半期報告書-第36期(令和3年9月1日-令和4年8月31日)

【提出】
2022/05/18 9:26
【資料】
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【項目】
69項目
(業績等の概要)
(1) 業績
ゴルフ場を取り巻く営業環境は、引き続き来場者誘致のための低料金化による集客競争が厳しさを増す状況が続いており、当社が運営するゴルフ場の近隣10か所のゴルフ場の来場者数は、前々中間会計期間のような台風被害は無く、新型コロナウイルス感染症による来場者数減少影響がさらに増大することはありませんでしたが、当中間会計期間は2022年2月の積雪による来場者数減少影響により、前中間会計期間比94.2%と減少しております。この中に有って当社は会員の協力を得て来場者誘致を図ってきた結果、当中間会計期間の来場者数は近隣ゴルフ場よりは減少率が少なかったものの15,691名となり、前年同期間比529名の減少(96.7%)となりました。
この結果、当中間会計期間の売上高は、ゴルフ場売上が、来場者数の減少により98百万円と、前年同期間比4百万円減少(95.1%)(収益認識会計基準の適用前では101百万円と、前年同期間比2百万円減少(98.1%))し、食堂・売店売上は来場者数が減少したにも拘らず38百万円と前年同期間比略同額(100.1%)を維持しました。ブライダル収入は前年同期間同様新型コロナウイルス感染症対策でほとんど営業が出来ず1百万円未満と、前年同期間比略同額となりました。年会費収入は活動中の会員増加により34百万円と前年同期間比2百万円増加(108.6%)、名義変更手数料は新入会員の増加により7百万円と前年同期間比2百万円増加(153.5%)、前中間会計期間になかった入会金収入が当中間会計期間は1百万円未満有り、その他収入は隣接住宅地に関する芝や建物の管理に係る収入の増加を主因に11百万円と前年同期間比2百万円増加(131.7%)となりました。この結果売上高の合計は192百万円と前年同期間比4百万円増加(102.1%)となりました。
これに対し、売上原価は、15百万円と前年同期間比1百万円未満の微増(105.0%)に留まりました。販売費および一般管理費は、ゴルフコースの改善強化によるゴルフ場管理費の2百万円の増加、人材確保のための給与手当の2百万円増加、重油単価の上昇などによる燃料費増加1百万円などを主因に173百万円と3百万円の増加(101.7%)(収益認識会計基準の適用前では176百万円と、前年同期間比6百万円増加(103.5%))となりました。この結果、営業損益は3百万円の利益となり、前年同期間比で1百万円未満の増益となりました。
営業外収益は2百万円と前年同期間比1百万円の減少した一方、営業外費用は2百万円と1百万円増加し、経常損益は前年同期間比で2百万円減少しましたが、3百万円の黒字を確保しました。
特別損益に該当する取引は生じなかったため、結果として、税引前中間純利益は4百万円減少したものの、3百万円の黒字を確保しました。法人税、住民税及び事業税は前年同期間と同様1百万円未満となり、当中間純利益は4百万円減少し、3百万円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金増加が35百万円ありましたが、投資活動による資金減少が14百万円、財務活動による資金減少が7百万円あり、結果として当中間期末には85百万円(前中間会計期間に比し7百万円増加)となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は35百万円(前中間会計期間に比し16百万円増加)となりました。これは主に、売上債権の増加21百万円、減価償却費12百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は14百万円(前中間会計期間に比し8百万円増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得14百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は7百万円(前中間会計期間に比し1百万円未満の減少)となりました。これは長期借入金の返済2百万円、リース債務の返済4百万円によるものです。
(生産、受注及び販売の状況)
中間会計期間の販売実績を事業部門ごとに示すと、次のとおりであります。
事業部門別当中間会計期間
(自 令和3年9月1日
至 令和4年2月28日)
金額(千円)前年同期比(%)
ゴルフ場売上98,30295.1
食堂・売店売上38,774100.1
年会費収入34,689108.6
ブライダル収入284162.1
入会金収入700
名義変更手数料収入7,600153.5
その他売上11,665131.7
合計192,016102.1


(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
(1) 当中間会計期間の経営成績の分析
ゴルフ場を取り巻く営業環境は、引き続き来場者誘致のための低料金化による集客競争が厳しさを増す状況が続いており、当社が運営するゴルフ場の近隣10か所のゴルフ場の来場者数は、前々中間会計期間のような台風被害は無く、新型コロナウイルス感染症による来場者数減少影響がさらに増大することはありませんでしたが、当中間会計期間は2022年2月の積雪による来場者数減少影響により、前中間会計期間比94.2%と減少しております。この中に有って当社は会員の協力を得て来場者誘致を図ってきた結果、当中間会計期間の来場者数は近隣ゴルフ場よりは減少率が少なかったものの15,691名となり、前年同期間比529名の減少(96.7%)となりました。
この結果、当中間会計期間の売上高は、ゴルフ場売上が、来場者数の減少により98百万円と、前年同期間比4百万円減少(95.1%)(収益認識会計基準の適用前では101百万円と、前年同期間比2百万円減少(98.1%))し、食堂・売店売上は来場者数が減少したにも拘らず38百万円と前年同期間比略同額(100.1%)を維持しました。ブライダル収入は前年同期間同様新型コロナウイルス感染症対策でほとんど営業が出来ず1百万円未満と、前年同期間比略同額となりました。年会費収入は活動中の会員増加により34百万円と前年同期間比2百万円増加(108.6%)、名義変更手数料は新入会員の増加により7百万円と前年同期間比2百万円増加(153.5%)、前中間会計期間になかった入会金収入が当中間会計期間は1百万円未満有り、その他収入は隣接住宅地に関する芝や建物の管理に係る収入の増加を主因に11百万円と前年同期間比2百万円増加(131.7%)となりました。この結果売上高の合計は192百万円と前年同期間比4百万円増加(102.1%)となりました。
これに対し、売上原価は、15百万円と前年同期間比1百万円未満の微増(105.0%)に留まりました。販売費および一般管理費は、ゴルフコースの改善強化によるゴルフ場管理費の2百万円の増加、人材確保のための給与手当の2百万円増加、重油単価の上昇などによる燃料費増加1百万円などを主因に173百万円と3百万円の増加(101.7%)(収益認識会計基準の適用前では176百万円と、前年同期間比6百万円増加(103.5%))となりました。この結果、営業損益は3百万円の利益となり、前年同期間比で1百万円未満の増益となりました。
営業外収益は2百万円と前年同期間比1百万円の減少した一方、営業外費用は2百万円と1百万円増加し、経常損益は前年同期間比で2百万円減少しましたが、3百万円の黒字を確保しました。
特別損益に該当する取引は生じなかったため、結果として、税引前中間純利益は4百万円減少したものの、3百万円の黒字を確保しました。法人税、住民税及び事業税は前年同期間と同様1百万円未満となり、当中間純利益は4百万円減少し、3百万円となりました。
上記業績を当社の年間計画の主な指標と比較すると次のようになりました。
来場者数
当事業年度年間計画 32,300名 内当中間会計期間 15,100名 実績15,691名 計画比 +531名
新会員入会者数
当事業年度年間計画 30名 内当中間会計期間 15名 実績 8名 計画比 -7名
入会関係収入(入会金収入と名義変更手数料の合計)
当事業年度年間計画 26百万円 内当中間会計期間 9百万円 実績8.3百万円 計画比 -0.7百万円
経常利益
当事業年度年間計画 40百万円 内当中間会計期間 0百万円 実績3.9百万円 計画比 +3.9百万円
当中間会計期間は、株主会員の入会者数が計画を下回りましたが、親族会員の入会があり入会関係収入は概ね計画に近い水準で推移致しました。来場者数の計画比増加を主因に、経常利益は計画比で上回っております。当社は例年下半期に利益が増加する傾向にあるため、当事業年度後半には新会員入会者数の挽回を図ることにより収益をより安定させていく所存であります。
(2) 当中間会計期間末の財政状態の分析
(資産の部)
当中間会計期間末の資産合計は、前事業年度末と比較して3百万円(0.4%)減少し、964百万円となりました。
流動資産は同5百万円(4.5%)減少し、113百万円となりました。この主な要因は、現金及び預金が14百万円増加したものの、営業未収入金が21百万円減少したことによるものであります。 固定資産は同1百万円(0.1%)増加し、851百万円となりました。この主な要因は、その他固定資産のうち機械及び装置が9百万円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当中間会計期間末の負債合計は、前事業年度末と比較して7百万円(1.3%)減少し、548百万円となりました。 流動負債は同3百万円(3.4%)増加し、107百万円となりました。この主な要因は、その他流動負債のうち前受収益が11百万円増加したことによるものであります。 固定負債は同11百万円(2.4%)減少し、441百万円となりました。この主な要因は、長期借入金が4百万円、リース債務が3百万円それぞれ減少したことによるものであります。
(純資産の部)
当中間会計期間末の純資産合計は、前事業年度末と比較して3百万円(0.8%)増加し、416百万円となりました。この主な要因は、中間純利益の計上により繰越利益剰余金が3百万円増加したことによるものであります。
(3) 当中間会計期間のキャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (業績等の概要)(2)キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。
①経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照下さい。
②資本の財源及び資金の流動化について
当社の負債比率は下降してきているものの、当中間会計期間末で131.8%と、資本の多くを借入金に依存している状況です。しかし、債務の返済は計画的に進めてられており、設備投資等に必要な資金及びその他所要資金については、追加借入に頼ることなく自己資金において充当できており、今後も引き続き返済を進めつつ必要資金は自己資金でまかなう予定でおります。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社においては、来場者数が経営成績に重要な影響を与える要因となっており、景気動向はもとより天候や大災害に加え感染症の流行などによる消費者の消費マインドの変化、同業他社との競合条件の変動などが業績を大きく左右することとなります。ゴルフ場の一部が借地となっていることに起因する将来的に地主との契約更新が出来ず事業の継続に重要な影響を与えるリスクについては、これまで同様常に地主との良好な関係を保ち、当該リスクの低減を図っております。また、個人情報の管理については万全を期すよう細心の注意を払っております。
(5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されており、財務諸表の作成に当たって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
なお、繰延税金資産の回収可能性の判断等につきましては、過去の実績等を勘案し合理的な方法により見積りを行っております。
新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、不確定要素が多く、次期以降の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(6) 今後の経営方針と見通し
当社は、株主が当社に出資した資金でゴルフ場を造り、そのゴルフ場を所有し管理運営する会社であり、株主は同時にブリックアンドウッドクラブを組織し会員となって日常のクラブ運営を行っております。ブリックアンドウッドクラブは、わが国では稀な、会員が協力して運営にあたっているゴルフ場として内外から高い評価を得ております。
当社の経営方針は、このような事情から、経営を安定させ会員が安心してゴルフなどのクラブライフを楽しめるようにすることであります。
しかしながら我が国のゴルフ場を取り巻く経営環境は極めて厳しく、当社のゴルフ場が開場した平成12年5月以降、多くのゴルフ場が経営破綻し、廃業又はファンドの傘下に入るなどしてきました。当社も厳しい状況の中で経営を安定させるため、平成18年には、会員の有志が資金を出し合い設立した株式会社コジローに、即時返済を迫る当社の銀行借り入れを肩替わりしてもらうことで返済期限を延ばし、また、平成22年には民事再生を申請し会員に負担をかけることなく債務を軽減するなど会員の協力を得て対応して参りました。その後もゴルフ場を取り巻く経営環境は益々厳しさを増し、料金値下げによる来場者誘致競争が一層激しくなり、近年でも経営破綻に陥るゴルフ場が多く出ている状況です。加えて前々事業年度に発生した台風被害や、新型コロナウイルス感染症の拡大による外出手控え心理の影響やレストラン部門の営業の中止や営業縮小を要請される事態が発生し、厳しい環境にあります。
このような経営環境の中、当社は上記経営方針を達成するため、会員の協力を得て毎年の収益を安定させることで、会員有志が株式会社コジローを経由して間接的に当社に貸し付けている債務を極力早期に返済することを最大の対処すべき課題としております。この課題の達成のために、一部料金の値上げや、来場者の増加・新入会員獲得などについて会員の協力を継続してお願いし、これにより得られる資金で債務の返済に務めて参りました。
当社の㈱コジローからの借入金は当中間会計期間末に252百万円ありますが、このうち101百万円は貸主である株式会社コジローが会員から借りたものであります。また、BWC預り保証金が当中間会計期間末に133百万円ありますが、これは当社が株式会社コジローに返済するために、クラブが会員から新たに預かった追加の保証金をクラブが当社に預けたもので、そのうち62百万円は特に償還返済期限の定めがなく令和7年11月以降の退会時に返済するものですが、残りの71百万円は株式会社コジローが会員から借りた借入金と同じ令和7年11月を返還期限とするものであります。これら返済期限の有るものの合計が、2017年8月末は351百万円、前事業年度末は228百万円ありましたが、当中間会計期間末にはさらに返済が進み、173百万円まで縮小致しました。引き続き早期返済に努めて参ります。
今後も当分の間厳しい経営環境が続くと思われていた上に、新型コロナウイルス感染症拡大による来場者数減少影響と食堂売店収入の減少対策が必要という困難は続いておりますが、幸い当社の運営するゴルフ場の隣接地に当ゴルフ場建設当時から計画されていた住宅分譲などの事業が軌道に乗ってきており、ゴルフ場と隣接地の双方を全体としてミュアヘッド・フィールズと称してこの事業主体との連携を一層強化してきております。住宅併設のゴルフ場という他のゴルフ場にはない特色を持つ稀なゴルフ場として、来場者数の増加によるゴルフ場収入や食堂売店収入の確保と、会員の募集や活性化による名義変更手数料や入会金の増加により引き続き借入金の返済促進を図り、会員をはじめとする来場者の方々によりご満足頂けるゴルフ場の実現を目指していくことを方針としております。このための対処すべき課題が近年着実に解決の方向に進みつつあり、今後数年内には返済期限が令和7年11月頃に到来する173百万円の借入金の完済が実現する見込みであります。

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