有価証券報告書-第52期(2022/01/01-2022/12/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度の国内経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和で経済活動の回復が見られたものの、ロシアによるウクライナ侵攻、欧米の中央銀行による金融引締め、急激な円安等がありこれらの影響で資源や穀物等の価格高騰が川下の産業へも波及しインフレ圧力が継続しており、先行き不透明な様相を呈しております。
当業界においては、従来から少子高齢化等の影響が懸念されていますが、コロナ禍でゴルフが見直され下降基調に歯止めがかかっている状況にあります。
このような状況の下、当社はコース整備、老朽設備の修繕等では計画的な投資を行い顧客満足度の向上に努めており、競合するゴルフ場との差別化を図っております。
当事業年度は燃料費や資材費等の価格高騰でコストが増加しながらも、入場者数が2万8千人台となり営業収入が増加したことで4期連続での黒字計上となりました。
(2)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当社は、ゴルフ場事業及びこれに付帯する業務の単一セグメントであるため、種類別の業績を記載しています。
当事業年度の業績を種類別に見ると次のとおりです。
会員収入は、年会費は微減、また名義書換料は前事業年度に多数の新規入会があったことによる反動によって1,901千円減少し、売上高64,298千円(前事業年度対比3,183千円減、4.7%減)となりました。
ゴルフ場収入は、降雪により営業日数は対前年比で17日減少する一方、GW、お盆期間をはじめ年間を通して多数のご来場をいただき、また8月より㈱YKKツーリストと提携し、県の補助金を活用して実施した「日帰りゴルフキャンペーン」が大変好評であったことから、入場者数が28,707人(前事業年度比1,254人増、4.5%増)、売上高198,641千円(前事業年度比10,212千円増、5.4%増)となりました。
レストラン等収入は、入場者数の増加により売上高28,393千円(前事業年度比2,880千円増、11.2%増)となりました。この結果、営業収入は291,332千円(前事業年度比9,909千円増、3.5%増)となりました。
他方、営業費用は資材費、修繕費等の減少と車両関係費、燃料費及び水道光熱費等の増加により277,884千円(前事業年度比5,263千円増、1.9%増)となり、営業利益は13,448千円(前事業年度は8,802千円)、営業外収益1,145千円、営業外費用6,599千円を加減して、経常利益は7,994千円(前事業年度は5,001千円)、当期純利益5,602千円(前事業年度は4,763千円)となりました。
②財政状態
(流動資産)
流動資産は、前事業年度に比し10,272千円増加し255,587千円となりました。これは現預金で5,524千円、棚卸資産で3,172千円、会員権買取によるその他流動資産で1,865千円の増加が主な要因です。
(固定資産)
固定資産は、前事業年度に比し4,789千円減少し799,780千円となりました。これはコース作業車両他、設備投資で24,912千円がありましたが、減価償却費で27,594千円あったことが主な要因です。
(流動負債)
流動負債は、前事業年度に比し2,018千円増加し53,836千円となりました。これはリース債務で2,124千円増加が主な要因です。
(固定負債)
固定負債は、前事業年度に比し2,138千円減少し937,439千円となりました。これはリース債務で7,792千円、退職給付引当金で3,388千円増加した一方、長期借入金が13,320千円減少したことが主な要因です。
(純資産)
純資産は、前事業年度に比し5,602千円増加し64,090千円となりました。これは繰越利益剰余金の増加によります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、営業活動により33,795千円増加し、投資活動により19,433千円減少し、財務活動により22,036千円減少した結果、前事業年度末に比べ7,675千円減少し、117,679千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動で得られた資金は33,795千円であり、前事業年度に比べ8,960千円減少しました。これは棚卸資産にて3,172千円減少(前事業年度は1,519千円)、その他資産にて1,842千円減少(前事業年度は47千円)したことが主な要因です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動で支出した資金は19,433千円であり、前事業年度に比べ54,860千円減少しました。これは定期預金の払戻と預入の差引13,200千円の減少と、有形固定資産の取得による支出6,279千円が主な要因です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動で支出した資金は22,036千円であり、これは長期借入金の返済13,320千円とリース債務の返済8,716千円が主な要因です。
(4)生産、受注及び販売の実績
a.販売実績
(注)当社は、ゴルフ場事業及びこれに付帯する業務の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりま
せん。
b.入場者実績
(5)経営者の視点による経営成績等に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当会計期間の末日現在において判断したものであります。
①経営成績
今期は降雪により営業日数は昨年対比で減少しましたが、4月以降は例年を大きく上回る入場者数があり、通期では対前期比1,254人増加し4期連続の黒字計上の結果となりました。コロナ禍の経営環境にありながらもこの数年来の経営改善、良好なコース状態の維持及び特別料金を設定した新入会員の入会促進対策が奏功し、赤字体質からの脱却と継続的な営業収入の確保によって経営安定化の目途が立ってきたものと思われます。
翌期の業績に影響を与える要素としては、収入面では天候による営業日数減や崩落等の災害、また新型コロナウイルス変異株の影響が出れば前期比で減収の可能性があります。支出面では光熱費、燃料価格や各種原材料価格の高騰によるコストアップが収益を圧迫する懸念があり、プレー料金への価格転嫁が困難な環境にあることを踏まえると収益見込みでは予断を許さない展開になると想定されます。
②財務政策
当社の運転資金は、人件費や仕入れ等の営業費用に必要な資金を手元流動性資金で賄っています。設備資金はコースの修繕費用、建物や構築物等固定資産の購入・修繕費用であり、設備投資計画に基づき内部資金またはファイナンス・リースの利用により調達しています。経営の安定化による事業継続を主軸に置き、手元資金の積上げと設備投資の財源を維持するための収益確保を重要政策としています。また、各種リスクが発生し業績が悪化した場合でも借入金の留保などで資金繰りの面で万全な備えをしております。
(6)重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たり、一定の会計基準の範囲内において、資産・負債及び収益・費用の金額に影響を与える見積りを必要としています。これらの見積りについては、経営者が過去の実績等を総合的に勘案し合理的に判断していますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる可能性があります。
また、財務諸表の作成のための重要な会計方針は「第5経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項重要な会計方針」に記載のとおりであります。
当事業年度の国内経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和で経済活動の回復が見られたものの、ロシアによるウクライナ侵攻、欧米の中央銀行による金融引締め、急激な円安等がありこれらの影響で資源や穀物等の価格高騰が川下の産業へも波及しインフレ圧力が継続しており、先行き不透明な様相を呈しております。
当業界においては、従来から少子高齢化等の影響が懸念されていますが、コロナ禍でゴルフが見直され下降基調に歯止めがかかっている状況にあります。
このような状況の下、当社はコース整備、老朽設備の修繕等では計画的な投資を行い顧客満足度の向上に努めており、競合するゴルフ場との差別化を図っております。
当事業年度は燃料費や資材費等の価格高騰でコストが増加しながらも、入場者数が2万8千人台となり営業収入が増加したことで4期連続での黒字計上となりました。
(2)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当社は、ゴルフ場事業及びこれに付帯する業務の単一セグメントであるため、種類別の業績を記載しています。
当事業年度の業績を種類別に見ると次のとおりです。
会員収入は、年会費は微減、また名義書換料は前事業年度に多数の新規入会があったことによる反動によって1,901千円減少し、売上高64,298千円(前事業年度対比3,183千円減、4.7%減)となりました。
ゴルフ場収入は、降雪により営業日数は対前年比で17日減少する一方、GW、お盆期間をはじめ年間を通して多数のご来場をいただき、また8月より㈱YKKツーリストと提携し、県の補助金を活用して実施した「日帰りゴルフキャンペーン」が大変好評であったことから、入場者数が28,707人(前事業年度比1,254人増、4.5%増)、売上高198,641千円(前事業年度比10,212千円増、5.4%増)となりました。
レストラン等収入は、入場者数の増加により売上高28,393千円(前事業年度比2,880千円増、11.2%増)となりました。この結果、営業収入は291,332千円(前事業年度比9,909千円増、3.5%増)となりました。
他方、営業費用は資材費、修繕費等の減少と車両関係費、燃料費及び水道光熱費等の増加により277,884千円(前事業年度比5,263千円増、1.9%増)となり、営業利益は13,448千円(前事業年度は8,802千円)、営業外収益1,145千円、営業外費用6,599千円を加減して、経常利益は7,994千円(前事業年度は5,001千円)、当期純利益5,602千円(前事業年度は4,763千円)となりました。
②財政状態
(流動資産)
流動資産は、前事業年度に比し10,272千円増加し255,587千円となりました。これは現預金で5,524千円、棚卸資産で3,172千円、会員権買取によるその他流動資産で1,865千円の増加が主な要因です。
(固定資産)
固定資産は、前事業年度に比し4,789千円減少し799,780千円となりました。これはコース作業車両他、設備投資で24,912千円がありましたが、減価償却費で27,594千円あったことが主な要因です。
(流動負債)
流動負債は、前事業年度に比し2,018千円増加し53,836千円となりました。これはリース債務で2,124千円増加が主な要因です。
(固定負債)
固定負債は、前事業年度に比し2,138千円減少し937,439千円となりました。これはリース債務で7,792千円、退職給付引当金で3,388千円増加した一方、長期借入金が13,320千円減少したことが主な要因です。
(純資産)
純資産は、前事業年度に比し5,602千円増加し64,090千円となりました。これは繰越利益剰余金の増加によります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、営業活動により33,795千円増加し、投資活動により19,433千円減少し、財務活動により22,036千円減少した結果、前事業年度末に比べ7,675千円減少し、117,679千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動で得られた資金は33,795千円であり、前事業年度に比べ8,960千円減少しました。これは棚卸資産にて3,172千円減少(前事業年度は1,519千円)、その他資産にて1,842千円減少(前事業年度は47千円)したことが主な要因です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動で支出した資金は19,433千円であり、前事業年度に比べ54,860千円減少しました。これは定期預金の払戻と預入の差引13,200千円の減少と、有形固定資産の取得による支出6,279千円が主な要因です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動で支出した資金は22,036千円であり、これは長期借入金の返済13,320千円とリース債務の返済8,716千円が主な要因です。
(4)生産、受注及び販売の実績
a.販売実績
| 種類別(千円) | 第52期 (自令和4年1月1日 至令和4年12月31日) | 前年同期比(%) |
| 会員収入 年会費 名義書換料等 | 59,118 5,179 | △0.9 △33.5 |
| 小 計 | 64,298 | △4.7 |
| ゴルフ場収入 グリーンフィ キャディフィ 付帯収入 | 101,997 20,747 75,896 | 10.6 △16.4 6.3 |
| 小 計 | 198,641 | 5.4 |
| レストラン等収入 レストラン収入 コース売店収入 | 23,836 4,556 | 13.4 1.0 |
| 小 計 | 28,393 | 11.2 |
| 合 計 | 291,332 | 3.5 |
(注)当社は、ゴルフ場事業及びこれに付帯する業務の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりま
せん。
b.入場者実績
| 区分別(人) | 第52期 (自令和4年1月1日 至令和4年12月31日) | 前年同期比(%) |
| 営業日数 | 275日 | △5.8 |
| メンバー 無記名 ビジター | 17,519 705 10,483 | △2.7 △3.4 20.2 |
| 合 計 | 28,707 | 4.5 |
(5)経営者の視点による経営成績等に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当会計期間の末日現在において判断したものであります。
①経営成績
今期は降雪により営業日数は昨年対比で減少しましたが、4月以降は例年を大きく上回る入場者数があり、通期では対前期比1,254人増加し4期連続の黒字計上の結果となりました。コロナ禍の経営環境にありながらもこの数年来の経営改善、良好なコース状態の維持及び特別料金を設定した新入会員の入会促進対策が奏功し、赤字体質からの脱却と継続的な営業収入の確保によって経営安定化の目途が立ってきたものと思われます。
翌期の業績に影響を与える要素としては、収入面では天候による営業日数減や崩落等の災害、また新型コロナウイルス変異株の影響が出れば前期比で減収の可能性があります。支出面では光熱費、燃料価格や各種原材料価格の高騰によるコストアップが収益を圧迫する懸念があり、プレー料金への価格転嫁が困難な環境にあることを踏まえると収益見込みでは予断を許さない展開になると想定されます。
②財務政策
当社の運転資金は、人件費や仕入れ等の営業費用に必要な資金を手元流動性資金で賄っています。設備資金はコースの修繕費用、建物や構築物等固定資産の購入・修繕費用であり、設備投資計画に基づき内部資金またはファイナンス・リースの利用により調達しています。経営の安定化による事業継続を主軸に置き、手元資金の積上げと設備投資の財源を維持するための収益確保を重要政策としています。また、各種リスクが発生し業績が悪化した場合でも借入金の留保などで資金繰りの面で万全な備えをしております。
(6)重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たり、一定の会計基準の範囲内において、資産・負債及び収益・費用の金額に影響を与える見積りを必要としています。これらの見積りについては、経営者が過去の実績等を総合的に勘案し合理的に判断していますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる可能性があります。
また、財務諸表の作成のための重要な会計方針は「第5経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項重要な会計方針」に記載のとおりであります。