有価証券報告書-第64期(平成27年1月1日-平成27年12月31日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりましては「第5 経理の状況」の「1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)3.会計処理基準に関する事項」に記載しており、重要な資産の評価方法、重要な引当金の計上基準等において継続性、網羅性、厳格性を重視しております。また、繰延税金資産につきましては将来の回収可能性を充分に検討した上で計上しております。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は23,658百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,458百万円増加いたしました。これは主に受取手形及び売掛金が592百万円、電子記録債権が619百万円、仕掛品が539百万円増加したことによるものであります。固定資産は5,023百万円となり、前連結会計年度末に比べ89百万円減少いたしました。これは有形固定資産が80百万円、無形固定資産が2百万円、投資その他の資産が6百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は28,681百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,369百万円増加いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は12,305百万円となり、前連結会計年度末に比べ363百万円増加いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が1,540百万円減少したものの、電子記録債務が1,806百万円増加したことによるものであります。固定負債は3,196百万円となり、前連結会計年度末に比べ12百万円減少いたしました。
この結果、負債合計は15,502百万円となり、前連結会計年度末に比べ351百万円増加いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は13,179百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,018百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が965百万円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は45.9%となり、前連結会計年度末との比較で1.4ポイント上昇いたしました。
(3) 経営成績の分析
①売上高
当連結会計年度の売上高は43,214百万円となり、前連結会計年度と比較して4,511百万円増加いたしました。
各セグメントの売上高の内訳は、「国内販売会社」は36,770百万円(前年同期比13.4%増)、「国内製造会社」は2,114百万円(前年同期比0.7%増)、「海外子会社」は4,328百万円(前年同期比3.8%増)となりました。各セグメントの詳細につきましては、「第2 事業の状況」の「1 業績等の概要 (1) 業績」に記載しております。
②売上原価、販売費及び一般管理費
当連結会計年度の売上原価は33,744百万円となり、前連結会計年度と比較して3,339百万円増加し、売上高売上原価率は前連結会計年度より0.5ポイント低下し78.1%となりました。
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は7,927百万円となり、前連結会計年度と比較して404百万円増加し、売上高販売費及び一般管理費率は1.1ポイント低下し18.3%となりました。
③営業利益
当連結会計年度の営業利益は1,542百万円となり、前連結会計年度と比較して767百万円増加いたしました。これにより、売上高営業利益率は1.6ポイント上昇し3.6%となりました。
④営業外収益
当連結会計年度の営業外収益は79百万円となり、前連結会計年度と比較して52百万円減少いたしました。これは主に為替差損益が前連結会計年度の為替差益から為替差損に転じたことによるものであります。
⑤営業外費用
当連結会計年度の営業外費用は85百万円となり、前連結会計年度と比較して39百万円増加いたしました。これは主に為替差損益が前連結会計年度の為替差益から為替差損に転じたことによるものであります。
⑥経常利益
当連結会計年度の経常利益は1,537百万円となり、前連結会計年度と比較して675百万円増加いたしました。これにより、売上高経常利益率は1.4ポイント上昇し3.6%となりました。
⑦特別利益
当連結会計年度の特別利益は66百万円となり、前連結会計年度と比較して46百万円増加いたしました。これは主に当連結会計年度にその他有価証券で時価のある株式についての投資有価証券売却益を計上したことによるものであります。
⑧特別損失
当連結会計年度の特別損失は25百万円となり、前連結会計年度と比較して25百万円増加いたしました。これは主に当連結会計年度に減損損失を計上したことによるものであります。
⑨税金等調整前当期純利益
当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は1,577百万円となり、前連結会計年度と比較して697百万円増加いたしました。これにより、売上高税金等調整前当期純利益率は1.4ポイント上昇し3.7%となりました。
⑩法人税等(法人税等調整額を含む)
当連結会計年度の法人税等は446百万円(前年同期は239百万円)となりました。これにより、税金等調整前当期純利益1,577百万円に対する税効果会計適用後の法人税等の負担率は28.3%となりました。
⑪当期純利益
当連結会計年度の当期純利益は1,131百万円となり、前連結会計年度と比較して490百万円増加いたしました。これにより、売上高当期純利益率は0.9ポイント上昇し2.6%となりました。
(4) 資本の財源及び資金の流動性の分析
①キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析は、「第2 事業の状況」の「1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
②財務政策
当社グループは、業績並びに資金効率の更なる向上に邁進し、自己資本比率の向上等の施策を積極的に進めることにより、財務基盤の一層の強化を図ってまいります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりましては「第5 経理の状況」の「1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)3.会計処理基準に関する事項」に記載しており、重要な資産の評価方法、重要な引当金の計上基準等において継続性、網羅性、厳格性を重視しております。また、繰延税金資産につきましては将来の回収可能性を充分に検討した上で計上しております。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は23,658百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,458百万円増加いたしました。これは主に受取手形及び売掛金が592百万円、電子記録債権が619百万円、仕掛品が539百万円増加したことによるものであります。固定資産は5,023百万円となり、前連結会計年度末に比べ89百万円減少いたしました。これは有形固定資産が80百万円、無形固定資産が2百万円、投資その他の資産が6百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は28,681百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,369百万円増加いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は12,305百万円となり、前連結会計年度末に比べ363百万円増加いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が1,540百万円減少したものの、電子記録債務が1,806百万円増加したことによるものであります。固定負債は3,196百万円となり、前連結会計年度末に比べ12百万円減少いたしました。
この結果、負債合計は15,502百万円となり、前連結会計年度末に比べ351百万円増加いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は13,179百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,018百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が965百万円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は45.9%となり、前連結会計年度末との比較で1.4ポイント上昇いたしました。
(3) 経営成績の分析
①売上高
当連結会計年度の売上高は43,214百万円となり、前連結会計年度と比較して4,511百万円増加いたしました。
各セグメントの売上高の内訳は、「国内販売会社」は36,770百万円(前年同期比13.4%増)、「国内製造会社」は2,114百万円(前年同期比0.7%増)、「海外子会社」は4,328百万円(前年同期比3.8%増)となりました。各セグメントの詳細につきましては、「第2 事業の状況」の「1 業績等の概要 (1) 業績」に記載しております。
②売上原価、販売費及び一般管理費
当連結会計年度の売上原価は33,744百万円となり、前連結会計年度と比較して3,339百万円増加し、売上高売上原価率は前連結会計年度より0.5ポイント低下し78.1%となりました。
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は7,927百万円となり、前連結会計年度と比較して404百万円増加し、売上高販売費及び一般管理費率は1.1ポイント低下し18.3%となりました。
③営業利益
当連結会計年度の営業利益は1,542百万円となり、前連結会計年度と比較して767百万円増加いたしました。これにより、売上高営業利益率は1.6ポイント上昇し3.6%となりました。
④営業外収益
当連結会計年度の営業外収益は79百万円となり、前連結会計年度と比較して52百万円減少いたしました。これは主に為替差損益が前連結会計年度の為替差益から為替差損に転じたことによるものであります。
⑤営業外費用
当連結会計年度の営業外費用は85百万円となり、前連結会計年度と比較して39百万円増加いたしました。これは主に為替差損益が前連結会計年度の為替差益から為替差損に転じたことによるものであります。
⑥経常利益
当連結会計年度の経常利益は1,537百万円となり、前連結会計年度と比較して675百万円増加いたしました。これにより、売上高経常利益率は1.4ポイント上昇し3.6%となりました。
⑦特別利益
当連結会計年度の特別利益は66百万円となり、前連結会計年度と比較して46百万円増加いたしました。これは主に当連結会計年度にその他有価証券で時価のある株式についての投資有価証券売却益を計上したことによるものであります。
⑧特別損失
当連結会計年度の特別損失は25百万円となり、前連結会計年度と比較して25百万円増加いたしました。これは主に当連結会計年度に減損損失を計上したことによるものであります。
⑨税金等調整前当期純利益
当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は1,577百万円となり、前連結会計年度と比較して697百万円増加いたしました。これにより、売上高税金等調整前当期純利益率は1.4ポイント上昇し3.7%となりました。
⑩法人税等(法人税等調整額を含む)
当連結会計年度の法人税等は446百万円(前年同期は239百万円)となりました。これにより、税金等調整前当期純利益1,577百万円に対する税効果会計適用後の法人税等の負担率は28.3%となりました。
⑪当期純利益
当連結会計年度の当期純利益は1,131百万円となり、前連結会計年度と比較して490百万円増加いたしました。これにより、売上高当期純利益率は0.9ポイント上昇し2.6%となりました。
(4) 資本の財源及び資金の流動性の分析
①キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析は、「第2 事業の状況」の「1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
②財務政策
当社グループは、業績並びに資金効率の更なる向上に邁進し、自己資本比率の向上等の施策を積極的に進めることにより、財務基盤の一層の強化を図ってまいります。