有価証券報告書-第65期(2023/04/01-2024/03/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度の日本経済は、急激な円安やウクライナ・中東危機に伴う原材料高を背景に原料・光熱費、人手不足
による人件費の高騰が続きました。
ゴルフ場業界におきましては、3密を回避できる屋外スポーツとして、またコミュニティの場としてもゴルフ需
要が高くなり、若年層や女性客の来場者の増加傾向がみられましたが、新型コロナウィルス感染症が「5類」に
引き下げられ人流が回復したことで、他のスポーツやレジャーに参加する人が増え、全国的にゴルフ場来場者は若
干の減少傾向にあります。プレーヤーの高齢化、低価格志向、ゴルフ場の供給過剰など厳しい経営環境が続いてお
ります。
当クラブは海コースワングリーン化の工事と松林整備も終えコース改造も完成し、9月には女子プロツアーのメ
ジャー大会である「第56回日本女子オープンゴルフ選手権」を開催することができました。
当期中の主な設備改修はデジタル無線機の新規購入及び冷凍冷蔵庫・揚水ポンプ・パソコン・ガソリン給油機・
管理棟昇圧トランス・乗用カート・散水ポンプ・グリーンモア・ラフ芝刈り機・目土散布機・肥料散布機・ボール
集球機・軽トラック・防犯カメラの代替品購入等でございます。
トーナメント開催の効果もあり、当社の当期の業績は、入場者は43,817人で前年同期比1,742人(4.1%)の増加
となりました。営業成績につきましては、売上高が877,077千円となり、前年同期比229,906千円(35.5%)の増収
になりました。また、経常利益は28,840千円となり、前年同期比6,672千円(30.1%)の増加、そして当期純利益
は24,426千円となり、前年同期比6,942千円(39.7%)の増益となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同期に比べて100,221千円減少し、17,393千円(前年同期比85.2%減)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の支出された資金は80,125千円(前年同期は105,047千円の獲得)となりました。前事業年度に比べ、前受金の減少が211,836千円と大きかったことが主な要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動によって支出された資金は、42,336千円となり、前事業年度に比べ78,481千円減少しました。これは設備投資として42,335千円の支出があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果得られた資金は22,240千円(前年同期は5,840千円の使用)となりました。これは、借入金の増加によるものです。
③入場者及び収入の実績
a. 入場者実績
最近の入場者実績ならびに増減比較を示せば、次のとおりであります。
b. 収入実績
最近の収入実績ならびに増減比較を示せば、次のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって、当事業年度における資産・負債の報告数値及び偶発資産・負債の開示並びに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき行っており、そのため実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の事業年度の経営成績等は、入場者において前期対比で1,742名(4.1%)増加いたしました。会員収入は13,303千円増加し、プレーフィーが31,766千円増加、付帯収入はトーナメント開催収入を含めて169,488千円の増加、食堂売店売上が15,350千円増加したことにより売上高は前期対比で229,906千円増加いたしました。営業支出につきましては、食堂・売店売上原価が3,938千円の増加となり、販売費及び一般管理費も236,116千円増加いたしました。以上の結果当期純利益は24,426千円となりました。
当社の経営成績に重要な影響を与える要因として、県内および周辺ゴルフ場の価格戦略がございます。近隣のゴルフ場は様々の付属サービス等で集客を図っており、実質的には値引き競争が続いており、プレー費の単価維持は困難になっています。大手旅行代理店と連携して福井県外のプレーヤーの獲得を行っていきます。また、土日祝日のキャンセル料金も設定し、健全なクラブ運営を目指しております。また、当ゴルフ場は松林と海、湖の景観主体をセールスポイントにしておりますが、松枯れ被害が完全には収まらず、予防対策費を計上しております。
当社の資本の財源及び資金の流動性については、当社の運転資金は、冬季期間中の積雪に伴う営業休止と入場者減少により資金が枯渇しますが、金融機関との強い信頼関係で安定的支援を得ています。一方、営業外資金対策として株式の流動化を促進し、会員の増強を図ることにより、入会料等の資金確保を図って参ります。
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、健全性の高い経営を維持する観点から自己資本利益率及び流動比率を、収益性の指標としては営業利益及び税引前当期純利益をその指標としています。
当事業年度の経営成績につきましては、3年連続で営業利益は黒字を確保することができました。そして、税引前当期純利益も3期連続で黒字となりました。自己資本利益率もプラスとなっております。なお、キャッシュ・フローに関しましては、営業キャッシュ・フローの範囲で必要と考えられる設備投資を積極的に行い、手元資金を適正な水準に保っております。
(3)経営者の問題認識と今後の方針について
今後の客単価の下落・売上高の減少に歯止めをかけるため、コースの改修を積極的に進め、付加価値を高めてまいります。レストランにおきましては、お客様の要望に応えられる料理を提供できますように、毎月季節に合わせたメニューを作るよう改善を行っております。
また、当社の経営陣は、当社を取り巻く厳しい環境を十分に認知しており、プレーヤーの動向並びにニーズを的確に把握し、営業方針を決定して参ります。具体的には、会員の高齢化に伴う休眠会員対策や、営業企画等による平日利用者、シニア、レディースの誘客を強力に実施して参ります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度の日本経済は、急激な円安やウクライナ・中東危機に伴う原材料高を背景に原料・光熱費、人手不足
による人件費の高騰が続きました。
ゴルフ場業界におきましては、3密を回避できる屋外スポーツとして、またコミュニティの場としてもゴルフ需
要が高くなり、若年層や女性客の来場者の増加傾向がみられましたが、新型コロナウィルス感染症が「5類」に
引き下げられ人流が回復したことで、他のスポーツやレジャーに参加する人が増え、全国的にゴルフ場来場者は若
干の減少傾向にあります。プレーヤーの高齢化、低価格志向、ゴルフ場の供給過剰など厳しい経営環境が続いてお
ります。
当クラブは海コースワングリーン化の工事と松林整備も終えコース改造も完成し、9月には女子プロツアーのメ
ジャー大会である「第56回日本女子オープンゴルフ選手権」を開催することができました。
当期中の主な設備改修はデジタル無線機の新規購入及び冷凍冷蔵庫・揚水ポンプ・パソコン・ガソリン給油機・
管理棟昇圧トランス・乗用カート・散水ポンプ・グリーンモア・ラフ芝刈り機・目土散布機・肥料散布機・ボール
集球機・軽トラック・防犯カメラの代替品購入等でございます。
トーナメント開催の効果もあり、当社の当期の業績は、入場者は43,817人で前年同期比1,742人(4.1%)の増加
となりました。営業成績につきましては、売上高が877,077千円となり、前年同期比229,906千円(35.5%)の増収
になりました。また、経常利益は28,840千円となり、前年同期比6,672千円(30.1%)の増加、そして当期純利益
は24,426千円となり、前年同期比6,942千円(39.7%)の増益となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同期に比べて100,221千円減少し、17,393千円(前年同期比85.2%減)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の支出された資金は80,125千円(前年同期は105,047千円の獲得)となりました。前事業年度に比べ、前受金の減少が211,836千円と大きかったことが主な要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動によって支出された資金は、42,336千円となり、前事業年度に比べ78,481千円減少しました。これは設備投資として42,335千円の支出があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果得られた資金は22,240千円(前年同期は5,840千円の使用)となりました。これは、借入金の増加によるものです。
③入場者及び収入の実績
a. 入場者実績
最近の入場者実績ならびに増減比較を示せば、次のとおりであります。
| 期別 | 第64期 (自 令和4年4月1日 至 令和5年3月31日) | 第65期 (自 令和5年4月1日 至 令和6年3月31日) | 前年同期比増減(%) |
| 区分 | 営業日数及び入場者数 | 営業日数及び入場者数 | |
| 営業日数(日) | 314 | 307 | △2.23 |
| メンバー(人) | 22,782 | 21,898 | △3.88 |
| ビジター(人) | 19,293 | 21,919 | 13.61 |
| 計(人) | 42,075 | 43,817 | 4.14 |
b. 収入実績
最近の収入実績ならびに増減比較を示せば、次のとおりであります。
| 期別 | 第64期 (自 令和4年4月1日 至 令和5年3月31日) | 第65期 (自 令和5年4月1日 至 令和6年3月31日) | 前年同期比増減(%) |
| 区分 | 売上高(千円) | 売上高(千円) | |
| 会員収入 | 92,565 | 105,868 | 14.37 |
| プレーフィー | 401,917 | 433,683 | 7.90 |
| 附帯収入 | 64,194 | 233,682 | 264.02 |
| 食堂・売店売上 | 88,493 | 103,843 | 17.35 |
| 計 | 647,171 | 877,077 | 35.52 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって、当事業年度における資産・負債の報告数値及び偶発資産・負債の開示並びに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき行っており、そのため実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の事業年度の経営成績等は、入場者において前期対比で1,742名(4.1%)増加いたしました。会員収入は13,303千円増加し、プレーフィーが31,766千円増加、付帯収入はトーナメント開催収入を含めて169,488千円の増加、食堂売店売上が15,350千円増加したことにより売上高は前期対比で229,906千円増加いたしました。営業支出につきましては、食堂・売店売上原価が3,938千円の増加となり、販売費及び一般管理費も236,116千円増加いたしました。以上の結果当期純利益は24,426千円となりました。
当社の経営成績に重要な影響を与える要因として、県内および周辺ゴルフ場の価格戦略がございます。近隣のゴルフ場は様々の付属サービス等で集客を図っており、実質的には値引き競争が続いており、プレー費の単価維持は困難になっています。大手旅行代理店と連携して福井県外のプレーヤーの獲得を行っていきます。また、土日祝日のキャンセル料金も設定し、健全なクラブ運営を目指しております。また、当ゴルフ場は松林と海、湖の景観主体をセールスポイントにしておりますが、松枯れ被害が完全には収まらず、予防対策費を計上しております。
当社の資本の財源及び資金の流動性については、当社の運転資金は、冬季期間中の積雪に伴う営業休止と入場者減少により資金が枯渇しますが、金融機関との強い信頼関係で安定的支援を得ています。一方、営業外資金対策として株式の流動化を促進し、会員の増強を図ることにより、入会料等の資金確保を図って参ります。
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、健全性の高い経営を維持する観点から自己資本利益率及び流動比率を、収益性の指標としては営業利益及び税引前当期純利益をその指標としています。
当事業年度の経営成績につきましては、3年連続で営業利益は黒字を確保することができました。そして、税引前当期純利益も3期連続で黒字となりました。自己資本利益率もプラスとなっております。なお、キャッシュ・フローに関しましては、営業キャッシュ・フローの範囲で必要と考えられる設備投資を積極的に行い、手元資金を適正な水準に保っております。
(3)経営者の問題認識と今後の方針について
今後の客単価の下落・売上高の減少に歯止めをかけるため、コースの改修を積極的に進め、付加価値を高めてまいります。レストランにおきましては、お客様の要望に応えられる料理を提供できますように、毎月季節に合わせたメニューを作るよう改善を行っております。
また、当社の経営陣は、当社を取り巻く厳しい環境を十分に認知しており、プレーヤーの動向並びにニーズを的確に把握し、営業方針を決定して参ります。具体的には、会員の高齢化に伴う休眠会員対策や、営業企画等による平日利用者、シニア、レディースの誘客を強力に実施して参ります。