半期報告書-第104期(2025/06/01-2026/05/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営指標等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善傾向にあり緩やかな景気回復基調で推移しました。しかしながら、国際情勢の不安定化や物価上昇等の影響で、依然として先行き不透明な状況が続きました。
演劇興行界においては大きな変動もなく、新橋演舞場では8公演の興行が実施されました。
当社におきましては、各テナントとの関係を良好に保つことができ、前年並みの収入を確保することが出来ました。支出につきましては昨今の物価上昇に伴い経費全般が例外なく上昇傾向にあるため、経費ごとに精査を重ね、経費削減に努めました。
以上の結果、当中間会計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(イ)財政状態
当中間会計期間末の資産合計は5,429,760千円となり、前期末に比べ38,372千円増加しました。
当中間会計期間末の負債合計は893,352千円となり、前期末に比べ2,299千円増加しました。
当中間会計期間末の純資産は4,536,408千円となり、前期末に比べ36,073千円増加しました。
(ロ)経営成績
当中間会計期間の売上高は265,936千円(前年同期比0.4%増)、営業利益は74,519千円(同97.9%増)、経常利益は82,742千円(同96.8%増)、中間純利益は57,174千円(同97.9%増)となりました。中間純利益の大幅な増加については、前中間会計期間で本館外壁修繕工事(27,405千円)等による補修費の増加があったことが主な要因であります。
② キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前中間会計期間末より843,557千円減少し、当中間会計期間末には1,969,001千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は110,158千円(前年同期は11,672千円の収入)となりました。
これは主に、税引前中間純利益82,742千円(前年同期に比べ40,694千円増)、減価償却費26,461千円、売上債権の減少額11,766千円、及び法人税等の支払額26,453千円を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は1,001,768千円(前年同期は3,379千円の支出)となりました。
これは、主に定期預金の預入による支出1,000,000千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は15,167千円(前年同期は14,390千円の支出)となりました。
これは、配当金の支払額13,402千円及び自己株式の取得による支出1,765千円があったことによるものであります。
③ 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
④ 生産、受注及び販売の実績
(イ)生産実績
該当事項はありません。
(ロ)受注実績
該当事項はありません。
(ハ)販売実績
当中間会計期間における販売実績は、次のとおりであります。
当社は、「不動産賃貸事業」の単一セグメントを営んでおります。
賃貸料収入を部門別に示せば次のとおりであります。
(注)前中間会計期間及び当中間会計期間の主な相手先別の賃貸料収入及び当該賃貸料収入の総賃貸料収入に対する
割合は次のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
① 当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(イ)財政状態の分析
総資産は、前事業年度末の5,391,388千円と比較して0.7%増の5,429,760千円となりました。これは主に、長期預金を含む現金及び預金の増加、並びに有形固定資産の償却に伴う減少等によるものであります。負債合計は、前事業年度末の891,053千円と比較して0.3%増の893,352千円となりました。これは主に、未払消費税等の増加、並びに関係会社株式の時価評価に伴う繰延税金負債の減少等によるものであります。純資産は、前事業年度末の4,500,335千円と比較して0.8%増の4,536,408千円となりました。
(ロ)経営成績の分析
・売上高
売上高は、265,936千円(前年同期比0.4%増)となりました。これは主に、別館テナント更新料収入によるものであります。
・売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価、販売費及び一般管理費の合計は、191,417千円(前年同期比15.7%減)となりました。これは主に、補修費の減少によるものであります。
・営業利益
営業利益は、74,519千円(前年同期比97.9%増)となりました。これは主に、販売費及び一般管理費の減少によるものであります。
・中間純利益
中間純利益は、57,174千円(前年同期比97.9%増)となりました。これは主に、上記によるものであります。
② 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(イ)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
(ロ)資金需要の主な内容
当社の資金需要は、主に運営・管理活動に必要となる人件費、設備管理費となります。これらについて、現在手元資金でまかなえる状況でありますが、手元資金の変動を平準化し、将来的な資金需要に備えるため、毎期剰余金の一部を別途積立金として内部留保しております。今後も安定した経営基盤に基づく収益向上を図り、営業活動によるキャッシュ・フローの増加に努めてまいります。
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営指標等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善傾向にあり緩やかな景気回復基調で推移しました。しかしながら、国際情勢の不安定化や物価上昇等の影響で、依然として先行き不透明な状況が続きました。
演劇興行界においては大きな変動もなく、新橋演舞場では8公演の興行が実施されました。
当社におきましては、各テナントとの関係を良好に保つことができ、前年並みの収入を確保することが出来ました。支出につきましては昨今の物価上昇に伴い経費全般が例外なく上昇傾向にあるため、経費ごとに精査を重ね、経費削減に努めました。
以上の結果、当中間会計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(イ)財政状態
当中間会計期間末の資産合計は5,429,760千円となり、前期末に比べ38,372千円増加しました。
当中間会計期間末の負債合計は893,352千円となり、前期末に比べ2,299千円増加しました。
当中間会計期間末の純資産は4,536,408千円となり、前期末に比べ36,073千円増加しました。
(ロ)経営成績
当中間会計期間の売上高は265,936千円(前年同期比0.4%増)、営業利益は74,519千円(同97.9%増)、経常利益は82,742千円(同96.8%増)、中間純利益は57,174千円(同97.9%増)となりました。中間純利益の大幅な増加については、前中間会計期間で本館外壁修繕工事(27,405千円)等による補修費の増加があったことが主な要因であります。
② キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前中間会計期間末より843,557千円減少し、当中間会計期間末には1,969,001千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は110,158千円(前年同期は11,672千円の収入)となりました。
これは主に、税引前中間純利益82,742千円(前年同期に比べ40,694千円増)、減価償却費26,461千円、売上債権の減少額11,766千円、及び法人税等の支払額26,453千円を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は1,001,768千円(前年同期は3,379千円の支出)となりました。
これは、主に定期預金の預入による支出1,000,000千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は15,167千円(前年同期は14,390千円の支出)となりました。
これは、配当金の支払額13,402千円及び自己株式の取得による支出1,765千円があったことによるものであります。
③ 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
④ 生産、受注及び販売の実績
(イ)生産実績
該当事項はありません。
(ロ)受注実績
該当事項はありません。
(ハ)販売実績
当中間会計期間における販売実績は、次のとおりであります。
当社は、「不動産賃貸事業」の単一セグメントを営んでおります。
賃貸料収入を部門別に示せば次のとおりであります。
| 部門 | 新橋演舞場(劇場) (千円) | 食堂・売店 (千円) | 地域冷暖房センター (千円) | ショーケース等 (千円) | 駐車場 (千円) | 別館 (千円) | 合計 (千円) |
| 前中間会計期間 (自 2024年6月1日 至 2024年11月30日) | 218,046 | 7,485 | 8,423 | 7,753 | 9,241 | 13,834 | 264,784 |
| 当中間会計期間 (自 2025年6月1日 至 2025年11月30日) | 218,122 | 7,485 | 8,423 | 7,753 | 9,297 | 14,855 | 265,936 |
| 前事業年度 (自 2024年6月1日 至 2025年5月31日) | 435,953 | 14,915 | 16,847 | 15,644 | 18,314 | 27,876 | 529,551 |
(注)前中間会計期間及び当中間会計期間の主な相手先別の賃貸料収入及び当該賃貸料収入の総賃貸料収入に対する
割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前中間会計期間 (自 2024年6月1日 至 2024年11月30日) | 当中間会計期間 (自 2025年6月1日 至 2025年11月30日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 松竹株式会社 | 219,816 | 83.0 | 219,842 | 82.7 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
① 当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(イ)財政状態の分析
総資産は、前事業年度末の5,391,388千円と比較して0.7%増の5,429,760千円となりました。これは主に、長期預金を含む現金及び預金の増加、並びに有形固定資産の償却に伴う減少等によるものであります。負債合計は、前事業年度末の891,053千円と比較して0.3%増の893,352千円となりました。これは主に、未払消費税等の増加、並びに関係会社株式の時価評価に伴う繰延税金負債の減少等によるものであります。純資産は、前事業年度末の4,500,335千円と比較して0.8%増の4,536,408千円となりました。
(ロ)経営成績の分析
・売上高
売上高は、265,936千円(前年同期比0.4%増)となりました。これは主に、別館テナント更新料収入によるものであります。
・売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価、販売費及び一般管理費の合計は、191,417千円(前年同期比15.7%減)となりました。これは主に、補修費の減少によるものであります。
・営業利益
営業利益は、74,519千円(前年同期比97.9%増)となりました。これは主に、販売費及び一般管理費の減少によるものであります。
・中間純利益
中間純利益は、57,174千円(前年同期比97.9%増)となりました。これは主に、上記によるものであります。
② 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(イ)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
(ロ)資金需要の主な内容
当社の資金需要は、主に運営・管理活動に必要となる人件費、設備管理費となります。これらについて、現在手元資金でまかなえる状況でありますが、手元資金の変動を平準化し、将来的な資金需要に備えるため、毎期剰余金の一部を別途積立金として内部留保しております。今後も安定した経営基盤に基づく収益向上を図り、営業活動によるキャッシュ・フローの増加に努めてまいります。