有価証券報告書-第51期(2022/09/01-2023/08/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による活動の制限と緩和が繰り返される中、5月に感染症の位置づけが2類相当から5類へ引き下げられたことにより経済全体の回復は期待されつつあります。しかしながらウクライナ情勢の影響、エネルギー資源や原材料等の高騰は、経済の回復にとって大きな障害となっております。
ゴルフ業界におきましても、これまで業界を支えてこられたゴルファーの高齢化や、同業者間における顧客獲得のための過剰な低価格化、また光熱費などの経費上昇によって厳しい経営環境が続いています。
このような状況の中で当クラブにおきましては、ご来場の皆様が安全で安心してプレーしていただけることを最優先に考え、コース整備の充実とサービスの向上を図ってまいりました。
この結果、当期の入場者数は 35,079名(前期比 571名減)となり、財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(a)財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ52,859千円減少し2,172,952千円となりました。当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ23,905千円減少し86,340千円となりました。当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ28,954千円減少し、2,086,612千円となりました。
(b)経営成績
当事業年度の売上高は277,119千円(前期は276,029千円)で1,090千円の増収となりました。売上原価は138,339千円(前期は138,596千円)で257千円の減少、販売費及び一般管理費は134,947千円(前期は127,276千円)で7,671千円の増加となりました。
営業利益は3,832千円(前期は10,156千円の営業利益)、経常利益は5,842千円(前期は11,176千円の経常利益)、当期純損失は28,954千円(前期は7,677千円の当期純利益)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローが4,267千円増加し、投資活動によるキャッシュ・フローが19,990千円、財務活動によるキャッシュ・フローが14,400千円それぞれ減少した結果、前事業年度末49,728千円に比べ30,123千円減少し、19,604千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、4,267千円(前年同期は47,334千円の獲得)となりました。これは主に、減価償却による内部留保28,199千円(前年同期は29,900千円)により資金が流入しましたが、税引前当期純損失27,906千円、売上債権の増加3,387千円、仕入債務の減少4,603千円、およびその他の負債の減少5,265千円により資金が流出したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は、19,990千円(前年同期は8,142千円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出19,811千円により資金が流出したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は、14,400千円(前年同期は19,400千円の使用)となりました。これは、長期借入金の返済による支出14,400千円によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
(a)当社には子会社がなくゴルフ場経営以外行っておりませんのでセグメントごとの記載はしておりません。
(b)営業収入の実績
(c)入場者数実績
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a)財政状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は、372,379千円(前事業年度397,451千円)となり、25,072千円減少しました。この主な要因は、現金及び預金が380,880千円から350,936千円へ29,944千円減少したことなどによるものです。
(固定資産)
当事業年度末の固定資産の残高は、1,800,573千円(前事業年度1,828,359千円)となり27,786千円の減少となりました。この主な要因は、減価償却資産を19,811千円取得した一方で、減価償却費28,198千円の計上および固定資産除却損18,934千円をそれぞれ計上したことによるものです。
(流動負債)
当事業年度末の流動負債の残高は、32,710千円(前事業年度44,061千円)となり、11,351千円減少しました。この主な要因は、未払金が1,574千円、未払費用が3,082千円、および未払消費税等が5,723千円それぞれ減少したことなどによるものです。
(固定負債)
当事業年度末の固定負債の残高は、53,630千円(前事業年度66,183千円)となり、12,553千円減少しました。この主な要因は、長期借入金が14,400千円減少したことによるものです。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は、2,086,612千円(前事業年度2,115,566千円)となり28,954千円減少しました。これは当期純損失の計上によるものです。
(b)経営成績の分析
当事業年度における売上高は277,119千円(前期比0.4%増)となり、売上原価は138,339千円(前期比0.2%減)、販売費及び一般管理費は、134,947千円(前期比6.0%増)で、当期純損失は28,954千円(前期比21,277千円減)と前期比減益になりました。この主な要因は、売上高が前期比1,090千円の増加に対して、売上原価および販売費及び一般管理費の総額は、物価上昇が顕著な中、経費抑制等により前期比7,414千円の増加にとどまりましたが、老朽化の進んだ宿泊施設の解体撤去及び跡地整備のため、固定資産除却損18,934千円及び固定資産処分損13,100千円が発生したためです。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(a)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
(b)資本の財源及び資金の流動性
資金概要
当社の事業活動における運転資金需要の主なものはコース維持費、プレー費、販売費および一般管理費の営業費用であります。また設備資金需要としては、コース及びクラブハウスに対する有形固定資産投資があります。
財政政策
当社は、事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、運転資金及び設備資金について、自己資金の活用及び金融機関からの長期借入れを基本としております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この財務諸表の作成に当たっては、当事業年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積特有の不確実性があるため、これらの見積と異なる場合があります。
なお、当社が所在する三原市及び近隣地域においては、新型コロナウイルス感染症の感染者数は少なく、その業績への影響は限定的であると仮定して会計上の見積を行っております。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による活動の制限と緩和が繰り返される中、5月に感染症の位置づけが2類相当から5類へ引き下げられたことにより経済全体の回復は期待されつつあります。しかしながらウクライナ情勢の影響、エネルギー資源や原材料等の高騰は、経済の回復にとって大きな障害となっております。
ゴルフ業界におきましても、これまで業界を支えてこられたゴルファーの高齢化や、同業者間における顧客獲得のための過剰な低価格化、また光熱費などの経費上昇によって厳しい経営環境が続いています。
このような状況の中で当クラブにおきましては、ご来場の皆様が安全で安心してプレーしていただけることを最優先に考え、コース整備の充実とサービスの向上を図ってまいりました。
この結果、当期の入場者数は 35,079名(前期比 571名減)となり、財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(a)財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ52,859千円減少し2,172,952千円となりました。当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ23,905千円減少し86,340千円となりました。当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ28,954千円減少し、2,086,612千円となりました。
(b)経営成績
当事業年度の売上高は277,119千円(前期は276,029千円)で1,090千円の増収となりました。売上原価は138,339千円(前期は138,596千円)で257千円の減少、販売費及び一般管理費は134,947千円(前期は127,276千円)で7,671千円の増加となりました。
営業利益は3,832千円(前期は10,156千円の営業利益)、経常利益は5,842千円(前期は11,176千円の経常利益)、当期純損失は28,954千円(前期は7,677千円の当期純利益)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローが4,267千円増加し、投資活動によるキャッシュ・フローが19,990千円、財務活動によるキャッシュ・フローが14,400千円それぞれ減少した結果、前事業年度末49,728千円に比べ30,123千円減少し、19,604千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、4,267千円(前年同期は47,334千円の獲得)となりました。これは主に、減価償却による内部留保28,199千円(前年同期は29,900千円)により資金が流入しましたが、税引前当期純損失27,906千円、売上債権の増加3,387千円、仕入債務の減少4,603千円、およびその他の負債の減少5,265千円により資金が流出したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は、19,990千円(前年同期は8,142千円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出19,811千円により資金が流出したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は、14,400千円(前年同期は19,400千円の使用)となりました。これは、長期借入金の返済による支出14,400千円によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
(a)当社には子会社がなくゴルフ場経営以外行っておりませんのでセグメントごとの記載はしておりません。
(b)営業収入の実績
| 前事業年度 | 当事業年度 | 増減 | |
| グリーンフィー(千円) | 93,477 | 97,539 | 4,062 |
| キャディフィー(千円) | 123,393 | 121,462 | △1,931 |
| 食堂売店手数料(千円) | 9,042 | 9,594 | 552 |
| 茶店売上(千円) | 4,978 | 5,883 | 905 |
| その他収入(千円) | 11,945 | 11,593 | △351 |
| 年会費収入(千円) | 33,191 | 31,047 | △2,144 |
| 計(千円) | 276,029 | 277,119 | 1,090 |
| 入場人数(人) | 35,650 | 35,079 | △571 |
| 月平均(人) | 2,970 | 2,923 | △47 |
(c)入場者数実績
| 区分 | R4.9 | 10 | 11 | 12 | R5.1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 合計 | 会員別割合 (%) |
| メンバー | 662 | 832 | 794 | 553 | 559 | 570 | 757 | 788 | 711 | 780 | 730 | 727 | 8,463 | 24.1 |
| ビジター | 2,171 | 2,981 | 2,582 | 1,953 | 1,381 | 1,571 | 2,126 | 2,355 | 2,758 | 2,283 | 2,221 | 2,234 | 26,616 | 75.9 |
| 合計 | 2,833 | 3,813 | 3,376 | 2,506 | 1,940 | 2,141 | 2,883 | 3,143 | 3,469 | 3,063 | 2,951 | 2,961 | 35,079 | 100.0 |
| 営業日数 | 29 | 31 | 30 | 29 | 25 | 25 | 31 | 30 | 31 | 29 | 31 | 31 | 352 | - |
| 一日平均入場者 | 98 | 123 | 113 | 86 | 78 | 86 | 93 | 105 | 112 | 106 | 95 | 96 | 100 | - |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a)財政状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は、372,379千円(前事業年度397,451千円)となり、25,072千円減少しました。この主な要因は、現金及び預金が380,880千円から350,936千円へ29,944千円減少したことなどによるものです。
(固定資産)
当事業年度末の固定資産の残高は、1,800,573千円(前事業年度1,828,359千円)となり27,786千円の減少となりました。この主な要因は、減価償却資産を19,811千円取得した一方で、減価償却費28,198千円の計上および固定資産除却損18,934千円をそれぞれ計上したことによるものです。
(流動負債)
当事業年度末の流動負債の残高は、32,710千円(前事業年度44,061千円)となり、11,351千円減少しました。この主な要因は、未払金が1,574千円、未払費用が3,082千円、および未払消費税等が5,723千円それぞれ減少したことなどによるものです。
(固定負債)
当事業年度末の固定負債の残高は、53,630千円(前事業年度66,183千円)となり、12,553千円減少しました。この主な要因は、長期借入金が14,400千円減少したことによるものです。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は、2,086,612千円(前事業年度2,115,566千円)となり28,954千円減少しました。これは当期純損失の計上によるものです。
(b)経営成績の分析
当事業年度における売上高は277,119千円(前期比0.4%増)となり、売上原価は138,339千円(前期比0.2%減)、販売費及び一般管理費は、134,947千円(前期比6.0%増)で、当期純損失は28,954千円(前期比21,277千円減)と前期比減益になりました。この主な要因は、売上高が前期比1,090千円の増加に対して、売上原価および販売費及び一般管理費の総額は、物価上昇が顕著な中、経費抑制等により前期比7,414千円の増加にとどまりましたが、老朽化の進んだ宿泊施設の解体撤去及び跡地整備のため、固定資産除却損18,934千円及び固定資産処分損13,100千円が発生したためです。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(a)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
(b)資本の財源及び資金の流動性
資金概要
当社の事業活動における運転資金需要の主なものはコース維持費、プレー費、販売費および一般管理費の営業費用であります。また設備資金需要としては、コース及びクラブハウスに対する有形固定資産投資があります。
財政政策
当社は、事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、運転資金及び設備資金について、自己資金の活用及び金融機関からの長期借入れを基本としております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この財務諸表の作成に当たっては、当事業年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積特有の不確実性があるため、これらの見積と異なる場合があります。
なお、当社が所在する三原市及び近隣地域においては、新型コロナウイルス感染症の感染者数は少なく、その業績への影響は限定的であると仮定して会計上の見積を行っております。