有価証券報告書-第116期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)
有報資料
世界経済は、年初から先進国での株価下落が進んでおり長期金利も歴史的低水準となりました。また原油な
どの一次産品価格も全般的に極めて低い水準まで低下しました。他方、為替面では日本の円が安全通貨として
見られ円高が進んでいます。先進国では米国経済が引き続き緩やかな拡大を続けていますが、欧州では、不透
明な経済環境が継続する中、物価の押し下げ圧力が高まっています。また新興国では中国やロシア、ブラジル
などで経済の減速がみられる一方、中国以外のアジア諸国では成長が維持されています。日本経済は踊り場と
なっていますが、企業は合理化投資よりも自社の業績拡大・新規事業創出につながる戦略投資の比重を高めて
います。
このような環境変化の中で、リコーグループは対処すべき課題として以下の3点に注力します。
(1) 基盤事業の収益改善
オフィスイメージングでは、業務効率向上に貢献する拡張機能を備えた魅力ある新製品を継続的に投入し、A3 複合機市場で世界シェアNo.1 を維持します。さらに製品原価の低減を図るだけでなく、販売・保守サービ
スに至るまでのバリューチェーンの最適化も行い収益向上を進めます。また、米州極をはじめとして市場競争
はますます激しくなる中、当社は業種業務別アプローチを強化し、顧客の業種特性にあわせた価値提供を行う
ことで収益性を高めます。
ネットワークシステムソリューションでは、サービス事業の拡大が狙い通りに進んでいます。今後は地域ご
との特色を活かしながらサービスメニューを全世界で拡充します。また、既に投資したインフラでは重複部分
の共通化を進め、事業の収益率を高めていきます。
プロダクションプリンティングでは、製品ラインナップを拡充するとともに、広告媒体や販促物の企画から
制作・生産まで一連のプロセスをワンストップで支援できる体制が整いました。今後、企業内印刷に加え、商
用印刷領域の事業拡大を加速します。さらに、製造業としてのリコーのノウハウを活用し、印刷業のお客様の
業務プロセス改善を支援していきます。
(2) 新たな事業の成長と加速
成長・新規事業においては狙いの市場に投資を集中し確実に事業の成長を実現します。
工業製品など紙以外のあらゆる媒体に印刷を行うデジタル印刷ニーズが高まっています。当社は長年培った
インクジェット技術を核として、産業用印刷市場で事業を拡大します。また、事業成長の加速のために外部企
業とのアライアンスなども積極的に進めていきます。
インダストリやアディティブマニュファクチャリング(3D プリント関連事業)などにおいても、各種の新た
な製品・サービスを投入し、リコーグループの顧客接点力を活かし積極的に拡販していきます。
(3) 全社構造改革の継続展開
これまで進めてきた資産の見直しを含む経営体質強化の勢いを緩めることなく、開発・生産・販売・購買・
本社等、すべての機能の生産性向上及び利益貢献のための活動をさらに推進し、外部環境の変化に左右され
ない強靭な経営基盤作りをグローバルで進めます。
また、見直しを行ったコーポレート・ガバナンス体制のもとで、誠実な事業運営を行い、厳しい事業環境の
中でも経営の透明性・実効性をさらに強化します。
最後に、リコーグループが永続するためには環境変化に適応しながら、新しいお客様価値を社会に提供し続け
なければなりません。「安心」、「快適」、「便利」の3つの側面から、お客様や社会などの未来を発想し、その実現に貢献してまいります。そして、この貢献を実現すべく、今なすべき自己の変革を実行してまいりま
す。
どの一次産品価格も全般的に極めて低い水準まで低下しました。他方、為替面では日本の円が安全通貨として
見られ円高が進んでいます。先進国では米国経済が引き続き緩やかな拡大を続けていますが、欧州では、不透
明な経済環境が継続する中、物価の押し下げ圧力が高まっています。また新興国では中国やロシア、ブラジル
などで経済の減速がみられる一方、中国以外のアジア諸国では成長が維持されています。日本経済は踊り場と
なっていますが、企業は合理化投資よりも自社の業績拡大・新規事業創出につながる戦略投資の比重を高めて
います。
このような環境変化の中で、リコーグループは対処すべき課題として以下の3点に注力します。
(1) 基盤事業の収益改善
オフィスイメージングでは、業務効率向上に貢献する拡張機能を備えた魅力ある新製品を継続的に投入し、A3 複合機市場で世界シェアNo.1 を維持します。さらに製品原価の低減を図るだけでなく、販売・保守サービ
スに至るまでのバリューチェーンの最適化も行い収益向上を進めます。また、米州極をはじめとして市場競争
はますます激しくなる中、当社は業種業務別アプローチを強化し、顧客の業種特性にあわせた価値提供を行う
ことで収益性を高めます。
ネットワークシステムソリューションでは、サービス事業の拡大が狙い通りに進んでいます。今後は地域ご
との特色を活かしながらサービスメニューを全世界で拡充します。また、既に投資したインフラでは重複部分
の共通化を進め、事業の収益率を高めていきます。
プロダクションプリンティングでは、製品ラインナップを拡充するとともに、広告媒体や販促物の企画から
制作・生産まで一連のプロセスをワンストップで支援できる体制が整いました。今後、企業内印刷に加え、商
用印刷領域の事業拡大を加速します。さらに、製造業としてのリコーのノウハウを活用し、印刷業のお客様の
業務プロセス改善を支援していきます。
(2) 新たな事業の成長と加速
成長・新規事業においては狙いの市場に投資を集中し確実に事業の成長を実現します。
工業製品など紙以外のあらゆる媒体に印刷を行うデジタル印刷ニーズが高まっています。当社は長年培った
インクジェット技術を核として、産業用印刷市場で事業を拡大します。また、事業成長の加速のために外部企
業とのアライアンスなども積極的に進めていきます。
インダストリやアディティブマニュファクチャリング(3D プリント関連事業)などにおいても、各種の新た
な製品・サービスを投入し、リコーグループの顧客接点力を活かし積極的に拡販していきます。
(3) 全社構造改革の継続展開
これまで進めてきた資産の見直しを含む経営体質強化の勢いを緩めることなく、開発・生産・販売・購買・
本社等、すべての機能の生産性向上及び利益貢献のための活動をさらに推進し、外部環境の変化に左右され
ない強靭な経営基盤作りをグローバルで進めます。
また、見直しを行ったコーポレート・ガバナンス体制のもとで、誠実な事業運営を行い、厳しい事業環境の
中でも経営の透明性・実効性をさらに強化します。
最後に、リコーグループが永続するためには環境変化に適応しながら、新しいお客様価値を社会に提供し続け
なければなりません。「安心」、「快適」、「便利」の3つの側面から、お客様や社会などの未来を発想し、その実現に貢献してまいります。そして、この貢献を実現すべく、今なすべき自己の変革を実行してまいりま
す。