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって減少した資金は、6千6百万円(前年同四半期は9百万円の減少)となりました。これは主に、売上債権の増加及び役員退職慰労金の支払によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によって減少した資金は、6百万円(前年同四半期は1千8百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によって減少した資金は、5百万円(前年同四半期は5百万円の減少)となりました。これは、リース債務の返済による支出によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2千万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 重要事象等についての分析、検討内容及び解消、改善するための対応策について
当社グループは、1「事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に関する注記を開示するまでに至らないものの、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しているものと認識しております。
当該重要事象等を解消し、経営基盤の安定化に向け以下記載のとおり取り組んでおります。
・当社グループは、5G、車載(EV)、産業機器(FA)、AI、RFID、IoT、自動運転、情報通信、 医療機器、省エネ・環境分野における国内外市場での新規開拓に向け、中国・香港・欧州営業と共に販売拡大 を図りながら、海外生産工場の継続的な品質改善や経費削減に向けた取り組みを推進し利益重視の体制を強化 してまいります。
重点課題として以下の3点に取り組みます。
①5G、車載(EV)、産業機器(FA)、AI、RFID、IoTを主体とする情報通信、医療機器、自 動運転関連の新規受注獲得
②原価低減に向けた品質改善と省力化、自動化の推進
③高信頼性、高効率化を目的とした材質開発の推進
・研究開発においては、フェライトに関しては、新材質開発、既存材質の改良を行い、市場ニーズに即した優れ た材質を提供してフェライトコアの最適設計に役立っております。高速通信5G用2H4シリーズは改良を重 ねてロングランの採用を頂いております。また、コイル・トランスは、回路の高密度化・高集積化に伴い小 型・効率化に向け、自社フェライトと融合させ研究開発を行っております。今後の新製品、新技法については 5G、EV、AI、RFID等の先端分野からIoT及び自動運転への応用、並びに電子機器の小型化・高機 能化・高周波化に伴う高精度・高性能・広帯域温度特性フェライトコア、省エネ対応として更なる低損失・高 飽和磁束密度・高透磁率フェライトコアの開発・改良等を進めております。また製造方法におきましても、フ ェライトコアの成型技術・焼成技術・精密加工技術の高度化、低コストの製品設計、試作期間の短縮等を図り 顧客の開発スピードに寄与いたしております。
更に、これらの高性能フェライトコアを使用したコイル・トランスとその応用製品である車載用コンバーター トランス、トランスポンダーコイル、センサーコイル、医療用電源トランス、産機用センサーコイル、各種S MDトランスの開発等、製品領域の拡大に取り組んでおります。
当社グループといたしましては、当期の利益計画において、連結営業利益の達成を見込んでおり、利益重視の体制強化により、当該事象又は状況の解消を図ってまいります。以上を遂行することにより、継続企業の前提に関する重要事象等を解消できるものと考えており、継続企業の前提に関する不確実性は認められないものと判断しております。
(1) 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、世界的感染大流行となった新型コロナウイルスの感染症対策に世界各国が率先して取り組まざるを得ないという状況のなかで、大幅な減速、後退を余儀なくされました。
我が国はもとより多くの国々が、渡航や移動制限、密集化防止、検査・医療体制強化等の感染拡大防止対策を講じていますが、収束の見通しは立たず更なる経済悪化の懸念も高まっております。
一方、中国は4月頃より経済活動の回復傾向を示してはいるものの、米中関係が一段と厳しさを増していることにより、どの程度まで回復するのか不透明な情勢となっています。日本においては4月―6月期のGDPの伸び率が年率マイナス27.8%という戦後最悪を記録し、先向きの雇用情勢、消費動向が不安視されています。
当電子部品業界といたしましては、サプライチェーンの一部停止や感染対策による工場稼働の停止が影響した車載関連は引き続き大きく減速し、スマートフォンや半導体製造装置関連、産業機器関連、ICT関連等、殆どの分野で伸び悩み、全体的に非常に低調な推移となりました。
この様な市場環境の中で当社グループは、全ての活動拠点において、地域の規制や状況に応じた在宅勤務や時差出勤等を実施し、感染防止対策を徹底して通常稼働の維持に努めました。国内外市場において新規市場開拓や拡販活動にかなりの制約を受けたものの、小型フェライトコア並びにコイル・トランス製品の製造原価低減と品質改善に取り組み、世界競争に打ち勝つことの出来る高性能で高品質の製品を生産すべく活動を続けてまいりました。
当第2四半期連結累計期間においては、フェライトコア販売が中国市場で5G通信、クラウド、データセンタ向けの需要が拡大し、マスク製造装置向けの特需も重なり、売上高は5億6千2百万円(前年同四半期比5.6%増加)となりました。
損益面では、売上高の回復及び原価率の低減、並びに経費等の削減に努めましたが、国内における年金資産の下落による退職給付引当金繰入等により、営業損失は7千8百万円(前年同四半期は1億2百万円の営業損失)となりました。経常損失は7千9百万円(前年同四半期は1億2百万円の経常損失)、特別利益として退職給付制度改定益を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純損失は5千7百万円(前年同四半期は1億4百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 電子部品材料事業
当第2四半期連結累計期間のフェライトコア販売が中国市場で5G通信、クラウド、データセンタ向けの需要が拡大し、マスク製造装置向けの特需も重なり、売上高は5億3千2百万円(前年同四半期比6.9%増加)となり、セグメント損失は9千8百万円(前年同四半期は1億2千6百万円のセグメント損失)となりました。
② 不動産賃貸事業
当事業の売上高は3千万円(前年同四半期比12.6%減少)となり、セグメント利益は2千万円(前年同四半期比15.1%減少)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて1億3千7百万円減少し、40億2千8百万円となりました。このうち、流動資産は19億7千5百万円、固定資産は20億5千3百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて6千4百万円減少し、8億5千4百万円となりました。このうち、流動負債は1億6千6百万円、固定負債は6億8千7百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べて7千3百万円減少し、31億7千4百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ8千1百万円減少し、10億2千7百万円(前第2四半期連結会計期間末残高は10億9千3百万円)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって減少した資金は、6千6百万円(前年同四半期は9百万円の減少)となりました。これは主に、売上債権の増加及び役員退職慰労金の支払によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によって減少した資金は、6百万円(前年同四半期は1千8百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によって減少した資金は、5百万円(前年同四半期は5百万円の減少)となりました。これは、リース債務の返済による支出によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2千万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 重要事象等についての分析、検討内容及び解消、改善するための対応策について
当社グループは、1「事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に関する注記を開示するまでに至らないものの、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しているものと認識しております。
当該重要事象等を解消し、経営基盤の安定化に向け以下記載のとおり取り組んでおります。
・当社グループは、5G、車載(EV)、産業機器(FA)、AI、RFID、IoT、自動運転、情報通信、 医療機器、省エネ・環境分野における国内外市場での新規開拓に向け、中国・香港・欧州営業と共に販売拡大 を図りながら、海外生産工場の継続的な品質改善や経費削減に向けた取り組みを推進し利益重視の体制を強化 してまいります。
重点課題として以下の3点に取り組みます。
①5G、車載(EV)、産業機器(FA)、AI、RFID、IoTを主体とする情報通信、医療機器、自 動運転関連の新規受注獲得
②原価低減に向けた品質改善と省力化、自動化の推進
③高信頼性、高効率化を目的とした材質開発の推進
・研究開発においては、フェライトに関しては、新材質開発、既存材質の改良を行い、市場ニーズに即した優れ た材質を提供してフェライトコアの最適設計に役立っております。高速通信5G用2H4シリーズは改良を重 ねてロングランの採用を頂いております。また、コイル・トランスは、回路の高密度化・高集積化に伴い小 型・効率化に向け、自社フェライトと融合させ研究開発を行っております。今後の新製品、新技法については 5G、EV、AI、RFID等の先端分野からIoT及び自動運転への応用、並びに電子機器の小型化・高機 能化・高周波化に伴う高精度・高性能・広帯域温度特性フェライトコア、省エネ対応として更なる低損失・高 飽和磁束密度・高透磁率フェライトコアの開発・改良等を進めております。また製造方法におきましても、フ ェライトコアの成型技術・焼成技術・精密加工技術の高度化、低コストの製品設計、試作期間の短縮等を図り 顧客の開発スピードに寄与いたしております。
更に、これらの高性能フェライトコアを使用したコイル・トランスとその応用製品である車載用コンバーター トランス、トランスポンダーコイル、センサーコイル、医療用電源トランス、産機用センサーコイル、各種S MDトランスの開発等、製品領域の拡大に取り組んでおります。
当社グループといたしましては、当期の利益計画において、連結営業利益の達成を見込んでおり、利益重視の体制強化により、当該事象又は状況の解消を図ってまいります。以上を遂行することにより、継続企業の前提に関する重要事象等を解消できるものと考えており、継続企業の前提に関する不確実性は認められないものと判断しております。