有価証券報告書

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2021/06/25 14:46
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32. デリバティブ取引及びヘッジ活動
連結会社は、通常の営業活動において、金利変動、為替変動及び商品相場変動などの市場リスクにさらされています。これらのリスクを管理するため、連結会社は、原則として、リスクの純額を把握し、リスクを相殺する効果を有する取引を活用して市場リスクの軽減を図っています。更に、リスク管理戦略に則って様々なデリバティブ取引を締結し、連結会社がさらされている市場リスクの軽減を図っています。リスク管理戦略の詳細については注記33をご参照ください。
連結会社が利用しているデリバティブ取引は、主に金利スワップ、為替予約、通貨スワップ、商品先物取引です。これらのデリバティブ取引の公正価値の変動又はキャッシュ・フローの変動は、その一部若しくは全部が、対応するヘッジ対象取引の公正価値の変動又はキャッシュ・フローの変動を相殺する効果を有します。
連結会社は、市場リスクを相殺する効果を有する取引の活用によってリスクを軽減することができない場合には、リスク管理戦略に基づきヘッジ指定を行い、ヘッジ会計を適用しています。連結会社は、ヘッジ関係の開始時及び継続期間中に亘って、ヘッジ手段の公正価値の変動又はキャッシュ・フローの変動が、ヘッジ対象取引の公正価値の変動又はキャッシュ・フローの変動と高い相殺関係があるかどうかを確認するために、ヘッジ対象とヘッジ手段の重要な条件が一致しているか又は密接に合致しているかどうかの定性的な評価、及びヘッジ対象とヘッジ手段の価値が同一のリスクにより価値変動が相殺しあう関係にあることの定量的評価を通じて、ヘッジ対象とヘッジ手段の間の経済的関係の存在を確認しています。なお、信用リスクがヘッジ関係に与える影響は僅少です。また、非有効部分の発生が見込まれるヘッジ関係については、定量的な手法で非有効金額を算定しています。連結会社は、有効性の高いヘッジを行っているため、非有効金額に重要性はありません。
連結会社は、ヘッジ関係の開始時にヘッジ対象の数量とヘッジ手段の数量に基づいて適切なヘッジ比率を設定しており、原則として1対1の関係となるよう設定しています。ヘッジ関係について有効性が認められなくなったものの、リスク管理目的に変更が無い場合は、ヘッジ関係が再び有効となるようヘッジ関係の開始時に設定したヘッジ比率を再調整しています。また、ヘッジ関係についてリスク管理目的が変更された場合は、ヘッジ会計の適用を中止しています。
(1) 連結財政状態計算書におけるヘッジの影響
前連結会計年度末及び当連結会計年度末における、ヘッジ指定されているデリバティブ取引及びデリバティブ取引以外の金融商品の帳簿価額は以下のとおりです。
ヘッジ手段前連結会計年度末(百万円)当連結会計年度末(百万円)
資産負債資産負債
公正価値ヘッジ
金利契約流動7714351,017128
非流動83,2255,62263,1978,988
外国為替契約流動40125186
非流動467-1,02461
コモディティ契約流動--11,2454,634
小計84,5036,05876,73413,897
キャッシュ・フロー・ヘッジ
金利契約流動2,088342131,470
非流動2,2436,6651226,144
外国為替契約流動2,6793,0097,9582,074
非流動1,0681,571320250
コモディティ契約流動19,13610,32410,39525,272
非流動5,7117,61944612,313
小計32,92529,22219,45447,523
在外営業活動体に対する純投資のヘッジ
外国為替契約流動1,0173,898296,533
外貨建借入債務非流動-61,079-46,366
小計1,01764,9772952,899
合計118,445100,25796,217114,319

上記金融資産及び金融負債のうち、デリバティブ契約は連結財政状態計算書において「その他の金融資産」及び「その他の金融負債」に、外貨建借入債務は「社債及び借入金」に計上しています。
前連結会計年度末及び当連結会計年度末における、ヘッジ指定されている主なデリバティブ契約の名目金額は以下のとおりです。なお、連結会社が利用しているヘッジ手段は多岐にわたるため、名目金額の満期別の内訳や、ヘッジ手段の平均取引価格を算定することは実務上困難です。
(前連結会計年度末)
リスク種類ヘッジ種類ヘッジ手段名目金額
金利変動リスク公正価値ヘッジ固定受け/変動払い 金利スワップ1,517,000百万円
1,520,000千米ドル
変動受け/固定払い 金利スワップ1,003,157千米ドル
キャッシュ・フロー・ヘッジ変動受け/固定払い 金利スワップ528,712千ユーロ
為替変動リスク公正価値ヘッジ米ドル買/日本円売 通貨スワップ100,000千米ドル
キャッシュ・フロー・ヘッジ米ドル買/日本円売 通貨スワップ400,000千米ドル
米ドル買/ポンド売 為替予約147,341千米ドル
ユーロ買/ポンド売 為替予約189,180千ユーロ
ノルウェークローネ買/ユーロ売
為替予約
143,454千ユーロ
在外営業活動体に対する
純投資のヘッジ
米ドル売/日本円買 為替予約1,724,568千米ドル
豪ドル売/日本円買 為替予約664,300千豪ドル
米ドル建借入債務561,230千米ドル
ポンド売/ユーロ買 為替予約116,000千ポンド
金利/為替変動
リスク
キャッシュ・フロー・ヘッジ米ドル買/ルピア売 通貨金利
スワップ
310,000千米ドル
商品相場変動リスクキャッシュ・フロー・ヘッジ天然ガス 先渡買契約92,593,998MMBTU
天然ガス 先渡売契約103,147,497MMBTU
天然ガス 変動払い/固定受け
商品スワップ
253,994,287MMBTU
電力 先渡売契約2,075,275MWH


(当連結会計年度末)
リスク種類ヘッジ種類ヘッジ手段名目金額
金利変動リスク公正価値ヘッジ固定受け/変動払い 金利スワップ1,540,000百万円
1,500,000千米ドル
変動受け/固定払い 金利スワップ648,516千米ドル
キャッシュ・フロー・ヘッジ変動受け/固定払い 金利スワップ587,961千ユーロ
為替変動リスク公正価値ヘッジ米ドル買/日本円売 通貨スワップ150,000千米ドル
キャッシュ・フロー・ヘッジ米ドル買/日本円売 通貨スワップ400,000千米ドル
米ドル買/ポンド売 為替予約183,467千米ドル
ユーロ買/ポンド売 為替予約247,177千ユーロ
ノルウェークローネ買/ユーロ売
為替予約
127,175千ユーロ
加ドル買/米ドル売 為替予約1,128,000千加ドル
在外営業活動体に対する
純投資のヘッジ
米ドル売/日本円買 為替予約1,670,222千米ドル
豪ドル売/日本円買 為替予約639,200千豪ドル
米ドル建借入債務418,805千米ドル
ポンド売/ユーロ買 為替予約117,000千ポンド
金利/為替変動
リスク
キャッシュ・フロー・ヘッジ米ドル買/ルピア売 通貨金利
スワップ
310,000千米ドル
商品相場変動リスク公正価値ヘッジ金 先物売契約123,600TOZ
銀 先物売契約21,985,000TOZ
プラチナ 先物売契約186,250TOZ
キャッシュ・フロー・ヘッジ天然ガス 先渡買契約87,660,000MMBTU
天然ガス 先渡売契約144,714,000MMBTU
天然ガス 変動払い/固定受け
商品スワップ
270,204,618MMBTU
電力 固定受け/変動払い 商品スワップ、電力 オプション、電力 先物買契約/先物売契約13,157,484MWH


前連結会計年度末及び当連結会計年度末における、主な公正価値ヘッジに係るヘッジ対象取引の帳簿価額及び帳簿価額に含まれる公正価値ヘッジの影響額は以下のとおりです。
(前連結会計年度末)
リスク種類連結財政状態計算書科目帳簿価額
(百万円)
公正価値ヘッジの
影響累計額
(百万円)
公正価値ヘッジを中止した取引に係る公正価値ヘッジの影響額(百万円)
金利変動リスク営業債権及びその他の債権16,9511,537-
その他の投資97,1353,280-
社債及び借入金1,770,56580,280605
為替変動リスク社債及び借入金10,870281-

(当連結会計年度末)
リスク種類連結財政状態計算書科目帳簿価額
(百万円)
公正価値ヘッジの
影響累計額
(百万円)
公正価値ヘッジを中止した取引に係る公正価値ヘッジの影響額(百万円)
金利変動リスク営業債権及びその他の債権16,7741,018-
その他の投資58,6161,887-
社債及び借入金1,766,39355,145456
為替変動リスク営業債権及びその他の債権1,3033-
社債及び借入金16,607621-
商品変動リスクたな卸資産及び
その他の流動資産
107,6614,530-

前連結会計年度末及び当連結会計年度末における、キャッシュ・フロー・ヘッジ及び純投資ヘッジに係るその他の資本の構成要素の計上額は以下のとおりです。
(前連結会計年度末)
リスク種類ヘッジ会計の種類継続中のヘッジ関係によるその他の資本の構成要素
計上額(百万円)
中止されたヘッジ関係によるその他の資本の構成要素計上額(百万円)
金利変動リスクキャッシュ・フロー・ヘッジ△24,802-
為替変動リスクキャッシュ・フロー・ヘッジ△2,134-
純投資ヘッジ△22,909△90,774
商品変動リスクキャッシュ・フロー・ヘッジ△486-

(当連結会計年度末)
リスク種類ヘッジ会計の種類継続中のヘッジ関係によるその他の資本の構成要素
計上額(百万円)
中止されたヘッジ関係によるその他の資本の構成要素計上額(百万円)
金利変動リスクキャッシュ・フロー・ヘッジ△40,732△66
為替変動リスクキャッシュ・フロー・ヘッジ10,664-
純投資ヘッジ△26,479△94,404
商品変動リスクキャッシュ・フロー・ヘッジ△22,221-

(2) 連結損益計算書及びその他の包括損益におけるヘッジの影響
前連結会計年度及び当連結会計年度におけるヘッジに係る損益は以下のとおりです。
(前連結会計年度)
公正価値ヘッジ
前連結会計年度において、ヘッジの非有効金額の算定の基礎として使用したヘッジ手段の公正価値の変動額、及びヘッジ対象の価値の変動額は以下のとおりです。
リスク種類ヘッジ手段
公正価値変動額
(百万円)
ヘッジ対象
価値変動額
(百万円)
金利変動リスク△3,7963,277
為替変動リスク△4,8735,277
商品相場変動リスク37△37

前連結会計年度において、ヘッジの非有効金額の連結損益計算書における計上科目は「その他の損益-純額」です。
キャッシュ・フロー・ヘッジ
リスク種類その他の包括損益計上額
-有効部分(百万円)
損益計上科目その他の資本の構成要素から
連結損益計算書に振り替えられた金額-有効部分(百万円)
金利変動リスク△2,624金融費用△33
為替変動リスク△5,201その他の損益-純額△2,568
商品相場変動リスク△5,186収益及び原価△1,880

前連結会計年度において、ヘッジの非有効金額の連結損益計算書における計上科目は上記の「損益計上科目」のとおりです。
前連結会計年度において、予定取引が当初予定していた時期までに実行されないためにキャッシュ・フロー・ヘッジを終了したものはありません。
その他の資本の構成要素及びその他の包括利益の内訳の詳細については注記22をご参照ください。
前連結会計年度において、ヘッジの非有効金額の算定の基礎として使用したヘッジ手段の公正価値の変動額、及びヘッジ対象の価値の変動額に重要性はありません。
純投資ヘッジ
リスク種類その他の包括損益計上額
-有効部分(百万円)
損益計上科目その他の資本の構成要素から
連結損益計算書に振り替えられた金額-有効部分(百万円)
為替変動リスク105有価証券損益199

前連結会計年度において、ヘッジの非有効金額の連結損益計算書における計上科目は上記の「損益計上科目」のとおりです。
前連結会計年度において、ヘッジの非有効金額の算定の基礎として使用したヘッジ手段の公正価値の変動額、及びヘッジ対象の価値の変動額は以下のとおりです。
リスク種類ヘッジ手段
公正価値変動額
(百万円)
ヘッジ対象
価値変動額
(百万円)
為替変動リスク1,912△8,965


(当連結会計年度)
公正価値ヘッジ
当連結会計年度において、ヘッジの非有効金額の算定の基礎として使用したヘッジ手段の公正価値の変動額、及びヘッジ対象の価値の変動額は以下のとおりです。
リスク種類ヘッジ手段
公正価値変動額
(百万円)
ヘッジ対象
価値変動額
(百万円)
金利変動リスク△22,84123,167
為替変動リスク622△772
商品相場変動リスク△4,5304,530

当連結会計年度において、ヘッジの非有効金額の連結損益計算書における計上科目は「その他の損益-純額」です。
キャッシュ・フロー・ヘッジ
リスク種類その他の包括損益計上額
-有効部分(百万円)
損益計上科目その他の資本の構成要素から
連結損益計算書に振り替えられた金額-有効部分(百万円)
金利変動リスク△14,444金融費用△1,274
為替変動リスク42,201その他の損益-純額20,095
商品相場変動リスク△27,800収益及び原価△1,572

当連結会計年度において、ヘッジの非有効金額の連結損益計算書における計上科目は上記の「損益計上科目」のとおりです。
その他の資本の構成要素及びその他の包括利益の内訳の詳細については注記22をご参照ください。
当連結会計年度において、ヘッジの非有効金額の算定の基礎として使用したヘッジ手段の公正価値の変動額、及びヘッジ対象の価値の変動額は以下のとおりです。
当連結会計年度において、ヘッジの非有効金額に重要性はありません。
リスク種類ヘッジ手段
公正価値変動額
(百万円)
ヘッジ対象
価値変動額
(百万円)
金利変動リスク△4,9124,912
為替変動リスク6,787△6,787
商品相場変動リスク△33,64833,648

純投資ヘッジ
リスク種類その他の包括損益計上額
-有効部分(百万円)
損益計上科目その他の資本の構成要素から
連結損益計算書に振り替えられた金額-有効部分(百万円)
為替変動リスク2,756有価証券損益△1,271

当連結会計年度において、ヘッジの非有効金額の連結損益計算書における計上科目は上記の「損益計上科目」のとおりです。


当連結会計年度において、ヘッジの非有効金額の算定の基礎として使用したヘッジ手段の公正価値の変動額、及びヘッジ対象の価値の変動額は以下のとおりです。
リスク種類ヘッジ手段
公正価値変動額
(百万円)
ヘッジ対象
価値変動額
(百万円)
為替変動リスク△18,50716,638

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