有価証券報告書-第51期(令和3年1月1日-令和3年12月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度は、新型コロナウイルス変異株の発生による緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により経済の回復は停滞し、個人消費は低調に推移し先行きへの予断を許さない状況が続きました。
当業界においては、マスターズや東京オリンピックなどの国外メジャー大会での日本人選手の活躍、コロナ禍で安全安心な野外スポーツとして見直され、若い世代からもゴルフが受け入れられる傾向にありました。
当社では、前事業年度に続きコロナ禍による影響を最小限度に抑えるために継続してコスト削減等を行い採算維持に努めました。当事業年度は、感染症対策の徹底、ガソリンカートへ全車入替え完了やGPSカート・ナビゲーションシステム等の設備投資が奏効し、現下の厳しい経営環境にありながらも利益計上し3期連続での黒字となりました。
(2)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当社は、ゴルフ場事業及びこれに付帯する業務の単一セグメントであるため、種類別の業績を記載しています。
当事業年度の業績を種類別に見ると次のとおりです。
会員収入は、年会費減少となるも新入会員の増加による名義書換料の増加により、売上高67,481千円(前事業年度対比2,684千円増、4.1%増)となりました。
ゴルフ場収入は、年初の降雪で営業日数は対前年比で38日減少とコロナ禍でコンペのキャンセルがありながらも入場者数が27,453人(前事業年度比113人増、0.4%増)となりました。また、カートナビ導入によるプレー収入の増収もあり、売上高188,428千円(前事業年度比3,868千円増、2.1%増)となりました。
レストラン等収入は、依然としてパーティーの自粛はありましたが、売上高25,512千円(前事業年度比2,198千円増、9.4%増)となりました。この結果、営業収入は281,423千円(前事業年度比8,750千円増、3.2%増)となりました。
他方、営業費用は人件費、減価償却費等の減少とコース修繕費、資材費等の増加により272,620千円(前事業年度比4,431千円増、1.7%増)となり、営業利益は8,802千円(前事業年度は4,483千円の営業利益)、営業外収益3,531千円、営業外費用7,332千円を加減して、経常利益は5,001千円(前事業年度は6,236千円)、当期純利益4,763千円(前事業年度は6,475千円)となりました。
②財政状態
(流動資産)
流動資産は、前事業年度に比し7,354千円増加し245,315千円となりました。これは現預金で9,117千円の増加が主な要因です。
(固定資産)
固定資産は、前事業年度に比し5,020千円減少し804,569千円となりました。これはループ線敷設工事他設備投資で22,799千円がありましたが、減価償却費で27,820千円あったことが主な要因です。
(流動負債)
流動負債は、前事業年度に比し11,286千円増加し51,817千円となりました。これは未払金5,237千円増加が主な要因です。
(固定負債)
固定負債は、前事業年度に比し13,715千円減少し939,578千円となりました。これは長期借入金13,615千円減少が主な要因です。
(純資産)
純資産は、前事業年度に比し4,763千円増加し58,488千円となりました。これは繰越利益剰余金の増加によります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、営業活動により42,755千円増加し、投資活動により74,294千円減少し、財務活動により19,343千円減少した結果、前事業年度末に比べ50,882千円減少し、125,354千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動で得られた資金は42,755千円であり、前事業年度に比べ921千円減少しました。これは仕入債務5,237千円(前事業年度は422千円)と減価償却費27,820千円(前事業年度は33,167千円)が主な要因です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動で支出した資金は74,294千円であり、前事業年度に比べ34,369千円増加しました。これは定期預金の払戻と預入の差引60,000千円の支出が主な要因です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動で支出した資金は19,343千円であり、これは長期借入金の一括返済50,291千円と資金調達40,000千円が主な要因です。
(4)生産、受注及び販売の実績
a.販売実績
(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておらず、販売価格によっております。
2.当社は、ゴルフ場事業及びこれに付帯する業務の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。
b.入場者実績
(5)経営者の視点による経営成績等に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当会計期間の末日現在において判断したものであります。
①経営成績
今期は降雪により営業日数は昨年対比で減少しましたが、4月以降は例年並みの入場者数があり通期では対前期比113人増加で増収となり3期連続の黒字計上の結果となりました。コロナ禍の経営環境にありながらもこの数年来の経営改善が奏功し、赤字体質から脱却し経営安定化の目途が立ってきたものと思われます。
翌期の業績に影響を与える要素としては、収入面では天候による営業日数減や新型コロナウイルス変異株の影響が出れば前期比で減収の可能性があります。支出面では、燃料価格や原材料価格の高騰によるコストアップが収益を圧迫する懸念があり、プレー料金への価格転嫁が困難な環境にあることを踏まえると収益見込みでは予断を許さない展開になると想定されます。
②財務政策
当社の運転資金は、人件費や仕入れ等の営業費用に必要な資金を手元流動性資金で賄っています。設備資金はコースの修繕費用、建物や構築物等固定資産の購入・修繕費用であり、設備投資計画に基づき内部資金またはファイナンス・リースの利用により調達しています。経営の安定化による事業継続を主軸に置き、手元資金の積上げと設備投資の財源を維持するための収益確保を重要政策としています。また、各種リスクが発生し業績が悪化した場合でも、手元流動性資金の他に一昨年の日本政策金融公庫の制度融資100,000千円は全額定期預金で留保しており、資金繰りの面では万全な備えをしております。
(6)重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たり、一定の会計基準の範囲内において、資産・負債及び収益・費用の金額に影響を与える見積りを必要としています。これらの見積りについては、経営者が過去の実績等を総合的に勘案し合理的に判断していますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる可能性があります。
また、財務諸表の作成のための重要な会計方針は「第5経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。
当事業年度は、新型コロナウイルス変異株の発生による緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により経済の回復は停滞し、個人消費は低調に推移し先行きへの予断を許さない状況が続きました。
当業界においては、マスターズや東京オリンピックなどの国外メジャー大会での日本人選手の活躍、コロナ禍で安全安心な野外スポーツとして見直され、若い世代からもゴルフが受け入れられる傾向にありました。
当社では、前事業年度に続きコロナ禍による影響を最小限度に抑えるために継続してコスト削減等を行い採算維持に努めました。当事業年度は、感染症対策の徹底、ガソリンカートへ全車入替え完了やGPSカート・ナビゲーションシステム等の設備投資が奏効し、現下の厳しい経営環境にありながらも利益計上し3期連続での黒字となりました。
(2)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当社は、ゴルフ場事業及びこれに付帯する業務の単一セグメントであるため、種類別の業績を記載しています。
当事業年度の業績を種類別に見ると次のとおりです。
会員収入は、年会費減少となるも新入会員の増加による名義書換料の増加により、売上高67,481千円(前事業年度対比2,684千円増、4.1%増)となりました。
ゴルフ場収入は、年初の降雪で営業日数は対前年比で38日減少とコロナ禍でコンペのキャンセルがありながらも入場者数が27,453人(前事業年度比113人増、0.4%増)となりました。また、カートナビ導入によるプレー収入の増収もあり、売上高188,428千円(前事業年度比3,868千円増、2.1%増)となりました。
レストラン等収入は、依然としてパーティーの自粛はありましたが、売上高25,512千円(前事業年度比2,198千円増、9.4%増)となりました。この結果、営業収入は281,423千円(前事業年度比8,750千円増、3.2%増)となりました。
他方、営業費用は人件費、減価償却費等の減少とコース修繕費、資材費等の増加により272,620千円(前事業年度比4,431千円増、1.7%増)となり、営業利益は8,802千円(前事業年度は4,483千円の営業利益)、営業外収益3,531千円、営業外費用7,332千円を加減して、経常利益は5,001千円(前事業年度は6,236千円)、当期純利益4,763千円(前事業年度は6,475千円)となりました。
②財政状態
(流動資産)
流動資産は、前事業年度に比し7,354千円増加し245,315千円となりました。これは現預金で9,117千円の増加が主な要因です。
(固定資産)
固定資産は、前事業年度に比し5,020千円減少し804,569千円となりました。これはループ線敷設工事他設備投資で22,799千円がありましたが、減価償却費で27,820千円あったことが主な要因です。
(流動負債)
流動負債は、前事業年度に比し11,286千円増加し51,817千円となりました。これは未払金5,237千円増加が主な要因です。
(固定負債)
固定負債は、前事業年度に比し13,715千円減少し939,578千円となりました。これは長期借入金13,615千円減少が主な要因です。
(純資産)
純資産は、前事業年度に比し4,763千円増加し58,488千円となりました。これは繰越利益剰余金の増加によります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、営業活動により42,755千円増加し、投資活動により74,294千円減少し、財務活動により19,343千円減少した結果、前事業年度末に比べ50,882千円減少し、125,354千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動で得られた資金は42,755千円であり、前事業年度に比べ921千円減少しました。これは仕入債務5,237千円(前事業年度は422千円)と減価償却費27,820千円(前事業年度は33,167千円)が主な要因です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動で支出した資金は74,294千円であり、前事業年度に比べ34,369千円増加しました。これは定期預金の払戻と預入の差引60,000千円の支出が主な要因です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動で支出した資金は19,343千円であり、これは長期借入金の一括返済50,291千円と資金調達40,000千円が主な要因です。
(4)生産、受注及び販売の実績
a.販売実績
| 種類別(千円) | 第51期 (自令和3年1月1日 至令和3年12月31日) | 前年同期比(%) |
| 会員収入 年会費 名義書換料等 | 59,682 7,799 | △0.2 56.7 |
| 小 計 | 67,481 | 4.1 |
| ゴルフ場収入 グリーンフィ キャディフィ 付帯収入 | 92,208 24,831 71,388 | 2.7 △17.7 10.5 |
| 小 計 | 188,428 | 2.1 |
| レストラン等収入 レストラン収入 コース売店収入 | 21,002 4,510 | 14.9 △10.4 |
| 小 計 | 25,512 | 9.4 |
| 合 計 | 281,423 | 3.2 |
(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておらず、販売価格によっております。
2.当社は、ゴルフ場事業及びこれに付帯する業務の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。
b.入場者実績
| 区分別(人) | 第51期 (自令和3年1月1日 至令和3年12月31日) | 前年同期比(%) |
| 営業日数 | 292日 | △11.5 |
| メンバー 無記名 ビジター | 18,005 730 8,718 | △3.0 9.3 7.5 |
| 合 計 | 27,453 | 0.4 |
(5)経営者の視点による経営成績等に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当会計期間の末日現在において判断したものであります。
①経営成績
今期は降雪により営業日数は昨年対比で減少しましたが、4月以降は例年並みの入場者数があり通期では対前期比113人増加で増収となり3期連続の黒字計上の結果となりました。コロナ禍の経営環境にありながらもこの数年来の経営改善が奏功し、赤字体質から脱却し経営安定化の目途が立ってきたものと思われます。
翌期の業績に影響を与える要素としては、収入面では天候による営業日数減や新型コロナウイルス変異株の影響が出れば前期比で減収の可能性があります。支出面では、燃料価格や原材料価格の高騰によるコストアップが収益を圧迫する懸念があり、プレー料金への価格転嫁が困難な環境にあることを踏まえると収益見込みでは予断を許さない展開になると想定されます。
②財務政策
当社の運転資金は、人件費や仕入れ等の営業費用に必要な資金を手元流動性資金で賄っています。設備資金はコースの修繕費用、建物や構築物等固定資産の購入・修繕費用であり、設備投資計画に基づき内部資金またはファイナンス・リースの利用により調達しています。経営の安定化による事業継続を主軸に置き、手元資金の積上げと設備投資の財源を維持するための収益確保を重要政策としています。また、各種リスクが発生し業績が悪化した場合でも、手元流動性資金の他に一昨年の日本政策金融公庫の制度融資100,000千円は全額定期預金で留保しており、資金繰りの面では万全な備えをしております。
(6)重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たり、一定の会計基準の範囲内において、資産・負債及び収益・費用の金額に影響を与える見積りを必要としています。これらの見積りについては、経営者が過去の実績等を総合的に勘案し合理的に判断していますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる可能性があります。
また、財務諸表の作成のための重要な会計方針は「第5経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。