訂正四半期報告書-第71期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業の業績向上や雇用環境の改善が続いたことなどを受けて持ち直しており、欧米でも景気回復が続いておりますが、人手不足の深刻化による人件費の増加や賃金上昇の遅れなど懸念材料もあり、先行き不透明な状況となっております。
当社グループが主力事業を展開する水産物卸売市場業界においては、年間で最大の商戦である年末に、ウニやフグ、マグロ類が軟調に推移しましたが、イクラを中心とする魚卵類やホタテ、ズワイガニなどを中心に価格が高騰したことから売上高は前年並みを維持する結果となりました。
このような状況のもと、当社グループの売上高は153,870百万円(前年同期比0.9%増)となりましたが、貸倒引当金繰入額、業務システム改善に伴う業務委託手数料等の一般管理費の増加により、営業利益610百万円(前年同期比18.6%減)、経常利益835百万円(前年同期比14.2%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は143百万円(前年同期比65.4%減)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
水産物卸売事業における売上高は、年末に主力商材のイクラなど魚卵類やホタテ、ズワイガニなどの価格高騰により149,380百万円(前年同期比0.8%増)と前年並みとなりましたが、集荷販売経費は減少したものの、貸倒引当金繰入額や業務委託手数料等の一般管理費の増加により、営業損益は144百万円の赤字(前年同期は40百万円の黒字)となりました。
冷蔵倉庫事業における売上高は、保管料売上や荷役料売上が増加し、3,961百万円(前年同期比4.6%増)となり、経費が前年並みにとどまったため営業利益は454百万円(前年同期比20.2%増)となりました。
不動産賃貸事業における売上高は入退去の頻度が減少したため302百万円(前年同期比11.1%減)となり修繕費の増加により営業利益は242百万円(前年同期比18.9%減)となり、荷役事業における売上高は224百万円(前年同期比8.0%増)、営業利益は58百万円(前年同期比53.7%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、受取手形及び売掛金、前渡金、投資有価証券の増加等はありましたが、商品の減少等により前期末に比べ5,274百万円増の71,747百万円となりました。負債合計につきましては、支払手形及び買掛金、繰延税金負債の増加等はありましたが、借入金の減少等により前期末に比べ4,394百万円増の46,194百万円となりました。純資産合計は、前期末に比べ879百万円増加し25,553百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金の増加によるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備計画は、次のとおりであります。
(注)上記金額に消費税等は含まれておりません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業の業績向上や雇用環境の改善が続いたことなどを受けて持ち直しており、欧米でも景気回復が続いておりますが、人手不足の深刻化による人件費の増加や賃金上昇の遅れなど懸念材料もあり、先行き不透明な状況となっております。
当社グループが主力事業を展開する水産物卸売市場業界においては、年間で最大の商戦である年末に、ウニやフグ、マグロ類が軟調に推移しましたが、イクラを中心とする魚卵類やホタテ、ズワイガニなどを中心に価格が高騰したことから売上高は前年並みを維持する結果となりました。
このような状況のもと、当社グループの売上高は153,870百万円(前年同期比0.9%増)となりましたが、貸倒引当金繰入額、業務システム改善に伴う業務委託手数料等の一般管理費の増加により、営業利益610百万円(前年同期比18.6%減)、経常利益835百万円(前年同期比14.2%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は143百万円(前年同期比65.4%減)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
水産物卸売事業における売上高は、年末に主力商材のイクラなど魚卵類やホタテ、ズワイガニなどの価格高騰により149,380百万円(前年同期比0.8%増)と前年並みとなりましたが、集荷販売経費は減少したものの、貸倒引当金繰入額や業務委託手数料等の一般管理費の増加により、営業損益は144百万円の赤字(前年同期は40百万円の黒字)となりました。
冷蔵倉庫事業における売上高は、保管料売上や荷役料売上が増加し、3,961百万円(前年同期比4.6%増)となり、経費が前年並みにとどまったため営業利益は454百万円(前年同期比20.2%増)となりました。
不動産賃貸事業における売上高は入退去の頻度が減少したため302百万円(前年同期比11.1%減)となり修繕費の増加により営業利益は242百万円(前年同期比18.9%減)となり、荷役事業における売上高は224百万円(前年同期比8.0%増)、営業利益は58百万円(前年同期比53.7%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、受取手形及び売掛金、前渡金、投資有価証券の増加等はありましたが、商品の減少等により前期末に比べ5,274百万円増の71,747百万円となりました。負債合計につきましては、支払手形及び買掛金、繰延税金負債の増加等はありましたが、借入金の減少等により前期末に比べ4,394百万円増の46,194百万円となりました。純資産合計は、前期末に比べ879百万円増加し25,553百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金の増加によるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備計画は、次のとおりであります。
会社名 事業所名 | 所在地 | セグメントの名称 | 設備の内容 | 投資予定金額 | 資金調達方法 | 着手日及び完了予定日 | ||
総額 (百万円) | 既支払額(百万円) | 着手 | 完了予定 | |||||
㈱ホウスイ川島物流センター | 埼玉県比企郡川島町 | 冷蔵倉庫 事業 | 営業設備 (冷蔵倉庫) | 9,378 | 1,278 | 借入金 | 平成30年1月 | 平成31年3月 |
(注)上記金額に消費税等は含まれておりません。