有価証券報告書-第51期(平成29年10月1日-平成30年9月30日)
当社はゴルフ場事業しか行っておりませんのでセグメントごとの記載はしておりません。
(1)経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国の経済は、企業業績や雇用環境が継続して好調に推移し、個人消費も底堅さが維持され、緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、世界経済では米国の自国優先主義に伴う米国と中国の貿易対立や北朝鮮及び中東諸国における地政学リスクなど海外情勢に不確定な要素があり、先行きは不透明な状況が続いております。
当社の属するゴルフ業界においては、度重なる台風の襲来や記録的な酷暑、西日本豪雨災害などに代表される天候不順による集客面への悪影響に加え、ゴルフ愛好者の高齢化や若年者のゴルフ離れ、同業他社との低価格競争による客単価の低下など、依然として非常に厳しい経営環境にあります。
このような経営環境の中、当社は営業活動の強化による大口コンペの誘致、道後温泉を中心としたホテル等との連携強化、ネット予約システムを活用したビジター客の抱え込み、平日にお得なお食事付プランを展開するなど、より一層の入場者確保に向けて努力して参りました。また、設備面におきましては、増加するセルフプレーヤーの利便性向上を目的としたカート道路のバイパス工事や、老朽化した乗用カートの一部更新、グリーンコンディションの向上を目的とした設備導入など積極的に実施して参りました。財政面では、会員の皆様からの預り金返還請求に迅速に対応するため金融機関より追加融資を受けるなど財政安定化に向けた取組みを進めて参りました。
こうした営業努力により、入場者数では西日本豪雨災害等の天候不順の影響を受けたものの前事業年度に比し2,145名増の34,943名となり、営業収益においても入場者数の増加により376,232千円と前事業年度に比し13,816千円(3.8%)の増収となりました。また、営業損益では、入場者数増加による経費増に加え、コースコンディション向上を目的とした関連経費の増加により営業費用が増加したため、827千円の損失となりました。また、経常利益におきましても同様に3,159千円の利益となり3,142千円(49.8%)の減少となりました。最終的な当期純損益におきましては、固定資産売却益を特別利益に計上したことにより596千円の利益となり、前事業年度に比し466千円(43.9%)の減益となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローはほぼ増減がなく、財務活動によるキャッシュ・フロー及び投資活動によるキャッシュ・フローが減少となり、前事業年度末に比し7,417千円(25.5%)減少し、当事業年度末には21,614千円となりました。
当事業年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比し213千円増加の39,794千円となりました。これは主に昨年と同水準で税引前当期純利益が計上された為であります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比し7,314千円減少の△12,973千円となりました。これは主に定期預金の預入による支出と払戻による収入が増加し、貸付金の回収による収入が減少した為であります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比し11,012千円減少の△34,237千円となりました。これは主に株主からの長期預り金返済による支出が増加した為であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 利用者実績
当事業年度の利用実績は次のとおりであります。
b. 営業実績
当事業年度の営業収益実績を科目別に示すと次のとおりであります。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。
② 当事業年度の経営成績の分析
大口コンペの誘致や平日優待プランの実施などにより入場者数が増加したことにより、営業収益は13,816千円増加し376,232千円となり、営業損益ではゴルフ営業原価を中心に営業原価が増加したため3,070千円の減少となり827千円の損失となりました。最終的な当期純損益においては、固定資産売却益を特別利益に計上したものの、前事業年度に比し466千円の減少となり596千円の利益となりました。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因
当社の事業性格上、経営成績に重要な影響を与える要因は、社会全般の景気の状況あるいは気象状況等外部の要因であります。しかし、それは同業他社も同様であり、設備の充実またはサービスの改善が将来の経営に重要な影響を与えると考えます。
④ 財政状態の分析
a. 流動資産
流動資産は、前事業年度末に比し3,264千円減少し、109,502千円となりました。これは主として現金及び預金が減少した為であります。
b. 固定資産
固定資産は、前事業年度末に比し9,163千円減少し、2,165,020千円となりました。これは主として一部の固定資産を売却したことと、設備投資額が減価償却費を下回った為であります。
c. 流動負債
流動負債は、前事業年度末に比し9,564千円増加し、79,445千円となりました。これは主として未払法人税等と1年以内返済予定の長期借入金が増加したためであります。
d. 固定負債
固定負債は、前事業年度末に比し22,588千円減少し、1,749,587千円となりました。これは主として、会員からの長期預り金を返済した為であります。
e. 純資産
純資産は、前事業年度末に比し596千円増加し、445,490千円となりました。これは当期純損益が596千円の利益となった為であります。
f. キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが税引前当期純利益が昨年並みであったことなどにより、前事業年度に比し213千円増加の39,794千円となり、投資活動によるキャッシュ・フローが定期預金の預入による支出と払戻による支出が増加し、貸付金の回収による収入が減少したことなどにより、前事業年度に比し7,314千円減少の△12,973千円となりました。一方、財務活動によるキャッシュ・フローは、当事業年度において株主からの長期預り金返済による支出が増加したことなどにより、前事業年度に比し11,012千円減少の△34,237千円となりました。その結果、当事業年度末の現金及び現金同等物は、前事業年度末に比し7,417千円減少し21,614千円となりました。
当社の資本の財源は、内部留保資金及び金融機関からの借入金であり、運転資金や設備投資資金及び預託金返還に充当しており資金の流動性は確保されております。
⑤ 経営者の問題認識と今後の方針
欧米各地で頻発するテロや右派勢力の台頭など社会情勢に不安定な要素はあるものの、企業業績や雇用環境が継続して改善しており緩やかな景気回復基調で推移しました。
こうした経済情勢の中、ゴルフ場経営は依然として厳しい経営環境にあるという認識の上で、同業他社との料金値下げ競争とは一線を画し、人的なサービスの向上や高品質なコース整備などにより、コスト意識に基づいた適正料金での来場者確保を目指して努力していくことが、今後の基本的な方針であります。
(1)経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国の経済は、企業業績や雇用環境が継続して好調に推移し、個人消費も底堅さが維持され、緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、世界経済では米国の自国優先主義に伴う米国と中国の貿易対立や北朝鮮及び中東諸国における地政学リスクなど海外情勢に不確定な要素があり、先行きは不透明な状況が続いております。
当社の属するゴルフ業界においては、度重なる台風の襲来や記録的な酷暑、西日本豪雨災害などに代表される天候不順による集客面への悪影響に加え、ゴルフ愛好者の高齢化や若年者のゴルフ離れ、同業他社との低価格競争による客単価の低下など、依然として非常に厳しい経営環境にあります。
このような経営環境の中、当社は営業活動の強化による大口コンペの誘致、道後温泉を中心としたホテル等との連携強化、ネット予約システムを活用したビジター客の抱え込み、平日にお得なお食事付プランを展開するなど、より一層の入場者確保に向けて努力して参りました。また、設備面におきましては、増加するセルフプレーヤーの利便性向上を目的としたカート道路のバイパス工事や、老朽化した乗用カートの一部更新、グリーンコンディションの向上を目的とした設備導入など積極的に実施して参りました。財政面では、会員の皆様からの預り金返還請求に迅速に対応するため金融機関より追加融資を受けるなど財政安定化に向けた取組みを進めて参りました。
こうした営業努力により、入場者数では西日本豪雨災害等の天候不順の影響を受けたものの前事業年度に比し2,145名増の34,943名となり、営業収益においても入場者数の増加により376,232千円と前事業年度に比し13,816千円(3.8%)の増収となりました。また、営業損益では、入場者数増加による経費増に加え、コースコンディション向上を目的とした関連経費の増加により営業費用が増加したため、827千円の損失となりました。また、経常利益におきましても同様に3,159千円の利益となり3,142千円(49.8%)の減少となりました。最終的な当期純損益におきましては、固定資産売却益を特別利益に計上したことにより596千円の利益となり、前事業年度に比し466千円(43.9%)の減益となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローはほぼ増減がなく、財務活動によるキャッシュ・フロー及び投資活動によるキャッシュ・フローが減少となり、前事業年度末に比し7,417千円(25.5%)減少し、当事業年度末には21,614千円となりました。
当事業年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比し213千円増加の39,794千円となりました。これは主に昨年と同水準で税引前当期純利益が計上された為であります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比し7,314千円減少の△12,973千円となりました。これは主に定期預金の預入による支出と払戻による収入が増加し、貸付金の回収による収入が減少した為であります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比し11,012千円減少の△34,237千円となりました。これは主に株主からの長期預り金返済による支出が増加した為であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 利用者実績
当事業年度の利用実績は次のとおりであります。
| 項目 | 第51期 (自 平成29年10月1日 至 平成30年9月30日) | 前年同期比 | |
| 1日当り標準利用者数(イ) | (人) | 200 | ― |
| 期中延営業日数(ロ) | (日) | 358 | △3 |
| 期中延標準利用者数(イ)×(ロ)=(ハ) | (人) | 71,600 | △600 |
| 利用者実績数(ニ) | (人) | 34,943 | 2,145 |
| 利用割合(ニ)÷(ハ) | (%) | 48.8 | 3.4 |
b. 営業実績
当事業年度の営業収益実績を科目別に示すと次のとおりであります。
| 項目 | 第51期 (自 平成29年10月1日 至 平成30年9月30日) | 前年同期比(%) | |
| グリーンフィー | (千円) | 168,560 | 6.0 |
| キャディーフィー | (千円) | 22,343 | △6.4 |
| カートフィー | (千円) | 71,694 | 5.3 |
| 受取使用料 | (千円) | 227 | 0.2 |
| 会費収入 | (千円) | 32,852 | 0.1 |
| コンペティションフィー | (千円) | 9,651 | △5.4 |
| 名義変更手数料収入 | (千円) | 6,350 | △20.1 |
| 売店営業収入 | (千円) | 10,717 | 14.1 |
| 食堂営業収入 | (千円) | 53,835 | 5.5 |
| 合計 | (千円) | 376,232 | 3.8 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。
② 当事業年度の経営成績の分析
大口コンペの誘致や平日優待プランの実施などにより入場者数が増加したことにより、営業収益は13,816千円増加し376,232千円となり、営業損益ではゴルフ営業原価を中心に営業原価が増加したため3,070千円の減少となり827千円の損失となりました。最終的な当期純損益においては、固定資産売却益を特別利益に計上したものの、前事業年度に比し466千円の減少となり596千円の利益となりました。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因
当社の事業性格上、経営成績に重要な影響を与える要因は、社会全般の景気の状況あるいは気象状況等外部の要因であります。しかし、それは同業他社も同様であり、設備の充実またはサービスの改善が将来の経営に重要な影響を与えると考えます。
④ 財政状態の分析
a. 流動資産
流動資産は、前事業年度末に比し3,264千円減少し、109,502千円となりました。これは主として現金及び預金が減少した為であります。
b. 固定資産
固定資産は、前事業年度末に比し9,163千円減少し、2,165,020千円となりました。これは主として一部の固定資産を売却したことと、設備投資額が減価償却費を下回った為であります。
c. 流動負債
流動負債は、前事業年度末に比し9,564千円増加し、79,445千円となりました。これは主として未払法人税等と1年以内返済予定の長期借入金が増加したためであります。
d. 固定負債
固定負債は、前事業年度末に比し22,588千円減少し、1,749,587千円となりました。これは主として、会員からの長期預り金を返済した為であります。
e. 純資産
純資産は、前事業年度末に比し596千円増加し、445,490千円となりました。これは当期純損益が596千円の利益となった為であります。
f. キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが税引前当期純利益が昨年並みであったことなどにより、前事業年度に比し213千円増加の39,794千円となり、投資活動によるキャッシュ・フローが定期預金の預入による支出と払戻による支出が増加し、貸付金の回収による収入が減少したことなどにより、前事業年度に比し7,314千円減少の△12,973千円となりました。一方、財務活動によるキャッシュ・フローは、当事業年度において株主からの長期預り金返済による支出が増加したことなどにより、前事業年度に比し11,012千円減少の△34,237千円となりました。その結果、当事業年度末の現金及び現金同等物は、前事業年度末に比し7,417千円減少し21,614千円となりました。
当社の資本の財源は、内部留保資金及び金融機関からの借入金であり、運転資金や設備投資資金及び預託金返還に充当しており資金の流動性は確保されております。
⑤ 経営者の問題認識と今後の方針
欧米各地で頻発するテロや右派勢力の台頭など社会情勢に不安定な要素はあるものの、企業業績や雇用環境が継続して改善しており緩やかな景気回復基調で推移しました。
こうした経済情勢の中、ゴルフ場経営は依然として厳しい経営環境にあるという認識の上で、同業他社との料金値下げ競争とは一線を画し、人的なサービスの向上や高品質なコース整備などにより、コスト意識に基づいた適正料金での来場者確保を目指して努力していくことが、今後の基本的な方針であります。