四半期報告書-第99期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)

【提出】
2022/08/10 9:35
【資料】
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【項目】
36項目
※1 特別損失の内容
当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)
当社は、2022年5月23日開催の取締役会において、水島発電所2号機、下松発電所3号機及び下関発電所1・2号機の廃止を決定したことに伴い、固定資産に係る減損損失8,149百万円及び貯蔵品評価損519百万円の計8,669百万円を火力発電所廃止損失として計上している。減損損失を計上した資産については以下のとおりである。
(1)グルーピングの方法
上記の火力発電所を廃止決定したことに伴い、電気事業固定資産(汽力発電設備)からその他の固定資産へ振替しており、地点毎のグルーピングとしている。
なお、当社のグルーピングについては、発電・電力販売事業に使用している固定資産は、発電から販売に至るまですべての資産が一体となってキャッシュ・フローを生成していることから、全体を1つの資産グループとしている。また、その他の固定資産は、地点毎又は個別資産毎としている。
(2)資産の概要及び金額
グルーピングをもとに認識された減損損失は8,149百万円(その他の固定資産)であり、固定資産は以下のとおりである。
用途場所種類減損損失(百万円)
水島発電所2号機岡山県倉敷市建物
機械装置・その他
36
1,616
小計1,652
下松発電所3号機山口県下松市土地
建物
機械装置・その他
558
173
2,209
小計2,942
下関発電所1・2号機山口県下関市土地
建物
機械装置・その他
1,091
559
1,903
小計3,554
合計8,149

(3)回収可能価額の算定方法
対象資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として火力発電所廃止損失に計上している。回収可能価額は正味売却価額により測定しており、路線価に基づく評価額等による資産グループの時価から処分費用見込額を控除して算定している。