有価証券報告書-第58期(平成26年11月1日-平成27年10月31日)

【提出】
2016/01/29 14:53
【資料】
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【項目】
118項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 経営成績の分析
売上面におきましては、小売事業は当社グループが従来より重点的に進めてまいりましたブランド戦略がより明確に効果を表したこと等により、特に百貨店売上を筆頭に増加いたしました。
利益面におきましては、販売費及び一般管理費につきまして広告宣伝費・販売促進費・人件費等戦略的な支出を維持しつつも、それ以外の経費について引き続き削減を遂行してまいりました。
以上の結果、当連結会計年度におきましては、売上高は209億66百万円(前年同期比10.1%増)、営業利益は25億53百万円(前年同期比75.4%増)、経常利益は24億36百万円(前年同期比60.8%増)、当期純利益は33億48百万円(前年同期比190.9%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比べ29億60百万円増加し237億43百万円となりました。これは、主にたな卸資産の増加15億74百万円及び繰延税金資産の計上9億99百万円によるものであります。
負債の部につきましては、前連結会計年度末と比べ91億62百万円増加し164億75百万円となりました。これは、主に7月に実施したリファイナンスによる短期借入金の増加9億円及び長期借入金の増加76億円によるものであります。
純資産の部につきましては、前連結会計年度末と比べ62億1百万円減少し72億67百万円となりました。これは、主に当連結会計年度の当期純利益計上による利益剰余金の増加33億48百万円及び自己株式取得による増加分の減少89億22百万円によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況につきましては、「1 業績等の概要」に記載しております。