有価証券報告書-第53期(2024/09/01-2025/08/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における日本経済は、緩やかな回復基調を維持したものの、個人消費の低迷や物価上昇により、依然として不安定な側面が残る状況となりました。
ゴルフ業界においては、これまで業界を支えてきたゴルファー層の高齢化や、若年層のゴルフ離れが進行しており、顧客基盤の縮小が課題となっています。加えて、人件費や燃料・資材価格の高騰に伴い、運営コストが増加し、企業収益を圧迫する状況が続いております。
こうした状況の中、当社では運営効率の向上とサービス品質の維持を目的として、乗用カートをすべて電磁誘導式リモコンカートへ更新するとともに、約50年間使用してきた合併浄化槽の更新を完了いたしました。
しかしながら、当期の入場者数は 32,081名(前期比 1,782名減)となり、財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(a)財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ49,404千円増加し2,226,210千円となりました。当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ84,739千円増加し169,670千円となりました。当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ35,335千円減少し、2,056,539千円となりました。
(b)経営成績
当事業年度の売上高は248,627千円(前期は265,412千円)で16,785千円の減収となりました。売上原価は155,691千円(前期は135,853千円)で19,838千円の増加、販売費及び一般管理費は132,999千円(前期は124,483千円)で8,516千円の増加となりました。
営業損失は40,063千円(前期は5,075千円の営業利益)、経常損失は39,279千円(前期は6,154千円の経常利益)、当期純損失は35,335千円(前期は5,262千円の当期純利益)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローが8,008千円増加し、投資活動によるキャッシュ・フローが87,547千円減少、財務活動によるキャッシュ・フローが87,700千円増加した結果、前事業年度末21,497千円に比べ8,160千円増加し、29,657千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、8,008千円(前年同期は46,868千円の獲得)となりました。これは主に、減価償却による内部留保50,555千円(前年同期は29,893千円)により資金が流入しましたが、税引前当期純損失34,279千円、売上債権の増加3,093千円、および仕入債務の減少4,907千円により資金が流出したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は、87,547千円(前年同期は28,076千円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出162,861千円により資金が流出したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果得られた資金は、87,700千円(前年同期は16,900千円の使用)となりました。これは主に、長期借入れによる収入100,000千円によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
(a)当社には子会社がなくゴルフ場経営以外行っておりませんのでセグメントごとの記載はしておりません。
(b)営業収入の実績
(c)入場者数実績
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a)財政状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は、320,844千円(前事業年度368,405千円)となり、47,561千円減少しました。この主な要因は、売掛金が7,326千円から10,229千円へ2,903千円増加しましたが、現金及び預金が353,008千円から290,855千円へ62,153千円減少したことなどによるものです。
(固定資産)
当事業年度末の固定資産の残高は1,905,365千円で、前年同期と比べ96,965千円の増加となりました。これは主に、乗用カートの更新や、合併浄化槽の更新などの設備投資を行ったことによる、有形固定資産の増加によるものです。
(流動負債)
当事業年度末の流動負債の残高は、43,721千円(前事業年度32,572千円)となり、11,149千円増加しました。この主な要因は、未払金が4,709千円減少した一方で、1年内返済予定の長期借入金が13,880千円、および受託販売未払金が747千円それぞれ増加したことなどによるものです。
(固定負債)
当事業年度末の固定負債の残高は、125,949千円(前事業年度52,358千円)となり、73,591千円増加しました。この主な要因は、長期借入金が73,820千円増加したことによるものです。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は、2,056,539千円(前事業年度2,091,874千円)となり35,335千円減少しました。これは当期純損失の計上によるものです。
(b)経営成績の分析
当事業年度における売上高は248,627千円(前期比6.3%減)となり、売上原価は155,691千円(前期比14.6%増)、販売費及び一般管理費は、132,999千円(前期比6.8%増)で、当期純損失は35,335千円(前期は当期純利益5,262千円)となりました。この主な要因は、売上高が前期比16,785千円減少し、売上原価および販売費及び一般管理費の総額が、前期比28,354千円増加したことなどによるものです。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(a)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
(b)資本の財源及び資金の流動性
資金概要
当社の事業活動における運転資金需要の主なものはコース維持費、プレー費、販売費および一般管理費の営業費用であります。また設備資金需要としては、コース及びクラブハウスに対する有形固定資産投資があります。
財政政策
当社は、事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、運転資金及び設備資金について、自己資金の活用及び金融機関からの長期借入れを基本としております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この財務諸表の作成に当たっては、当事業年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積特有の不確実性があるため、これらの見積と異なる場合があります。
なお、当社が所在する三原市及び近隣地域においては、新型コロナウイルス感染症の感染者数は少なく、その業績への影響は限定的であると仮定して会計上の見積を行っております。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における日本経済は、緩やかな回復基調を維持したものの、個人消費の低迷や物価上昇により、依然として不安定な側面が残る状況となりました。
ゴルフ業界においては、これまで業界を支えてきたゴルファー層の高齢化や、若年層のゴルフ離れが進行しており、顧客基盤の縮小が課題となっています。加えて、人件費や燃料・資材価格の高騰に伴い、運営コストが増加し、企業収益を圧迫する状況が続いております。
こうした状況の中、当社では運営効率の向上とサービス品質の維持を目的として、乗用カートをすべて電磁誘導式リモコンカートへ更新するとともに、約50年間使用してきた合併浄化槽の更新を完了いたしました。
しかしながら、当期の入場者数は 32,081名(前期比 1,782名減)となり、財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(a)財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ49,404千円増加し2,226,210千円となりました。当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ84,739千円増加し169,670千円となりました。当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ35,335千円減少し、2,056,539千円となりました。
(b)経営成績
当事業年度の売上高は248,627千円(前期は265,412千円)で16,785千円の減収となりました。売上原価は155,691千円(前期は135,853千円)で19,838千円の増加、販売費及び一般管理費は132,999千円(前期は124,483千円)で8,516千円の増加となりました。
営業損失は40,063千円(前期は5,075千円の営業利益)、経常損失は39,279千円(前期は6,154千円の経常利益)、当期純損失は35,335千円(前期は5,262千円の当期純利益)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローが8,008千円増加し、投資活動によるキャッシュ・フローが87,547千円減少、財務活動によるキャッシュ・フローが87,700千円増加した結果、前事業年度末21,497千円に比べ8,160千円増加し、29,657千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、8,008千円(前年同期は46,868千円の獲得)となりました。これは主に、減価償却による内部留保50,555千円(前年同期は29,893千円)により資金が流入しましたが、税引前当期純損失34,279千円、売上債権の増加3,093千円、および仕入債務の減少4,907千円により資金が流出したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は、87,547千円(前年同期は28,076千円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出162,861千円により資金が流出したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果得られた資金は、87,700千円(前年同期は16,900千円の使用)となりました。これは主に、長期借入れによる収入100,000千円によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
(a)当社には子会社がなくゴルフ場経営以外行っておりませんのでセグメントごとの記載はしておりません。
(b)営業収入の実績
| 前事業年度 | 当事業年度 | 増減 | |
| グリーンフィー(千円) | 90,054 | 83,560 | △6,494 |
| キャディフィー(千円) | 114,668 | 110,355 | △4,313 |
| 食堂売店手数料(千円) | 9,131 | 8,760 | △371 |
| 茶店売上(千円) | 5,705 | 5,391 | △314 |
| その他収入(千円) | 12,684 | 11,380 | △1,304 |
| 年会費収入(千円) | 33,169 | 29,180 | △3,989 |
| 計(千円) | 265,412 | 248,627 | △16,785 |
| 入場人数(人) | 33,863 | 32,081 | △1,782 |
| 月平均(人) | 2,821 | 2,673 | △148 |
(c)入場者数実績
| 区分 | R6.9 | 10 | 11 | 12 | R7.1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 合計 | 会員別割合 (%) |
| メンバー | 786 | 728 | 788 | 631 | 644 | 388 | 731 | 775 | 714 | 806 | 717 | 796 | 8,504 | 26.5 |
| ビジター | 2,114 | 2,399 | 2,506 | 1,815 | 1,176 | 856 | 2,325 | 1,984 | 2,381 | 1,939 | 2,031 | 2,051 | 23,577 | 73.5 |
| 合計 | 2,900 | 3,127 | 3,294 | 2,446 | 1,820 | 1,244 | 3,056 | 2,759 | 3,095 | 2,745 | 2,748 | 2,847 | 32,081 | 100.0 |
| 営業日数 | 30 | 31 | 29 | 30 | 27 | 16 | 29 | 30 | 31 | 30 | 31 | 31 | 345 | - |
| 一日平均入場者 | 97 | 101 | 114 | 82 | 67 | 78 | 105 | 92 | 100 | 92 | 89 | 92 | 93 | - |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a)財政状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は、320,844千円(前事業年度368,405千円)となり、47,561千円減少しました。この主な要因は、売掛金が7,326千円から10,229千円へ2,903千円増加しましたが、現金及び預金が353,008千円から290,855千円へ62,153千円減少したことなどによるものです。
(固定資産)
当事業年度末の固定資産の残高は1,905,365千円で、前年同期と比べ96,965千円の増加となりました。これは主に、乗用カートの更新や、合併浄化槽の更新などの設備投資を行ったことによる、有形固定資産の増加によるものです。
(流動負債)
当事業年度末の流動負債の残高は、43,721千円(前事業年度32,572千円)となり、11,149千円増加しました。この主な要因は、未払金が4,709千円減少した一方で、1年内返済予定の長期借入金が13,880千円、および受託販売未払金が747千円それぞれ増加したことなどによるものです。
(固定負債)
当事業年度末の固定負債の残高は、125,949千円(前事業年度52,358千円)となり、73,591千円増加しました。この主な要因は、長期借入金が73,820千円増加したことによるものです。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は、2,056,539千円(前事業年度2,091,874千円)となり35,335千円減少しました。これは当期純損失の計上によるものです。
(b)経営成績の分析
当事業年度における売上高は248,627千円(前期比6.3%減)となり、売上原価は155,691千円(前期比14.6%増)、販売費及び一般管理費は、132,999千円(前期比6.8%増)で、当期純損失は35,335千円(前期は当期純利益5,262千円)となりました。この主な要因は、売上高が前期比16,785千円減少し、売上原価および販売費及び一般管理費の総額が、前期比28,354千円増加したことなどによるものです。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(a)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
(b)資本の財源及び資金の流動性
資金概要
当社の事業活動における運転資金需要の主なものはコース維持費、プレー費、販売費および一般管理費の営業費用であります。また設備資金需要としては、コース及びクラブハウスに対する有形固定資産投資があります。
財政政策
当社は、事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、運転資金及び設備資金について、自己資金の活用及び金融機関からの長期借入れを基本としております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この財務諸表の作成に当たっては、当事業年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積特有の不確実性があるため、これらの見積と異なる場合があります。
なお、当社が所在する三原市及び近隣地域においては、新型コロナウイルス感染症の感染者数は少なく、その業績への影響は限定的であると仮定して会計上の見積を行っております。