半期報告書-第39期(2024/09/01-2025/08/31)

【提出】
2025/05/26 10:29
【資料】
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【項目】
66項目
(業績等の概要)
(1) 業績
ゴルフ場を取り巻く営業環境は、引き続き来場者誘致のための低料金化による集客競争が厳しさを増す状況が続いており、当社が運営するゴルフ場の所在する千葉県の南部地区のゴルフ場の中間会計期間の来場者数は、前中間会計期間比、97.18%と減少しました。この環境下で当社は、会員の希望を取り入れ、近い将来は無くす方針であるインターネット経由の申込による来場者を制限して1,498名減少したこともあり、当中間会計期間の来場者数は14,412名となり、前年同期間比989名の減少(93・57%)となりました。
一方、前事業年度後半から準備していた、当社の経営するゴルフ場来場者以外の方からも売り上げを得るべく、ゴルフ場入口前の公道を挟んで向かい側にブルーリーフエリアと称する地域を設け、レストランと売店に加え近年設備の問題で営業を中止していた宿泊施設の営業を始めました。
この結果、当中間会計期間の売上高は、ゴルフ場売上が、来場者数の減少にも関わらず95百万円となり、前年同期間比1百万円の微減(98.6%)に留まり、食堂・売店売上は単価の引き上げ等により45百万円と前年同期間比3百万円増加(107.1%)し、さらにブルーリーフエリアの営業開始に伴い、ホテル・レストラン売上が20百万円新たに加わりました。年会費収入は34百万円と前年同期間比1百万円増加(104.2%)し、入会金収入も3百万円と前年同期間比2百万円増加(310.0%)、名義変更手数料は6百万円と前年同期間比1百万円未満の微減(94.1%)となったものの、その他収入はほぼ前中間会計期間と同額の11百万円(100.0%)となりました。これらの結果、売上高の合計は217百万円と前年同期間比24百万円増加(112.9%)致しました。
これに対し、売上原価はブルーリーフエリアの営業開始に伴う仕入高の増加等により31百万円となり、前年同期間比で12百万円の増加(166.7%)となりました。販売費及び一般管理費も、諸物価の値上がりに加え、ブルーリーフエリアの営業開始に伴う人件費、地代家賃、水道光熱費、燃料費、ゴルフ場管理費などの増加により218百万円となり、前年同期間比30百万円増加(115.9%)致しました。この結果、営業損益は前年同期間比で17百万円損失が増加し、32百万円の損失となりました。
営業外収益は前年同期間比1百万円未満の増加(142.9%)で2百万円、営業外費用は前年同期間比1百万円未満の減少となったことで、経常損益は前年同期間比で16百万円損失が増加し、30百万円の損失となりました。
特別損益に該当する取引は前年同期間と同様に発生せず、法人税、住民税及び事業税は前年同期間と同様1百万円未満となったため、当中間純利益は前年同期間比で16百万円損失が増加し、30百万円の損失となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金増加が26百万円ありましたが、投資活動による資金減少が4百万円、財務活動による資金減少が2百万円あり、結果として当中間期末には27百万円(前中間会計期間に比し9百万円減少)となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は26百万円(前中間会計期間に比し6百万円増加)となりました。これは主に、預り保証金の増加22百万円、売上債権の減少8百万円、減価償却費12百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は4百万円(前中間会計期間に比し3百万円減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得4百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は2百万円(前中間会計期間に比し7百万円増加)となりました。これは主に、長期借入金の借入14百万円、長期借入金の返済9百万円、リース債務の返済6百万円によるものです。
(生産、受注及び販売の状況)
中間会計期間の販売実績を事業部門ごとに示すと、次のとおりであります。
事業部門別当中間会計期間
(自 令和6年9月1日
至 令和7年2月28日)
金額(千円)前年同期比(%)
ゴルフ場売上95,39898.60
食堂・売店売上45,730107.16
年会費収入34,946104.29
ホテル・レストラン売上20,115
入会金収入3,100310.00
名義変更手数料収入6,40094.12
その他売上11,675100.01
合計217,366112.92


(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
(1) 当中間会計期間の経営成績の分析
ゴルフ場を取り巻く営業環境は、引き続き来場者誘致のための低料金化による集客競争が厳しさを増す状況が続いており、当社が運営するゴルフ場の所在する千葉県の南部地区のゴルフ場の中間会計期間の来場者数は、前中間会計期間比、97.18%と減少しました。この環境下で当社は、会員の希望を取り入れ、近い将来は無くす方針であるインターネット経由の申込による来場者を制限して1,498名減少したこともあり、当中間会計期間の来場者数は14,412名となり、前年同期間比989名の減少(93・57%)となりました。
一方、前事業年度後半から準備していた、当社の経営するゴルフ場来場者以外の方からも売り上げを得るべく、ゴルフ場入口前の公道を挟んで向かい側にブルーリーフエリアと称する地域を設け、レストランと売店に加え近年設備の問題で営業を中止していた宿泊施設の営業を始めました。
この結果、当中間会計期間の売上高は、ゴルフ場売上が、来場者数の減少にも関わらず95百万円となり、前年同期間比1百万円の微減(98.6%)に留まり、食堂・売店売上は単価の引き上げ等により45百万円と前年同期間比3百万円増加(107.1%)し、さらにブルーリーフエリアの営業開始に伴い、ホテル・レストラン売上が20百万円新たに加わりました。年会費収入は34百万円と前年同期間比1百万円増加(104.2%)し、入会金収入も3百万円と前年同期間比2百万円増加(310.0%)、名義変更手数料は6百万円と前年同期間比1百万円未満の微減(94.1%)となったものの、その他収入はほぼ前中間会計期間と同額の11百万円(100.0%)となりました。これらの結果、売上高の合計は217百万円と前年同期間比24百万円増加(112.9%)致しました。
これに対し、売上原価はブルーリーフエリアの営業開始に伴う仕入高の増加等により31百万円となり、前年同期間比で12百万円の増加(166.7%)となりました。販売費及び一般管理費も、諸物価の値上がりに加え、ブルーリーフエリアの営業開始に伴う人件費、地代家賃、水道光熱費、燃料費、ゴルフ場管理費などの増加により218百万円となり、前年同期間比30百万円増加(115.9%)致しました。この結果、営業損益は前年同期間比で17百万円損失が増加し、32百万円の損失となりました。
営業外収益は前年同期間比1百万円未満の増加(142.9%)で2百万円、営業外費用は前年同期間比1百万円未満の減少となったことで、経常損益は前年同期間比で16百万円損失が増加し、30百万円の損失となりました。
特別損益に該当する取引は前年同期間と同様に発生せず、法人税、住民税及び事業税は前年同期間と同様1百万円未満となったため、当中間純利益は前年同期間比で16百万円損失が増加し、30百万円の損失となりました。
上記業績を当社の年間計画の主な指標と比較すると次のようになりました。
来場者数
当事業年度年間計画 31,500名 内当中間会計期間 15,500名 実績14,412名 計画比 -1,088名
新規入会者数
当事業年度年間計画 30名 内当中間会計期間 10名 実績 7名 計画比 -3名
入会関係収入(入会金収入と名義変更手数料の合計)
当事業年度年間計画 24百万円 内当中間会計期間 10百万円 実績9.5百万円 計画比 -0.5百万円
経常利益
当事業年度年間計画 10百万円 内当中間会計期間 -10百万円 実績-30百万円 計画比 -20百万円
来場者数が計画比未達となったものの、年会費やプレー費の値上げを実施したことや、ブルーリーフエリアの営業開始等により売上高は増加致しました。一方、ブルーリーフエリアの営業開始に伴う初期費用の増加等により、売上原価や販売費及び一般管理費が増加したことで、30百万円の経常損失が生じております。しかし、例年下半期は上半期に比して来場者数が増加傾向にあることに加え、ブルーリーフエリアの黒字化も見込まれることから、当事業年度は経常損益を黒字化し、以降安定した経営を行っていく所存であります。
(2) 当中間会計期間末の財政状態の分析
(資産の部)
当中間会計期間末の資産合計は、前事業年度末と比較して19百万円(2.1%)増加し、903百万円となりました。
流動資産は同13百万円(29.3%)増加し、60百万円となりました。この主な要因は、現金及び預金が19百万円増加したことによるものであります。
固定資産は同5百万円(0.6%)増加し、843百万円となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得が18百万円あったこと、並びに12百万円の減価償却費により償却が進んだことによるものであります。
(負債の部)
当中間会計期間末の負債合計は、前事業年度末と比較して49百万円(10.8%)増加し、507百万円となりました。
流動負債は同14百万円(13.6%)増加し、123百万円となりました。この主な要因は、その他流動負債のうち前受収益が16百万円増加したことによるものであります。
固定負債は同35百万円(10.0%)増加し、383百万円となりました。この主な要因は、長期預り保証金が22百万円、リース債務が8百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当中間会計期間末の純資産合計は、前事業年度末と比較して30百万円(7.1%)減少し、396百万円となりました。この主な要因は、中間純損失の計上により繰越利益剰余金が30百万円減少したことによるものであります。
(3) 当中間会計期間のキャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (業績等の概要)(2)キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。
①経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照下さい。
②資本の財源及び資金の流動化について
当社の負債比率は、当中間会計期間末で127.8%と、資本の多くを借入金に依存している状況です。債務の返済は計画的に進めてられているものの、ブルーリーフエリアの営業開始に伴う設備投資等の初期費用の負担が重く、自己資金で賄いきれなかった分は、追加借入の実施により補填しております。今後、経営の黒字化と安定化を図り、引き続き返済を進め、財務内容の改善に努めていく所存です。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社においては、来場者数が経営成績に重要な影響を与える要因となっており、景気動向はもとより天候や大災害に加え感染症の流行などによる消費者の消費マインドの変化、同業他社との競合条件の変動などが業績を大きく左右することとなります。ゴルフ場の一部が借地となっていることに起因する将来的に地主との契約更新が出来ず事業の継続に重要な影響を与えるリスクについては、これまで同様常に地主との良好な関係を保ち、当該リスクの低減を図っております。また、個人情報の管理については万全を期すよう細心の注意を払っております。
(5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されており、財務諸表の作成に当たって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
なお、繰延税金資産の回収可能性の判断等につきましては、過去の実績等を勘案し合理的な方法により見積りを行っております。
新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、不確定要素が多く、次期以降の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(6) 今後の経営方針と見通し
当社は、株主が当社に出資した資金でゴルフ場を造り、そのゴルフ場を所有し管理運営する会社であり、株主は同時にブリックアンドウッドクラブを組織し会員となって日常のクラブ運営を行っております。ブリックアンドウッドクラブは、わが国では稀な、会員が協力して運営にあたっているゴルフ場として内外から高い評価を得ております。
当社の経営方針は、このような事情から、経営を安定させ会員が安心してゴルフなどのクラブライフを楽しめるようにすることであります。
しかしながら我が国のゴルフ場を取り巻く経営環境は極めて厳しく、当社のゴルフ場が開場した平成12年5月以降、多くのゴルフ場が経営破綻し、廃業又はファンドの傘下に入るなどしてきました。当社も厳しい状況の中で経営を安定させるため、平成18年には、会員の有志が資金を出し合い設立した株式会社コジローに、即時返済を迫る当社の銀行借り入れを肩替わりしてもらうことで返済期限を延ばし、また、平成22年には民事再生を申請し会員に負担をかけることなく債務を軽減するなど会員の協力を得て対応して参りました。その後もゴルフ場を取り巻く経営環境は益々厳しさを増し、料金値下げによる来場者誘致競争が一層激しくなり、近年でも経営破綻に陥るゴルフ場が多く出ている状況です。加えて近年では採用難による人員確保のための人件費関連費用の増加や、電力料金その他価格高騰等による経費の増加への対応等厳しい経営環境が続いております。
このような経営環境の中、当社は上記経営方針を達成するため、会員の協力を得て毎年の収益を安定させることで、会員有志が株式会社コジローを経由して間接的に当社に貸し付けている債務を極力早期に返済することを最大の対処すべき課題としております。この課題の達成のために、一部料金の値上げや、来場者の増加・新入会員獲得などについて会員の協力を継続してお願いし、これにより得られる資金で債務の返済に務めて参りました。
当社の㈱コジローからの借入金が当中間会計期間末に190百万円ありますが、このうち33百万円は貸主である株式会社コジローが会員から借りたものであります。また、BWC預り保証金が当中間会計期間末に156百万円ありますが、これは当社が株式会社コジローに返済するために、クラブが会員から新たに預かった追加の保証金をクラブが当社に預けたもの等で、そのうち57百万円は特に償還返済期限の定めがなく令和7年11月以降の退会時に返済するものですが、66百万円は株式会社コジローが会員から借りた借入金と同じ令和7年11月から令和8年11月にかけて返還期限が到来するものであります。これら返済期限の有るものの合計が、第31期事業年度の2017年8月末時点で351百万円ありましたが、その後返済が進み前々事業年度末は85百万円となり、返済過程で新たに発生した株式会社コジローが令和年12月以前可及的速やかに会員に返済すべき33百万円を含めても118百万円なり、これが当中間会計期間末には99百万円まで縮小致しました。引き続き早期返済に努めて参ります。
今後も当分の間厳しい経営環境が続くと思われますが、幸い当社の運営するゴルフ場の隣接地に当ゴルフ場建設当時から計画されていた住宅分譲などの事業が完遂し、ゴルフ場と隣接地の双方を全体としてミュアヘッド・フィールズと称してこの事業主体との連携を一層強化してきております。住宅併設のゴルフ場という他のゴルフ場にはない特色を持つ稀なゴルフ場として、来場者数の増加によるゴルフ場収入や食堂売店・ホテル・レストラン収入の確保と、会員の募集や活性化による名義変更手数料や入会金の増加により引き続き借入金の返済促進を図り、会員をはじめとする来場者の方々によりご満足頂けるゴルフ場の実現を目指していくことを方針としております。このための対処すべき課題が近年着実に解決の方向に進みつつあり、今後数年内には返済期限が令和7年11月頃に到来する66百万円の保証金の完済も実現する見込みであります。

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