有価証券報告書-第93期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/26 15:45
【資料】
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【項目】
130項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び国内連結子会社は、確定給付型の制度として、退職一時金制度、企業年金基金制度を設けております。一部の在外連結子会社は、確定給付型制度の他、確定拠出型制度を設けております。なお、一部の国内連結子会社は、平成17年4月に退職一時金制度の一部について確定拠出年金制度へ移行しております。
連結子会社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。
2.確定給付制度(簡便法を適用した制度を除く。)
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
退職給付債務の期首残高10,02310,054
会計方針の変更による累積的影響額-60
会計方針の変更を反映した期首残高10,02310,114
勤務費用398399
利息費用10096
数理計算上の差異の発生額67170
退職給付の支払額△536△572
退職給付債務の期末残高10,05410,208

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
年金資産の期首残高3,7244,169
期待運用収益111125
数理計算上の差異の発生額282415
事業主からの拠出額353358
退職給付の支払額△302△303
年金資産の期末残高4,1694,764

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当連結会計年度
(平成27年3月31日)
積立型制度の退職給付債務10,05410,208
年金資産4,1694,764
5,8845,443
非積立型制度の退職給付債務--
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額5,8845,443
退職給付に係る負債5,8845,443
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額5,8845,443

(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
勤務費用398399
利息費用10096
期待運用収益△111△125
数理計算上の差異の費用処理額203166
過去勤務費用の費用処理額△115△109
会計基準変更時差異の費用処理額195195
確定給付制度に係る退職給付費用670623


(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
数理計算上の差異-△411
過去勤務費用-109
会計基準変更時差異-△195
合計-△497

(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当連結会計年度
(平成27年3月31日)
未認識数理計算上の差異1,299887
未認識過去勤務費用△328△219
未認識会計基準変更時差異195-
合計1,165667

(7) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当連結会計年度
(平成27年3月31日)
債券39%41%
株式44%43%
現金及び預金10%10%
その他7%6%
合計100%100%

②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当連結会計年度
(平成27年3月31日)
割引率1.0%0.7%
長期期待運用収益率3.0%3.0%


3.簡便法を適用した確定給付制度
(1) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
退職給付に係る負債の期首残高208255
退職給付費用7184
退職給付の支払額△24△31
その他-23
退職給付に係る負債の期末残高255331

(2) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当連結会計年度
(平成27年3月31日)
積立型制度の退職給付債務--
年金資産--
--
非積立型制度の退職給付債務255331
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額255331
退職給付に係る負債255331
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額255331

(3) 退職給付費用
簡便法で計算した退職給付費用は、前連結会計年度71百万円、当連結会計年度84万円であります。
4.確定拠出制度
連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度61百万円、当連結会計年度63百万円であります。