四半期報告書-第114期第2四半期(平成29年7月1日-平成29年9月30日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における日本、海外を合わせた自動車の連結販売台数は、438万9千台と、前年同四半期連結累計期間に比べて2万6千台 (0.6%) の増加となりました。日本での販売台数については、108万7千台と、前年同四半期連結累計期間に比べて9千台 (0.8%) の増加となりました。海外においても、330万2千台と、前年同四半期連結累計期間に比べて1万7千台 (0.5%) の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間の業績については、次のとおりです。
なお、営業利益の主な増減要因は、次のとおりです。
(注) 「為替変動の影響」に、海外子会社の営業利益換算差や外貨建引当の期末換算差等を含めています。
事業別セグメントの業績は、次のとおりです。
①自動車事業
売上高は12兆7,368億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて7,988億円 (6.7%) の増収となりましたが、営業利益は9,125億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて248億円 (2.6%) の減益となりました。営業利益の減益は、販売諸費用の増加などによるものです。
②金融事業
売上高は9,975億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,266億円 (14.5%) の増収となりましたが、営業利益は1,447億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて74億円 (4.9%) の減益となりました。営業利益の減益は、販売金融子会社において、金利スワップ取引などの時価評価による評価益が減少したことなどによるものです。
③その他の事業
売上高は7,688億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて2,360億円 (44.3%) の増収となり、営業利益は364億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて92億円 (34.0%) の増益となりました。
所在地別の業績は、次のとおりです。
①日本
売上高は7兆5,682億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて5,878億円 (8.4%) の増収となり、営業利益は6,405億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,558億円 (32.1%) の増益となりました。営業利益の増益は、為替変動の影響および原価改善の努力などによるものです。
②北米
売上高は5兆2,292億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて3,528億円 (7.2%) の増収となりましたが、営業利益は1,446億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,666億円 (53.5%) の減益となりました。営業利益の減益は、販売諸費用の増加ならびに生産および販売台数の減少などによるものです。
③欧州
売上高は1兆5,198億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて2,938億円 (24.0%) の増収となり、営業利益は377億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて32億円 (9.5%) の増益となりました。
④アジア
売上高は2兆4,844億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,828億円 (7.9%) の増収となりましたが、営業利益は2,142億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて85億円 (3.8%) の減益となりました。
⑤その他の地域 (中南米、オセアニア、アフリカ、中近東)
売上高は1兆2,378億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,912億円 (18.3%) の増収となり、営業利益は703億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて174億円 (33.1%) の増益となりました。営業利益の増益は、為替変動の影響ならびに生産および販売台数の増加などによるものです。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は2兆8,143億円と、前連結会計年度末に比べて1,807億円 (6.0%) の減少となりました。
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況と、前年同四半期連結累計期間に対するキャッシュ・フローの増減は、次のとおりです。
営業活動からのキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の営業活動からのキャッシュ・フローは、2兆382億円の資金の増加となり、前年同四半期連結累計期間が1兆5,743億円の増加であったことに比べて、4,638億円の増加となりました。
投資活動からのキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の投資活動からのキャッシュ・フローは、1兆9,363億円の資金の減少となり、前年同四半期連結累計期間が1兆349億円の減少であったことに比べて、9,013億円の減少となりました。
財務活動からのキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の財務活動からのキャッシュ・フローは、3,020億円の資金の減少となり、前年同四半期連結累計期間が5,665億円の減少であったことに比べて、2,644億円の減少幅の縮小となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は、5,506億円です。
当第2四半期連結累計期間における日本、海外を合わせた自動車の連結販売台数は、438万9千台と、前年同四半期連結累計期間に比べて2万6千台 (0.6%) の増加となりました。日本での販売台数については、108万7千台と、前年同四半期連結累計期間に比べて9千台 (0.8%) の増加となりました。海外においても、330万2千台と、前年同四半期連結累計期間に比べて1万7千台 (0.5%) の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間の業績については、次のとおりです。
売上高 | 14兆1,912億円 | ( | 前年同期比増減 | 1兆1,206億円 | ( 8.6%) | ) |
営業利益 | 1兆0,965億円 | ( | 前年同期比増減 | △ 203億円 | (△ 1.8%) | ) |
税金等調整前 四半期純利益 | 1兆2,521億円 | ( | 前年同期比増減 | 756億円 | ( 6.4%) | ) |
当社株主に帰属する 四半期純利益 | 1兆0,713億円 | ( | 前年同期比増減 | 1,251億円 | ( 13.2%) | ) |
なお、営業利益の主な増減要因は、次のとおりです。
販売面での影響 | △ 1,600億円 |
為替変動の影響 | 1,000億円 |
原価改善の努力 | 1,000億円 |
諸経費の増加ほか | △ 500億円 |
その他 | △ 103億円 |
(注) 「為替変動の影響」に、海外子会社の営業利益換算差や外貨建引当の期末換算差等を含めています。
事業別セグメントの業績は、次のとおりです。
①自動車事業
売上高は12兆7,368億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて7,988億円 (6.7%) の増収となりましたが、営業利益は9,125億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて248億円 (2.6%) の減益となりました。営業利益の減益は、販売諸費用の増加などによるものです。
②金融事業
売上高は9,975億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,266億円 (14.5%) の増収となりましたが、営業利益は1,447億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて74億円 (4.9%) の減益となりました。営業利益の減益は、販売金融子会社において、金利スワップ取引などの時価評価による評価益が減少したことなどによるものです。
③その他の事業
売上高は7,688億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて2,360億円 (44.3%) の増収となり、営業利益は364億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて92億円 (34.0%) の増益となりました。
所在地別の業績は、次のとおりです。
①日本
売上高は7兆5,682億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて5,878億円 (8.4%) の増収となり、営業利益は6,405億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,558億円 (32.1%) の増益となりました。営業利益の増益は、為替変動の影響および原価改善の努力などによるものです。
②北米
売上高は5兆2,292億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて3,528億円 (7.2%) の増収となりましたが、営業利益は1,446億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,666億円 (53.5%) の減益となりました。営業利益の減益は、販売諸費用の増加ならびに生産および販売台数の減少などによるものです。
③欧州
売上高は1兆5,198億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて2,938億円 (24.0%) の増収となり、営業利益は377億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて32億円 (9.5%) の増益となりました。
④アジア
売上高は2兆4,844億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,828億円 (7.9%) の増収となりましたが、営業利益は2,142億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて85億円 (3.8%) の減益となりました。
⑤その他の地域 (中南米、オセアニア、アフリカ、中近東)
売上高は1兆2,378億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,912億円 (18.3%) の増収となり、営業利益は703億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて174億円 (33.1%) の増益となりました。営業利益の増益は、為替変動の影響ならびに生産および販売台数の増加などによるものです。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は2兆8,143億円と、前連結会計年度末に比べて1,807億円 (6.0%) の減少となりました。
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況と、前年同四半期連結累計期間に対するキャッシュ・フローの増減は、次のとおりです。
営業活動からのキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の営業活動からのキャッシュ・フローは、2兆382億円の資金の増加となり、前年同四半期連結累計期間が1兆5,743億円の増加であったことに比べて、4,638億円の増加となりました。
投資活動からのキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の投資活動からのキャッシュ・フローは、1兆9,363億円の資金の減少となり、前年同四半期連結累計期間が1兆349億円の減少であったことに比べて、9,013億円の減少となりました。
財務活動からのキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の財務活動からのキャッシュ・フローは、3,020億円の資金の減少となり、前年同四半期連結累計期間が5,665億円の減少であったことに比べて、2,644億円の減少幅の縮小となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は、5,506億円です。