半期報告書-第35期(令和2年9月1日-令和3年8月31日)
(業績等の概要)
(1) 業績
ゴルフ場を取り巻く営業環境は、引き続き来場者誘致のための低料金化による集客競争が厳しさを増す状況が続いており、当社が運営するゴルフ場の近隣10か所のゴルフ場の来場者数は、前中間会計期間には9月と10月に有った台風被害のために7.72%減少しましたが、当中間会計期間は台風被害が無かったために、前中間会計期間には無かった新型コロナウイルス感染症による来場者数減少影響が有るものの前中間会計期間比108.31%と増加しております。この中に有って当社は会員の協力を得て来場者誘致を図ってきた結果、当中間会計期間の来場者数は16,220名となり、前年同期間比2,920名の増加(121.9%)とすることが出来ました。
この結果、当中間会計期間の売上高は、ゴルフ場売上が、来場者数の増加により103百万円と、前年同期間比14百万円増加(116.6%)し、食堂・売店売上は来場者数が121.9%増加したにも拘らず、新型コロナウイルス感染症対策で営業を制限しているために38百万円となり、前年同期間比1百万円増加(104.3%)に留まりました。ブライダル収入は同じく新型コロナウイルス感染症対策でほとんど営業が出来ず1百万円未満と、前年同期間比3百万円の減少(5.4%)となりました。年会費収入は活動中の会員増加により31百万円と前年同期間比1百万円増加(106.4%)、名義変更手数料は新入会員の減少により4百万円と前年同期間比1百万円未満の減少(85.3%)、前中間会計期間に1百万円未満有った入会金収入が当中間会計期間は無く、その他収入は8百万円と前年同期間比4百万円増加(210.3%)となりました。この結果売上高の合計は187百万円と前年同期間比18百万円増加(110.8%)しました。
これに対し、売上原価は、食堂売店収入とブライダル収入の合計が減少したこともあり、14百万円と前年同期間比1百万円減少(89.7%)しました。販売費および一般管理費は、減価償却費4百万円の増加、支払手数料3百万円の増加などを、ゴルフ場管理費の2百万円の減少などでカバーし、170百万円と2百万円の増加(101.5%)にとどまりました。この結果、営業損益は3百万円の利益となり、前年同期間比で17百万円の増益となりました。
営業外収益は3百万円と前年同期間比1百万円未満の減少、営業外費用も1百万円未満の減少で1百万円未満となり、経常損益は前年同期間比で16百万円増加し、6百万円の黒字に転換しました。
特別利益は1百万円と前年同期間比4百万円減少し、特別損失は1百万円未満で前年同期間比4百万円減少した結果、税引前中間純利益は16百万円増加し、8百万円の黒字に転換しました。法人税、住民税及び事業税は前年同期間と同様1百万円未満となり、当中間純利益は16百万円増加し、7百万円の黒字となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金増加が19百万円ありましたが、投資活動による資金減少が5百万円、財務活動による資金減少が8百万円あり、結果として当中間期末には93百万円(前中間会計期間に比し53百万円増加)となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は19百万円(前中間会計期間に比し1百万円増加)となりました。これは主に、売上債権の増加5百万円、減価償却費13百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は5百万円(前中間会計期間に比し4百万円増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得5百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は8百万円(前中間会計期間に比し2百万円増加)となりました。これは長期借入金の返済3百万円、リース債務の返済4百万円によるものです。
(生産、受注及び販売の状況)
中間会計期間の販売実績を事業部門ごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
(1) 当中間会計期間の経営成績の分析
ゴルフ場を取り巻く営業環境は、引き続き来場者誘致のための低料金化による集客競争が厳しさを増す状況が続いており、当社が運営するゴルフ場の近隣10か所のゴルフ場の来場者数は、前中間会計期間には9月と10月に有った台風被害のために7.72%減少しましたが、当中間会計期間は台風被害が無かったために、前中間会計期間には無かった新型コロナ感染症による来場者数減少影響が有るものの前中間会計期間比108.31%と増加しております。この中に有って当社は会員の協力を得て来場者誘致を図ってきた結果、当中間会計期間の来場者数は16,220名と前年同期間比2,920名の増加(121.9%)とすることが出来ました。
この結果、当中間会計期間の売上高は、ゴルフ場売上が、来場者数の増加により103百万円と、前年同期間比14百万円増加(116.6%)し、食堂・売店売上は来場者数が121.9%増加したにも拘らず、新型コロナウイルス感染症対策で営業を制限しているために38百万円となり、前年同期間比1百万円増加(104.3%)に留まりました。ブライダル収入は同じく新型コロナウイルス感染症対策でほとんど営業が出来ず1百万円未満と、前年同期間比3百万円の減少(5.4%)となりました。年会費収入は活動中の会員増加により31百万円と前年同期間比1百万円増加(106.4%)、名義変更手数料は新入会員の減少により4百万円と前年同期間比1百万円未満の減少(85.3%)、前中間会計期間に1百万円未満有った入会金収入が当中間会計期間は無く、その他収入は8百万円と前年同期間比4百万円増加(210.3%)となりました。この結果売上高の合計は187百万円と前年同期間比18百万円増加(110.8%)しました。
これに対し、売上原価は、食堂売店収入とブライダル収入の合計が減少したこともあり、14百万円と前年同期間比1百万円減少(89.7%)しました。販売費および一般管理費は、減価償却費4百万円の増加、支払手数料3百万円の増加などを、ゴルフ場管理費の2百万円の減少などでカバーし、170百万円と2百万円の増加(101.5%)にとどまりました。この結果、営業損益は3百万円の利益となり、前年同期間比で17百万円の増益となりました。
営業外収益は3百万円と前年同期間比1百万円未満の減少、営業外費用も1百万円未満の減少で1百万円未満となり、経常損益は前年同期間比で16百万円増加し、6百万円の黒字に転換しました。
特別利益は1百万円と前年同期間比4百万円減少し、特別損失は1百万円未満で前年同期間比4百万円減少した結果、税引前中間純利益は16百万円増加し、8百万円の黒字に転換しました。法人税、住民税及び事業税は前年同期間と同様1百万円未満となり、当中間純利益は16百万円増加し、7百万円の黒字となりました。
上記業績を当社の年間計画の主な指標と比較すると次のようになりました。
来場者数
当事業年度年間計画 33,400名 内当中間会計期間 15,900名 実績16,220名 計画比 +320名
新会員入会者数
当事業年度年間計画 30名 内当中間会計期間 15名 実績 8名 計画比 -7名
入会関係収入(入会金収入と名義変更手数料の合計)
当事業年度年間計画 26百万円 内当中間会計期間 9百万円 実績4.9百万円 計画比 -4.1百万円
経常利益
当事業年度年間計画 25百万円 内当中間会計期間 0百万円 実績 6百万円 計画比 +6百万円
当中間会計期間は、入会者数が計画を下回っているため、入会関係収入が計画を下回っていますが、幸い来場者数の計画比増加を主因に、経常利益が計画比で上回っております。当事業年度後半には新会員入会者数の挽回を図ることにより収益をより安定させていく所存であります。
(2) 当中間会計期間末の財政状態の分析
(資産の部)
当中間会計期間末の資産合計は、前事業年度末と比較して6百万円(0.6%)減少し、983百万円となりました。 流動資産は、現金及び預金が5百万円増加したものの、営業未収入金が5百万円減少したことにより、前事業年度末とほぼ同額の123百万円となりました。 固定資産は同7百万円(0.8%)減少し、860百万円となりました。この主な要因は、減価償却累計額が9百万円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当中間会計期間末の負債合計は、前事業年度末と比較して14百万円(2.3%)減少し、608百万円となりました。 流動負債は同1百万円(0.9%)減少し、110百万円となりました。この主な要因は、その他流動負債のうち前受収益が2百万円減少したことによるものであります。 固定負債は同13百万円(2.6%)減少し、497百万円となりました。この主な要因は、長期借入金が6百万円、リース債務が4百万円それぞれ減少したことによるものであります。
(純資産の部)
当中間会計期間末の純資産合計は、前事業年度末と比較して7百万円(2.1%)増加し、375百万円となりました。この主な要因は、中間純利益の計上により繰越利益剰余金が7百万円増加したことによるものであります。
(3) 当中間会計期間のキャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (業績等の概要)(2)キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。
①経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照下さい。
②資本の財源及び資金の流動化について
当社の負債比率は下降してきているものの、当中間会計期間末で162.0%と、資本の多くを借入金に依存している状況です。しかし、債務の返済は計画的に進めてられており、設備投資等に必要な資金及びその他所要資金については、追加借入に頼ることなく自己資金において充当できており、今後も引き続き返済を進めつつ必要資金は自己資金でまかなう予定でおります。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社においては、来場者数が経営成績に重要な影響を与える要因となっており、景気動向はもとより天候や大災害に加え感染症の流行などによる消費者の消費マインドの変化、同業他社との競合条件の変動などが業績を大きく左右することとなります。ゴルフ場の一部が借地となっていることに起因する将来的に地主との契約更新が出来ず事業の継続に重要な影響を与えるリスクについては、これまで同様常に地主との良好な関係を保ち、当該リスクの低減を図っております。また、個人情報の管理については万全を期すよう細心の注意を払っております。
(5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されており、財務諸表の作成に当たって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
なお、繰延税金資産の回収可能性の判断等につきましては、過去の実績等を勘案し合理的な方法により見積りを行っております。
新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、不確定要素が多く、次期以降の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(6) 今後の経営方針と見通し
当社は株主が当社に出資した資金でゴルフ場を造り、そのゴルフ場を所有し管理運営する会社であります。株主は同時にこのゴルフ場の会員となり、クラブを組織して日常のクラブ運営を行います。こうした事情から、経営を安定させることで、会員が安心してゴルフなどのクラブライフを楽しめるようにすることを当社の経営方針としております。
しかしながら、我が国のゴルフ場を取り巻く経営環境は極めて厳しく、当社のゴルフ場が開場した平成12年5月以降、多くのゴルフ場が経営破綻し、廃業又はファンドの傘下に入るなどしてきました。当社も厳しい状況の中で経営を安定させるため、平成18年には、会員の有志が資金を出し合い設立した株式会社コジローに、即時返済を迫る当社の銀行借り入れを肩替わりしてもらうことで返済期限を延ばし、また、平成22年には民事再生を申請し会員に負担をかけることなく債務を軽減するなど会員の協力を得て対応して参りました。その後もゴルフ場を取り巻く経営環境は益々厳しさを増し、料金値下げによる来場者誘致競争が一層激しくなり、近年でも経営破綻に陥るゴルフ場が多く出ている状況です。
このような経営環境の中、当社は上記経営方針を達成するため、会員の協力を得て毎年の収益を安定させることで、会員有志が株式会社コジローを通して間接的に当社に貸し付けている債務を極力早期に返済することを最大の対処すべき課題としております。この課題の達成のために、一部料金の値上げや、来場者の増加・新入会員獲得などについて会員の協力を継続してお願いし、これにより得られる資金で債務の返済に務めております。
当社の借入金は、前事業年度末に340百万円ありましたが、このうち230百万円は貸主である株式会社コジローが会員から借りたものであります。また、BWC預り金が前事業年度末に141百万円ありましたが、これは当社が株式会社コジローに返済するために、クラブが会員から新たに預かった追加の保証金をクラブが当社に預けたもので、そのうち65百万円は特に償還返済期限の定めがなく退会時に返済するものですが、残りの76百万円は株式会社コジローが会員から借りた借入金の返済期限である令和7年11月と同じ返還期限を有するものであります。これら返済期限が令和7年11月頃に到来するものの合計が、前々々事業年度末(2018年8月末)は349百万円有りましたが、前事業年度末は265百万円迄返済が進みました。当中間会計期間末にはさらに返済が進み231百万円まで縮小致しました。引き続き早期返済に努めて参ります。
今後も当分の間厳しい経営環境が続くと思われていた上に、前事業年度発生の新型コロナウイルス感染症拡大による来場者数減少影響と食堂売上の減少対策が必要という困難に見舞われておりますが、幸い当社の運営するゴルフ場の隣接地に当ゴルフ場建設当時から計画されていた住宅分譲などの事業が軌道に乗ってきており、ゴルフ場と隣接地の双方を全体としてミュアヘッド・フィールズと称してこの事業主体との連携を一層強化してきております。住宅併設のゴルフ場という他のゴルフ場にはない特色を持つ稀なゴルフ場として、来場者数の増加によるゴルフ場収入や食堂売店収入の確保と、会員の募集や活性化による名義変更手数料や入会金の増加により引き続き借入金の返済促進を図り、会員をはじめとする来場者の方々によりご満足頂けるゴルフ場の実現を目指していくことを方針としておりますが、このための対処すべき課題が近年着実に解決の方向に進みつつあり、今後数年内には返済期限が令和7年11月頃に到来する231百万円の借入金の完済が実現する見込みであります。
(1) 業績
ゴルフ場を取り巻く営業環境は、引き続き来場者誘致のための低料金化による集客競争が厳しさを増す状況が続いており、当社が運営するゴルフ場の近隣10か所のゴルフ場の来場者数は、前中間会計期間には9月と10月に有った台風被害のために7.72%減少しましたが、当中間会計期間は台風被害が無かったために、前中間会計期間には無かった新型コロナウイルス感染症による来場者数減少影響が有るものの前中間会計期間比108.31%と増加しております。この中に有って当社は会員の協力を得て来場者誘致を図ってきた結果、当中間会計期間の来場者数は16,220名となり、前年同期間比2,920名の増加(121.9%)とすることが出来ました。
この結果、当中間会計期間の売上高は、ゴルフ場売上が、来場者数の増加により103百万円と、前年同期間比14百万円増加(116.6%)し、食堂・売店売上は来場者数が121.9%増加したにも拘らず、新型コロナウイルス感染症対策で営業を制限しているために38百万円となり、前年同期間比1百万円増加(104.3%)に留まりました。ブライダル収入は同じく新型コロナウイルス感染症対策でほとんど営業が出来ず1百万円未満と、前年同期間比3百万円の減少(5.4%)となりました。年会費収入は活動中の会員増加により31百万円と前年同期間比1百万円増加(106.4%)、名義変更手数料は新入会員の減少により4百万円と前年同期間比1百万円未満の減少(85.3%)、前中間会計期間に1百万円未満有った入会金収入が当中間会計期間は無く、その他収入は8百万円と前年同期間比4百万円増加(210.3%)となりました。この結果売上高の合計は187百万円と前年同期間比18百万円増加(110.8%)しました。
これに対し、売上原価は、食堂売店収入とブライダル収入の合計が減少したこともあり、14百万円と前年同期間比1百万円減少(89.7%)しました。販売費および一般管理費は、減価償却費4百万円の増加、支払手数料3百万円の増加などを、ゴルフ場管理費の2百万円の減少などでカバーし、170百万円と2百万円の増加(101.5%)にとどまりました。この結果、営業損益は3百万円の利益となり、前年同期間比で17百万円の増益となりました。
営業外収益は3百万円と前年同期間比1百万円未満の減少、営業外費用も1百万円未満の減少で1百万円未満となり、経常損益は前年同期間比で16百万円増加し、6百万円の黒字に転換しました。
特別利益は1百万円と前年同期間比4百万円減少し、特別損失は1百万円未満で前年同期間比4百万円減少した結果、税引前中間純利益は16百万円増加し、8百万円の黒字に転換しました。法人税、住民税及び事業税は前年同期間と同様1百万円未満となり、当中間純利益は16百万円増加し、7百万円の黒字となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金増加が19百万円ありましたが、投資活動による資金減少が5百万円、財務活動による資金減少が8百万円あり、結果として当中間期末には93百万円(前中間会計期間に比し53百万円増加)となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は19百万円(前中間会計期間に比し1百万円増加)となりました。これは主に、売上債権の増加5百万円、減価償却費13百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は5百万円(前中間会計期間に比し4百万円増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得5百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は8百万円(前中間会計期間に比し2百万円増加)となりました。これは長期借入金の返済3百万円、リース債務の返済4百万円によるものです。
(生産、受注及び販売の状況)
中間会計期間の販売実績を事業部門ごとに示すと、次のとおりであります。
| 事業部門別 | 当中間会計期間 (自 令和2年9月1日 至 令和3年2月28日) | |
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| ゴルフ場売上 | 103,284 | 116.6 |
| 食堂・売店売上 | 38,731 | 104.3 |
| 年会費収入 | 31,928 | 106.4 |
| ブライダル収入 | 175 | 5.4 |
| 入会金収入 | 0 | ― |
| 名義変更手数料収入 | 4,950 | 85.3 |
| その他売上 | 8,852 | 210.3 |
| 合計 | 187,922 | 110.8 |
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
(1) 当中間会計期間の経営成績の分析
ゴルフ場を取り巻く営業環境は、引き続き来場者誘致のための低料金化による集客競争が厳しさを増す状況が続いており、当社が運営するゴルフ場の近隣10か所のゴルフ場の来場者数は、前中間会計期間には9月と10月に有った台風被害のために7.72%減少しましたが、当中間会計期間は台風被害が無かったために、前中間会計期間には無かった新型コロナ感染症による来場者数減少影響が有るものの前中間会計期間比108.31%と増加しております。この中に有って当社は会員の協力を得て来場者誘致を図ってきた結果、当中間会計期間の来場者数は16,220名と前年同期間比2,920名の増加(121.9%)とすることが出来ました。
この結果、当中間会計期間の売上高は、ゴルフ場売上が、来場者数の増加により103百万円と、前年同期間比14百万円増加(116.6%)し、食堂・売店売上は来場者数が121.9%増加したにも拘らず、新型コロナウイルス感染症対策で営業を制限しているために38百万円となり、前年同期間比1百万円増加(104.3%)に留まりました。ブライダル収入は同じく新型コロナウイルス感染症対策でほとんど営業が出来ず1百万円未満と、前年同期間比3百万円の減少(5.4%)となりました。年会費収入は活動中の会員増加により31百万円と前年同期間比1百万円増加(106.4%)、名義変更手数料は新入会員の減少により4百万円と前年同期間比1百万円未満の減少(85.3%)、前中間会計期間に1百万円未満有った入会金収入が当中間会計期間は無く、その他収入は8百万円と前年同期間比4百万円増加(210.3%)となりました。この結果売上高の合計は187百万円と前年同期間比18百万円増加(110.8%)しました。
これに対し、売上原価は、食堂売店収入とブライダル収入の合計が減少したこともあり、14百万円と前年同期間比1百万円減少(89.7%)しました。販売費および一般管理費は、減価償却費4百万円の増加、支払手数料3百万円の増加などを、ゴルフ場管理費の2百万円の減少などでカバーし、170百万円と2百万円の増加(101.5%)にとどまりました。この結果、営業損益は3百万円の利益となり、前年同期間比で17百万円の増益となりました。
営業外収益は3百万円と前年同期間比1百万円未満の減少、営業外費用も1百万円未満の減少で1百万円未満となり、経常損益は前年同期間比で16百万円増加し、6百万円の黒字に転換しました。
特別利益は1百万円と前年同期間比4百万円減少し、特別損失は1百万円未満で前年同期間比4百万円減少した結果、税引前中間純利益は16百万円増加し、8百万円の黒字に転換しました。法人税、住民税及び事業税は前年同期間と同様1百万円未満となり、当中間純利益は16百万円増加し、7百万円の黒字となりました。
上記業績を当社の年間計画の主な指標と比較すると次のようになりました。
来場者数
当事業年度年間計画 33,400名 内当中間会計期間 15,900名 実績16,220名 計画比 +320名
新会員入会者数
当事業年度年間計画 30名 内当中間会計期間 15名 実績 8名 計画比 -7名
入会関係収入(入会金収入と名義変更手数料の合計)
当事業年度年間計画 26百万円 内当中間会計期間 9百万円 実績4.9百万円 計画比 -4.1百万円
経常利益
当事業年度年間計画 25百万円 内当中間会計期間 0百万円 実績 6百万円 計画比 +6百万円
当中間会計期間は、入会者数が計画を下回っているため、入会関係収入が計画を下回っていますが、幸い来場者数の計画比増加を主因に、経常利益が計画比で上回っております。当事業年度後半には新会員入会者数の挽回を図ることにより収益をより安定させていく所存であります。
(2) 当中間会計期間末の財政状態の分析
(資産の部)
当中間会計期間末の資産合計は、前事業年度末と比較して6百万円(0.6%)減少し、983百万円となりました。 流動資産は、現金及び預金が5百万円増加したものの、営業未収入金が5百万円減少したことにより、前事業年度末とほぼ同額の123百万円となりました。 固定資産は同7百万円(0.8%)減少し、860百万円となりました。この主な要因は、減価償却累計額が9百万円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当中間会計期間末の負債合計は、前事業年度末と比較して14百万円(2.3%)減少し、608百万円となりました。 流動負債は同1百万円(0.9%)減少し、110百万円となりました。この主な要因は、その他流動負債のうち前受収益が2百万円減少したことによるものであります。 固定負債は同13百万円(2.6%)減少し、497百万円となりました。この主な要因は、長期借入金が6百万円、リース債務が4百万円それぞれ減少したことによるものであります。
(純資産の部)
当中間会計期間末の純資産合計は、前事業年度末と比較して7百万円(2.1%)増加し、375百万円となりました。この主な要因は、中間純利益の計上により繰越利益剰余金が7百万円増加したことによるものであります。
(3) 当中間会計期間のキャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (業績等の概要)(2)キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。
①経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照下さい。
②資本の財源及び資金の流動化について
当社の負債比率は下降してきているものの、当中間会計期間末で162.0%と、資本の多くを借入金に依存している状況です。しかし、債務の返済は計画的に進めてられており、設備投資等に必要な資金及びその他所要資金については、追加借入に頼ることなく自己資金において充当できており、今後も引き続き返済を進めつつ必要資金は自己資金でまかなう予定でおります。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社においては、来場者数が経営成績に重要な影響を与える要因となっており、景気動向はもとより天候や大災害に加え感染症の流行などによる消費者の消費マインドの変化、同業他社との競合条件の変動などが業績を大きく左右することとなります。ゴルフ場の一部が借地となっていることに起因する将来的に地主との契約更新が出来ず事業の継続に重要な影響を与えるリスクについては、これまで同様常に地主との良好な関係を保ち、当該リスクの低減を図っております。また、個人情報の管理については万全を期すよう細心の注意を払っております。
(5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されており、財務諸表の作成に当たって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
なお、繰延税金資産の回収可能性の判断等につきましては、過去の実績等を勘案し合理的な方法により見積りを行っております。
新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、不確定要素が多く、次期以降の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(6) 今後の経営方針と見通し
当社は株主が当社に出資した資金でゴルフ場を造り、そのゴルフ場を所有し管理運営する会社であります。株主は同時にこのゴルフ場の会員となり、クラブを組織して日常のクラブ運営を行います。こうした事情から、経営を安定させることで、会員が安心してゴルフなどのクラブライフを楽しめるようにすることを当社の経営方針としております。
しかしながら、我が国のゴルフ場を取り巻く経営環境は極めて厳しく、当社のゴルフ場が開場した平成12年5月以降、多くのゴルフ場が経営破綻し、廃業又はファンドの傘下に入るなどしてきました。当社も厳しい状況の中で経営を安定させるため、平成18年には、会員の有志が資金を出し合い設立した株式会社コジローに、即時返済を迫る当社の銀行借り入れを肩替わりしてもらうことで返済期限を延ばし、また、平成22年には民事再生を申請し会員に負担をかけることなく債務を軽減するなど会員の協力を得て対応して参りました。その後もゴルフ場を取り巻く経営環境は益々厳しさを増し、料金値下げによる来場者誘致競争が一層激しくなり、近年でも経営破綻に陥るゴルフ場が多く出ている状況です。
このような経営環境の中、当社は上記経営方針を達成するため、会員の協力を得て毎年の収益を安定させることで、会員有志が株式会社コジローを通して間接的に当社に貸し付けている債務を極力早期に返済することを最大の対処すべき課題としております。この課題の達成のために、一部料金の値上げや、来場者の増加・新入会員獲得などについて会員の協力を継続してお願いし、これにより得られる資金で債務の返済に務めております。
当社の借入金は、前事業年度末に340百万円ありましたが、このうち230百万円は貸主である株式会社コジローが会員から借りたものであります。また、BWC預り金が前事業年度末に141百万円ありましたが、これは当社が株式会社コジローに返済するために、クラブが会員から新たに預かった追加の保証金をクラブが当社に預けたもので、そのうち65百万円は特に償還返済期限の定めがなく退会時に返済するものですが、残りの76百万円は株式会社コジローが会員から借りた借入金の返済期限である令和7年11月と同じ返還期限を有するものであります。これら返済期限が令和7年11月頃に到来するものの合計が、前々々事業年度末(2018年8月末)は349百万円有りましたが、前事業年度末は265百万円迄返済が進みました。当中間会計期間末にはさらに返済が進み231百万円まで縮小致しました。引き続き早期返済に努めて参ります。
今後も当分の間厳しい経営環境が続くと思われていた上に、前事業年度発生の新型コロナウイルス感染症拡大による来場者数減少影響と食堂売上の減少対策が必要という困難に見舞われておりますが、幸い当社の運営するゴルフ場の隣接地に当ゴルフ場建設当時から計画されていた住宅分譲などの事業が軌道に乗ってきており、ゴルフ場と隣接地の双方を全体としてミュアヘッド・フィールズと称してこの事業主体との連携を一層強化してきております。住宅併設のゴルフ場という他のゴルフ場にはない特色を持つ稀なゴルフ場として、来場者数の増加によるゴルフ場収入や食堂売店収入の確保と、会員の募集や活性化による名義変更手数料や入会金の増加により引き続き借入金の返済促進を図り、会員をはじめとする来場者の方々によりご満足頂けるゴルフ場の実現を目指していくことを方針としておりますが、このための対処すべき課題が近年着実に解決の方向に進みつつあり、今後数年内には返済期限が令和7年11月頃に到来する231百万円の借入金の完済が実現する見込みであります。