有価証券報告書-第66期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2025/06/12 9:46
【資料】
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【項目】
96項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度の日本経済は、円安やウクライナ・中東危機に伴う原材料高を背景に原料・光熱費、人手不足による
人件費等の高騰が続きました。また、アメリカ関税問題の日本経済への影響が懸念されております。
ゴルフ場業界におきましては、少子高齢化の影響でゴルフ人口の減少や労働力不足が問題視されております。ま
た、プレーヤー低価格志向、ゴルフ場の供給過剰など厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中で、当クラブは皆様方のご支援をいただきまして、令和5年9月に女子プロツアーのメ
ジャー大会である「第56回日本女子オープンゴルフ選手権」を開催することができました。その結果として、当期
は全国からのエントリーが増え入場者の増加につながりました。
当期中の主な設備改修は、自動精算機の新規購入や4カ所のキュービクル施設更新、湖コース軽食堂ならびに売
店の屋根葺き替え、合併浄化槽の修繕、湖コースの練習グリーン新設、湖コース17番のグリーン改修、アプローチ
スイーパー・エアレーター・乗用カート・軽トラック・ターフトラック・エアコン・気象観測装置・ガス乾燥機・
冷凍庫の代替品購入等でございます。
当社の当期の業績は、入場者は47,988人で前年同期比4,171人(9.5%)の増加となりました。営業成績につきま
しては、売上高が739,167千円となり、前年同期比137,910千円(15.7%)の減収になりました。また、経常利益は
45,991千円となり、前年同期比17,150千円(59.5%)の増加、そして当期純利益は34,104千円となり、前年同期比
9,678千円(39.6%)の増益となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同期に比べて37,919千円増加し、55,312千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動により獲得された資金は151,058千円(前年同期は80,125千円の使用)となりました。前事業年度に比べ、未払債務の増加が24,484千円と大きかったことが主な要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動によって支出された資金は、73,379千円となり、前事業年度に比べ31,043千円増加しました。これは設備投資として73,378千円の支出があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果減少した資金は39,760千円(前年同期は22,240千円の獲得)となりました。これは、借入金の減少によるものです。
③入場者及び収入の実績
a. 入場者実績
最近の入場者実績ならびに増減比較を示せば、次のとおりであります。
期別第65期
(自 令和5年4月1日
至 令和6年3月31日)
第66期
(自 令和6年4月1日
至 令和7年3月31日)
前年同期比増減(%)
区分営業日数及び入場者数営業日数及び入場者数
営業日数(日)307288△6.2
メンバー(人)21,89821,216△3.1
ビジター(人)21,91926,77222.1
計(人)43,81747,9889.5

b. 収入実績
最近の収入実績ならびに増減比較を示せば、次のとおりであります。
期別第65期
(自 令和5年4月1日
至 令和6年3月31日)
第66期
(自 令和6年4月1日
至 令和7年3月31日)
前年同期比増減(%)
区分売上高(千円)売上高(千円)
会員収入105,868117,09810.6
プレーフィー433,683491,46113.3
附帯収入233,68218,785△91.9
食堂・売店売上103,843111,8217.6
877,077739,167△15.7

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって、当事業年度における資産・負債の報告数値及び偶発資産・負債の開示並びに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき行っており、そのため実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の事業年度の経営成績等は、入場者において前期対比で4,171名(9.5%)増加いたしました。会員収入は11,229千円増加し、プレーフィーが57,778千円増加、付帯収入は前期計上したトーナメント開催収入が無いため214,896千円の減少、食堂売店売上が7,978千円増加したことにより売上高は前期対比で137,910千円減少いたしました。営業支出につきましては、食堂・売店売上原価が568千円の増加となり、販売費及び一般管理費はトーナメント開催費用が無かったため172,223千円減少いたしました。以上の結果当期純利益は34,104千円となりました。
当社の経営成績に重要な影響を与える要因として、県内および周辺ゴルフ場の価格戦略がございます。近隣のゴルフ場は様々の付属サービス等で集客を図っており、実質的には値引き競争が続いており、プレー費の単価維持は困難になっています。大手旅行代理店と連携して福井県外のプレーヤーの獲得を行っていきます。また、土日祝日のキャンセル料金も設定し、健全なクラブ運営を目指しております。また、当ゴルフ場は松林と海、湖の景観主体をセールスポイントにしておりますが、松枯れ被害が完全には収まらず、予防対策費を計上しております。
当社の資本の財源及び資金の流動性については、当社の運転資金は、冬季期間中の積雪に伴う営業休止と入場者減少により資金が枯渇しますが、金融機関との強い信頼関係で安定的支援を得ています。一方、営業外資金対策として株式の流動化を促進し、会員の増強を図ることにより、入会料等の資金確保を図って参ります。
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、健全性の高い経営を維持する観点から自己資本利益率及び流動比率を、収益性の指標としては営業利益及び税引前当期純利益をその指標としています。
当事業年度の経営成績につきましては、4年連続で営業利益は黒字を確保することができました。そして、税引前当期純利益も4期連続で黒字となりました。自己資本利益率もプラスとなっております。なお、キャッシュ・フローに関しましては、営業キャッシュ・フローの範囲で必要と考えられる設備投資を積極的に行い、手元資金を適正な水準に保っております。
(3)経営者の問題認識と今後の方針について
今後の客単価の下落・売上高の減少に歯止めをかけるため、コースの改修を積極的に進め、付加価値を高めてまいります。レストランにおきましては、お客様の要望に応えられる料理を提供できますように、毎月季節に合わせたメニューを作るよう改善を行っております。
また、当社の経営陣は、当社を取り巻く厳しい環境を十分に認知しており、プレーヤーの動向並びにニーズを的確に把握し、営業方針を決定して参ります。具体的には、会員の高齢化に伴う休眠会員対策や、営業企画等による平日利用者、シニア、レディースの誘客を強力に実施して参ります。

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