有価証券報告書-第24期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/27 13:49
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【項目】
65項目

有報資料

平成26年度につきましても安全・安定・安心輸送の確保こそがお客様に対する最大のサービスであり、会社経営の根本であることを徹底するとともに、以下の三本柱を重点施策として経営を進めて参ります。
3-1.「安全・安定・安心輸送」の徹底
(1) 入出庫線複線化工事の推進
守谷駅と車両基地を結ぶ入出庫線は単線であるため、車両故障等のトラブルが発生した場合、車両基地からの入出庫ができなくなり、本線の輸送障害につながるおそれがあります。このようなリスクを低減し、安定輸送を確保するため、平成25年度から事業に着手しており、平成26年度は土木工事が本格化いたします。平成28年度末の完成を目途に、安全かつ計画的に推進して参ります。
(2) 車体更新場の新設
安全・安定・安心輸送には、車両の適切なメンテナンスが不可欠であり、このため、車両工場において、走行装置、ブレーキ装置等の定期検査を行ってます。これらに加え、今後は経年使用により車体についても修繕が必要な状況になっており、このため、車両工場に隣接して車体更新場を平成25年度から平成27年度の3か年で新設し、平成28年度から車体更新作業を開始いたします。
(3) 経年使用に伴う設備・機器の修繕・更新等
当社は開業から9年目を迎えることとなりますが、安全輸送を確保していくためには、経年使用している各種機器の計画的な修繕・更新等が必要となります。このため、車両に搭載しているATC(自動列車制御装置)及びATO(自動列車運転装置)等の更新をはじめ、特に経年劣化が進んでいる電気関係、機械関係を中心に、設備・機器等の修繕・更新等を進めて参ります。
(4) ホームの隙間対策
秋葉原駅等の曲線形状のホームでは、構造上、一部の乗降部で、列車とホームとの隙間が大きな箇所があります。これらの箇所には、ホーム側の乗降部にシールを貼付するとともに、点滅灯によりお客様に注意喚起をしています。これらに加え、平成25年度に、秋葉原、浅草、南千住の3駅に隙間対策ゴムを設置し隙間を縮小いたしました。平成26年度は三郷中央駅に同ゴムを設置いたします。
(5) 震災対策
切迫する首都直下地震による地震被害を最小限にするため、鉄道施設の耐震診断等を進めるとともに、平成25年10月から、地震の初期微動を検知し大きな揺れが到来すると予測された場合には、警報を発し列車を緊急停止させる新たな早期地震警報システムの運用を開始いたしました。平成26年度は、特に駅の天井に関し落下対策の検討を進めて参ります。
(6) 帰宅困難者対策
東日本大震災の対応を教訓とし、各駅務管理所単位で公設一時避難場所への誘導や自治体・他の鉄道会社との連絡体制等について協議して参りました。平成26年度は、東京都帰宅困難者対策条例の施行を踏まえ、秋葉原駅と北千住駅での一時滞在場所の確保を進める等、引き続き関係自治体等と連携を進め、帰宅困難者にかかる必要な対策を講じて参ります。
(7) 社員の安全教育・訓練の拡充
安全の確保に当たって、設備の充実に加えて社員の安全意識の高揚や技能の維持は大きな課題です。このため、社員教育については、毎年度計画を定め、本社各部・現業で基礎教育や専門教育等を継続して実施しています。また、守谷の総合基地においては、地元警察、消防等と連携した「異常時総合訓練」を、各駅・管理所においては関係機関等と合同で「人身事故処置訓練」や「合同消防訓練」等を実施しており、こうした取り組みを今後も引き続き行って参ります。さらに、こうした緊急時対応の訓練や社員の日常的実践研修を行うための「教育訓練センター(仮称)」の設置についても準備を進めて参ります。
3-2.良質なサービスの提供を目指して
当社は開業以来、その最新鋭の輸送施設・設備を最大限に活かし、高速性、定時性、快適性に優れた、高質な輸送サービスを提供して参りました。今後もこうした当社ならではの輸送サービスにさらに磨きをかけるとともに、お客様に愛され親しまれやすい良質なサービスの提供を図って参ります。
(1) 守谷駅追越設備工事
守谷駅で快速列車と普通列車との乗り換えができる等利便性を向上させるため、平成25年度から新たな分岐器等を設置する追越設備の工事に着手し、平成26年度は土木工事が本格化いたします。平成28年度末完成を目途に、安全かつ計画的に工事を推進して参ります。
(2) 自動改札機の更新
自動改札機は、開業後8年となり、法定耐用年数を経過していることから、平成26年度から平成27年度にかけて順次自動改札機の更新を行い、お客様がスムーズで快適に移動できるよう努めて参ります。
(3) 企画切符の発売
「TX&東京スカイツリー周辺散策フリーきっぷ」や「筑波山きっぷ」、「TX東京メトロパス」、「TOKYO探索切符」等、お客様のご利用の目的に応じて利便が図られるよう、各種の企画切符を発売しております。これらにつきましては、今後もお客様に定着するように利用促進対策を図って参ります。
(4) 駅施設の利便性向上
平成25年度は、TXグランドアベニューおおたかの森において、新店舗の開店や客席の増設、入口サインの新設等、リニューアル工事を実施しました。平成26年度は、駅売店のコンビニ化を進め、お客様の利便性の向上を図って参ります。
(5) 使いやすい駅施設の実現
ユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、使いやすい、移動しやすい、わかりやすい、どなたにもやさしい施設・車両を目指しています。平成26年度は、車椅子やご高齢の方、妊婦、お子様連れのお客様等、どなたにも利用しやすいトイレへのリニューアルを引き続き実施して参ります。
(6) 消費税改定に伴う運賃の改定
平成26年4月からの消費税8%への引上げに伴い、旅客運賃の改定を実施いたします。今回の改定では、ICカード利用の普及に伴い、ICカード乗車券で入出場された場合に適用される1円単位の普通旅客運賃を導入します。改定に当たっては、お客様への分かりやすく丁寧なご案内に努めるとともに、ICカードをご利用いただきやすくするための環境整備として、チャージ金額の低額化等の取り組みを行って参ります。
3-3.社会や地域と共存共栄を図って着実な前進を
当社は、沿線地域との共存共栄を理念としており、沿線自治体や街づくり団体等と協同して、様々なイベントや広報活動に取り組んで参ります。また、環境問題への取り組みは企業の存在と活動に必須の要件であると認識し、環境に配慮した事業運営を図って参ります。
(1) 沿線観光資源のPR
沿線の様々な観光資源について、自治体、地元観光協会等との連携の下、多様なPR活動を積極的に展開し、地域の観光の振興に寄与して参ります。さらに筑波山周辺地域の魅力についてもPRして参ります。また、海外からの旅行者に対し、自国でもTX沿線の魅力に触られるよう発信して参ります。
(2) 活性化のためのイベント等の実施
沿線地域の活性化に向けて、「TXサイクルフェスタ」や「TXウォーキング」等のイベントを、地元の協力を得て行っています。また、開業記念日である8月24日に合わせて毎年実施している「こども美術館列車」は、沿線住民の皆様から好評を得ております。秋に基地を開放して行われる「TXまつり」は、当社最大のイベントとして、お子様をはじめご来場の皆様との触れ合いの場となっております。今後とも趣向を凝らし、沿線地域の活性化につながるイベントを企画して参ります。
(3) 自治体等との連携
地域で行われている様々なイベント等に対し、駅や列車を用いたPR、グッズ販売等によるイベントへの参加、高架下等当社保有施設の提供による協力等を進めて参ります。
(4) エネルギーの有効利用
① 省エネ運転の拡大
当社の列車は、ATO(自動列車運転装置)及びATC(自動列車制御装置)により運転されていますが、平成25年8月からこの運転方式に、動力による加速もブレーキによる減速もなく車両が慣性力で走行する「惰行制御」を新たに導入し、列車運転に使用する電力量を4%程度節減する省エネ運転を実現しました。平成26年度は、この省エネ運転をさらに拡大して参ります。
② 回生エネルギーの有効利用(電気供給事業)
列車がブレーキをかける時に発生する「回生電力」は、走行中の他の列車や駅の照明、エレベーター、冷暖房等の動力・電源として有効活用しております。これらで使用してもなお余剰となる電力を電力会社に売電する電気供給事業を、平成25年12月から八潮変電所で開始いたしました。平成26年4月から柏変電所でも事業を開始する等、順次、他の変電所に展開して参ります。
③ 駅構内・列車内における照明のLED化
地球環境問題や東日本大震災後の電力の需給事情を踏まえ、省エネ効果の高いLEDについて、順次、駅や列車の照明に取り入れております。平成25年度は、八潮、流山おおたかの森、柏たなかの3駅のホーム照明と列車14編成の車内照明をLED化いたしました。平成26年度は、北千住、柏の葉キャンパス、守谷の3駅のホーム照明と列車20編成の車内照明をLED化して参ります。
(5) 環境モデル駅(流山おおたかの森駅)
流山おおたかの森駅を環境モデル駅(TXエコ・ステーション)として、環境に配慮した取り組みを進めています。平成25年度は、地域の小学校と協力して「きっぷdeアート」を制作し、同駅の「エコPRコーナー」に掲出しました。平成26年度についても、環境コミュニケーション活動の拠点として環境にやさしい鉄道の利用促進を図るための取り組みを進めて参ります。
(6) オリンピック・パラリンピックに向けた沿線地域の魅力発信
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が決定されました。当社としては、引き続きポスター等の掲出等、大会開催に向けての機運の醸成に協力して参ります。また、千客万来の東京大会をTX沿線地域の魅力を国内外に発信する契機と捉え、6年後を見据えた様々な企画を検討して参ります。

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