訂正有価証券報告書-第64期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
1.業績等の概要
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調が続きましたが、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動、地政学的リスクの存在等の影響もあり、不安定な要素を抱えつつ推移しました。
このような環境の下、当期は、札幌市の大型複合アミューズメント施設における大型ゲーム場退店跡にフィットネス道内初出店並びに複合カフェ併設とテナント入替を実施するという大規模な業態転換、フィットネス事業の一部老朽化既存施設の売却・改修並びにプロテインバー全店導入をはじめとする成長アイテム等への設備投資、新型クレーンゲーム機の集中投資をはじめとするGAME事業への勝ち残り戦略等の実行などの構造改革投資を積極的に実施するとともに、子会社においては企業主導型保育の開設等の先行投資を実施いたしました。
その結果、売上高は79億40百万円(前年同期比2.7%増)、売上総利益は64億43百万円(前年同期比3.6%増)、営業利益は68百万円(前年同期比63.5%減)、経常損失は73百万円(前年同期は経常利益52百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は20百万円(前年同期比2.3%増)となりました。
なお、当連結会計年度より売上高の会計処理について会計方針の変更を行っており、遡及適用後の数値で前連結会計年度との比較を行っております。
セグメント別の概況
(GAME事業部)
GAME事業部につきましては、平成29年5月に大型店舗「ディノスパーク札幌白石店」を業態転換のために閉鎖した影響があったものの、大量導入した新型UFOキャッチャーの優良店への積極的な導入効果及びネットキャッチャー事業の運営方法の見直しを行った上で事業を再開した結果、プライズゲームジャンルの売上については前連結会計年度を上回り、堅調に推移しました。売上高は22億57百万円(前連結会計年度比 1.3%増)となりました。
(フィットネス事業部)
フィットネス事業部につきましては、「プロテインバー」、「空中ヨガ」、「ホットヨガスタジオ」などの新規アイテムを、店舗特性を踏まえた上で、既存店舗への順次導入を進めるとともに、スタッフサポートを重視した「続けられるクラブ」づくり実施のため、トレーナーの社員化比率を高める他、教育研修にも力を入れました。8月には東京都内に小型実験店舗を出店、10月には業態転換に伴う「スガイディノス札幌白石」へのフィットネス道内初出店を実施いたしました。それらの結果、「SDフィットネス国立店」の店舗売却(10月)が減収要因となりましたが、出店の効果等もあり、売上高は20億69百万円(同0.1%増)となりました。
(ボウリング事業部)
ボウリング事業部につきましては、推進中のLTB(ボウリング教室)を拡大し、トーナメント・リーグへ繋げたことや当社専属のプロボウラーによるジュニア教室を開催し顧客増を図りました。また、併設のゴルフバーのリニューアルや投げ飲み放題企画の実施、団体予約獲得を主目的とした職域向けセールスマンの人員増による渉外活動の強化、3月にディノスボウル帯広に併設して「ディノスビリヤード&ダーツ帯広」を開店した結果、売上高は11億18百万円(同3.5%増)となりました。
(施設管理事業部)
施設管理事業部につきましては、「シネマ」部門において、8月までは「美女と野獣」及び「銀魂」等のヒット作の上映を行い堅調に推移しておりましたが、9月以降は全国的にヒット作に恵まれず一転して軟調に推移した結果、売上高は9億45百万円(同4.1%減)となりました。「その他」においては、売上高は2億55百万円(同3.6%減)となりました。
(その他)
その他のカフェ事業につきましては、7月に「ディノスカフェ札幌狸小路店」を閉店し、8月に大型施設の業態転換の一環として「ディノスカフェ札幌白石店」をオープンしました。また、通信テレマーケティング事業及び介護事業等を営む子会社グループについては、前期より事業を開始した通常の認可外保育は閉園しましたが、新規開業した企業主導型保育園と放課後デイサービスの売上が寄与したことなどにより、売上高は12億94百万円(同17.0%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
(当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況)
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3億95百万円減少し、10億53百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、5億76百万円となりました。これは主に、非資金費用である減価償却費が6億60百万円あったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、6億50百万円となりました。これは主に、差入保証金の回収による収入が42百万円ありましたが、有形固定資産の取得による支出が6億8百万円及び差入保証金の差入による支出が61百万円あったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、3億22百万円となりました。これは主に、長期借入れによる収入が3億50百万円及び社債の発行による収入が14億19百万円ありましたが、社債の償還による支出が10億80百万円、長期借入金の返済による支出が5億79百万円、リース債務の返済による支出が2億80百万円あったことなどによるものであります。
2.営業の状況
営業実績
当連結会計年度における営業実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.施設管理事業部の(その他)は、土地・建物の賃貸収入等の売上であります。
3.施設管理事業部のセグメント内訳は、内部管理上採用している区分によっております。
4.最近2連結会計年度の主な営業能力は次のとおりであります。
3.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)重要な会計方針の見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国で一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たっての会計基準は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」及び「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。
(2)財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、20億4百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億68百万円減少しました。これは主に現金及び預金が3億93百万円減少しましたが売掛金が1億64百万円増加したことによるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、84億80百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億81百万円増加しました。これは主に有形固定資産が2億71百万円増加したことによるものであります。
(繰延資産)
当連結会計年度末における繰延資産の残高は、82百万円となり、前連結会計年度末に比べ6百万円増加しました。これは社債発行費が6百万円増加したことによるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、32億78百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億59百万円増加しました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が56百万円及び買掛金が35百万円減少しましたが、1年内償還予定の社債が88百万円及び未払法人税等が63百万円増加したことによるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は、49億58百万円となり、前連結会計年度末に比べ57百万円減少しまし
た。これは主に社債が2億81百万円が増加しましたが、長期借入金及び長期未払金が3億9百万円減少したことによ
るものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、23億30百万円となり、前連結会計年度末に比べ17百万円増加しまし
た。これは主に利益剰余金が11百万円増加したことによるものであります。
(3)経営成績の分析
(売上高)
当事業年度における売上高は79億40百万円(前年連結会計年度2.7%増)となりました。これは主にネットキャッチャー事業による増加、ボウリング事業において併設しているゴルフバーのリニューアルの効果や投げ飲み放題の企画の実施及びグループ子会社の保育・療育施設開業によるものであります。
(売上原価・売上総利益)
売上原価は14億97百万円となり、前連結会計年度に比べ14百万円減少(同0.9%減)いたしました。売上原価率は前連結会計年度に比べ4.0%減少し18.9%となりました。これは主に施設管理事業仕入に対する原価率の減少によるものであります。
この結果、売上総利益は64億43百万円となり、前連結会計年度に比べ2億23百万円増加(同3.6%増)し、売上総利益率は前連結会計年度に比べ0.7ポイント改善し、81.1%となりました。
(販売費及び一般管理費・営業利益)
GAME事業においての新型クレーンゲーム機集中投入、フィットネス事業の一部老朽化既存施設の売却・改修並びにプロテインバー全店導入等の設備投資やグループ子会社においての企業主導型保育の開設費等の先行投資に伴い、宣伝費・人件費・減価償却費等の増加により販売費及び一般管理費が63億74百万円(同5.7%増)となりました。
この結果、営業利益は68百万円となり、前連結会計年度に比べ1億19百万円減少(同63.5%減)し、営業利益率は0.9%となりました。
(経常利益)
当事業年度は経常損失73百万円(前連結会計年度は経常利益52百万円)となりました。これは主に営業利益が1億19百万円減少したことによるものであります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当事業年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、20百万円(同2.3%増)となりました。これは主に経常利益が1億26百万円減少した一方で補助金等による特別利益2億21百万円の計上により税金等調整前当期純利益の増加に伴い、税効果会計適用後の法人税等合計の額が91百万円増加したことによるものです。
(4)当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について
「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(5)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「1.業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(6)戦略的現状と見通し
次期の見通しといたしましては、地政学的リスクをはじめとした様々な要因により、先行きは不透明であり、当社グループ事業を取り巻く環境もしばらくは厳しい状況が続くものと予想されます。
当連結会計年度は、業績予想には達成できず、増収減益となりました。次期は下記の計画にて推進いたします。
フィットネス事業においては、当期後半に増設した「プロテインバー」、「空中ヨガ」、「ホットヨガスタジオ」などの新規アイテム及び当期10月に開店した「SDフィットネス+札幌白石店」がフルに寄与すること、また平成30年9月に新規店舗の出店を予定しており積極的に売上拡大を狙っていく計画であります。
GAME事業においては、プライズジャンルの強化を継続する一方、ネットキャッチャー事業の拡大及び余剰にな
ったゲーム機を活用しスーパー等の一画にゲームコーナーを設置、さらには利益率の高いメダルの強化により収益の
拡大を図ります。
また、連結子会社にて、企業主導型保育施設や放課後デイサービスの開業を積極的に進め、売上拡大を計画しております。
これらの計画により、通期の業績につきましては、売上高87億円、営業利益2億60百万円、経常利益1億20百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1億円を見込んでおります。
また、前述のとおり経営環境の先行きは不透明で業績予測は困難なため、業績想定の根拠数値は作成時点で入手可能な情報と過去の実績、傾向を参考に算出しておりますことをあらかじめご了承賜りますようお願いいたします。
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調が続きましたが、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動、地政学的リスクの存在等の影響もあり、不安定な要素を抱えつつ推移しました。
このような環境の下、当期は、札幌市の大型複合アミューズメント施設における大型ゲーム場退店跡にフィットネス道内初出店並びに複合カフェ併設とテナント入替を実施するという大規模な業態転換、フィットネス事業の一部老朽化既存施設の売却・改修並びにプロテインバー全店導入をはじめとする成長アイテム等への設備投資、新型クレーンゲーム機の集中投資をはじめとするGAME事業への勝ち残り戦略等の実行などの構造改革投資を積極的に実施するとともに、子会社においては企業主導型保育の開設等の先行投資を実施いたしました。
その結果、売上高は79億40百万円(前年同期比2.7%増)、売上総利益は64億43百万円(前年同期比3.6%増)、営業利益は68百万円(前年同期比63.5%減)、経常損失は73百万円(前年同期は経常利益52百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は20百万円(前年同期比2.3%増)となりました。
なお、当連結会計年度より売上高の会計処理について会計方針の変更を行っており、遡及適用後の数値で前連結会計年度との比較を行っております。
セグメント別の概況
(GAME事業部)
GAME事業部につきましては、平成29年5月に大型店舗「ディノスパーク札幌白石店」を業態転換のために閉鎖した影響があったものの、大量導入した新型UFOキャッチャーの優良店への積極的な導入効果及びネットキャッチャー事業の運営方法の見直しを行った上で事業を再開した結果、プライズゲームジャンルの売上については前連結会計年度を上回り、堅調に推移しました。売上高は22億57百万円(前連結会計年度比 1.3%増)となりました。
(フィットネス事業部)
フィットネス事業部につきましては、「プロテインバー」、「空中ヨガ」、「ホットヨガスタジオ」などの新規アイテムを、店舗特性を踏まえた上で、既存店舗への順次導入を進めるとともに、スタッフサポートを重視した「続けられるクラブ」づくり実施のため、トレーナーの社員化比率を高める他、教育研修にも力を入れました。8月には東京都内に小型実験店舗を出店、10月には業態転換に伴う「スガイディノス札幌白石」へのフィットネス道内初出店を実施いたしました。それらの結果、「SDフィットネス国立店」の店舗売却(10月)が減収要因となりましたが、出店の効果等もあり、売上高は20億69百万円(同0.1%増)となりました。
(ボウリング事業部)
ボウリング事業部につきましては、推進中のLTB(ボウリング教室)を拡大し、トーナメント・リーグへ繋げたことや当社専属のプロボウラーによるジュニア教室を開催し顧客増を図りました。また、併設のゴルフバーのリニューアルや投げ飲み放題企画の実施、団体予約獲得を主目的とした職域向けセールスマンの人員増による渉外活動の強化、3月にディノスボウル帯広に併設して「ディノスビリヤード&ダーツ帯広」を開店した結果、売上高は11億18百万円(同3.5%増)となりました。
(施設管理事業部)
施設管理事業部につきましては、「シネマ」部門において、8月までは「美女と野獣」及び「銀魂」等のヒット作の上映を行い堅調に推移しておりましたが、9月以降は全国的にヒット作に恵まれず一転して軟調に推移した結果、売上高は9億45百万円(同4.1%減)となりました。「その他」においては、売上高は2億55百万円(同3.6%減)となりました。
(その他)
その他のカフェ事業につきましては、7月に「ディノスカフェ札幌狸小路店」を閉店し、8月に大型施設の業態転換の一環として「ディノスカフェ札幌白石店」をオープンしました。また、通信テレマーケティング事業及び介護事業等を営む子会社グループについては、前期より事業を開始した通常の認可外保育は閉園しましたが、新規開業した企業主導型保育園と放課後デイサービスの売上が寄与したことなどにより、売上高は12億94百万円(同17.0%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
(当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況)
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3億95百万円減少し、10億53百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、5億76百万円となりました。これは主に、非資金費用である減価償却費が6億60百万円あったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、6億50百万円となりました。これは主に、差入保証金の回収による収入が42百万円ありましたが、有形固定資産の取得による支出が6億8百万円及び差入保証金の差入による支出が61百万円あったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、3億22百万円となりました。これは主に、長期借入れによる収入が3億50百万円及び社債の発行による収入が14億19百万円ありましたが、社債の償還による支出が10億80百万円、長期借入金の返済による支出が5億79百万円、リース債務の返済による支出が2億80百万円あったことなどによるものであります。
2.営業の状況
営業実績
当連結会計年度における営業実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前連結会計年度比(%) |
| GAME事業部(千円) | 2,257,041 | 1.3 |
| フィットネス事業部(千円) | 2,069,116 | 0.1 |
| ボウリング事業部(千円) | 1,118,684 | 3.5 |
| 施設管理事業部(千円) | 1,201,079 | △4.0 |
| (シネマ)(千円) | (945,561) | (△4.1) |
| (その他)(千円) | (255,518) | (△3.6) |
| その他(千円) | 1,294,707 | 17.0 |
| 合計(千円) | 7,940,628 | 2.7 |
(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.施設管理事業部の(その他)は、土地・建物の賃貸収入等の売上であります。
3.施設管理事業部のセグメント内訳は、内部管理上採用している区分によっております。
4.最近2連結会計年度の主な営業能力は次のとおりであります。
| セグメント | 前連結会計年度 (自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | ||
| 収容能力 | 収容能力 | |||
| GAME事業部 | ディノスパーク | 16店 | ディノスパーク | 15店 |
| フィットネス事業部 | SDフィットネス | 14店 | SDフィットネス | 14店 |
| ボウリング事業部 | ディノスボウル | 9センター | ディノスボウル | 9センター |
| ゴルフバー | 1店 | ゴルフバー・ダーツ | 2店 | |
| 施設管理事業部 | シネマ | 4サイト | シネマ | 4サイト |
| 賃貸物件 | 8ヶ所 | 賃貸物件 | 9ヶ所 | |
| その他 | ネットカフェ | 6店 | ネットカフェ | 5店 |
3.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)重要な会計方針の見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国で一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たっての会計基準は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」及び「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。
(2)財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、20億4百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億68百万円減少しました。これは主に現金及び預金が3億93百万円減少しましたが売掛金が1億64百万円増加したことによるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、84億80百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億81百万円増加しました。これは主に有形固定資産が2億71百万円増加したことによるものであります。
(繰延資産)
当連結会計年度末における繰延資産の残高は、82百万円となり、前連結会計年度末に比べ6百万円増加しました。これは社債発行費が6百万円増加したことによるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、32億78百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億59百万円増加しました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が56百万円及び買掛金が35百万円減少しましたが、1年内償還予定の社債が88百万円及び未払法人税等が63百万円増加したことによるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は、49億58百万円となり、前連結会計年度末に比べ57百万円減少しまし
た。これは主に社債が2億81百万円が増加しましたが、長期借入金及び長期未払金が3億9百万円減少したことによ
るものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、23億30百万円となり、前連結会計年度末に比べ17百万円増加しまし
た。これは主に利益剰余金が11百万円増加したことによるものであります。
(3)経営成績の分析
(売上高)
当事業年度における売上高は79億40百万円(前年連結会計年度2.7%増)となりました。これは主にネットキャッチャー事業による増加、ボウリング事業において併設しているゴルフバーのリニューアルの効果や投げ飲み放題の企画の実施及びグループ子会社の保育・療育施設開業によるものであります。
(売上原価・売上総利益)
売上原価は14億97百万円となり、前連結会計年度に比べ14百万円減少(同0.9%減)いたしました。売上原価率は前連結会計年度に比べ4.0%減少し18.9%となりました。これは主に施設管理事業仕入に対する原価率の減少によるものであります。
この結果、売上総利益は64億43百万円となり、前連結会計年度に比べ2億23百万円増加(同3.6%増)し、売上総利益率は前連結会計年度に比べ0.7ポイント改善し、81.1%となりました。
(販売費及び一般管理費・営業利益)
GAME事業においての新型クレーンゲーム機集中投入、フィットネス事業の一部老朽化既存施設の売却・改修並びにプロテインバー全店導入等の設備投資やグループ子会社においての企業主導型保育の開設費等の先行投資に伴い、宣伝費・人件費・減価償却費等の増加により販売費及び一般管理費が63億74百万円(同5.7%増)となりました。
この結果、営業利益は68百万円となり、前連結会計年度に比べ1億19百万円減少(同63.5%減)し、営業利益率は0.9%となりました。
(経常利益)
当事業年度は経常損失73百万円(前連結会計年度は経常利益52百万円)となりました。これは主に営業利益が1億19百万円減少したことによるものであります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当事業年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、20百万円(同2.3%増)となりました。これは主に経常利益が1億26百万円減少した一方で補助金等による特別利益2億21百万円の計上により税金等調整前当期純利益の増加に伴い、税効果会計適用後の法人税等合計の額が91百万円増加したことによるものです。
(4)当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について
「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(5)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「1.業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(6)戦略的現状と見通し
次期の見通しといたしましては、地政学的リスクをはじめとした様々な要因により、先行きは不透明であり、当社グループ事業を取り巻く環境もしばらくは厳しい状況が続くものと予想されます。
当連結会計年度は、業績予想には達成できず、増収減益となりました。次期は下記の計画にて推進いたします。
フィットネス事業においては、当期後半に増設した「プロテインバー」、「空中ヨガ」、「ホットヨガスタジオ」などの新規アイテム及び当期10月に開店した「SDフィットネス+札幌白石店」がフルに寄与すること、また平成30年9月に新規店舗の出店を予定しており積極的に売上拡大を狙っていく計画であります。
GAME事業においては、プライズジャンルの強化を継続する一方、ネットキャッチャー事業の拡大及び余剰にな
ったゲーム機を活用しスーパー等の一画にゲームコーナーを設置、さらには利益率の高いメダルの強化により収益の
拡大を図ります。
また、連結子会社にて、企業主導型保育施設や放課後デイサービスの開業を積極的に進め、売上拡大を計画しております。
これらの計画により、通期の業績につきましては、売上高87億円、営業利益2億60百万円、経常利益1億20百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1億円を見込んでおります。
また、前述のとおり経営環境の先行きは不透明で業績予測は困難なため、業績想定の根拠数値は作成時点で入手可能な情報と過去の実績、傾向を参考に算出しておりますことをあらかじめご了承賜りますようお願いいたします。