有価証券報告書-第74期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けましたが、年度後半には輸出や生産活動に持ち直しの動きがみられ設備投資需要も緩やかに回復しました。しかしながら、コロナウイルス感染症の再拡大もあり先行きは不透明な状況にあります。
わが国の工作機械業界は、当連結会計年度は、国内は需要が前年同期比27.0%減少、海外では需要が前年同期比1.5%増加し、その結果国内外全体の受注額は10.1%減少し9,884億円となりました。
こうした環境下、工作機械を主力取扱商品とする当社グループの受注・売上につきましては、国内・海外共に前年同期比で減少となりました。
上記の結果、当連結会計年度の売上高は173億1千9百万円(前年同期比28.7%減)、営業利益は2億3千7百万円(同75.6%減)、経常利益は4億8千2百万円(同53.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億1千7百万円(同52.0%減)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
日本
工作機械の需要が減少し、売上高は110億6千4百万円(前年同期比29.3%減)となり、営業利益は1億7千6百万円(同69.3%減)となりました。
北米
自動車メーカー関係向けの受注・売上が減少し、売上高は24億3千4百万円(前年同期比27.4%減)となり、営業利益は2千5百万円(同81.1%減)となりました。
欧州
自動車メーカー向けの受注・売上が減少し、売上高は2億1千3百万円(前年同期比48.2%減)となり、営業損失は1千5百万円(前年同期は1千6百万円の営業利益)となりました。
アジア
自動車及び2輪車メーカー向けの受注・売上が減少し、売上高は36億7百万円(前年同期比26.1%減)となり、営業利益は5千2百万円(同78.0%減)となりました。
(2)財政状態
①資産の部
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ4億3千1百万円減少し、158億4千6百万円となりました。
流動資産は、受取手形及び売掛金が7億7千7百万円減少したことなどから前連結会計年度末に比べ12億9千9百万円減少し、112億1千8百万円となりました。固定資産は、投資有価証券が9億2百万円増加したことなどから前連結会計年度末に比べ8億6千7百万円増加し、46億2千7百万円となりました。
②負債の部
負債は、前連結会計年度末に比べ11億4千1百万円減少し、62億3百万円となりました。
流動負債は、電子記録債務が5億4千1百万円減少したことなどから前連結会計年度末に比べ14億1千2百万円減少し、48億3百万円となりました。固定負債は、繰延税金負債が2億8千9百万円増加したことなどから前連結会計年度末に比べ2億7千1百万円増加し、13億9千9百万円となりました。
③純資産の部
純資産は、前連結会計年度末に比べ7億9百万円増加し、96億4千2百万円となりました。
株主資本は、利益剰余金が増加したことから、前連結会計年度末に比べ1億9千7百万円増加し、77億6千2百万円となりました。その他の包括利益累計額は、その他有価証券評価差額金が6億1千6百万円増加したことなどから前連結会計年度末に比べ5億1千1百万円増加し、16億4千1百万円となりました。
非支配株主持分は、前連結会計年度末に比べ0百万円減少し、2億3千9百万円となりました。
(3)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物は、前年同期比3億7千2百万円増加し、53億6百万円となりました。当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の減少13億6千4百万円などにより6億1千4百万円の収入となりました(前年同期は2千3百万円の収入)。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の売却による収入6百万円などにより9百万円の収入となりました(前年同期は1億4百万円の支出)。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払1億1千9百万円などにより1億6千4百万円の支出となりました(前年同期は3億3千8百万円の支出)。
なお、キャッシュ・フロー関連指標の推移は、次のとおりであります。
(注)1.自己資本比率:自己資本/総資産
2.時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
3.キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
4.インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
※ 株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
※ 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。
※ キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動によるキャッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を使用しております。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金状況は、連結ベースの現金及び現金同等物が前連結会計年度末に比べ3億7千2百万円増加し、当連結会計年度末には53億6百万円となりました。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、機械類、工具類等の仕入代金であります。また、当社グループの資本の財源は、主に営業活動によるキャッシュ・フローによっております。
なお、資金の流動性につきましては、現金及び現金同等物に加え、取引銀行との間で当座貸越契約を締結しており、事業活動のために必要な資金の確保と流動性を維持しておりますが、今後、新型コロナウイルス感染症の影響により不測の事態が生じた場合の経営と雇用の安定化に備えるため、内部留保による手元資金の確保に加え、金融機関において借入枠を設定しており、その枠内での資金調達についても必要に応じて実施してまいります。
(5)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
(6)仕入及び販売の状況
①仕入実績
当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
②販売実績
当連結会計年度の売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績は、連結売上高の10%を超える販売先がないため、記載を省略しております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けましたが、年度後半には輸出や生産活動に持ち直しの動きがみられ設備投資需要も緩やかに回復しました。しかしながら、コロナウイルス感染症の再拡大もあり先行きは不透明な状況にあります。
わが国の工作機械業界は、当連結会計年度は、国内は需要が前年同期比27.0%減少、海外では需要が前年同期比1.5%増加し、その結果国内外全体の受注額は10.1%減少し9,884億円となりました。
こうした環境下、工作機械を主力取扱商品とする当社グループの受注・売上につきましては、国内・海外共に前年同期比で減少となりました。
上記の結果、当連結会計年度の売上高は173億1千9百万円(前年同期比28.7%減)、営業利益は2億3千7百万円(同75.6%減)、経常利益は4億8千2百万円(同53.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億1千7百万円(同52.0%減)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
日本
工作機械の需要が減少し、売上高は110億6千4百万円(前年同期比29.3%減)となり、営業利益は1億7千6百万円(同69.3%減)となりました。
北米
自動車メーカー関係向けの受注・売上が減少し、売上高は24億3千4百万円(前年同期比27.4%減)となり、営業利益は2千5百万円(同81.1%減)となりました。
欧州
自動車メーカー向けの受注・売上が減少し、売上高は2億1千3百万円(前年同期比48.2%減)となり、営業損失は1千5百万円(前年同期は1千6百万円の営業利益)となりました。
アジア
自動車及び2輪車メーカー向けの受注・売上が減少し、売上高は36億7百万円(前年同期比26.1%減)となり、営業利益は5千2百万円(同78.0%減)となりました。
(2)財政状態
①資産の部
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ4億3千1百万円減少し、158億4千6百万円となりました。
流動資産は、受取手形及び売掛金が7億7千7百万円減少したことなどから前連結会計年度末に比べ12億9千9百万円減少し、112億1千8百万円となりました。固定資産は、投資有価証券が9億2百万円増加したことなどから前連結会計年度末に比べ8億6千7百万円増加し、46億2千7百万円となりました。
②負債の部
負債は、前連結会計年度末に比べ11億4千1百万円減少し、62億3百万円となりました。
流動負債は、電子記録債務が5億4千1百万円減少したことなどから前連結会計年度末に比べ14億1千2百万円減少し、48億3百万円となりました。固定負債は、繰延税金負債が2億8千9百万円増加したことなどから前連結会計年度末に比べ2億7千1百万円増加し、13億9千9百万円となりました。
③純資産の部
純資産は、前連結会計年度末に比べ7億9百万円増加し、96億4千2百万円となりました。
株主資本は、利益剰余金が増加したことから、前連結会計年度末に比べ1億9千7百万円増加し、77億6千2百万円となりました。その他の包括利益累計額は、その他有価証券評価差額金が6億1千6百万円増加したことなどから前連結会計年度末に比べ5億1千1百万円増加し、16億4千1百万円となりました。
非支配株主持分は、前連結会計年度末に比べ0百万円減少し、2億3千9百万円となりました。
(3)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物は、前年同期比3億7千2百万円増加し、53億6百万円となりました。当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の減少13億6千4百万円などにより6億1千4百万円の収入となりました(前年同期は2千3百万円の収入)。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の売却による収入6百万円などにより9百万円の収入となりました(前年同期は1億4百万円の支出)。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払1億1千9百万円などにより1億6千4百万円の支出となりました(前年同期は3億3千8百万円の支出)。
なお、キャッシュ・フロー関連指標の推移は、次のとおりであります。
| 2017年 3月期 | 2018年 3月期 | 2019年 3月期 | 2020年 3月期 | 2021年 3月期 | |
| 自己資本比率(%) | 51.3 | 51.2 | 50.9 | 53.4 | 59.3 |
| 時価ベースの 自己資本比率(%) | 28.5 | 41.6 | 32.6 | 30.4 | 33.4 |
| キャッシュ・フロー対 有利子負債比率(%) | 31.5 | 60.7 | 87.1 | 1,561.7 | 51.6 |
| インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) | 252.6 | 123.8 | 92.4 | 5.8 | 102.3 |
(注)1.自己資本比率:自己資本/総資産
2.時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
3.キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
4.インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
※ 株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
※ 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。
※ キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動によるキャッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を使用しております。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金状況は、連結ベースの現金及び現金同等物が前連結会計年度末に比べ3億7千2百万円増加し、当連結会計年度末には53億6百万円となりました。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、機械類、工具類等の仕入代金であります。また、当社グループの資本の財源は、主に営業活動によるキャッシュ・フローによっております。
なお、資金の流動性につきましては、現金及び現金同等物に加え、取引銀行との間で当座貸越契約を締結しており、事業活動のために必要な資金の確保と流動性を維持しておりますが、今後、新型コロナウイルス感染症の影響により不測の事態が生じた場合の経営と雇用の安定化に備えるため、内部留保による手元資金の確保に加え、金融機関において借入枠を設定しており、その枠内での資金調達についても必要に応じて実施してまいります。
(5)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
(6)仕入及び販売の状況
①仕入実績
当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 日本(千円) | 11,503,292 | 71.2 |
| 北米(千円) | 909,576 | 77.2 |
| 欧州(千円) | 128,554 | 56.7 |
| アジア(千円) | 2,047,387 | 73.5 |
| 合計(千円) | 14,588,811 | 71.7 |
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
②販売実績
当連結会計年度の売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 日本(千円) | 11,064,429 | 70.7 |
| 北米(千円) | 2,434,448 | 72.6 |
| 欧州(千円) | 213,032 | 51.8 |
| アジア(千円) | 3,607,569 | 73.9 |
| 合計(千円) | 17,319,480 | 71.3 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績は、連結売上高の10%を超える販売先がないため、記載を省略しております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。