有価証券報告書
(1)人的資本に関するガバナンス
人的資本に関連する戦略・リスクについては、コーポレート担当役員(人事)のもと人事部が管掌しています。人事制度、人事施策、人材開発、人員政策に関する重要事項及び経営幹部人材の育成活用に関する事項については、HRD委員会(委員長:コーポレート担当役員(人事))にて討議され、所定の基準に基づき社長室会及び取締役会への付議・報告を経て、全社施策として実行・運営されます。
(2)「中期経営戦略2024」における人事施策
中期経営戦略2024において掲げた「イキイキ・ワクワク、活気あふれる人材と組織」を通じた人的資本の価値最大化に向け、各種人事施策に取り組んでいます。
「人材戦略」においては、当社ならではの多様な経験・研修機会の提供などを通じた次世代のリーダーの戦略的育成に向けた取り組み、また、「エンゲージメント強化」では、多彩・多才な人材が、エンゲージメント高く、組織の壁を越えてつながり、活躍することのできる組織風土の醸成に向け各種施策を展開しています。
①人材戦略
a. 多様な経験を通じた戦略的育成
当社にとって、時代のニーズを先取り・先読みし、高い志をもって常に社会課題解決にチャレンジしてきた 多彩・多才な人材こそ価値創出の源泉であり、最大の資産であると捉えています。

こうした「経営マインドをもって事業価値向上にコミットする人材」をこれからも継続的に輩出し続けるために、一人ひとりのキャリアステージに応じ、OJT・Off-JT両面から段階的に様々な経験を積む機会を提供しています。

(リーダーシップ開発)
部下の成長支援スキル、多彩・多才な人材を活かすマネジメントスキルの開発など、事業経営モデルにおいて価値創出をリードしていくために必要なリーダーシップを段階的に開発する施策を展開しています。
(グローバルでの経験)
事業の更なるグローバル展開に対応し、人材面でのグローバル競争力の強化に向け、語学堪能者の育成や社員が海外実務経験を積む機会を設けています。また、それぞれのキャリアステージに応じたプログラムにて海外のビジネススクールに派遣し、最先端の経営スキルの習得や、グローバルな人的ネットワークの構築を図っています。
(事業環境変化への対応力強化(DX関連研修))
各々の人材の「軸」となる強み・専門性とDX知識・スキルを掛け合わせ事業へ活用できるよう、全社員向けのIT・デジタル関連スキルの習得を目的としたオンデマンド講座や、 DX/事業開発担当者向けの実践的な研修プログラム、プロジェクトマネージャーを対象としたワークショップ講座など様々な施策を展開しています。
※こうした取り組みに係る進捗状況を示す指標については「(4)指標及び目標」もご参照ください。
b. 経営戦略への即応に向けた人材の可視化
当社ならではの様々な経験を経て、連結ベースで重要な役割を担う人材「重要職務就任者※」約700名が、循環型成長モデル・ EX/DX一体推進等の経営戦略の実現に向け、国内外の様々な拠点・地域、事業会社において事業経営に取り組んでいます。これら、重要度・難易度の高い職務と、それを担い得る人材の可視化に注力し、当該職務への適任者の最適配置に向けたマッチングを図っています。

※当社の役員、本部長・部長、国内・海外全拠点長、当社社員が担う当社グループ企業の経営幹部など。
②エンゲージメント強化
a. エンゲージメント強化に向けたKPI
経営戦略と連動した人事施策の推進を通じた「イキイキ・ワクワク、活気あふれる人材と組織」の実現に向け、社員のエンゲージメントは最重要テーマであるとの考えのもと、組織風土調査の実施頻度を3年に1度から毎年実施に変更すると共に、定量的なKPIを設けました。
また、調査の結果については、各所属員へフィードバックし、自組織の活性化に向けて活用するほか、経営レベルでも結果について分析・討議の上、全社として取り組むべき課題を抽出し、施策に反映しています。

b. エンゲージメント強化に向けた各種取り組み
組織・役職・世代を越えてのコミュニケーションが促進されることで多様性を活かす組織風土を醸成するとともに、多彩・多才な人材が最大限に能力を発揮し、活躍できるよう社員自らキャリアを切り開いていく土壌を整備していくことで、仕事へのエンゲージメントを更に高め、当社の持続的な成長につなげていきたいと考えています。
(社長とのタウンホールミーティング)
社長と社員の開かれた対話の場として継続実施しています。当連結会計年度はテーマ別・地域別の実施回も設け、より多様で活発なコミュニケーションとつながりの醸成を実現しています。
(キャリア自律施策)
多様な個の就業観・価値観を尊重し、キャリア自律を後押しするために、手挙げ制の異動制度「Career Choice制度」、社内他部署における複業制度「Dual Career制度」、国内外での学位取得を目的とした「サバティカル休職制度」を継続運用しています。事業構想や経験を存分に活かす場が更に増えたことで、多彩・多才な人材の更なる能力発揮を実現しています。
c. ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)
(DE&I推進)
「多彩・多才」な人材の多様な価値観を受容し、一人ひとりが最大限に能力を発揮できる環境整備に向け、2023年に社長直掌に全社横断で構成された「DE&Iワーキンググループ」を組成し、多様なバックグラウンドのメンバーによりDE&I推進に向けた課題整理・施策検討を実施しました。
「DE&Iは、当社が持続的に成長するための必須条件」と位置付けを明確化した上で、課題については、「DE&Iの必要性」「組織・人」「制度」の3つの重点課題に整理しました。また、重点課題に基づいて対象層別の施策を検討し、ロードマップの策定・提言を行いました。これを受けて各種施策を実行に移しています。
(女性活躍推進)
DE&I推進の各種取り組みの中でも、女性活躍推進には特に注力しています。
具体的には、「女性経営幹部を継続的に輩出するためのパイプライン強化」を重要テーマとして掲げ、ライフイベント等を経た後も、海外駐在や出向含め多様な業務経験を通じて能力・スキルを開発できる環境整備、責任ある職務への積極的な登用、また、採用における女性比率の向上を優先課題と認識し、様々な取り組みを推進していきます。
こうした取り組みにドライブをかける目的で、採用・パイプラインにおけるマイルストーンを設定しました。この実現に向けて、キャリア支援のための施策の導入や体制強化、両立支援の拡充などを、スピード感をもって実行し各種施策を設定していくことで、あらゆる階層でクリティカルマスとされる女性比率30%以上の早期実現を目指します。

※女性活躍推進に係る指標については第1 企業の概況 5 従業員の状況の「3 多様性に関する指標」もご参照ください。
(当社グループ従業員への価値観共有)
当社グループ約8万人の総合力強化を図ることを目的とし、価値観の共有、強固なネットワークの構築に向け、具体的には以下の様な取り組みを行っています。
・「海外拠点在勤者との対話」:当社経営層と、現地社員を含む当社海外拠点在勤者との対話を通じて、経営戦略やMC HR Vision等の浸透を促進しています。
・「グローバルHR会議」:海外拠点の人事担当者が一堂に会し、本店/拠点双方向のコミュニケーションを
深めながら、人事戦略・人事関連テーマについての意見交換・共有やネットワーキング強化を推進し
ています。
・「MC Group Gateway Program」: 当社の理念・価値観の共有や当社グループへの理解を深めることを目的
として、当社海外拠点・国内外のグループ企業の社員を対象に導入研修を開催しています。
(3)10年後を見据えた MC HR Vision「DEAR(多彩・多才な人材を活かし、育て、報いる)」
中期経営戦略2024にて掲げた方針に則り、各種施策を推進すると共に、変化の激しい事業環境下においても、当社の最大の資産であり、価値創出の源泉である「多彩・多才」な人材がやりがいと誇りをもって、社会や産業の課題解決に挑み、MC Shared Value(共創価値)を創出し続ける会社であるために、10年後を見据えたMC HR Vision「DEAR」を策定しました。
会社として「人」こそ最も大切にしたいという想いを込めて、“親愛なる”を意味する英単語である「DEAR」と表現し、4つのアルファベットそれぞれに意味を設けています。
「D・“Diversity /多彩・多才な人材”」:
性別・年齢・国籍・バックグラウンドに関わらず、多様な人材が集まり、みんなで価値を創出していけるように、まさに彩りある人材ポートフォリオを目指します。
「E・“Energize /活かす”」:
当社に集まった多彩・多才な人材の誰もが受容され、互いにつながり、健康でいながら、その能力を最大限活かすことで、イキイキ・ワクワク/チャレンジできる組織風土を醸成します。
「A・“Accelerate /育てる”」:
多様な経験を積める場を創出し、一人ひとりの自律的なキャリア形成と成長を支援していくとともに、変化対応力を高めるリスキルやリーダーシップ強化にも取り組んでいきます。
「R・“Reward /報いる”」:
多様な人材を惹きつける報酬水準・体系を実現し、広い母集団の中から適材適所の配置を行い、職務と成果に応じた一層メリハリある処遇を徹底することで、成果主義を備えた、活力ある組織を実現します。

人的資本に関連する戦略・リスクについては、コーポレート担当役員(人事)のもと人事部が管掌しています。人事制度、人事施策、人材開発、人員政策に関する重要事項及び経営幹部人材の育成活用に関する事項については、HRD委員会(委員長:コーポレート担当役員(人事))にて討議され、所定の基準に基づき社長室会及び取締役会への付議・報告を経て、全社施策として実行・運営されます。
(2)「中期経営戦略2024」における人事施策
中期経営戦略2024において掲げた「イキイキ・ワクワク、活気あふれる人材と組織」を通じた人的資本の価値最大化に向け、各種人事施策に取り組んでいます。
「人材戦略」においては、当社ならではの多様な経験・研修機会の提供などを通じた次世代のリーダーの戦略的育成に向けた取り組み、また、「エンゲージメント強化」では、多彩・多才な人材が、エンゲージメント高く、組織の壁を越えてつながり、活躍することのできる組織風土の醸成に向け各種施策を展開しています。
①人材戦略
a. 多様な経験を通じた戦略的育成
当社にとって、時代のニーズを先取り・先読みし、高い志をもって常に社会課題解決にチャレンジしてきた 多彩・多才な人材こそ価値創出の源泉であり、最大の資産であると捉えています。

こうした「経営マインドをもって事業価値向上にコミットする人材」をこれからも継続的に輩出し続けるために、一人ひとりのキャリアステージに応じ、OJT・Off-JT両面から段階的に様々な経験を積む機会を提供しています。

(リーダーシップ開発)
部下の成長支援スキル、多彩・多才な人材を活かすマネジメントスキルの開発など、事業経営モデルにおいて価値創出をリードしていくために必要なリーダーシップを段階的に開発する施策を展開しています。
(グローバルでの経験)
事業の更なるグローバル展開に対応し、人材面でのグローバル競争力の強化に向け、語学堪能者の育成や社員が海外実務経験を積む機会を設けています。また、それぞれのキャリアステージに応じたプログラムにて海外のビジネススクールに派遣し、最先端の経営スキルの習得や、グローバルな人的ネットワークの構築を図っています。
(事業環境変化への対応力強化(DX関連研修))
各々の人材の「軸」となる強み・専門性とDX知識・スキルを掛け合わせ事業へ活用できるよう、全社員向けのIT・デジタル関連スキルの習得を目的としたオンデマンド講座や、 DX/事業開発担当者向けの実践的な研修プログラム、プロジェクトマネージャーを対象としたワークショップ講座など様々な施策を展開しています。
※こうした取り組みに係る進捗状況を示す指標については「(4)指標及び目標」もご参照ください。
b. 経営戦略への即応に向けた人材の可視化
当社ならではの様々な経験を経て、連結ベースで重要な役割を担う人材「重要職務就任者※」約700名が、循環型成長モデル・ EX/DX一体推進等の経営戦略の実現に向け、国内外の様々な拠点・地域、事業会社において事業経営に取り組んでいます。これら、重要度・難易度の高い職務と、それを担い得る人材の可視化に注力し、当該職務への適任者の最適配置に向けたマッチングを図っています。

※当社の役員、本部長・部長、国内・海外全拠点長、当社社員が担う当社グループ企業の経営幹部など。
②エンゲージメント強化
a. エンゲージメント強化に向けたKPI
経営戦略と連動した人事施策の推進を通じた「イキイキ・ワクワク、活気あふれる人材と組織」の実現に向け、社員のエンゲージメントは最重要テーマであるとの考えのもと、組織風土調査の実施頻度を3年に1度から毎年実施に変更すると共に、定量的なKPIを設けました。
また、調査の結果については、各所属員へフィードバックし、自組織の活性化に向けて活用するほか、経営レベルでも結果について分析・討議の上、全社として取り組むべき課題を抽出し、施策に反映しています。

b. エンゲージメント強化に向けた各種取り組み
組織・役職・世代を越えてのコミュニケーションが促進されることで多様性を活かす組織風土を醸成するとともに、多彩・多才な人材が最大限に能力を発揮し、活躍できるよう社員自らキャリアを切り開いていく土壌を整備していくことで、仕事へのエンゲージメントを更に高め、当社の持続的な成長につなげていきたいと考えています。
(社長とのタウンホールミーティング)
社長と社員の開かれた対話の場として継続実施しています。当連結会計年度はテーマ別・地域別の実施回も設け、より多様で活発なコミュニケーションとつながりの醸成を実現しています。
(キャリア自律施策)
多様な個の就業観・価値観を尊重し、キャリア自律を後押しするために、手挙げ制の異動制度「Career Choice制度」、社内他部署における複業制度「Dual Career制度」、国内外での学位取得を目的とした「サバティカル休職制度」を継続運用しています。事業構想や経験を存分に活かす場が更に増えたことで、多彩・多才な人材の更なる能力発揮を実現しています。
c. ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)
(DE&I推進)
「多彩・多才」な人材の多様な価値観を受容し、一人ひとりが最大限に能力を発揮できる環境整備に向け、2023年に社長直掌に全社横断で構成された「DE&Iワーキンググループ」を組成し、多様なバックグラウンドのメンバーによりDE&I推進に向けた課題整理・施策検討を実施しました。
「DE&Iは、当社が持続的に成長するための必須条件」と位置付けを明確化した上で、課題については、「DE&Iの必要性」「組織・人」「制度」の3つの重点課題に整理しました。また、重点課題に基づいて対象層別の施策を検討し、ロードマップの策定・提言を行いました。これを受けて各種施策を実行に移しています。
(女性活躍推進)
DE&I推進の各種取り組みの中でも、女性活躍推進には特に注力しています。
具体的には、「女性経営幹部を継続的に輩出するためのパイプライン強化」を重要テーマとして掲げ、ライフイベント等を経た後も、海外駐在や出向含め多様な業務経験を通じて能力・スキルを開発できる環境整備、責任ある職務への積極的な登用、また、採用における女性比率の向上を優先課題と認識し、様々な取り組みを推進していきます。
こうした取り組みにドライブをかける目的で、採用・パイプラインにおけるマイルストーンを設定しました。この実現に向けて、キャリア支援のための施策の導入や体制強化、両立支援の拡充などを、スピード感をもって実行し各種施策を設定していくことで、あらゆる階層でクリティカルマスとされる女性比率30%以上の早期実現を目指します。

※女性活躍推進に係る指標については第1 企業の概況 5 従業員の状況の「3 多様性に関する指標」もご参照ください。
(当社グループ従業員への価値観共有)
当社グループ約8万人の総合力強化を図ることを目的とし、価値観の共有、強固なネットワークの構築に向け、具体的には以下の様な取り組みを行っています。
・「海外拠点在勤者との対話」:当社経営層と、現地社員を含む当社海外拠点在勤者との対話を通じて、経営戦略やMC HR Vision等の浸透を促進しています。
・「グローバルHR会議」:海外拠点の人事担当者が一堂に会し、本店/拠点双方向のコミュニケーションを
深めながら、人事戦略・人事関連テーマについての意見交換・共有やネットワーキング強化を推進し
ています。
・「MC Group Gateway Program」: 当社の理念・価値観の共有や当社グループへの理解を深めることを目的
として、当社海外拠点・国内外のグループ企業の社員を対象に導入研修を開催しています。
(3)10年後を見据えた MC HR Vision「DEAR(多彩・多才な人材を活かし、育て、報いる)」
中期経営戦略2024にて掲げた方針に則り、各種施策を推進すると共に、変化の激しい事業環境下においても、当社の最大の資産であり、価値創出の源泉である「多彩・多才」な人材がやりがいと誇りをもって、社会や産業の課題解決に挑み、MC Shared Value(共創価値)を創出し続ける会社であるために、10年後を見据えたMC HR Vision「DEAR」を策定しました。
会社として「人」こそ最も大切にしたいという想いを込めて、“親愛なる”を意味する英単語である「DEAR」と表現し、4つのアルファベットそれぞれに意味を設けています。
「D・“Diversity /多彩・多才な人材”」:
性別・年齢・国籍・バックグラウンドに関わらず、多様な人材が集まり、みんなで価値を創出していけるように、まさに彩りある人材ポートフォリオを目指します。
「E・“Energize /活かす”」:
当社に集まった多彩・多才な人材の誰もが受容され、互いにつながり、健康でいながら、その能力を最大限活かすことで、イキイキ・ワクワク/チャレンジできる組織風土を醸成します。
「A・“Accelerate /育てる”」:
多様な経験を積める場を創出し、一人ひとりの自律的なキャリア形成と成長を支援していくとともに、変化対応力を高めるリスキルやリーダーシップ強化にも取り組んでいきます。
「R・“Reward /報いる”」:
多様な人材を惹きつける報酬水準・体系を実現し、広い母集団の中から適材適所の配置を行い、職務と成果に応じた一層メリハリある処遇を徹底することで、成果主義を備えた、活力ある組織を実現します。
