半期報告書-第83期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2024/12/27 11:25
【資料】
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【項目】
87項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は以下のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の改善等により経済活動は緩やかな回復基調で推移した一方、ウクライナ及び中東地域をめぐる情勢や円安の影響によるエネルギー・原材料価格の高騰、中国経済の先行き懸念、欧米における高い金利水準の継続等、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の下、当社グループは、i) 発酵・合成を問わず工業用アルコールの安定供給の要の役割の遂行、ii) 混合溶剤等の供給力の強化、iii) 物流網の整備、iv) 気候変動問題への対応、v) 生産・品質管理体制の強化、vi) 人材力の強化及び働きやすい職場環境の整備などを経営基本方針として事業に取り組み、経営基盤の強化に努めました。
当中間連結会計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a. 財政状態
当中間連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ167百万円増加し、89,855百万円となりました。当中間連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,345百万円減少し、15,042百万円となりました。当中間連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,512百万円増加し、74,813百万円となりました。
b. 経営成績
当中間連結会計期間の経営成績は、売上高は、32,361百万円 (前年同期比3.6%増) 、営業利益は、3,144百万円 (前年同期比9.7%増) 、経常利益は、3,437百万円 (前年同期比8.3%増) 、親会社株主に帰属する中間純利益は、2,213百万円 (前年同期比8.8%増) となりました。各セグメントの業績は、以下のとおりであります。また、売上高については、セグメント間取引を相殺消去しております。
(a) アルコール・工業薬品部門
当部門においては、売上数量は増加したものの、原料価格の高騰の影響により、当中間連結会計期間の売上高は、30,125百万円 (前年同期比3.4%増)、営業利益は、2,628百万円 (前年同期比0.9%減) となりました。
(b) 食品添加剤部門
当部門においては、売上数量が増加し、当中間連結会計期間の売上高は、2,061百万円 (前年同期比6.0%増)、営業利益は、144百万円 (前年同期比31.3%増) となりました。
(c) 不動産賃貸・倉庫部門
当部門においては、当中間連結会計期間の売上高は、80百万円 (前年同期比1.4%増) 、営業利益は、126百万円 (前年同期比0.8%増) となりました。
(d) 輸送部門
当部門においては、運賃改定等の影響により、当中間連結会計期間の売上高は、93百万円 (前年同期比25.5%増)、営業利益は、140百万円 (前年同期比239.2%増) となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の期末残高は22,470百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,870百万円の増加となりました。当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、6,699百万円となり、前年同期の166百万円に比べ6,533百万円の増加となりました。この主な要因は、前期に棚卸資産が増加したため「棚卸資産の増減額」が前年同期に比べ3,563百万円、当期に仕入債務が増加したため「仕入債務の増減額」が前年同期に比べ1,024百万円、当期に売上債権が減少したため「売上債権の増減額」が前年同期に比べ646百万円、当期に未収消費税等が減少したため「未収消費税等の増減額」が前年同期に比べ551百万円、減価償却費が前年同期に比べ476百万円、それぞれ増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、△2,291百万円となり、前年同期の△932百万円に比べ1,358百万円の減少となりました。この主な要因は、固定資産の取得による支出が前年同期に比べ1,360百万円増加したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、△1,537百万円となり、前年同期の1,912百万円に比べ3,449百万円の減少となりました。この主な要因は、短期借入れによる収入が前年同期に比べ2,852百万円減少し、短期借入金の返済による支出が前年同期に比べ598百万円増加したことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の状況
a. 生産実績
当中間連結会計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称生産高(百万円)前年同期比(%)
アルコール・工業薬品部門25,209104.5
食品添加剤部門1,637110.3
合計26,847104.9


b. 販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称売上高(百万円)前年同期比(%)
アルコール・工業薬品部門30,125103.4
食品添加剤部門2,061106.0
不動産賃貸・倉庫部門80101.4
輸送部門93125.5
合計32,361103.6

(注) セグメント間取引については、相殺消去しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容は以下のとおりであります。
① 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの中間連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。この中間連結財務諸表の作成にあたっては、投資、繰延税金資産、退職給付に係る負債等について、見積りに基づいて計上しております。これらの見積りの前提となる仮定については、過去の実績及び経営計画等に基づく将来の見通しを勘案し、合理的に判断しておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は、実際の結果と異なる場合があります。
なお、会計上の見積り及び当該見積もりに用いた仮定のうち、重要なものはありません。
② 当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a) 財政状態の分析
(資産の部)
当中間連結会計期間末における資産の額は、89,855百万円となり、前連結会計年度末に比べ167百万円の増加となりました。この主な要因は、現金及び預金が2,870百万円増加し、受取手形及び売掛金が1,103百万円、機械装置及び運搬具が718百万円、棚卸資産が624百万円、建物及び構築物が208百万円、それぞれ減少したことによるものであります。
(負債の部)
当中間連結会計期間末における負債の額は、15,042百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,345百万円の減少となりました。この主な要因は、未払金が2,320百万円、短期借入金が1,392百万円、それぞれ減少し、支払手形及び買掛金が1,039百万円、未払消費税等が211百万円、繰延税金負債が172百万円、それぞれ増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当中間連結会計期間末における純資産の額は、74,813百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,512百万円の増加となりました。この要因は、利益剰余金が2,087百万円、その他有価証券評価差額金が305百万円、非支配株主持分が120百万円、それぞれ増加したことによるものであります。
(b) 経営成績の分析
(売上高)
当中間連結会計期間における売上高は、32,361百万円 (前年同期比3.6%増) となりました。セグメント別の売上高は、「 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 」に記載しております。
(営業利益)
当中間連結会計期間における営業利益は、3,144百万円 (前年同期比9.7%増) となりました。営業利益率は、前中間連結会計期間に比べ0.5ポイント増加し、9.7%となりました。この主な要因は、輸送部門及び食品添加剤部門で営業利益が増加したことによるものであります。
(c) キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析については、「 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況 」に記載しております。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、以下のとおりであります。
当社グループの運転資金需要の主なものは、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。これらのうち、とくに原料価格の高騰等により増加した資金需要については、その一部を銀行借入れにより賄っております。投資を目的とした資金需要は、設備投資によるものであります。とりわけ、「中期5カ年ビジョン」及び「3カ年計画」(令和4年度~6年度)においては、大規模な設備投資等を行うこととしています。これらの資金需要については、当面、当社グループの営業活動によるキャッシュ・フローを基礎とし、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)の活用などにより、すべて自己資金で賄うことを基本としております。
なお、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、22,470百万円となり、さらに、当社は国内金融機関から相対取引による当座貸越枠を有し、充分な資金流動性を確保しております。

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