有価証券報告書
(重要な後発事象)
当社は、2019年6月25日、当社グループの既存の商業航空機事業を補完するため、カナダBombardier社(以下、「BA社」という。)とCRJ事業譲渡契約(以下、「本件譲渡契約」という。)を締結した。
2020年5月7日、当社は、BA社とCRJ事業の取得に関する諸条件の確認を終え、取得完了日を2020年6月1日とすることに合意し、2020年6月1日付でCRJ事業を取得した。
(1)事業取得の概要
当社の子会社は、本件譲渡契約により、CRJシリーズ※1に関する、保守、カスタマーサポート(以下、「CS」※2という。)、改修、マーケティング、販売機能と、型式証明を取得する。
※1 「CRJシリーズ」は、BA社の航空機部門であるボンバルディア・エアロスペース社が製造・販売している座席数50から100席程度の小型ジェット旅客機
※2 サービスマニュアルの作成及び維持管理、スペアパーツの供給、テクニカルサポート、クルー及びメカニックのトレーニング並びにMRO(Maintenance Repair and Overhaul:整備・補修・オーバーホール)等
(2)BA社の概要
(3)BA社商業航空機事業の概要及びそのうち当社グループが取得する事業
(4)取得価額及び決済方法
① 取得価額:約550百万米ドル※1(約590億円※2)
※1 財務数値等を含む本譲渡契約記載の条件に基づき最終決定される予定であり、上記の金額から変動する可能性あり。
※2 1米ドル=107円(2020年6月26日付)で換算。
② 決済方法:取得価額を現金にて支払い
③ 取得完了日:2020年6月1日
(5)会計処理の概要
2021年3月期の当社連結財務諸表において、本事業取得はIFRS第3号「企業結合」に基づき会計処理し、のれん及び無形資産等を認識することとしている。今後、運転資金等調整後の確定した取得価額に基づき、取得資産・引受負債の公正価値及びのれんの測定を行い、のれん等を関連する資金生成単位へと配分する。このうちSpaceJet事業に配分するのれん等については、量産初号機の引渡し予定時期が2021年度以降となる見通しとなったことを踏まえ、2021年3月期の当社の連結財務諸表において全額を減損する見込みであり、その金額は現下の経済情勢に基づいた取得資産・引受負債の公正価値評価額の変動等に影響を受けるものの500~700億円程度となる見込みである。
一方、当該減損が、当社単体財務諸表に与える影響については、現在、精査中である。
当社は、2019年6月25日、当社グループの既存の商業航空機事業を補完するため、カナダBombardier社(以下、「BA社」という。)とCRJ事業譲渡契約(以下、「本件譲渡契約」という。)を締結した。
2020年5月7日、当社は、BA社とCRJ事業の取得に関する諸条件の確認を終え、取得完了日を2020年6月1日とすることに合意し、2020年6月1日付でCRJ事業を取得した。
(1)事業取得の概要
当社の子会社は、本件譲渡契約により、CRJシリーズ※1に関する、保守、カスタマーサポート(以下、「CS」※2という。)、改修、マーケティング、販売機能と、型式証明を取得する。
※1 「CRJシリーズ」は、BA社の航空機部門であるボンバルディア・エアロスペース社が製造・販売している座席数50から100席程度の小型ジェット旅客機
※2 サービスマニュアルの作成及び維持管理、スペアパーツの供給、テクニカルサポート、クルー及びメカニックのトレーニング並びにMRO(Maintenance Repair and Overhaul:整備・補修・オーバーホール)等
(2)BA社の概要
| ① 会社名 | Bombardier Inc. |
| ② 所在地 | 800 boulevard René-Lévesque West Montréal (Québec) H3B 1Y8 Canada |
| ③ 代表者 | Éric Martel , President and Chief Executive Officer |
| ④ 事業内容 | 鉄道車両、システム、信号等のソリューション提供、ビジネス機の設計・製造・CS、商業航空機の設計・製造・CS、構造部位の設計・製造 |
| ⑤ 資本金 | 2,996百万米ドル (2020年3月31日時点) |
| ⑥ 設立 | 1902年6月19日 |
(3)BA社商業航空機事業の概要及びそのうち当社グループが取得する事業
| ① 事業概要 | 商業航空機の設計・製造・CS |
| ② 当該事業部門の経営成績 | 2019年12月期 |
| 売上収益 | 1,227百万米ドル |
| ③ 取得する事業 | 上記のBA社の商業航空機事業部門のうち、CRJシリーズ事業(ただし、製造機能を除く)。 《内容・範囲》 CRJシリーズに関する、保守、CS、改修、マーケティング、販売機能と、型式証明を取得する。これらには、サービス・サポートネットワーク拠点(カナダ・ケベック州モントリオール及び同オンタリオ州トロント)とサービスセンター(米国・ウェストバージニア州ブリッジポート及び同アリゾナ州ツーソン)を含む。 なお、カナダ・ケベック州ミラベルのCRJ製造拠点はBA社に残り、BA社は部品や予備部品の供給を継続し、現在のCRJの受注残機体は当社からの委託を受け製造する。CRJの生産は、受注残機体の納入後、2020年後半に終了予定。 《CRJシリーズ》 機種:CRJ100/200(50席、生産終了)、CRJ700(70席)、CRJ900(90席)、CRJ1000(100席) |
| ④ その他 | ・当社グループは、現金550百万米ドルに加え、信用保証及び残価保証等の未確定債務を引き受け、CRJ販売促進のために設立されたCRJ保有信託プログラム(Regional Aircraft Securitization Program (RASPRO))の受益権を継承する。 ・一方、信用保証及び残価保証等の確定債務はBA社に残置。この債務額は、固定されており、将来の残価等によって変動するものではなく、向こう4年でBA社が支払う。 |
(4)取得価額及び決済方法
① 取得価額:約550百万米ドル※1(約590億円※2)
※1 財務数値等を含む本譲渡契約記載の条件に基づき最終決定される予定であり、上記の金額から変動する可能性あり。
※2 1米ドル=107円(2020年6月26日付)で換算。
② 決済方法:取得価額を現金にて支払い
③ 取得完了日:2020年6月1日
(5)会計処理の概要
2021年3月期の当社連結財務諸表において、本事業取得はIFRS第3号「企業結合」に基づき会計処理し、のれん及び無形資産等を認識することとしている。今後、運転資金等調整後の確定した取得価額に基づき、取得資産・引受負債の公正価値及びのれんの測定を行い、のれん等を関連する資金生成単位へと配分する。このうちSpaceJet事業に配分するのれん等については、量産初号機の引渡し予定時期が2021年度以降となる見通しとなったことを踏まえ、2021年3月期の当社の連結財務諸表において全額を減損する見込みであり、その金額は現下の経済情勢に基づいた取得資産・引受負債の公正価値評価額の変動等に影響を受けるものの500~700億円程度となる見込みである。
一方、当該減損が、当社単体財務諸表に与える影響については、現在、精査中である。