有価証券報告書-第52期(平成30年10月1日-令和1年9月30日)
当社はゴルフ場事業しか行っておりませんのでセグメントごとの記載はしておりません。
(1)経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国の経済は、全体として緩やかな回復基調で推移しており、雇用環境においては強い改善傾向が継続しました。しかしながら、世界経済では中国経済の減速や米中の貿易摩擦など国際情勢の先行きに懸念される要素が増大しており、心理的な不安定感は増しつつあります。
当社の属するゴルフ業界においては、ゴルフ愛好者の高齢化や若年者のゴルフ離れ、同業他社との低価格競争による客単価の低下など、依然として非常に厳しい経営環境にあります。
このような経営環境の中、当社は営業活動の強化による大口コンペの誘致、道後温泉を中心としたホテル等との連携強化、ネット予約システムを活用したビジター客の抱え込み、平日にお得なお食事付プランを展開するなど、より一層の入場者確保に向けて努力して参りました。また、設備面におきましては、増加するセルフプレーヤーの利便性向上を目的としたカート道路のバイパス工事や、老朽化した乗用カートの一部更新、グリーンコンディションの向上を目的としたコースメンテナンス機械の新規導入に加え、人員不足の解消と精算時の利便性向上を目的とした自動精算機の導入などを積極的に実施してきました。財政面では、設備投資資金の確保のため金融機関より追加融資を受けるなど、財政安定化に向けた取組みを進めて参りました。
こうした営業努力により、入場者数では猛暑等の天候不順の影響を受けたものの前事業年度に比し3,530名増の38,473名となり、営業収益においても入場者数の大幅な増加により400,498千円と前事業年度に比し24,265千円(6.4%)の増収となりました。また、営業損益では、入場者数増加による経費増に加え、バンカー砂の入替やカート道路舗装の更新など、プレー環境向上を目的とした関連経費の増加により営業原価が増加したものの2,874千円の利益となり、経常損益では昨年被災した西日本豪雨災害の保険金収入などにより 14,195千円の利益となり、前事業年度に比し11,036千円(349.2%)の大幅な増益となりました。最終的な当期純損益におきましては、固定資産売却益を特別利益に計上したことにより9,504千円の利益となり、前事業年度に比し8,908千円(1,494.5%)の大幅な増益となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び投資活動によるキャッシュ・フローが増加し、財務活動によるキャッシュ・フローが減少となり、前事業年度末に比し3,372千円(15.6%)増加し、当事業年度末には24,986千円となりました。
当事業年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比し9,729千円増加の49,523千円となりました。これは主に税引前当期純利益が大幅な増益となった為であります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比し22,340千円増加の9,366千円となりました。これは主に定期預金の預入による支出と払戻による収入が増加した為であります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比し21,280千円減少の△55,517千円となりました。これは主に金融機関からの長期借入による収入と長期預り金の受入れによる収入が減少した為であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 利用者実績
当事業年度の利用実績は次のとおりであります。
b. 営業実績
当事業年度の営業収益実績を科目別に示すと次のとおりであります。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。
② 当事業年度の経営成績の分析
大口コンペの誘致や平日優待プランの実施などの営業努力により入場者数が大幅に増加した為、営業収益は24,265千円増加し400,498千円となり、営業損益ではゴルフ営業原価を中心に営業原価が増加したものの3,701千円の増加となり2,874千円の利益となりました。経常損益では昨年被災した西日本豪雨災害による保険金収入を計上したことなどにより11,036千円の増加となり14,195千円の利益となりました。最終的な当期純損益においては、固定資産売却益を特別利益に計上したことにより、前事業年度に比し8,908千円の増加となり9,504千円の利益となりました。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因
当社の事業性格上、経営成績に重要な影響を与える要因は、社会全般の景気の状況あるいは気象状況等外部の要因であります。しかし、それは同業他社も同様であり、設備の充実またはサービスの改善が将来の経営に重要な影響を与えると考えます。
④ 財政状態の分析
a. 流動資産
流動資産は、前事業年度末に比し22,966千円減少し、86,535千円となりました。これは主として現金及び預金が減少した為であります。
b. 固定資産
固定資産は、前事業年度末に比し752千円減少し、2,164,267千円となりました。これは主として、設備投資額が減価償却費と同水準であった為であります。
c. 流動負債
流動負債は、前事業年度末に比し2,675千円増加し、82,121千円となりました。これは主として営業未払金及び設備未払金や未払法人税等及び未払消費税等が増加したためであります。
d. 固定負債
固定負債は、前事業年度末に比し35,899千円減少し、1,713,687千円となりました。これは主として、会員からの長期預り金を返済した為であります。
e. 純資産
純資産は、前事業年度末に比し9,504千円増加し、454,994千円となりました。これは当期純損益が9,504千円の利益となった為であります。
f. キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが税引前当期純利益が大幅な増益となったことなどにより、前事業年度に比し9,729千円増加の49,523千円となり、投資活動によるキャッシュ・フローが定期預金の預入による支出と払戻による収入が増加したことなどにより、前事業年度に比し22,340千円増加の9,366千円となりました。一方、財務活動によるキャッシュ・フローは、当事業年度において金融機関からの長期借入による収入と長期預り金の受入による収入が減少したことなどにより、前事業年度に比し21,280千円減少の△55,517千円となりました。その結果、当事業年度末の現金及び現金同等物は、前事業年度末に比し3,372千円増加し24,986千円となりました。
当社の資本の財源は、内部留保資金及び金融機関からの借入金であり、運転資金や設備投資資金及び預託金返還に充当しており資金の流動性は確保されております。
⑤ 経営者の問題認識と今後の方針
世界経済においては、米中の貿易摩擦や中国経済の減速に加え、英国のEU離脱問題など先行きの不安要素が増大する傾向にあるものの、国内経済では企業業績や雇用環境が継続して改善しており、緩やかな景気回復基調で推移しました。
こうした経済情勢の中、ゴルフ場経営は依然として厳しい経営環境にあるという認識の上で、同業他社との料金値下げ競争とは一線を画し、人的なサービスの向上や高品質なコース整備などにより、コスト意識に基づいた適正料金での来場者確保を目指して努力していくことが、今後の基本的な方針であります。
(1)経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国の経済は、全体として緩やかな回復基調で推移しており、雇用環境においては強い改善傾向が継続しました。しかしながら、世界経済では中国経済の減速や米中の貿易摩擦など国際情勢の先行きに懸念される要素が増大しており、心理的な不安定感は増しつつあります。
当社の属するゴルフ業界においては、ゴルフ愛好者の高齢化や若年者のゴルフ離れ、同業他社との低価格競争による客単価の低下など、依然として非常に厳しい経営環境にあります。
このような経営環境の中、当社は営業活動の強化による大口コンペの誘致、道後温泉を中心としたホテル等との連携強化、ネット予約システムを活用したビジター客の抱え込み、平日にお得なお食事付プランを展開するなど、より一層の入場者確保に向けて努力して参りました。また、設備面におきましては、増加するセルフプレーヤーの利便性向上を目的としたカート道路のバイパス工事や、老朽化した乗用カートの一部更新、グリーンコンディションの向上を目的としたコースメンテナンス機械の新規導入に加え、人員不足の解消と精算時の利便性向上を目的とした自動精算機の導入などを積極的に実施してきました。財政面では、設備投資資金の確保のため金融機関より追加融資を受けるなど、財政安定化に向けた取組みを進めて参りました。
こうした営業努力により、入場者数では猛暑等の天候不順の影響を受けたものの前事業年度に比し3,530名増の38,473名となり、営業収益においても入場者数の大幅な増加により400,498千円と前事業年度に比し24,265千円(6.4%)の増収となりました。また、営業損益では、入場者数増加による経費増に加え、バンカー砂の入替やカート道路舗装の更新など、プレー環境向上を目的とした関連経費の増加により営業原価が増加したものの2,874千円の利益となり、経常損益では昨年被災した西日本豪雨災害の保険金収入などにより 14,195千円の利益となり、前事業年度に比し11,036千円(349.2%)の大幅な増益となりました。最終的な当期純損益におきましては、固定資産売却益を特別利益に計上したことにより9,504千円の利益となり、前事業年度に比し8,908千円(1,494.5%)の大幅な増益となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び投資活動によるキャッシュ・フローが増加し、財務活動によるキャッシュ・フローが減少となり、前事業年度末に比し3,372千円(15.6%)増加し、当事業年度末には24,986千円となりました。
当事業年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比し9,729千円増加の49,523千円となりました。これは主に税引前当期純利益が大幅な増益となった為であります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比し22,340千円増加の9,366千円となりました。これは主に定期預金の預入による支出と払戻による収入が増加した為であります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比し21,280千円減少の△55,517千円となりました。これは主に金融機関からの長期借入による収入と長期預り金の受入れによる収入が減少した為であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 利用者実績
当事業年度の利用実績は次のとおりであります。
| 項目 | 第52期 (自 平成30年10月1日 至 令和元年9月30日) | 前年同期比 | |
| 1日当り標準利用者数(イ) | (人) | 200 | ― |
| 期中延営業日数(ロ) | (日) | 361 | 3 |
| 期中延標準利用者数(イ)×(ロ)=(ハ) | (人) | 72,200 | 600 |
| 利用者実績数(ニ) | (人) | 38,473 | 3,530 |
| 利用割合(ニ)÷(ハ) | (%) | 53.2 | 4.4 |
b. 営業実績
当事業年度の営業収益実績を科目別に示すと次のとおりであります。
| 項目 | 第52期 (自 平成30年10月1日 至 令和元年9月30日) | 前年同期比(%) | |
| グリーンフィー | (千円) | 186,297 | 10.5 |
| キャディーフィー | (千円) | 21,481 | △3.8 |
| カートフィー | (千円) | 78,844 | 9.9 |
| 受取使用料 | (千円) | 258 | 13.6 |
| 会費収入 | (千円) | 31,253 | △4.8 |
| コンペティションフィー | (千円) | 9,304 | △3.6 |
| 名義変更手数料収入 | (千円) | 4,850 | △23.6 |
| 売店営業収入 | (千円) | 9,226 | △13.9 |
| 食堂営業収入 | (千円) | 58,981 | 9.5 |
| 合計 | (千円) | 400,498 | 6.4 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。
② 当事業年度の経営成績の分析
大口コンペの誘致や平日優待プランの実施などの営業努力により入場者数が大幅に増加した為、営業収益は24,265千円増加し400,498千円となり、営業損益ではゴルフ営業原価を中心に営業原価が増加したものの3,701千円の増加となり2,874千円の利益となりました。経常損益では昨年被災した西日本豪雨災害による保険金収入を計上したことなどにより11,036千円の増加となり14,195千円の利益となりました。最終的な当期純損益においては、固定資産売却益を特別利益に計上したことにより、前事業年度に比し8,908千円の増加となり9,504千円の利益となりました。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因
当社の事業性格上、経営成績に重要な影響を与える要因は、社会全般の景気の状況あるいは気象状況等外部の要因であります。しかし、それは同業他社も同様であり、設備の充実またはサービスの改善が将来の経営に重要な影響を与えると考えます。
④ 財政状態の分析
a. 流動資産
流動資産は、前事業年度末に比し22,966千円減少し、86,535千円となりました。これは主として現金及び預金が減少した為であります。
b. 固定資産
固定資産は、前事業年度末に比し752千円減少し、2,164,267千円となりました。これは主として、設備投資額が減価償却費と同水準であった為であります。
c. 流動負債
流動負債は、前事業年度末に比し2,675千円増加し、82,121千円となりました。これは主として営業未払金及び設備未払金や未払法人税等及び未払消費税等が増加したためであります。
d. 固定負債
固定負債は、前事業年度末に比し35,899千円減少し、1,713,687千円となりました。これは主として、会員からの長期預り金を返済した為であります。
e. 純資産
純資産は、前事業年度末に比し9,504千円増加し、454,994千円となりました。これは当期純損益が9,504千円の利益となった為であります。
f. キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが税引前当期純利益が大幅な増益となったことなどにより、前事業年度に比し9,729千円増加の49,523千円となり、投資活動によるキャッシュ・フローが定期預金の預入による支出と払戻による収入が増加したことなどにより、前事業年度に比し22,340千円増加の9,366千円となりました。一方、財務活動によるキャッシュ・フローは、当事業年度において金融機関からの長期借入による収入と長期預り金の受入による収入が減少したことなどにより、前事業年度に比し21,280千円減少の△55,517千円となりました。その結果、当事業年度末の現金及び現金同等物は、前事業年度末に比し3,372千円増加し24,986千円となりました。
当社の資本の財源は、内部留保資金及び金融機関からの借入金であり、運転資金や設備投資資金及び預託金返還に充当しており資金の流動性は確保されております。
⑤ 経営者の問題認識と今後の方針
世界経済においては、米中の貿易摩擦や中国経済の減速に加え、英国のEU離脱問題など先行きの不安要素が増大する傾向にあるものの、国内経済では企業業績や雇用環境が継続して改善しており、緩やかな景気回復基調で推移しました。
こうした経済情勢の中、ゴルフ場経営は依然として厳しい経営環境にあるという認識の上で、同業他社との料金値下げ競争とは一線を画し、人的なサービスの向上や高品質なコース整備などにより、コスト意識に基づいた適正料金での来場者確保を目指して努力していくことが、今後の基本的な方針であります。