四半期報告書-第49期第2四半期(平成28年6月1日-平成28年8月31日)

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2016/10/12 15:08
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、政府や日銀による経済政策により、企業収益や雇用の環境に改善がみられるなど緩やかな回復基調にあるものの、中国など新興国の経済活動には減速懸念があり、景気の先行きについては、不透明な状況が継続しております。
当社は、創業50周年を迎えましたが、平成28年5月26日開催の定時株主総会で、RIZAPグループ株式会社(旧社名健康コーポレーション株式会社)との間の資本業務提携契約の締結が決議承認されました。また、RIZAPグループ株式会社に対する第三者割当による新株発行増資によって、今後の成長戦略に向けた資金調達を実施すると共に、RIZAPグループ株式会社の連結子会社となっております。
こうした背景のもとで、当社はRIZAPグループ株式会社と協議し、業績回復に向けた課題分析と対策を実行するプランを作成し、迅速に課題解決に取り組んでおります。まず、第1四半期累計期間において、商品センターの滞留在庫処分を実施したことで、値下げした商品が第2四半期の売上に大きく貢献しております。また、6月から気温が上昇して、新商品の冷触感の寝具類も売上を牽引しました。
次に、リブランディングにつきましては、新しいロゴマークを制定し全店の看板やファサードの改修に取り組む準備を進めております。同時に、店頭の什器を一部入替えて、より『見やすい』『わかりやすい』『買いやすい』陳列・演出に取り組むべく、在庫の削減・整理に全社をあげて取り組んでまいりました。今後につきましても、第2四半期以降は更に具体的に「Passport」ブランド再構築の施策に全社をあげて取り組むことで、迅速な業績回復を目指してまいります。
また、当第2四半期累計期間の出退店につきましては、直営店が3店舗出店し3店舗閉鎖。フランチャイズ店につきましては、2店舗が閉鎖しました。なお、直営店7店舗が改装を実施しております。これにより、当第2四半期末の店舗数は直営店が140店舗。フランチャイズ店が12店舗となりました。なお、7月に改装に向けてクローズいたしました本八幡シャポー店は、駅ビルの耐震工事のため1年間の休業となるため直営店の店舗数から除いております。また、池袋サンシャインシティアルタに短期契約による催事店舗を「Passport」ブランドで出店しておりますが、直営店の店舗数から除いております。
これらの結果、当第2四半期累計期間における売上高は5,145百万円(前年同四半期比6.6%減)、営業損失355百万円(前年同四半期は73百万円の営業利益)、経常損失390百万円(前年同四半期は58百万円の経常利益)、四半期純損失567百万円(前年同四半期は6百万円の四半期純利益)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末に比べて811百万円(16.4%)増加し、5,767百万円となりました。
流動資産は、前事業年度末に比べて841百万円増加し、3,926百万円となりました。これは、主に商品が128百万円減少したものの、現金及び預金が917百万円、受取手形及び売掛金が69百万円の増加などしたことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末に比べて30百万円減少し、1,840百万円となりました。これは、主に有形固定資産が16百万円増加したものの、無形固定資産に含まれるソフトウエアが19百万円、敷金及び保証金が29百万円減少したことなどによるものであります。
(負債)
当第2四半期会計期間末の負債合計は、前事業年度末に比べ242百万円(5.4%)増加し、4,722百万円となりました。
流動負債は、前事業年度末に比べて95百万円増加し、3,249百万円となりました。これは、主に1年内償還予定の社債が80百万円、その他が未払消費税などの減少により48百万円減少したものの、1年内返済予定の長期借入金が96百万円、短期借入金が10百万円、未払法人税等が14百万円増加したことなどによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べて147百万円増加し、1,473百万円となりました。これは、主に社債が130百万円、リース債務が14百万円減少したものの、長期借入金が311百万円増加したことなどによるものであります。
(純資産)
当第2四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べて569百万円(119.8%)増加し、1,044百万円となりました。
これは、四半期純損失567百万円の計上により利益剰余金が減少したものの、第三者割当増資による資本金の増加569百万円及び資本剰余金の増加569百万円などによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ917百万円(88.8%)増加し、1,950百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少は293百万円であり、前年同四半期累計期間に比べ617百万円(前年同四半期累計期間は324百万円の収入)の収入減となりました。
これは、減価償却費の計上68百万円、店舗閉鎖損失引当金の計上53百万円やたな卸資産の減少91百万円等の収入はあったものの、税引前四半期純損失480百万円の計上や売上債権の増加69百万円等の支出によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は79百万円であり、前年同四半期累計期間に比べ39百万円(前年同四半期累計期間は40百万円の支出)の支出増となりました。
これは、敷金及び保証金の回収による収入29百万円はあったものの、有形固定資産の取得79百万円、敷金及び保証金の差入4百万円等の支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は1,290百万円であり、前年同四半期累計期間に比べ1,358百万円(前年同四半期累計期間は68百万円の支出)の収入増となりました。
これは、長期借入金の返済122百万円、社債の償還210百万円やリース債務の返済25百万円等の支出があったものの、長期借入れによる収入530百万円、株式の発行による収入1,119百万円等によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 従業員数
当第2四半期累計期間において、従業員数の著しい増減はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
(8) 主要な設備
当第2四半期累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前事業年度末における計画の著しい変更はありません。
(9)事業等のリスクに記載した重要事象等への対応策
「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載しておりますように、当社は前事業年度まで3期連続して当期純損失を計上し、当第2四半期累計期間においても、営業損失、経常損失、四半期純損失の計上及び営業キャッシュ・フローのマイナスにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が見受けられます。
当該状況を改善・解消すべく、平成28年4月18日にRIZAPグループ株式会社(旧社名健康コーポレーション株式会社)との間で資本業務提携契約を締結し、平成28年5月26日開催の当社定時株主総会の決議にて、RIZAPグループ株式会社に対する第三者割当による新株式発行増資により1,138百万円の資金調達を行っております。資本業務提携契約に伴い、RIZAPグループ株式会社は当社の親会社となり、RIZAPグループ株式会社のマーケティング力やプロモーション力を活用した「売上向上の施策」や「ブランドイメージの刷新」、RIZAPグループ内の雑貨、アパレルブランドの商品デザイン力などを活用した「商品力の強化」、商品製造や店舗開発などの情報共有化で、コストメリット発揮による「収益力強化」を進めております。
第1四半期会計期間において当社は、RIZAPグループ株式会社及びそのグループ企業からの中長期成長戦略及び商品マーケティングに係るノウハウの提供や、コラボレーション施策のサポート、その他これに付随するサービスの提供を受けることにより、収益の安定化を目指しております。
第2四半期会計期間においては、RIZAPグループ株式会社と協議し、業績回復に向けた課題分析と対策を実行するプランを作成し、迅速に課題解決に取り組むべく以下のような「RIZAPグループ株式会社との戦略的事業資本提携」を策定いたしました。(1)構造改革を実行し、これまでに溜まった膿みを出し切る、(2)Passportブランドを「リブランディング」し、ブランド認知度の向上を図る、(3)RIZAPグループ企業とのシナジーを最大化するなど、再成長へのロードマップを着実に実行することにより、「カワイイ」雑貨分野における№1ポジションを目指し、収益構造の改善を図ってまいります。
「RIZAPグループ株式会社との戦略的事業資本提携」の概要は以下のとおりです。
<再成長へのロードマップ フェーズ1>(1)構造改革
①不採算店舗の精査
店舗家賃や人件費の見直しを図っても、採算の見込めない店舗については、当事業年度に退店を進め、赤字要因を無くす。
②滞留在庫商品の処分
物流センターに滞留していた在庫を再評価(売価変更・廃棄など)する。
・物流センターの保管スペース費用の削減。
・セール商品として販売することで、売上の増加に寄与。
・在庫の資金化によるキャッシュ・フロー向上への貢献。
③事業推進体制の強化
・店舗運営部門を再編成し、本部と店舗がよりコミュニケーションを取れる体制へ変更。
・マーケティング部門を独立部門として設置し、Passportブランドのリブランディングを推進し、リブランディングされた新たなブランドコンセプトに則った販売促進計画やプロモーション企画を推進していく。
・商品開発部門の人員体制の強化及びRIZAPグループ企業との連携を活かし、新しいPassport商品を計画することで、お客様が求めているPassportらしい商品を企画・開発していく。
④コスト削減施策の計画、推進
システムコストの見直しや物流コストの見直しを実施し、コストの低減を図る。
<再成長へのロードマップ フェーズ2>(2)リブランディング及び(3)RIZAPグループとのシナジーを最大化
①Passportブランドの再定義
Passportとして目指す方向性を明確にした新ブランドロゴによるブランド認知度の向上を図る。
②既存店舗のリニューアル
既存店舗の看板のロゴマークを新ブランドロゴに統一することで、新しいブランドイメージを既存店舗に展開し、ブランド認知度の向上を図る。
③新商品の企画、開発
・株式会社イデアインターナショナルのデザイン力を活かした新商品の企画、開発
・RIZAPグループ各社とのコラボレーション販売
④プロモーションの強化
・RIZAPグループの広告力を生かし、認知度アップを目指す。
・SNS、Webサイトでの積極的情報発信、ECサイトの充実化及びWebプロモーションの専門チームを新設する。
⑤新規出店の強化
積極的な出店を目指し、出店戦略を検討、推進。
資金面に関しましては、第三者割当増資による1,138百万円の資金調達のほか、取引金融機関からの継続的な支援協力を得ており、長期借入金530百万円のほか、短期的な借入による運転資金の調達をしており、今後とも資金調達や資金繰りの安定化に努めてまいります。
以上により、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。

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