有価証券報告書-第49期(令和2年9月1日-令和3年8月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染拡大により減産が続き、多くの企業が影響を受けました。特に、東南アジアでの感染拡大による工業製品の生産ダウンが続き、半導体など部品の調達が滞っている影響で国内生産は減産を余儀なくされるなど、景況感の回復は足踏みが出てきております。当クラブにおきましても、度重なる緊急事態宣言の発令後、外出自粛要請を受け、コンペ自粛の影響を受けました。
このような状況の中で、感染予防策を徹底し安心してご来場いただけるよう、色々な施策を行ってまいりました。しかしながら、令和3年8月中旬の台風、集中豪雨の影響で8月期の見込み入場者数が大幅に下回り、決算収支に影響を及ぼす状況となりました。
緊急事態宣言発令などによる入場者数の減少や、前述の台風、集中豪雨により来場者の大幅減少に至るまでは、天候等は比較的穏やかであったことと、若年者ゴルファーの増加などにより、当期の入場者数は33,343名(前年同期31,340名)となり2,003名の増加となりました。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(a)財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ26,174千円減少し2,225,042千円となりました。当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ23,302千円減少し117,153千円となりました。当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ2,871千円減少し、2,107,889千円となりました。
(b)経営成績
当事業年度の売上高は252,844千円(前期比109.4%)となりました。営業損失は4,043千円(前期は22,658千円の営業損失)、経常損失は1,210千円(前期は19,578千円の経常損失)、当期純損失は2,871千円(前期は9,572千円の当期純損失)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローが19,210千円増加し、投資活動によるキャッシュ・フローが23,154千円、財務活動によるキャッシュ・フローが14,400千円減少したことにより、前事業年度末48,279千円に比べ18,343千円減少し、29,936千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、19,210千円(前年同期は46,976千円の獲得)となりました。税引前当期純損失は△1,723千円(前年同期は税引前当期純損失8,766千円)を計上いたしました。減価償却費につきましては31,189千円(前年同期29,911千円)を計上しております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は、23,154千円(前年同期は4,063千円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出22,687千円などにより資金が流出したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は、14,400千円(前年同期は14,400千円の使用)となりました。これは、長期借入金の返済による支出14,400千円によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
(a)当社には子会社がなくゴルフ場経営以外行っておりませんのでセグメントごとの記載はしておりません。
(b)営業収入の実績
(上記の金額には、消費税等は含まれておりません。)
(c)入場者数実績
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及びの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a)財政状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は、374,565千円(前事業年度392,076千円)となり、17,511千円減少しました。この要因は、現金及び預金が379,083千円から360,909千円へ18,174千円減少したことなどによるものです。
(固定資産)
当事業年度末の固定資産の残高は、1,850,477千円(前事業年度1,859,139千円)となり8,662千円の減少となりました。この主な要因は、減価償却資産を22,687千円取得した一方で、減価償却費31,189千円の計上によるものです。
(流動負債)
当事業年度末の流動負債の残高は、33,964千円(前事業年度44,942千円)となり、10,978千円減少しました。この主な要因は、未払消費税等を3,060千円計上したことなどによるものです。
(固定負債)
当事業年度末の固定負債の残高は、83,189千円(前事業年度95,512千円)となり、12,323千円減少しました。この主な要因は、長期借入金が14,400千円減少したことによるものです。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は、2,107,889千円(前事業年度2,110,760千円)となり2,871千円減少しました。これは当期純損失の計上によるものです。
(b)経営成績の分析
当事業年度における売上高は252,844千円(前期比9.4%増)となり、売上原価は137,606千円(前期比3.6%増)、販売費及び一般管理費は、119,281千円(前期比1.3%減)で、当期純損失は2,871千円(前期比6,701千円減)となりました。その主な要因は、グリーンフィー収入及び、キャディフィー収入が182,798千円から199,376千円と増収となりましたが、令和3年3月よりレストラン業務委託先の変更に伴う改修費用として、消耗品費が9,161千円(前期比21.7%増)、会員関係費が21,392千円(前期比14.9%増)となり、悪天候の影響によりコース管理の為、肥料薬剤費が14,697千円(前期比15.6%増)、集客施策および来場者への為、賞品費8,812千円(前期比18.7%増)など、費用が増加したことによるものです。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(a)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
(b)資本の財源及び資金の流動性
資金概要
当社の事業活動における運転資金需要の主なものはコース維持費、プレー費、販売費および一般管理費の営業費用であります。また設備資金需要としては、コース及びクラブハウスに対する有形固定資産投資があります。
財政政策
当社は、事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、運転資金及び設備資金について、自己資金の活用及び金融機関からの長期借入れを基本としております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この財務諸表の作成に当たっては、当事業年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積特有の不確実性があるため、これらの見積と異なる場合があります。
また、ゴルフ場は広島県の休業要請対象施設に該当しなかったことから、万全の感染症防止対策を行いながら、営業を継続しております。そのため、新型コロナウィルス感染症による業績への影響は、通期で見れば限定的であると仮定して会計上の見積りを行っています。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染拡大により減産が続き、多くの企業が影響を受けました。特に、東南アジアでの感染拡大による工業製品の生産ダウンが続き、半導体など部品の調達が滞っている影響で国内生産は減産を余儀なくされるなど、景況感の回復は足踏みが出てきております。当クラブにおきましても、度重なる緊急事態宣言の発令後、外出自粛要請を受け、コンペ自粛の影響を受けました。
このような状況の中で、感染予防策を徹底し安心してご来場いただけるよう、色々な施策を行ってまいりました。しかしながら、令和3年8月中旬の台風、集中豪雨の影響で8月期の見込み入場者数が大幅に下回り、決算収支に影響を及ぼす状況となりました。
緊急事態宣言発令などによる入場者数の減少や、前述の台風、集中豪雨により来場者の大幅減少に至るまでは、天候等は比較的穏やかであったことと、若年者ゴルファーの増加などにより、当期の入場者数は33,343名(前年同期31,340名)となり2,003名の増加となりました。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(a)財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ26,174千円減少し2,225,042千円となりました。当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ23,302千円減少し117,153千円となりました。当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ2,871千円減少し、2,107,889千円となりました。
(b)経営成績
当事業年度の売上高は252,844千円(前期比109.4%)となりました。営業損失は4,043千円(前期は22,658千円の営業損失)、経常損失は1,210千円(前期は19,578千円の経常損失)、当期純損失は2,871千円(前期は9,572千円の当期純損失)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローが19,210千円増加し、投資活動によるキャッシュ・フローが23,154千円、財務活動によるキャッシュ・フローが14,400千円減少したことにより、前事業年度末48,279千円に比べ18,343千円減少し、29,936千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、19,210千円(前年同期は46,976千円の獲得)となりました。税引前当期純損失は△1,723千円(前年同期は税引前当期純損失8,766千円)を計上いたしました。減価償却費につきましては31,189千円(前年同期29,911千円)を計上しております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は、23,154千円(前年同期は4,063千円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出22,687千円などにより資金が流出したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は、14,400千円(前年同期は14,400千円の使用)となりました。これは、長期借入金の返済による支出14,400千円によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
(a)当社には子会社がなくゴルフ場経営以外行っておりませんのでセグメントごとの記載はしておりません。
(b)営業収入の実績
| 前事業年度 | 当事業年度 | 増減 | |
| グリーンフィー(千円) | 78,071 | 85,646 | 7,575 |
| キャディフィー(千円) | 104,727 | 113,730 | 9,003 |
| 食堂売店手数料(千円) | 6,934 | 7,478 | 544 |
| 茶店売上(千円) | 4,659 | 4,706 | 47 |
| その他収入(千円) | 8,597 | 10,933 | 2,336 |
| 年会費収入(千円) | 28,006 | 30,348 | 2,342 |
| 計(千円) | 230,996 | 252,844 | 21,848 |
| 入場人数(人) | 31,340 | 33,343 | 2,003 |
| 月平均(人) | 2,611 | 2,778 | 167 |
(上記の金額には、消費税等は含まれておりません。)
(c)入場者数実績
| 区分 | R2.9 | 10 | 11 | 12 | R3.1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 合計 | 会員別割合 (%) |
| メンバー | 603 | 931 | 751 | 662 | 578 | 563 | 762 | 674 | 724 | 649 | 588 | 542 | 8,027 | 24.1 |
| ビジター | 1,993 | 2,382 | 2,738 | 2,231 | 1,554 | 1,544 | 2,106 | 2,124 | 2,531 | 2,164 | 2,253 | 1,696 | 25,316 | 75.9 |
| 合計 | 2,596 | 3,313 | 3,489 | 2,893 | 2,132 | 2,107 | 2,868 | 2,798 | 3,255 | 2,813 | 2,841 | 2,238 | 33,343 | 100.0 |
| 営業日数 | 30 | 31 | 30 | 31 | 25 | 23 | 31 | 30 | 31 | 30 | 30 | 29 | 351 | - |
| 一日平均入場者 | 87 | 107 | 116 | 93 | 85 | 92 | 93 | 93 | 105 | 94 | 95 | 77 | 95 | - |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及びの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a)財政状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は、374,565千円(前事業年度392,076千円)となり、17,511千円減少しました。この要因は、現金及び預金が379,083千円から360,909千円へ18,174千円減少したことなどによるものです。
(固定資産)
当事業年度末の固定資産の残高は、1,850,477千円(前事業年度1,859,139千円)となり8,662千円の減少となりました。この主な要因は、減価償却資産を22,687千円取得した一方で、減価償却費31,189千円の計上によるものです。
(流動負債)
当事業年度末の流動負債の残高は、33,964千円(前事業年度44,942千円)となり、10,978千円減少しました。この主な要因は、未払消費税等を3,060千円計上したことなどによるものです。
(固定負債)
当事業年度末の固定負債の残高は、83,189千円(前事業年度95,512千円)となり、12,323千円減少しました。この主な要因は、長期借入金が14,400千円減少したことによるものです。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は、2,107,889千円(前事業年度2,110,760千円)となり2,871千円減少しました。これは当期純損失の計上によるものです。
(b)経営成績の分析
当事業年度における売上高は252,844千円(前期比9.4%増)となり、売上原価は137,606千円(前期比3.6%増)、販売費及び一般管理費は、119,281千円(前期比1.3%減)で、当期純損失は2,871千円(前期比6,701千円減)となりました。その主な要因は、グリーンフィー収入及び、キャディフィー収入が182,798千円から199,376千円と増収となりましたが、令和3年3月よりレストラン業務委託先の変更に伴う改修費用として、消耗品費が9,161千円(前期比21.7%増)、会員関係費が21,392千円(前期比14.9%増)となり、悪天候の影響によりコース管理の為、肥料薬剤費が14,697千円(前期比15.6%増)、集客施策および来場者への為、賞品費8,812千円(前期比18.7%増)など、費用が増加したことによるものです。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(a)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
(b)資本の財源及び資金の流動性
資金概要
当社の事業活動における運転資金需要の主なものはコース維持費、プレー費、販売費および一般管理費の営業費用であります。また設備資金需要としては、コース及びクラブハウスに対する有形固定資産投資があります。
財政政策
当社は、事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、運転資金及び設備資金について、自己資金の活用及び金融機関からの長期借入れを基本としております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この財務諸表の作成に当たっては、当事業年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積特有の不確実性があるため、これらの見積と異なる場合があります。
また、ゴルフ場は広島県の休業要請対象施設に該当しなかったことから、万全の感染症防止対策を行いながら、営業を継続しております。そのため、新型コロナウィルス感染症による業績への影響は、通期で見れば限定的であると仮定して会計上の見積りを行っています。