半期報告書-第78期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2019/12/27 10:18
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(1) 経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は以下のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間における我が国経済は、輸出を中心に弱さが続いているものの、景気は緩やかな回復傾向で推移しました。しかしながら、通商問題を巡る緊張の増大が世界経済に与える影響や中国経済の先行き等に留意が必要な状況となっています。
このような経済情勢の中で、当社グループは、i) 工業用アルコールの安定供給基盤の強化及び継続的取引先重視の営業展開、ii) 工業薬品等の安定供給の確保、iii) 船橋事業所の製造作業内製化及び設備整備、iv) 組織業務基盤の強化及び働きやすい職場環境の整備、v) 品質・製造管理体制の強化を経営基本方針として事業に取り組み、経営基盤の強化に努めました。
当中間連結会計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a. 財政状態
当中間連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,308,376千円増加し、66,668,558千円となりました。当中間連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ227,130千円増加し、14,240,617千円となりました。当中間連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ 1,081,245千円増加し、52,427,941千円となりました。
b. 経営成績
当中間連結会計期間の経営成績は、売上高は、23,449,073千円 (前年同期比3.1%減) 、営業利益は、2,289,887千円 (前年同期比2.3%増) 、経常利益は、2,329,357千円 (前年同期比4.6%減) 、親会社株主に帰属する中間純利益は、1,524,410千円 (前年同期比19.4%減) となりました。
各セグメントの業績は、次のとおりであります。
(a) アルコール・工業薬品部門
当部門においては、販売数量の減少により、当中間連結会計期間の売上高は、21,859,915千円 (前年同期比3.1%減) となりましたが、売上原価の減少により、営業利益は、2,058,493千円 (前年同期比10.9%増) となりました。
(b) 食品添加剤部門
当部門においては、販売数量の増加により、当中間連結会計期間の売上高は、1,368,032千円 (前年同期比1.0%増) となりましたが、利益率が低下し、営業利益は、103,536千円 (前年同期比9.3%減) となりました。
(c) 不動産賃貸・倉庫部門
当部門においては、賃貸料収入が減少し、当中間連結会計期間の売上高は、90,827千円 (前年同期比26.2%減) 、営業利益は、112,707千円 (前年同期比25.8%減) となりました。
(d) 輸送部門
当部門においては、輸送収入の減少により、当中間連結会計期間の売上高は、130,298千円 (前年同期比16.5%減) 、営業利益は、47,254千円 (前年同期比48.0%減) となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の期末残高は26,473,811千円となり、前連結会計年度末に比べ3,814,698千円の増加となりました。当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、4,581,572千円となり、前年同期の3,531,129千円に比べ1,050,443千円の増加となりました。この主な要因は、売上債権の増減額が前年同期に比べ1,641,785千円、たな卸資産の増減額が前年同期に比べ1,214,410千円それぞれ増加した一方で、仕入債務の増減額が前年同期に比べ1,537,656千円減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、△597,942千円となり、前年同期の2,117,898千円に比べ2,715,840千円の減少となりました。この主な要因は、固定資産の売却による収入が前年同期に比べ1,108,071千円減少し、固定資産の取得による支出が前年同期に比べ513,279千円増加したことと、前年同期に投資有価証券の売却による収入が1,100,550千円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、△123,272千円となり、前年同期の△127,414千円に比べ4,142千円の増加となりました。この主な要因は、配当金の支払額が前年同期に比べ432千円減少し、また前年同期に連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出が3,700千円あったことによるものであります。
(生産、受注及び販売の状況)
a. 生産実績
当中間連結会計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称生産高(千円)前年同期比(%)
アルコール・工業薬品部門14,503,57398.4
食品添加剤部門958,341101.3
合計15,461,91598.6

(注) 金額には消費税等は含まれておりません。
b.販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称売上高(千円)前年同期比(%)
アルコール・工業薬品部門21,859,91596.9
食品添加剤部門1,368,032101.0
不動産賃貸・倉庫部門90,82773.8
輸送部門130,29883.5
合計23,449,07396.9

(注) 1. セグメント間取引については、相殺消去しております。
2. 金額には消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの中間連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。この中間連結財務諸表の作成にあたっては、当中間連結会計期間における財務状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
② 当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 財政状態の分析
(資産の部)
当中間連結会計期間末における資産の額は、66,668,558千円となり、前連結会計年度末に比べ1,308,376千円の増加となりました。この主な要因は、現金及び預金が3,814,699千円、建設仮勘定が462,601千円、それぞれ増加し、受取手形及び売掛金が1,593,648千円、たな卸資産が432,898千円、投資有価証券が724,036千円、それぞれ減少したことによるものであります。
(負債の部)
当中間連結会計期間末における負債の額は、14,240,617千円となり、前連結会計年度末に比べ227,130千円の増加となりました。この主な要因は、支払手形及び買掛金が580,054千円増加し、繰延税金負債が231,167千円減少したことによるものであります。
(純資産の部)
当中間連結会計期間末の純資産の額は、52,427,941千円となり、前連結会計年度末に比べ1,081,245千円の増加となりました。この主な要因は、利益剰余金が1,419,410千円増加し、その他有価証券評価差額金が496,575千円減少したことによるものであります。
b. 経営成績の分析
(売上高)
当中間連結会計期間における売上高は、23,449,073千円 (前年同期比3.1%減) となりました。セグメント別の売上高は、「 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 」に記載しております。
(営業利益)
当中間連結会計期間における営業利益は、2,289,887千円 (前年同期比2.3%増) となりました。営業利益率は、前中間連結会計期間に比べ0.5ポイント増加し、9.8%となりました。これは主に、原材料費の変動の影響が少なかったことによるものであります。
c. キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析については、「 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況 」に記載しております。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、以下のとおりであります。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資によるものであります。とりわけ、「中期5カ年ビジョン」においては、大規模な設備投資等を行うこととしています。これらの資金需要については、当面、当社グループの営業活動によるキャッシュ・フローを基礎とし、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)の活用などにより、すべて自己資金で賄うことを基本としております。
また、当社は国内金融機関から相対取引による当座貸越枠を有しており、充分な資金流動性を確保しております。
なお、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、26,473,811千円となりました。

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