有価証券報告書-第35期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/20 16:15
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【項目】
102項目

(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善、企業部門での設備投資や生産の増加、また個人消費の緩やかな持ち直しなどの動きが見られましたが、海外では米国経済が堅調に推移する一方で対外政策の行方は引き続き不透明であり、さらには中国経済成長率の鈍化や北朝鮮等の地政学的リスクの高まりなど景気下振れのリスクが払拭できない状況が続いております。
当社の属するカーアフターマーケットにおきましては、国内市場では全体的に精彩に欠け低調に推移する中、需要拡大時期に向かう年初において全国各地で記録的な大雪に見舞われ、さらには他社との競争環境などもあって厳しい状況となりました。他方、海外市場においては、地域毎での好不調の差があったものの、全体的には堅調に推移しました。
このような情勢のもと、当社グループにおきましては、戦略的新製品「EnduraPro」「EnduraPro PLUS」のラインアップの拡充に傾注し、グループ一丸となって既存製品と合わせ販売の一層の強化に努めました。また配送システムの見直しや各種イベントへの出展を継続するとともに、国内外の地域特性に適した各種多様な販売キャンペーンにも力を注いでまいりましたが、前述の影響などから国内販売は伸び悩む一方で、比較的好調だった海外販売が国内の落ち込みをカバーするには至りませんでした。
これらの結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度に比べ196百万円増加し、5,785百万円となりました。
当連結会計年度末における負債合計は、6百万円増加し、2,664百万円となりました。
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度に比べ189百万円増加し、3,121百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高3,949百万円(前期比71百万円、1.8%減)となりました。
営業利益は282百万円(前期比49百万円、14.8%減)となりました。
経常利益は322百万円(前期比3百万円、1.2%増)となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は234百万円(前期比39百万円、20.4%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ71百万円減少し、623百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローでは、当連結会計年度において営業活動の結果取得した資金は121百万円(前連結会計年度190百万円の取得)となりました。これは主として税金等調整前当期純利益320百万円、減価償却費179百万円、たな卸資産の増加額235百万円、法人税等の支払額155百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローでは、当連結会計年度において投資活動の結果支出した資金は216百万円(前連結会計年度207百万円の支出)となりました。これは主として有形固定資産の取得による支出219百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローでは、当連結会計年度において財務活動の結果取得した資金は14百万円(前連結会計年度124百万円の取得)となりました。これは主として短期借入れによる収入(純額)185百万円、長期借入の返済による支出108百万円、配当金の支払額62百万円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
前期比(%)
金額(千円)
自動車用サスペンションの製造・販売事業3,771,307△3.8
合計3,771,307△3.8

(注)1 金額は販売価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注状況
当社は見込み生産をおこなっているため、該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
前期比(%)
金額(千円)
自動車用サスペンションの製造・販売事業3,949,470△1.8
合計3,949,470△1.8

(注)1 主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先前連結会計年度当連結会計年度
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
㈱タカマコンペティションプロダクト608,19115.1518,37513.1

2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、決算日における資産・負債の報告数値、報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積りは、貸倒引当金および法人税などであり、継続して評価を行っております。
なお、見積りおよび判断・評価については、過去実績や状況に応じて合理的と考えられる要因などに基づきおこなっておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度に比べ196百万円増加し、5,785百万円となりました。これは主として、たな卸資産の増加によるものであります。
(負債の部)
当連結会計年度末における負債合計は、6百万円増加し、2,664百万円となりました。これは主として、短期借入金の増加によるものであります。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度に比べ189百万円増加し、3,121百万円となりました。
b.経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は3,949百万円(前期比71百万円、1.8%減)と若干の減収となりました。要因は「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。
(営業利益)
当連結会計年度における営業利益は、中国工場の稼働が本格化したことに伴う売上総利益率の改善があったものの販売管理費の増加などもあり、282百万円(前期比49百万円、14.8%減)となりました。
(経常利益)
当連結会計年度における経常利益は、為替差益の影響などにより322百万円(前期比3百万円、1.2%増)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益は234百万円(前期比39百万円、20.4%増)となりました。
c.キャッシュフローの分析
「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュフローの状況」に記載のとおりです。
(3)資本の財源及び資金の流動性
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。
なお、当連結会計年度末における借入金を含む有利子負債の残高は1,630百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は623百万円となっております。
(4)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループが目標とする経営指標は、事業効率を重視する観点から基本経営方針の一つにも掲げております「ROA(総資産利益率)の重視」であります。その経営指標に基づき、最小の資産(特に営業資産についてを重視しております。)で最大の利益を出す効率性の高い経営を目指してまいる所存であります
当連結会計年度におけるROAは4.1%(前期比0.5%増)であり、引き続き当該指標の改善に邁進していく所存でございます。しかしながら、この指標は達成を目指すといった性質のものではなく、日常的な経営活動における効率向上を社内に周知徹底するための方法として位置付けております。

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