有価証券報告書-第42期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/26 16:33
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158項目
当連結会計年度における当グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要及び経営者の視点による当グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
① 経営成績の概要
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルスによる行動制限がなくなり経済社会活動の正常化が進んだこと等から、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、ウクライナ侵攻の長期化や中東地域をめぐる情勢の悪化、原燃料価格の高止まりや世界的なインフレ圧力下での金融引締め等に伴う円安の進行等、先行き不透明な状況で推移いたしました。
当グループの属する日用品業界におきましては、賃金は上昇しているものの諸物価の上昇等により実質賃金が引続きマイナスとなっていること等から、依然として消費者の節約志向は継続しており、経営環境は厳しい状況で推移いたしました。
このような環境の中、当グループでは、消費者の趣味嗜好に沿った各種キャラクター製品の開発や消費者の節約志向に応える製品の安定供給等に注力するとともに、新製品発表会をはじめとする販促イベントの開催等により業容の拡大を図ってまいりました。また、円安や原材料高騰により調達コストが高止まりしていること、運送費をはじめとする国内諸経費も徐々に上昇していることから、製品のリニューアルや業務工程の見直し等による生産性の向上に注力し、コスト削減に全社一丸となり努力してまいりました。
以上の結果、当グループの当連結会計年度の経営成績等について、売上高は、前連結会計年度に比べ5,322百万円増加し60,783百万円(前年同期比9.6%増)となりました。これは主に、製品リニューアルによるシェアアップや新製品の発売等によるものであります。
売上総利益は、前連結会計年度に比べ1,595百万円増加し16,193百万円(前年同期比10.9%増)となり、売上総利益率は、前連結会計年度に比べ0.3%増加し、26.6%となりました。これは主に、円安の進行や原燃料価格の高止まり等の影響により調達コストは上昇しておりますが、売上高が増加したことによるものであります。
営業利益は、前連結会計年度に比べ717百万円増加し1,628百万円(前年同期比78.7%増)となり、営業利益率は、前連結会計年度に比べ1.1%増加し2.7%となりました。これは主に、売上高の増加や運賃単価の上昇等による運賃荷造費の増加等により販売費及び一般管理費が前連結会計年度に比べ878百万円増加し14,564百万円(前年同期比6.4%増)となったものの、売上総利益率の向上に伴い売上総利益が増加したこと等によるものであります。
経常利益は、前連結会計年度に比べ604百万円増加し1,687百万円(前年同期比55.9%増)となりました。これは主に、営業増益となったこと等によるものであります。
親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ146百万円減少し796百万円(前年同期比15.5%減)となりました。これは主に、前連結会計年度で発生した特別利益が当期には発生しなかったこと等によるものであります。
② 経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
③ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成の状況を判断するための客観的な指標等
当グループでは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、経営上の諸課題を克服し、業容を持続的に拡大し続けるとともに、利益率の向上に努めております。当連結会計年度におきましては、① 経営成績の概要に記載のとおり、売上高営業利益率は前連結会計年度に比べ1.1%増加し2.7%となりました。
(2) 財政状態の状況
当連結会計年度末における総資産は前連結会計年度末に比べ4,927百万円増加し、89,244百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ5,269百万円増加し、57,455百万円となりました。主な増加は現金及び預金の増加6,490百万円であり、主な減少は有価証券の減少1,332百万円によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ342百万円減少し、31,788百万円となりました。主な増加は投資その他の資産の増加1,501百万円であり、主な減少は有形固定資産の減少1,625百万円によるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ3,613百万円増加し、51,650百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ632百万円増加し、12,111百万円となりました。これは主に、未払法人税等の増加639百万円によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ2,980百万円増加し、39,539百万円となりました。これは主に、長期借入金の増加2,974百万円によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ1,314百万円増加し、37,593百万円となりました。これは主に、その他の包括利益累計額の増加880百万円によるものであります。
自己資本比率については、上記要因により前連結会計年度末に比べ1.0%減少し、39.8%となっております。
(3) キャッシュ・フローの状況
① キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5,988百万円増加し、20,394百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により増加した資金は5,941百万円(前年同期は3,370百万円の増加)となりました。主な増加は減価償却費4,364百万円及び税金等調整前当期純利益1,681百万円であり、主な減少は売上債権の増加額959百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により減少した資金は2,254百万円(前年同期は7,420百万円の減少)となりました。主な増加は有価証券の売却及び償還による収入1,800百万円であり、主な減少は有形固定資産の取得による支出2,736百万円、有価証券及び投資有価証券の取得による支出800百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により増加した資金は2,252百万円(前年同期は6,850百万円の増加)となりました。主な増加は長期借入れによる収入8,523百万円であり、主な減少は長期借入金の返済による支出5,643百万円、配当金の支払額713百万円によるものであります。
② 資金の財源及び資金の流動性についての分析
イ 資金需要
当グループの資金需要の主なものは、設備投資・出資などの長期資金需要と製品製造のための材料及び部品購入のほか、製造費用、販売費及び一般管理費等の運転資金需要であります。また、株主還元については財務の健全性に留意しつつ、配当政策の基本方針に基づき実施してまいります。
ロ 財務政策
当グループは、事業活動のための適切な資金調達、適切な流動性の維持及び財務構造の安定化を図ることを財務方針としております。設備投資・出資などの長期資金需要については、内部留保、長期借入債務及び社債の発行等により、運転資金需要については内部留保及び短期借入債務等により対応しております。株主還元については、内部留保の充実を勘案した上で、連結配当性向20%を目処として剰余金の配当を行う方針でおります。
借入債務については、主に金融機関からの借入によって調達しております。また、その一部はグループ内資金の効率化を目的としグループ会社間で融資を行っております。
(4) 生産、受注及び販売の実績
当グループの事業は、「日用雑貨衣料品事業」の単一セグメントであるため、品目別区分で記載しております。
① 生産実績
当連結会計年度における生産実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
品目の名称生産高(百万円)前年同期比(%)
家庭用日用雑貨品25,293+3.9
清掃・衛生用消耗品24,010+5.8
その他12,396+25.7
合計61,700+8.4

(注) 金額は、販売価格によっております。
② 受注実績
当グループは受注生産を行っていないため、該当事項はありません。
③ 販売実績
当連結会計年度における販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
品目の名称販売高(百万円)前年同期比(%)
家庭用日用雑貨品25,247+3.7
清掃・衛生用消耗品24,425+13.6
その他11,111+15.5
合計60,783+9.6

(注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
相手先前連結会計年度当連結会計年度
販売高(百万円)割合(%)販売高(百万円)割合(%)
㈱大創産業15,76028.419,23131.6
㈱セリア6,60611.97,67212.6


(5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債や収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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