訂正四半期報告書-第113期第3四半期(平成27年10月1日-平成27年12月31日)

【提出】
2018/11/19 9:12
【資料】
PDFをみる
【項目】
37項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間の国内経済は、輸出や生産面に弱さがみられたものの、企業収益の改善に伴い設備投資が増加基調で推移したほか、雇用・所得環境も改善するなど、景気は緩やかな回復基調を維持しました。県内経済は、生産面に弱さが残り、需要面でも公共投資や住宅着工の減少傾向が続いたほか、個人消費も横ばい圏内の動きとなるなど、景気の緩やかな持ち直しの動きに足踏みがみられました。
以上のような経営環境のもと、平成25年度よりスタートした中期経営計画「あきぎん<しんか3(キューブ)>プロジェクト」で掲げた、①「お客様との取引の『深化』による収益基盤の確立」、②「一人ひとりが『真価』を発揮する組織の構築」、③「『新価』の創造による地域発展への貢献」の3つの重点方針に基づき、各種施策に取り組んだ結果、次のような業績となりました。
預金
個人・法人・地公体からの預金増加により、前連結会計年度末比341億円増加し、2兆5,882億円(譲渡性預金を含む。)となりました。
なお、預り資産につきましては、生命保険販売が順調に推移したものの、公共債が減少したことから、前連結会計年度末比4億円減少し、2,195億円となりました。
貸出金
住宅ローン・事業先向け・地公体向け貸出ともに増加したことにより、前連結会計年度末比319億円増加し、1兆5,772億円となりました。
有価証券
前連結会計年度末比265億円増加し、1兆543億円となりました。
損益
経常収益は、株式等売却益の減少を主因に前第3四半期連結累計期間比18億9千万円減少し、351億8千1百万円となりました。経常費用は、営業経費は減少したものの、資金調達費用や有価証券関係の損失が増加したことから前第3四半期連結累計期間比2億3千万円増加し、277億6千万円となりました。
この結果、経常利益は前第3四半期連結累計期間比21億2千万円減少し74億2千万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前第3四半期連結累計期間比12億9千3百万円減少し48億8千5百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間のセグメント別の業績は、銀行業務は、経常収益が前第3四半期連結累計期間比17億4千9百万円減少の312億1千3百万円、経常利益は前第3四半期連結累計期間比20億1千4百万円減少の69億1千1百万円となりました。
リース業務は、経常収益が前第3四半期連結累計期間比6千9百万円増加の35億7千3百万円、経常利益は前第3四半期連結累計期間比7千万円増加の2億2百万円となりました。
クレジットカード業務等のその他の業務は、経常収益が前第3四半期連結累計期間比1億5千3百万円減少の10億9千6百万円、経常利益が前第3四半期連結累計期間比3千7百万円減少の4億5千2百万円となりました。
国内・国際業務部門別収支
資金運用収支につきましては、国際業務部門で前第3四半期連結累計期間比208百万円(32.7%)増加したものの、国内業務部門で前第3四半期連結累計期間比732百万円(3.4%)減少したことから、合計では前第3四半期連結累計期間比524百万円(2.3%)減少しました。
役務取引等収支につきましては、国内業務部門で前第3四半期連結累計期間比89百万円(2.5%)減少し、国際業務部門で前第3四半期連結累計期間比2百万円(28.5%)減少したことから、合計では前第3四半期連結累計期間比91百万円(2.6%)減少しました。
その他業務収支につきましては、国際業務部門で前第3四半期連結累計期間比353百万円増加したものの、国内業務部門で前第3四半期連結累計期間比489百万円減少したことから、合計では前第3四半期連結累計期間比135百万円減少しました。
種類期別国内業務部門国際業務部門合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
資金運用収支前第3四半期連結累計期間21,36763522,002
当第3四半期連結累計期間20,63584321,478
うち資金運用収益前第3四半期連結累計期間22,96993575
23,829
当第3四半期連結累計期間22,4441,46490
23,818
うち資金調達費用前第3四半期連結累計期間1,60130075
1,826
当第3四半期連結累計期間1,80962090
2,339
役務取引等収支前第3四半期連結累計期間3,44973,456
当第3四半期連結累計期間3,36053,365
うち役務取引等収益前第3四半期連結累計期間5,083195,103
当第3四半期連結累計期間5,073195,093
うち役務取引等費用前第3四半期連結累計期間1,634121,647
当第3四半期連結累計期間1,713141,727
その他業務収支前第3四半期連結累計期間117△5264
当第3四半期連結累計期間△372301△71
うちその他業務収益前第3四半期連結累計期間4,20984,217
当第3四半期連結累計期間4,6843014,986
うちその他業務費用前第3四半期連結累計期間4,092614,153
当第3四半期連結累計期間5,057-5,057

(注)1.国内業務部門とは当行及び連結子会社の円建取引であり、国際業務部門とは当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2.資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前第3四半期連結累計期間0百万円、当第3四半期連結累計期間0百万円)を控除して表示しております。
3.資金運用収益及び資金調達費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。
国内・国際業務部門別役務取引の状況
国内業務部門
役務取引等収益は、前第3四半期連結累計期間比10百万円(0.1%)減少し、役務取引等費用は前第3四半期連結累計期間比79百万円(4.8%)増加しました。この結果、役務取引等収支は前第3四半期連結累計期間比89百万円(2.5%)減少し、3,360百万円となりました。
国際業務部門
役務取引等収益は前第3四半期連結累計期間比0百万円増加し、役務取引等費用が前第3四半期連結累計期間比2百万円(16.6%)増加しました。この結果、役務取引等収支は前第3四半期連結累計期間比2百万円(28.5%)減少し、5百万円となりました。
種類期別国内業務部門国際業務部門合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
役務取引等収益前第3四半期連結累計期間5,083195,103
当第3四半期連結累計期間5,073195,093
うち預金・貸出業務前第3四半期連結累計期間1,444-1,444
当第3四半期連結累計期間1,472-1,472
うち為替業務前第3四半期連結累計期間1,336191,355
当第3四半期連結累計期間1,310191,330
うち証券関連業務前第3四半期連結累計期間45-45
当第3四半期連結累計期間27-27
うち代理業務前第3四半期連結累計期間100-100
当第3四半期連結累計期間100-100
うち保護預り・貸金庫業務前第3四半期連結累計期間19-19
当第3四半期連結累計期間19-19
うち保証業務前第3四半期連結累計期間299-299
当第3四半期連結累計期間279-279
うちクレジットカード業務前第3四半期連結累計期間654-654
当第3四半期連結累計期間663-663
役務取引等費用前第3四半期連結累計期間1,634121,647
当第3四半期連結累計期間1,713141,727
うち為替業務前第3四半期連結累計期間2089217
当第3四半期連結累計期間2049214

(注) 国内業務部門とは当行及び連結子会社の円建取引であり、国際業務部門とは当行及び連結子会社の外貨建取引であります。
国内・国際業務部門別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
種類期別国内業務部門国際業務部門合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
預金合計前第3四半期連結会計期間2,330,3328,9882,339,321
当第3四半期連結会計期間2,364,05110,4622,374,514
うち流動性預金前第3四半期連結会計期間1,187,611-1,187,611
当第3四半期連結会計期間1,227,171-1,227,171
うち定期性預金前第3四半期連結会計期間1,133,251-1,133,251
当第3四半期連結会計期間1,129,090-1,129,090
うちその他前第3四半期連結会計期間9,4708,98818,459
当第3四半期連結会計期間7,78910,46218,252
譲渡性預金前第3四半期連結会計期間215,957-215,957
当第3四半期連結会計期間213,718-213,718
総合計前第3四半期連結会計期間2,546,2908,9882,555,279
当第3四半期連結会計期間2,577,77010,4622,588,232

(注)1.国内業務部門とは当行及び連結子会社の円建取引であり、国際業務部門とは当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
3.定期性預金=定期預金+定期積金
国内・国際業務部門別貸出金残高の状況
○ 業種別貸出状況(末残・構成比)
業種別前第3四半期連結会計期間当第3四半期連結会計期間
金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)
国内業務部門
(除く特別国際金融取引勘定分)
1,507,603100.001,560,433100.00
製造業173,76711.53172,99611.09
農業、林業5,3950.365,7800.37
漁業630.00530.00
鉱業、採石業、砂利採取業11,0710.7419,7121.26
建設業63,0484.1862,7694.02
電気・ガス・熱供給・水道業28,6251.9038,3122.46
情報通信業15,2431.0112,3070.79
運輸業、郵便業37,3022.4744,6422.86
卸売業、小売業156,37310.37151,3509.70
金融業、保険業76,4845.0776,2964.89
不動産業、物品賃貸業120,4527.99128,8738.26
学術研究、専門・技術サービス業4,3720.294,3860.28
宿泊業14,2290.9413,9880.90
飲食業7,2320.486,9070.44
生活関連サービス業、娯楽業10,5290.7010,0310.64
教育、学習支援業2,4620.162,3670.15
医療・福祉62,1954.1360,4943.88
その他のサービス27,2131.8126,6911.71
地方公共団体344,82022.87367,04123.52
その他346,71823.00355,42922.78
国際業務部門
及び特別国際金融取引勘定分
11,814100.0016,794100.00
政府等----
金融機関--8445.03
その他11,814100.0015,95094.97
合計1,519,418-1,577,228-

(注) 国内業務部門とは当行及び連結子会社の円建取引であり、国際業務部門とは当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
(4)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において完成した主要な設備の新設は次のとおりであります。
会社名店舗名
その他
所在地セグメント
の名称
設備の内容敷地面積
(㎡)
建物延面積
(㎡)
完了年月
当行大曲駅前支店秋田県大仙市銀行業務店舗1,301533平成27年7月
当行仙台泉中央支店宮城県仙台市銀行業務店舗-282平成27年10月