半期報告書-第57期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、当中間連結会計期間より、当社グループの管理上の区分変更に伴い、従前の「構内販売事業」を「ホテル事業」に含めることに変更したため、遡及適用後の数値で前年比較を行っております。(セグメント区分変更の詳細は、中間連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報等)をご覧ください。)
①財政状態及び経営成績の状況
今般の国内外における新型コロナウイルス感染拡大によって人の移動が制限され、観光業全体が深刻な事態に陥りました。当社グループでは春の「雪の大谷ウオークイベント」を中止、さらに国内全域を対象とした緊急事態宣言が発令されたことを踏まえて、4月15日の全線開通後間もない4月18日から6月18日まで、立山駅~黒部湖駅間の営業を休止いたしました。また、美女平駅、大観峰駅の構内売店、黒部平レストラン、弥陀ヶ原ホテル、宇奈月国際ホテルについては今年度の営業を休止することといたしました。その結果、当中間連結会計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当中間連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ612,715千円減少し、10,628,992千円となりました。当中間連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,620,514千円増加し、6,950,487千円となりました。当中間連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,233,229千円減少し、3,678,505千円となりました。
b.経営成績
当中間連結会計期間の経営成績は、営業収益が705,907千円と前中間連結会計期間に比べ4,837,883千円(前年同期比87.3%減)の減収となりました。また損益については、営業損失が1,646,728千円(前年同期は営業利益1,161,987千円)、経常損失が1,553,151千円(前年同期は経常利益1,169,514千円)となり、親会社株主に帰属する中間純損失は2,080,308千円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純利益801,648千円)となりました。セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
(運輸事業)
当中間連結会計期間においては、4月18日から6月18日まで営業を休止したこと、また営業再開後も営業時間を短縮し乗り物を減便したことにより、前年より入込人員が減少しました。
その結果、営業収益は460,407千円(前年同期比85.0%減)、営業損失は1,018,310千円(前年同期は営業利益989,691千円)となりました。
(提出会社の運輸成績表)
鋼索鉄道事業(黒部ケーブルカー)
(注)1.R2.4.1~4.14 積雪のため、R2.4.18~6.18 新型コロナウイルス感染拡大防止のため営業休止
鋼索鉄道事業(立山ケーブルカー)
(注)1.R2.4.1~4.9 積雪のため、R2.4.18~6.18 新型コロナウイルス感染拡大防止のため営業休止
普通索道事業
(注)1.R2.4.1~4.14 積雪のため、R2.4.18~6.18 新型コロナウイルス感染拡大防止のため営業休止
無軌条電車事業
(注)1.R2.4.1~4.14 積雪のため、R2.4.18~6.18 新型コロナウイルス感染拡大防止のため営業休止
自動車事業
(注)1.弥陀ヶ原線 R2.4.1~4.9 積雪のため、R2.4.18~6.18 新型コロナウイルス感染拡大防止のため営業休止
極楽坂線 R2.4.1~9.30 営業休止
称名滝線 R2.4.1~6.30 営業休止
(業種別営業成績)
(ホテル事業)
アルペンルートの営業再開に合わせて、4月10日に弥陀ヶ原ホテルが、そして4月15日にホテル立山が営業を再開しましたが、ホテル立山については4月18日から6月30日まで休業、営業再開後も宿泊者数の制限や一部施設を休止するなど規模を縮小しての営業となりました。また弥陀ヶ原ホテル、宇奈月国際ホテル、一部の駅構内売店等は今年度の営業を休止することといたしました。その結果、当中間期では営業収益は235,759千円(前年同期比90.4%減)、営業損失は644,757千円(前年同期は営業利益150,289千円)となりました。
(業種別営業成績)
(その他事業)
営業収益は63,397千円(前年同期比51.6%減)、営業利益は8,930千円(同35.5%減)となりました。
(業種別営業成績)
②キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ159,287千円減少し、当中間連結会計期間末には1,852,866千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、1,349,666千円(前年同期は1,481,271千円の獲得)であります。その主なものは、税金等調整前中間純損失1,552,650千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、399,245千円(前年同期比10.9%減)であります。その主なものは、有形及び無形固定資産の取得による支出404,377千円(同11.6%減)であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は、1,589,624千円(前年同期は249,760千円の使用)であります。その主なものは、長期借入金の純増額1,614,078千円であります。
③生産、受注及び販売の実績
当社グループは、生産及び受注は行っておりません。
販売の実績については、「①財政状態及び経営成績の状況」におけるセグメントごとに営業成績に関連付けて示しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの中間連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この中間連結財務諸表の作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債および収益・費用の報告金額および開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの中間連結財務諸表で採択する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1.中間連結財務諸表等」の「中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載してあります。
②当中間連結会計期間の経営成績および財政状態の分析
a.経営成績等
1)経営成績
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績は、営業収益が前年同期より4,837,883千円減の705,907千円(前年同期比87.3%減)、営業費が2,029,167千円減の2,352,636千円(同46.3%減)、その結果、1,646,728千円の営業損失(前年同期は1,161,987千円の営業利益)を計上することとなりました。
令和2年度は、関係機関のご協力を得て、昨年と同じく4月15日に全線で営業を再開いたしましたが、直後から約2か月間休業することとなり営業日数が減少しました。また再開後も営業規模を縮小せざるを得ず、営業収益が大きく減少しております。
一方、営業費については休業に伴い人件費、物件費などは減少しましたが減収分を吸収するまでには至りませんでした。
2)財政状態
資産については繰延税金資産が前連結会計年度に比べて403,118千円減少したことなどにより、総資産は10,628,992千円となり、前連結会計年度末に比べ612,715千円減少しました。負債については長期借入金が1,516,697千円増加するなどし、負債合計は6,950,487千円となり、前連結会計年度末に比べ1,620,514千円増加しました。また、親会社株主に帰属する中間純損失2,080,308千円などにより、純資産は3,678,505千円となり、前連結会計年度末に比べ2,233,229千円減少しました。
3)キャッシュ・フローの分析
「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載してあります。
b.経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容
当社グループの経営に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
c.資本の財源および資金の流動性
1)資金需要
当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは立山有料道路の除雪費・通行料、運輸・ホテル施設の修繕費、売店の商品仕入費、ホテル・レストランの飲食材料品の仕入費などがあります。また、設備投資需要としては運輸・ホテル設備の有形固定資産投資、運輸システムなどの無形固定資産投資などがあります。
2)財務政策
当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用および金融機関からの借入により、資金調達を行っております。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、急激に収益力が低下し当社グループの財務基盤は大きなダメージを負いました。2021年、立山黒部アルペンルートは全線開業から50周年の節目を迎えます。これからも、アルペンルートに来訪されるお客様や地域の皆様、取引先や株主といったすべてのステークホルダーから信頼され、応援される会社にならなければなりません。当社グループでは、早急に中期経営計画を策定して事業構造改革に取り組み、自己資本比率の回復に努めます。
当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、当中間連結会計期間より、当社グループの管理上の区分変更に伴い、従前の「構内販売事業」を「ホテル事業」に含めることに変更したため、遡及適用後の数値で前年比較を行っております。(セグメント区分変更の詳細は、中間連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報等)をご覧ください。)
①財政状態及び経営成績の状況
今般の国内外における新型コロナウイルス感染拡大によって人の移動が制限され、観光業全体が深刻な事態に陥りました。当社グループでは春の「雪の大谷ウオークイベント」を中止、さらに国内全域を対象とした緊急事態宣言が発令されたことを踏まえて、4月15日の全線開通後間もない4月18日から6月18日まで、立山駅~黒部湖駅間の営業を休止いたしました。また、美女平駅、大観峰駅の構内売店、黒部平レストラン、弥陀ヶ原ホテル、宇奈月国際ホテルについては今年度の営業を休止することといたしました。その結果、当中間連結会計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当中間連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ612,715千円減少し、10,628,992千円となりました。当中間連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,620,514千円増加し、6,950,487千円となりました。当中間連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,233,229千円減少し、3,678,505千円となりました。
b.経営成績
当中間連結会計期間の経営成績は、営業収益が705,907千円と前中間連結会計期間に比べ4,837,883千円(前年同期比87.3%減)の減収となりました。また損益については、営業損失が1,646,728千円(前年同期は営業利益1,161,987千円)、経常損失が1,553,151千円(前年同期は経常利益1,169,514千円)となり、親会社株主に帰属する中間純損失は2,080,308千円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純利益801,648千円)となりました。セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
(運輸事業)
当中間連結会計期間においては、4月18日から6月18日まで営業を休止したこと、また営業再開後も営業時間を短縮し乗り物を減便したことにより、前年より入込人員が減少しました。
その結果、営業収益は460,407千円(前年同期比85.0%減)、営業損失は1,018,310千円(前年同期は営業利益989,691千円)となりました。
(提出会社の運輸成績表)
鋼索鉄道事業(黒部ケーブルカー)
| 項目 | 単位 | 当中間連結会計期間 (R2.4.1~R2.9.30) | 対前年増減率(%) |
| 営業粁 | 粁 | 0.8 | 0.0 |
| 営業日数 | 日 | 107 | △36.7 |
| 客車走行粁 | 粁 | 5,401.6 | △55.8 |
| 旅客輸送人員 | 人 | 93,468 | △84.0 |
| 旅客収入 | 千円 | 47,832 | △87.0 |
| 運輸雑収 | 千円 | 25 | △93.1 |
| 収入合計 | 千円 | 47,857 | △87.0 |
| 1日営業1粁あたり収入 | 千円 | 559 | △79.5 |
| 1日平均客車走行粁 | 粁 | 50 | △30.6 |
| 1日平均旅客輸送人員 | 人 | 874 | △74.8 |
| 1日平均収入 | 千円 | 447 | △79.5 |
| 乗車効率 | % | 11 | △62.1 |
(注)1.R2.4.1~4.14 積雪のため、R2.4.18~6.18 新型コロナウイルス感染拡大防止のため営業休止
| 2.乗車効率の算出方法 | (営業粁×旅客輸送人員) | × | 100 |
| (客車走行粁×平均定員) |
鋼索鉄道事業(立山ケーブルカー)
| 項目 | 単位 | 当中間連結会計期間 (R2.4.1~R2.9.30) | 対前年増減率(%) |
| 営業粁 | 粁 | 1.3 | 0.0 |
| 営業日数 | 日 | 112 | △35.6 |
| 客車走行粁 | 粁 | 10,543.0 | △53.3 |
| 旅客輸送人員 | 人 | 110,908 | △82.3 |
| 旅客収入 | 千円 | 70,475 | △80.1 |
| 運輸雑収 | 千円 | 86 | △96.7 |
| 収入合計 | 千円 | 70,561 | △80.2 |
| 1日営業1粁あたり収入 | 千円 | 484 | △69.3 |
| 1日平均客車走行粁 | 粁 | 94 | △27.4 |
| 1日平均旅客輸送人員 | 人 | 990 | △72.5 |
| 1日平均収入 | 千円 | 630 | △69.3 |
| 乗車効率 | % | 11 | △63.3 |
(注)1.R2.4.1~4.9 積雪のため、R2.4.18~6.18 新型コロナウイルス感染拡大防止のため営業休止
| 2.乗車効率の算出方法 | (営業粁×旅客輸送人員) | × | 100 |
| (客車走行粁×平均定員) |
普通索道事業
| 項目 | 単位 | 当中間連結会計期間 (R2.4.1~R2.9.30) | 対前年増減率(%) |
| 営業粁 | 粁 | 1.7 | 0.0 |
| 営業日数 | 日 | 107 | △36.7 |
| 客車走行粁 | 粁 | 13,817.6 | △57.4 |
| 旅客輸送人員 | 人 | 90,151 | △84.4 |
| 旅客収入 | 千円 | 68,456 | △87.5 |
| 運輸雑収 | 千円 | 32 | △93.5 |
| 収入合計 | 千円 | 68,489 | △87.5 |
| 1日営業1粁あたり収入 | 千円 | 376 | △80.3 |
| 1日平均客車走行粁 | 粁 | 129 | △32.8 |
| 1日平均旅客輸送人員 | 人 | 843 | △75.4 |
| 1日平均収入 | 千円 | 640 | △80.3 |
| 乗車効率 | % | 14 | △63.2 |
(注)1.R2.4.1~4.14 積雪のため、R2.4.18~6.18 新型コロナウイルス感染拡大防止のため営業休止
| 2.乗車効率の算出方法 | (営業粁×旅客輸送人員) | × | 100 |
| (客車走行粁×平均定員) |
無軌条電車事業
| 項目 | 単位 | 当中間連結会計期間 (R2.4.1~R2.9.30) | 対前年増減率(%) |
| 営業粁 | 粁 | 3.7 | 0.0 |
| 営業日数 | 日 | 107 | △36.7 |
| 客車走行粁 | 粁 | 26,580.8 | △64.1 |
| 旅客輸送人員 | 人 | 83,149 | △85.3 |
| 旅客収入 | 千円 | 105,631 | △88.2 |
| 運輸雑収 | 千円 | 119 | △88.4 |
| 収入合計 | 千円 | 105,751 | △88.2 |
| 1日営業1粁あたり収入 | 千円 | 267 | △81.3 |
| 1日平均客車走行粁 | 粁 | 248 | △43.5 |
| 1日平均旅客輸送人員 | 人 | 777 | △76.8 |
| 1日平均収入 | 千円 | 986 | △81.3 |
| 乗車効率 | % | 16 | △59.0 |
(注)1.R2.4.1~4.14 積雪のため、R2.4.18~6.18 新型コロナウイルス感染拡大防止のため営業休止
| 2.乗車効率の算出方法 | (営業粁×旅客輸送人員) | × | 100 |
| (客車走行粁×平均定員) |
自動車事業
| 項目 | 単位 | 当中間連結会計期間 (R2.4.1~R2.9.30) | 対前年増減率(%) |
| 営業粁 | 粁 | 39.8 | 0.0 |
| 営業日数 | 日 | 112 | △33.7 |
| 延人粁 | 人粁 | 2,618,180 | △82.4 |
| 車両走行粁 | 粁 | 187,350 | △65.1 |
| 旅客輸送人員 | 人 | 115,607 | △82.3 |
| 旅客運送収入 | 千円 | 167,695 | △80.4 |
| 運輸雑収 | 千円 | 45 | △93.3 |
| 収入合計 | 千円 | 167,740 | △80.5 |
| 1日営業1粁あたり収入 | 千円 | 37 | △70.5 |
| 1日平均車両走行粁 | 粁 | 1,673 | △47.3 |
| 1日平均旅客輸送人員 | 人 | 1,032 | △73.3 |
| 1日平均収入 | 千円 | 1,497 | △70.5 |
| 乗車効率 | % | 25 | △51.0 |
(注)1.弥陀ヶ原線 R2.4.1~4.9 積雪のため、R2.4.18~6.18 新型コロナウイルス感染拡大防止のため営業休止
極楽坂線 R2.4.1~9.30 営業休止
称名滝線 R2.4.1~6.30 営業休止
| 2.乗車効率の算出方法 | 延人粁 | × | 100 |
| (車両走行粁×1両平均定員) |
(業種別営業成績)
| 業種別 | 当中間連結会計期間 (R2.4.1~R2.9.30) | |
| 営業収益(千円) | 対前年増減率(%) | |
| 鋼索鉄道事業(黒部ケーブルカー) | 47,857 | △87.0 |
| 鋼索鉄道事業(立山ケーブルカー) | 70,561 | △80.2 |
| 普通索道事業 | 68,489 | △87.5 |
| 無軌条電車事業 | 105,751 | △88.2 |
| 自動車事業 | 167,740 | △80.5 |
| 貨物自動車事業 | 5 | △100.0 |
| 合計 | 460,407 | △85.0 |
(ホテル事業)
アルペンルートの営業再開に合わせて、4月10日に弥陀ヶ原ホテルが、そして4月15日にホテル立山が営業を再開しましたが、ホテル立山については4月18日から6月30日まで休業、営業再開後も宿泊者数の制限や一部施設を休止するなど規模を縮小しての営業となりました。また弥陀ヶ原ホテル、宇奈月国際ホテル、一部の駅構内売店等は今年度の営業を休止することといたしました。その結果、当中間期では営業収益は235,759千円(前年同期比90.4%減)、営業損失は644,757千円(前年同期は営業利益150,289千円)となりました。
(業種別営業成績)
| 業種別 | 当中間連結会計期間 (R2.4.1~R2.9.30) | |
| 営業収益(千円) | 対前年増減率(%) | |
| 宇奈月国際ホテル | 303 | △99.8 |
| ホテル立山 | 223,071 | △85.0 |
| 弥陀ヶ原ホテル | 506 | △99.9 |
| 駅構内売店等 | 11,878 | △97.3 |
| 合計 | 235,759 | △90.4 |
(その他事業)
営業収益は63,397千円(前年同期比51.6%減)、営業利益は8,930千円(同35.5%減)となりました。
(業種別営業成績)
| 業種別 | 当中間連結会計期間 (R2.4.1~R2.9.30) | |
| 営業収益(千円) | 対前年増減率(%) | |
| 商品販売 | 11,246 | △86.3 |
| 建物等賃貸 | 16,596 | 10.1 |
| 業務受託 | 37,812 | 4.2 |
| 消去 | 2,256 | 0.0 |
| 合計 | 63,397 | △51.6 |
②キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ159,287千円減少し、当中間連結会計期間末には1,852,866千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、1,349,666千円(前年同期は1,481,271千円の獲得)であります。その主なものは、税金等調整前中間純損失1,552,650千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、399,245千円(前年同期比10.9%減)であります。その主なものは、有形及び無形固定資産の取得による支出404,377千円(同11.6%減)であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は、1,589,624千円(前年同期は249,760千円の使用)であります。その主なものは、長期借入金の純増額1,614,078千円であります。
③生産、受注及び販売の実績
当社グループは、生産及び受注は行っておりません。
販売の実績については、「①財政状態及び経営成績の状況」におけるセグメントごとに営業成績に関連付けて示しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの中間連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この中間連結財務諸表の作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債および収益・費用の報告金額および開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの中間連結財務諸表で採択する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1.中間連結財務諸表等」の「中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載してあります。
②当中間連結会計期間の経営成績および財政状態の分析
a.経営成績等
1)経営成績
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績は、営業収益が前年同期より4,837,883千円減の705,907千円(前年同期比87.3%減)、営業費が2,029,167千円減の2,352,636千円(同46.3%減)、その結果、1,646,728千円の営業損失(前年同期は1,161,987千円の営業利益)を計上することとなりました。
令和2年度は、関係機関のご協力を得て、昨年と同じく4月15日に全線で営業を再開いたしましたが、直後から約2か月間休業することとなり営業日数が減少しました。また再開後も営業規模を縮小せざるを得ず、営業収益が大きく減少しております。
一方、営業費については休業に伴い人件費、物件費などは減少しましたが減収分を吸収するまでには至りませんでした。
2)財政状態
資産については繰延税金資産が前連結会計年度に比べて403,118千円減少したことなどにより、総資産は10,628,992千円となり、前連結会計年度末に比べ612,715千円減少しました。負債については長期借入金が1,516,697千円増加するなどし、負債合計は6,950,487千円となり、前連結会計年度末に比べ1,620,514千円増加しました。また、親会社株主に帰属する中間純損失2,080,308千円などにより、純資産は3,678,505千円となり、前連結会計年度末に比べ2,233,229千円減少しました。
3)キャッシュ・フローの分析
「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載してあります。
b.経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容
当社グループの経営に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
c.資本の財源および資金の流動性
1)資金需要
当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは立山有料道路の除雪費・通行料、運輸・ホテル施設の修繕費、売店の商品仕入費、ホテル・レストランの飲食材料品の仕入費などがあります。また、設備投資需要としては運輸・ホテル設備の有形固定資産投資、運輸システムなどの無形固定資産投資などがあります。
2)財務政策
当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用および金融機関からの借入により、資金調達を行っております。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、急激に収益力が低下し当社グループの財務基盤は大きなダメージを負いました。2021年、立山黒部アルペンルートは全線開業から50周年の節目を迎えます。これからも、アルペンルートに来訪されるお客様や地域の皆様、取引先や株主といったすべてのステークホルダーから信頼され、応援される会社にならなければなりません。当社グループでは、早急に中期経営計画を策定して事業構造改革に取り組み、自己資本比率の回復に努めます。