有価証券報告書-第59期(2022/08/01-2023/07/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における売上高は739,915千円となり、前事業年度と比較して9,576千円減少となりました。この主な要因は、平日会員の募集が終了したことによる名義書換・登録収入の減少、土日祝日のゲスト来場者減少による入場料収入の減少によるものであります。
売上原価、販売費及び一般管理費は727,698千円となり、前事業年度と比較して13,278千円増加となりました。この主な要因は、来場者数が増加したことによるキャディ人件費の増加、原材料費、燃料費の高騰により費用が増加したことによるものであります。
この結果、営業利益は前事業年度と比較して22,854千円減少の12,217千円となりました。営業外収益は前事業年度と比較して133千円増加の2,936千円、営業外費用は前事業年度と比較して160千円減少の406千円となり、経常利益は前事業年度と比較して22,561千円減少の14,746千円、当期純利益は前事業年度と比較して2,609千円減少の12,456千円となりました。
また、当事業年度末の財政状態は、資産の部合計が2,510,603千円となり、前事業年度末と比較して95,435千円減少となりました。
流動資産は498,107千円となり、前事業年度末と比較して67,360千円減少となりました。この主な要因は、現金及び預金が減少したことによるものであります。
固定資産は2,012,495千円となり、前事業年度末と比較して28,074千円減少となりました。この主な要因は、有形固定資産の新規取得による増加はありましたが、有形固定資産の除却及び減価償却により減少したことによるものであります。
負債の部合計は1,032,407千円となり、前事業年度末と比較して107,891千円減少となりました。
流動負債は398,739千円となり、前事業年度末と比較して66,584千円の減少となりました。この主な要因は、名義書換・登録収入に係る契約負債の減少のほか、未払法人税等、未払消費税等が減少したことによるものであります。
固定負債は633,668千円となり、前事業年度末と比較して41,307千円減少となりました。この主な要因は、長期借入金の返済による減少、平日会員の退会により会員預り金が減少したことによるものであります。
純資産の部合計は1,478,195千円となり前事業年度末と比較して12,456千円増加となりました。この主な要因は、繰越利益剰余金が増加したことによるものであります。なお、前事業年度において「収益認識に関する会計基準」の適用により繰越利益剰余金に大幅な減少が生じましたので、会社法第452条の規定に基づき欠損填補を行い、別途積立金260,000千円を繰越利益剰余金に振り替えております。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は前事業年度末より69,800千円減少し464,208千円となりました。
また、当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動の結果使用した資金は、7,273千円(前事業年度は102,413千円の取得)となりました。これは、名義書換・登録収入の減少による契約負債の減少のほか、法人税等の支払額が増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動の結果使用した資金は、前事業年度に比べ15,734千円増加の17,462千円となりました。これは、有形固定資産の取得による支出があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動の結果使用した資金は45,065千円(前事業年度は47,807千円の取得)となりました。これは、長期借入金の返済による支出、会員預り金の返済による支出があったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社の実態に即した内容を記載するため、生産、受注及び販売の実績に代えて収容能力及び収容実績並びに営業実績を記載しております。なお、当社は単一のセグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。
a 収容能力
コース1ヶ月当たり収容能力は、次の通りであります。
(注) 計算方法は次の通りであります。
1ヶ月26日稼働として1日当たり収容人員(180人)をそれぞれ乗じたものであります。
b 収容実績
最近2年間の収容実績は次の通りであります。
2 金額は別項、営業実績の項に掲記しております。
c 営業実績
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当事業年度におけるわが国経済は、企業収益に一部弱さがみられるものの、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が緩和され、個人消費及び雇用情勢に持ち直しの動きがみられました。
ゴルフ業界におきましては、コロナ禍において三密を回避しつつ楽しめるスポーツとして若年齢層を中心に新たなプレーヤーの増加傾向はみられるものの、依然として少子高齢化による構造的なゴルフ人口の減少及び異常気象による影響等により集客が厳しい状況にあります。
このような状況の中、当クラブでは新型コロナウイルス感染防止対策に万全を期して取り組むとともに来場者がより一層ご満足いただけるサービスの向上に努めました。
営業につきましては、平日の集客策として休場日の貸切に向けた営業活動を実施し、地元企業等の新規貸切を誘致いたしました。また、昨年実施したレディースティーの見直しを記念した「レディースティーオープン記念杯」を盛況に開催いたしました。更に、参加希望者の多い平日杯競技の申込方法等の見直しや週末等繁忙期のキャンセル待ちの改善策として新規キャディの募集活動を行うなど、集客に向けての諸施策を実施いたしました。
コースの整備につきましては、フェアウェイなどの芝の育成を促すため、4ヶ年計画による第2次樹木の間伐やフェアウェイのエアレーション作業を実施し、より一層のコースコンディション向上に努め、徐々に芝の良化がみられております。また、コース管理道路一部舗装打替工事やバンカーレーキの更新に加え、コース管理用機械の3連グリーンモア、グリーン用目砂散布機等を更新いたしました。
設備関係につきましては、女性の皆様がより快適にゴルフライフを楽しんでいただくため、クラブハウス内女性用トイレの機器を更新し、好評をいただいております。
キャディの接客サービスにつきましては、定期的に研修を実施し、一層の接客向上に努めました。
当事業年度の営業日数につきましては、前事業年度と比べ暦の関係から1日減少したものの、貸切が8日増加した他、降雪等のクローズが7日減少したため、14日増の317日となりました。なお、恒例のマイナビシニア&レディースカップは徹底した感染防止対策を講じ、予定通り開催されました。
来場者数につきましては、新規平日会員の来場やコロナ禍からの堅調な回復傾向により貸切、コンペが増加したため、前事業年度比902名増の35,725名となりました。
営業収入につきましては、来場者数やパーティー収入が増加したものの、平日会員募集終了の反動により名義書換・登録収入が減少したため、前事業年度比9,576千円減の739,915千円となりました。
営業費用につきましては、原材料費・燃料費の高騰や人件費等の費用が増加したため、前事業年度比13,278千円増の727,698千円となりました。
以上により、営業利益は前事業年度比22,854千円減の12,217千円、経常利益は前事業年度比22,561千円減の14,746千円、当期純利益は前事業年度比2,609千円減の12,456千円となりました。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当社の資金需要は運転資金需要と設備資金需要があります。運転資金需要の主なものは、一般管理費等の営業費用であり、これらの資金は自己資金により賄うことを基本としております。設備資金需要の主なものはゴルフコース維持管理用機械及びゴルフ場付属設備に関する投資等であり、これらの資金は自己資金で賄うことを基本としておりますが、必要に応じて金融機関等からの借入も検討しております。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における売上高は739,915千円となり、前事業年度と比較して9,576千円減少となりました。この主な要因は、平日会員の募集が終了したことによる名義書換・登録収入の減少、土日祝日のゲスト来場者減少による入場料収入の減少によるものであります。
売上原価、販売費及び一般管理費は727,698千円となり、前事業年度と比較して13,278千円増加となりました。この主な要因は、来場者数が増加したことによるキャディ人件費の増加、原材料費、燃料費の高騰により費用が増加したことによるものであります。
この結果、営業利益は前事業年度と比較して22,854千円減少の12,217千円となりました。営業外収益は前事業年度と比較して133千円増加の2,936千円、営業外費用は前事業年度と比較して160千円減少の406千円となり、経常利益は前事業年度と比較して22,561千円減少の14,746千円、当期純利益は前事業年度と比較して2,609千円減少の12,456千円となりました。
また、当事業年度末の財政状態は、資産の部合計が2,510,603千円となり、前事業年度末と比較して95,435千円減少となりました。
流動資産は498,107千円となり、前事業年度末と比較して67,360千円減少となりました。この主な要因は、現金及び預金が減少したことによるものであります。
固定資産は2,012,495千円となり、前事業年度末と比較して28,074千円減少となりました。この主な要因は、有形固定資産の新規取得による増加はありましたが、有形固定資産の除却及び減価償却により減少したことによるものであります。
負債の部合計は1,032,407千円となり、前事業年度末と比較して107,891千円減少となりました。
流動負債は398,739千円となり、前事業年度末と比較して66,584千円の減少となりました。この主な要因は、名義書換・登録収入に係る契約負債の減少のほか、未払法人税等、未払消費税等が減少したことによるものであります。
固定負債は633,668千円となり、前事業年度末と比較して41,307千円減少となりました。この主な要因は、長期借入金の返済による減少、平日会員の退会により会員預り金が減少したことによるものであります。
純資産の部合計は1,478,195千円となり前事業年度末と比較して12,456千円増加となりました。この主な要因は、繰越利益剰余金が増加したことによるものであります。なお、前事業年度において「収益認識に関する会計基準」の適用により繰越利益剰余金に大幅な減少が生じましたので、会社法第452条の規定に基づき欠損填補を行い、別途積立金260,000千円を繰越利益剰余金に振り替えております。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は前事業年度末より69,800千円減少し464,208千円となりました。
また、当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動の結果使用した資金は、7,273千円(前事業年度は102,413千円の取得)となりました。これは、名義書換・登録収入の減少による契約負債の減少のほか、法人税等の支払額が増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動の結果使用した資金は、前事業年度に比べ15,734千円増加の17,462千円となりました。これは、有形固定資産の取得による支出があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動の結果使用した資金は45,065千円(前事業年度は47,807千円の取得)となりました。これは、長期借入金の返済による支出、会員預り金の返済による支出があったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社の実態に即した内容を記載するため、生産、受注及び販売の実績に代えて収容能力及び収容実績並びに営業実績を記載しております。なお、当社は単一のセグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。
a 収容能力
コース1ヶ月当たり収容能力は、次の通りであります。
| 前事業年度 (2022年7月31日) | 当事業年度 (2023年7月31日) |
| 4,680人 | 4,680人 |
(注) 計算方法は次の通りであります。
1ヶ月26日稼働として1日当たり収容人員(180人)をそれぞれ乗じたものであります。
b 収容実績
最近2年間の収容実績は次の通りであります。
| 前事業年度 (自 2021年8月1日 至 2022年7月31日) | 当事業年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) | ||
| 1ヶ年(人) | 稼働率(%) | 1ヶ年(人) | 稼働率(%) |
| 34,823 | 62.0 | 35,725 | 63.6 |
| (注) 1 | 稼働率= | 収容実績(人数) | ×100% |
| 収容能力(人数) |
2 金額は別項、営業実績の項に掲記しております。
c 営業実績
| 区分 | 前事業年度 (自 2021年8月1日 至 2022年7月31日) | 当事業年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) |
| 金額(千円) | 金額(千円) | |
| ゴルフ収入 | 646,754 | 629,156 |
| 食堂収入 | 81,081 | 88,066 |
| 売店収入 | 21,655 | 22,691 |
| 売上高合計 | 749,492 | 739,915 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当事業年度におけるわが国経済は、企業収益に一部弱さがみられるものの、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が緩和され、個人消費及び雇用情勢に持ち直しの動きがみられました。
ゴルフ業界におきましては、コロナ禍において三密を回避しつつ楽しめるスポーツとして若年齢層を中心に新たなプレーヤーの増加傾向はみられるものの、依然として少子高齢化による構造的なゴルフ人口の減少及び異常気象による影響等により集客が厳しい状況にあります。
このような状況の中、当クラブでは新型コロナウイルス感染防止対策に万全を期して取り組むとともに来場者がより一層ご満足いただけるサービスの向上に努めました。
営業につきましては、平日の集客策として休場日の貸切に向けた営業活動を実施し、地元企業等の新規貸切を誘致いたしました。また、昨年実施したレディースティーの見直しを記念した「レディースティーオープン記念杯」を盛況に開催いたしました。更に、参加希望者の多い平日杯競技の申込方法等の見直しや週末等繁忙期のキャンセル待ちの改善策として新規キャディの募集活動を行うなど、集客に向けての諸施策を実施いたしました。
コースの整備につきましては、フェアウェイなどの芝の育成を促すため、4ヶ年計画による第2次樹木の間伐やフェアウェイのエアレーション作業を実施し、より一層のコースコンディション向上に努め、徐々に芝の良化がみられております。また、コース管理道路一部舗装打替工事やバンカーレーキの更新に加え、コース管理用機械の3連グリーンモア、グリーン用目砂散布機等を更新いたしました。
設備関係につきましては、女性の皆様がより快適にゴルフライフを楽しんでいただくため、クラブハウス内女性用トイレの機器を更新し、好評をいただいております。
キャディの接客サービスにつきましては、定期的に研修を実施し、一層の接客向上に努めました。
当事業年度の営業日数につきましては、前事業年度と比べ暦の関係から1日減少したものの、貸切が8日増加した他、降雪等のクローズが7日減少したため、14日増の317日となりました。なお、恒例のマイナビシニア&レディースカップは徹底した感染防止対策を講じ、予定通り開催されました。
来場者数につきましては、新規平日会員の来場やコロナ禍からの堅調な回復傾向により貸切、コンペが増加したため、前事業年度比902名増の35,725名となりました。
営業収入につきましては、来場者数やパーティー収入が増加したものの、平日会員募集終了の反動により名義書換・登録収入が減少したため、前事業年度比9,576千円減の739,915千円となりました。
営業費用につきましては、原材料費・燃料費の高騰や人件費等の費用が増加したため、前事業年度比13,278千円増の727,698千円となりました。
以上により、営業利益は前事業年度比22,854千円減の12,217千円、経常利益は前事業年度比22,561千円減の14,746千円、当期純利益は前事業年度比2,609千円減の12,456千円となりました。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当社の資金需要は運転資金需要と設備資金需要があります。運転資金需要の主なものは、一般管理費等の営業費用であり、これらの資金は自己資金により賄うことを基本としております。設備資金需要の主なものはゴルフコース維持管理用機械及びゴルフ場付属設備に関する投資等であり、これらの資金は自己資金で賄うことを基本としておりますが、必要に応じて金融機関等からの借入も検討しております。