訂正有価証券報告書-第116期(平成26年2月1日-平成27年1月31日)

【提出】
2020/02/21 14:56
【資料】
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【項目】
107項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)重要な会計方針および見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、貸倒引当金、賞与引当金、退職給付に係る負債、資産除去債務、減損損失等の計上について見積り計算を行っており、これらの見積りについては過去の実績や現時点で合理的であると考えられる一定の前提に基づいたものでありますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
(2)財政状態の分析
① 資産
当連結会計年度末における総資産は35,239百万円と前連結会計年度末に比べ1,333百万円の増加となりました。これは主として、マネー・マネジメント・ファンドの解約により有価証券が減少したこと、浅草事業場の建築工事代金を建設仮勘定に計上したこと、有形固定資産の減価償却がすすんだこと、および株価の上昇により投資有価証券が増加したことによるものであります。
② 負債
当連結会計年度末における負債合計は7,805百万円と前連結会計年度末に比べ220百万円の増加となりました。これは主として、未払金(未払消費税)および未払法人税等が増加したこと、株価の上昇により増加したその他有価証券評価差額金に係る繰延税金負債を計上したこと、および建設協力金償還により受入保証金が減少したことによるものであります。
③ 純資産
当連結会計年度末における純資産合計は27,434百万円と前連結会計年度末に比べ1,112百万円の増加となりました。これは主として、当期純利益を計上したこと、その他有価証券評価差額金が増加したこと、および配当金を支払ったことによるものであります。
(3)経営成績の分析
① 売上高
当連結会計年度の売上高は9,141百万円と前連結会計年度に比べ276百万円(2.9%)の減収となりました。これは主として、「娯楽サービス関連事業」および「飲食その他事業」の減収によるものであります。
② 営業利益
当連結会計年度の営業利益は1,468百万円と前連結会計年度に比べ32百万円(2.3%)の増益となりました。これは主として、「不動産賃貸関連事業」の増益および「娯楽サービス関連事業」の減益によるものであります。
③ 経常利益
当連結会計年度の営業外収益は163百万円、また、営業外費用は81百万円となりました。
以上の結果、当連結会計年度の経常利益は1,550百万円と前連結会計年度に比べ25百万円(1.6%)の減益となりました。
④ 当期純利益
当連結会計年度の特別損失は6百万円となりました(前連結会計年度に比べ435百万円減少)。これは主として、減損損失が減少し、事業整理損がなくなったことによるものであります。また、当連結会計年度の税金費用は569百万円となりました。
以上の結果、当連結会計年度の当期純利益は974百万円と前連結会計年度に比べ272百万円(38.8%)の増益となりました。
(4)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析については、「第2[事業の状況] 1[業績等の概要] (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。