有価証券報告書-第73期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/27 15:00
【資料】
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【項目】
115項目

対処すべき課題

今後の日本経済は、中国をはじめ世界経済の減速の影響を受け、人口減少や世帯数減少、さらに少子高齢化が進むことによる消費マーケットの縮小が懸念されます。
こうした経済環境の変化に対して、自主自力で成長への転換を図るとともに、激変する環境に勇気をもって立ち向かい、新ブランドの信頼性を高め、企業価値の増大に努めてまいります。
(1) 照明事業
① ストックマーケットへの販売強化と新規事業への挑戦、制御分野への参入と海外進出企業の攻略を図ります。
② 付加価値商品の充実とストック向け製品開発をさらに進めます。
③ 原価低減活動を進めるとともに、在庫回転率を改善します。
(2) 家具事業
① 主力の学習家具をさらに強化し、コントラクト市場への積極参入とダイニング家具市場での売上拡大を図ります。
② KIS規格に遵守した製品開発を行い、品質の向上を図ります。
③ 上期赤字体質からの改善を図ります。
(3) その他
① 小泉産業株式会社では、グループ各社のグローバル展開に伴い、海外子会社へのガバナンス機能を強化します。
② 株式会社ハローリビングでは、得意先各事業者とのベストパートナーをめざします。
③ コイズミ物流株式会社では、3PLを柱とした外販拡大を進めるとともに、ソリューション営業によりグループ会社の事業の特性に応じた対応を図ります。
④ 株式会社ホリウチ・トータルサービスでは、ホテル事業や商環境事業の拡大を図るとともに、受注した大型案件に対し万全の態勢で臨みます。
以上グループの総力を結集し、中期経営計画の達成をめざします。