有価証券報告書-第50期(令和3年9月1日-令和4年8月31日)

【提出】
2022/11/30 16:04
【資料】
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【項目】
86項目
※文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
日本経済は、新型コロナウイルスの感染状況による変動を伴いつつも、堅調な雇用や所得環境の下、コロナ禍で先送りされてきた消費者の購買行動の顕在化、また企業活動に対する供給制約も徐々に解消に向かうものと思われていることから国内需要を押し上げるものと見込まれています。しかしその一方で、米国での金融引き締めの実体経済への悪影響は今後一段と強まるものと考えられるほか、欧州経済については、歴史的な高インフレやエネルギー不足等を主因に景気後退局面入りする可能性もあり、今後の国内経済は減速感を強めていく可能性もあります。
このような経済状況のなか、当ゴルフ場の来場者数は新型コロナウイルスのたび重なる影響を受けつつも売上や来場者数は共に前期を上回る実績で推移しており、新型コロナウイルスが収束すれば以前と同じ水準まで回復するものと考えられます。
屋外でソーシャルディスタンスを保ちながらプレーできるゴルフはコロナ禍において若年層の来場者を増やしてきましたが、シニア層は大きく変わっていない状況で、少子高齢化や人口の減少、また、この20年で全国約200以上のコースが減少していることを考慮すると、今後についても厳しいことが予想されます。
このような状況の中において、当クラブとしては前年に引続きジュニア大会やシニアレディース大会の開催、会員やビジターに喜んでいただけるゴルフ場の提供のため、コース管理部門の職員を増員しての徹底したコースコンディションの維持、また、優待券の発行による来場者の増加につとめ、利益の確保を図ってきました。
当事業年度のゴルフ場の売上につきましては、収束が見えない新型コロナウイルスの影響も受けつつも、単価の高い県外からの団体旅行客が徐々に回復していることや、業界的にソーシャルディスタンスが保てるスポーツとしての追い風もあり入場者数は増加し、前期比3,479名(10.2%)増加し37,659名となりました。客単価は401円上がり、売上高は、359,817千円(前期比15.0%増)となりました。また、販売費及び一般管理費につきましては、人件費、水道光熱費等が増加したことにより、358,596千円(前期比6.8%増)となりました。
その結果、営業損失3,976千円(前年同期は営業損失25,659千円)、経常利益20,621千円(前年同期は経常損失3,642千円)を計上し、当期純利益16,415千円(前年同期は当期純損失7,125千円)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を適用しておりますが、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益に与える影響は軽微であります。
(注)当社は、ゴルフ事業及びこれに付帯する業務の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。
内容別売上構成
内容別区分金額(千円)前年同期比(%)
ゴルフ収入329,816115.47
会費収入6,32598.14
手数料収入9,15892.55
コース使用料8,903143.40
商品売上高5,614121.28
合計359,817115.02

(参考)ラウンド料金表(18ホール)
会員別
項目
メンバー賛助会員平日会員法人無記名ビジター
平日日祝平日土日祭平日土日祭
グリーンフィ(円)5051,1051,1052,8059153,6151,5756,735
定額諸経費(円)2,060左記に同じ
ゴルフ場利用税(円)(650)左記に同じ
九州ゴルフ連盟協力費(円)(25)左記に同じ
熊本県ゴルフ協会協賛金(円)(20)左記に同じ
キャデイーフィ(但し4バック)(円)3,670左記に同じ4,450左記に同じ5,090
カート使用料(円)550左記に同じ1,760左記に同じ3,560左記に同じ
貸ロッカー料(円)220左記に同じ220左記に同じ660左記に同じ
計(円)7,7008,3008,30010,00010,10012,80013,00018,800
会費(月)(円)1,0001,0001,00000

(注) 賛助会員は賛助金を拠出し所定の入会手続きを経た者をいう。
なお、賛助会員証の譲渡に伴う登録変更料は300,000円であります。
(参考)入場者実績
メンバー(名)ビジター(名)合計(名)
第49期第50期増減第49期第50期増減第49期第50期増減
9月521567461,9452,0671222,4662,634168
10586681952,9993,049503,5853,730145
11643584△ 593,3313,6393083,9744,223249
12610576△ 342,7063,3506443,3163,926610
1598497△ 1012,0302,4153852,6282,912284
2642565△ 771,8772,0191422,5192,58465
3466517512,3962,223△ 1732,8622,740△ 122
4450422△ 282,1032,2691662,5532,691138
55817531721,9133,2691,3562,4944,0221,528
6526477△ 492,4302,5561262,9563,03377
7474503292,0452,096512,5192,59980
8471364△ 1071,8372,2013642,3082,565257
合計6,5686,506△ 6227,61231,1533,54134,18037,6593,479
総対入場者(%)19.217.3-80.882.7-100100-
一日平均(名)1817-7786-96104-

(注) 収容能力は、1日50組(1組4人とする)に年間営業日数360日を乗じた、年間約72千人の収容力を有する規模であります。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)について、税引前当期純利益の計上や、長期借入金の借入があり、前事業年度末に比べ26,786千円(4.8%)増加し、当事業年度末には580,244千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果獲得した資金は46,870千円(前事業年度は24,901千円の獲得)となりました。これは主に税引前当期純利益及び減価償却費の計上などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は6,895千円(前事業年度は5,916千円の獲得)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は13,188千円(前事業年度は16,670千円の使用)となりました。これは、主に長期借入金の返済と自己株式の取得、会員預り金の返金などによるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
当社はゴルフ場経営を主たる事業としているため、生産及び受注の実績は記載しておりません。なお、半期ごとの売上高の増減については以下のとおりであります。
売上高(千円)対前年同期比率(%)
第49期上半期2020年9月~2021年2月166,68682.1
下半期2021年3月~2021年8月146,130136.3
合計312,817100.8
第50期上半期2021年9月~2022年2月183,442110.1
下半期2022年3月~2022年8月176,375120.7
合計359,817115.0

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであり、リスクや不確実性を含んでおり、さまざまな要因によって予想とは異なる可能性があります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当期のゴルフ場の売上につきましては、収束が見えない新型コロナウイルスの影響も受けつつも、単価の高い県外からの団体旅行客が徐々に回復していることや、業界的にソーシャルディスタンスが保てるスポーツとしての追い風もあり入場者数は増加し、前期比3,479名(10.2%)増加し37,659名となりました。客単価は401円上がり、売上高は、359,817千円(前期比15.0%増)となりました。また、販売費及び一般管理費につきましては、人件費、水道光熱費等が増加したことにより、358,596千円(前期比6.8%増)となりました。
その結果、営業損失3,976千円(前年同期は営業損失25,659千円)、経常利益20,621千円(前年同期は経常損失3,642千円)を計上し、当期純利益16,415千円(前年同期は当期純損失7,125千円)となりました。
ゴルフ場業界を取り巻く経営環境は非常に競争が厳しく、ダンピングによるプレー料金の値下げ及び自然環境の変化が当社の経営に影響を及ぼす要因となります。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本の財源及び資金の流動性は、営業活動によるキャッシュ・フローが得られると、借入金をまず返済し、また重要な資本的支出が発生した場合、営業活動によるキャッシュ・フローを充て、不足した場合には金融機関からの借入で補います。なお、当事業年度末現在において、重要な資本的支出の計画はありません。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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