半期報告書-第37期(2022/09/01-2023/08/31)

【提出】
2023/05/23 15:04
【資料】
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【項目】
66項目
(業績等の概要)
(1) 業績
ゴルフ場を取り巻く営業環境は、引き続き来場者誘致のための低料金化による集客競争が厳しさを増す状況が続いており、当社が運営するゴルフ場の近隣10か所のゴルフ場の来場者数は、前々々中間会計期間のような台風被害は無く、新型コロナウイルス感染症の影響による来場者数減少も緩和されつつありますが、当中間会計期間は前年同期間比101.1%と微増にとどまっています。この中に有って当社は、会員の希望を取り入れ、近い将来は無くす方針であるネット申込による来場者を制限してきた結果、当中間会計期間の来場者数は15,329名となり、前年同期間比362名の減少(97.6%)となりました。
この結果、当中間会計期間の売上高は、ゴルフ場売上が、来場者数の減少により92百万円と、前年同期間比5百万円減少(94.5%)致しましたが、食堂・売店売上は来場者数が減少したにも拘らず38百万円と前年同期間比1百万円未満の微減(99.3%)となりました。ブライダル収入は前年同期間と同様、新型コロナウイルス感染症対策でほとんど営業を行えず1百万円未満と、前年同期間比略同額となりました。年会費収入は新会員の入会がありましたが、休会者の増加もあり34百万円と前年同期間比1百万円未満の微減(99.0%)、名義変更手数料は新入会員の増加により10百万円と前年同期間比2百万円増加(131.5%)、入会金収入も親族会員の入会者増加により2百万円増加(500.0%)し3百万円となり、その他収入は、隣接住宅地に関する芝や建物の管理に係る収入とミニマムユース収入のそれぞれ1百万円未満の増加を主因に12百万円と前年同期間比1百万円増加(110.9%)となりました。この結果売上高の合計は192百万円と前年同期間比1百万円未満の微増(100.2%)となりました。
これに対し、売上原価は、15百万円と前年同期間比1百万円未満の微増(101.2%)に留まりました。販売費及び一般管理費は、ネットの集客手数料1百万円減少を主因に支払手数料が14百万円で2百万円減少(84.8%)致しましたが、人材確保のための給与手当の4百万円増加(105.1%)、ゴルフ場電力料金増加により水道光熱費が2百万円増加(160.3%)、重油単価の上昇などにより燃料費が1百万円増加(122.1%)したこと等に起因し178百万円となり、5百万円の増加(103.2%)となりました。この結果、営業損益は前年同期間比で5百万円減少し、1百万円の損失となりました。
営業外収益は前年同期間とほぼ同額の2百万円、営業外費用も前年同期間とほぼ同額の1百万円となり、経常損益は前年同期間比で5百万円減少し、1百万円の損失となりました。
特別損益に該当する取引は前年同期間と同様に発生せず、法人税、住民税及び事業税は前年同期間と同様1百万円未満となったため、当中間純利益は5百万円減少し、1百万円の損失となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金増加が30百万円ありましたが、投資活動による資金減少が2百万円、財務活動による資金減少が5百万円あり、結果として当中間期末には68百万円(前中間会計期間に比し17百万円減少)となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は30百万円(前中間会計期間に比し5百万円減少)となりました。これは主に、売上債権の増加12百万円、減価償却費11百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は2百万円(前中間会計期間に比し11百万円減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得2百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は5百万円(前中間会計期間に比し2百万円減少)となりました。これは主に、リース債務の返済4百万円によるものです。
(生産、受注及び販売の状況)
中間会計期間の販売実績を事業部門ごとに示すと、次のとおりであります。
事業部門別当中間会計期間
(自 令和4年9月1日
至 令和5年2月28日)
金額(千円)前年同期比(%)
ゴルフ場売上92,92294.5
食堂・売店売上38,51299.3
年会費収入34,35099.0
ブライダル収入18263.9
入会金収入3,500500.0
名義変更手数料収入10,000131.5
その他売上12,943110.9
合計192,411100.2


(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
(1) 当中間会計期間の経営成績の分析
ゴルフ場を取り巻く営業環境は、引き続き来場者誘致のための低料金化による集客競争が厳しさを増す状況が続いており、当社が運営するゴルフ場の近隣10か所のゴルフ場の来場者数は、前々々中間会計期間のような台風被害は無く、新型コロナウイルス感染症の影響による来場者数減少も緩和されつつありますが、当中間会計期間は前年同期間比101.1%と微増にとどまっています。この中に有って当社は、会員の希望を取り入れ、近い将来は無くす方針であるネット申込による来場者を制限してきた結果、当中間会計期間の来場者数は15,329名となり、前年同期間比362名の減少(97.6%)となりました。
この結果、当中間会計期間の売上高は、ゴルフ場売上が、来場者数の減少により92百万円と、前年同期間比5百万円減少(94.5%)致しましたが、食堂・売店売上は来場者数が減少したにも拘らず38百万円と前年同期間比1百万円未満の微減(99.3%)となりました。ブライダル収入は前年同期間と同様、新型コロナウイルス感染症対策でほとんど営業を行えず1百万円未満と、前年同期間比略同額となりました。年会費収入は新会員の入会がありましたが、休会者の増加もあり34百万円と前年同期間比1百万円未満の微減(99.0%)、名義変更手数料は新入会員の増加により10百万円と前年同期間比2百万円増加(131.5%)、入会金収入も親族会員の入会者増加により2百万円増加(500.0%)し3百万円となり、その他収入は、隣接住宅地に関する芝や建物の管理に係る収入とミニマムユース収入のそれぞれ1百万円未満の増加を主因に12百万円と前年同期間比1百万円増加(110.9%)となりました。この結果売上高の合計は192百万円と前年同期間比1百万円未満の微増(100.2%)となりました。
これに対し、売上原価は、15百万円と前年同期間比1百万円未満の微増(101.2%)に留まりました。販売費及び一般管理費は、ネットの集客手数料1百万円減少を主因に支払手数料が14百万円で2百万円減少(84.8%)致しましたが、人材確保のための給与手当の4百万円増加(105.1%)、ゴルフ場電力料金増加により水道光熱費が2百万円増加(160.3%)、重油単価の上昇などにより燃料費が1百万円増加(122.1%)したこと等に起因し178百万円となり、5百万円の増加(103.2%)となりました。この結果、営業損益は前年同期間比で5百万円減少し、1百万円の損失となりました。
営業外収益は前年同期間とほぼ同額の2百万円、営業外費用も前年同期間とほぼ同額の1百万円となり、経常損益は前年同期間比で5百万円減少し、1百万円の損失となりました。
特別損益に該当する取引は前年同期間と同様に発生せず、法人税、住民税及び事業税は前年同期間と同様1百万円未満となったため、当中間純利益は5百万円減少し、1百万円の損失となりました。
上記業績を当社の年間計画の主な指標と比較すると次のようになりました。
来場者数
当事業年度年間計画 31,500名 内当中間会計期間 15,500名 実績15,329名 計画比 -171名
新会員入会者数
当事業年度年間計画 30名 内当中間会計期間 15名 実績 11名 計画比 -4名
入会関係収入(入会金収入と名義変更手数料の合計)
当事業年度年間計画 20百万円 内当中間会計期間 10百万円 実績10.3百万円 計画比 +0.3百万円
経常利益
当事業年度年間計画 30百万円 内当中間会計期間 0百万円 実績-1.4百万円 計画比 -1.4百万円
入会関係収入は計画を上回りましたが、会員の要請に応えネットで申し込みの来場者数を制限したことにより、来城者数が計画を下回った結果、収支均衡を目標としていた経常利益が計画比マイナスとなり、若干の赤字になりました。当社は例年下半期に利益が増加する傾向にあるため、当事業年度後半には来場者数を増加させ、加えて新会員入会者数の増加も図ることにより経常収益を黒字化させていく所存であります。
(2) 当中間会計期間末の財政状態の分析
(資産の部)
当中間会計期間末の資産合計は、前事業年度末と比較して3百万円(0.4%)増加し、934百万円となりました。
流動資産は同13百万円(16.1%)増加し、97百万円となりました。この主な要因は、現金及び預金が22百万円増加したものの、営業未収入金が12百万円減少したことによるものであります。
固定資産は同9百万円(1.1%)減少し、836百万円となりました。この主な要因は、11百万円の減価償却費により償却が進んだことによるものであります。
(負債の部)
当中間会計期間末の負債合計は、前事業年度末と比較して5百万円(1.1%)増加し、499百万円となりました。
流動負債は同17百万円(17.5%)増加し、118百万円となりました。この主な要因は、その他流動負債のうち前受収益が12百万円増加したことによるものであります。 固定負債は同12百万円(3.0%)減少し、380百万円となりました。この主な要因は、長期借入金が4百万円、リース債務が3百万円それぞれ減少したことによるものであります。
(純資産の部)
当中間会計期間末の純資産合計は、前事業年度末と比較して1百万円(0.4%)減少し、434百万円となりました。この主な要因は、中間純損失の計上により繰越利益剰余金が1百万円減少したことによるものであります。
(3) 当中間会計期間のキャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (業績等の概要)(2)キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。
①経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照下さい。
②資本の財源及び資金の流動化について
当社の負債比率は下降してきているものの、当中間会計期間末で115.1%と、資本の多くを借入金に依存している状況です。しかし、債務の返済は計画的に進めてられており、設備投資等に必要な資金及びその他所要資金については、追加借入に頼ることなく自己資金において充当できており、今後も引き続き返済を進めつつ必要資金は自己資金でまかなう予定でおります。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社においては、来場者数が経営成績に重要な影響を与える要因となっており、景気動向はもとより天候や大災害に加え感染症の流行などによる消費者の消費マインドの変化、同業他社との競合条件の変動などが業績を大きく左右することとなります。ゴルフ場の一部が借地となっていることに起因する将来的に地主との契約更新が出来ず事業の継続に重要な影響を与えるリスクについては、これまで同様常に地主との良好な関係を保ち、当該リスクの低減を図っております。また、個人情報の管理については万全を期すよう細心の注意を払っております。
(5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されており、財務諸表の作成に当たって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
なお、繰延税金資産の回収可能性の判断等につきましては、過去の実績等を勘案し合理的な方法により見積りを行っております。
新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、不確定要素が多く、次期以降の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(6) 今後の経営方針と見通し
当社は、株主が当社に出資した資金でゴルフ場を造り、そのゴルフ場を所有し管理運営する会社であり、株主は同時にブリックアンドウッドクラブを組織し会員となって日常のクラブ運営を行っております。ブリックアンドウッドクラブは、わが国では稀な、会員が協力して運営にあたっているゴルフ場として内外から高い評価を得ております。
当社の経営方針は、このような事情から、経営を安定させ会員が安心してゴルフなどのクラブライフを楽しめるようにすることであります。
しかしながら我が国のゴルフ場を取り巻く経営環境は極めて厳しく、当社のゴルフ場が開場した平成12年5月以降、多くのゴルフ場が経営破綻し、廃業又はファンドの傘下に入るなどしてきました。当社も厳しい状況の中で経営を安定させるため、平成18年には、会員の有志が資金を出し合い設立した株式会社コジローに、即時返済を迫る当社の銀行借り入れを肩替わりしてもらうことで返済期限を延ばし、また、平成22年には民事再生を申請し会員に負担をかけることなく債務を軽減するなど会員の協力を得て対応して参りました。その後もゴルフ場を取り巻く経営環境は益々厳しさを増し、料金値下げによる来場者誘致競争が一層激しくなり、近年でも経営破綻に陥るゴルフ場が多く出ている状況です。加えて前々事業年度に発生した台風被害や、新型コロナウイルス感染症の拡大による外出手控え心理の影響やレストラン部門の営業の中止や営業縮小を要請される事態が発生し、厳しい環境にあります。
このような経営環境の中、当社は上記経営方針を達成するため、会員の協力を得て毎年の収益を安定させることで、会員有志が株式会社コジローを経由して間接的に当社に貸し付けている債務を極力早期に返済することを最大の対処すべき課題としております。この課題の達成のために、一部料金の値上げや、来場者の増加・新入会員獲得などについて会員の協力を継続してお願いし、これにより得られる資金で債務の返済に務めて参りました。
当社の㈱コジローからの借入金が当中間会計期間末に210百万円ありますが、このうち46百万円は貸主である株式会社コジローが会員から借りたものであります。また、BWC預り保証金が当中間会計期間末に129百万円ありますが、これは当社が株式会社コジローに返済するために、クラブが会員から新たに預かった追加の保証金をクラブが当社に預けたもので、そのうち59百万円は特に償還返済期限の定めがなく令和7年11月以降の退会時に返済するものですが、残りの70百万円は株式会社コジローが会員から借りた借入金と同じ令和7年11月を返還期限とするものであります。これら返済期限の有るものの合計が、第31期事業年度の2017年8月末時点で351百万円ありましたが、その後返済を進め、当中間会計期間末には116百万円まで縮小致しました。引き続き早期返済に努めて参ります。
今後も当分の間厳しい経営環境が続くと思われますが、幸い当社の運営するゴルフ場の隣接地に当ゴルフ場建設当時から計画されていた住宅分譲などの事業が略完成し、ゴルフ場と隣接地の双方を全体としてミュアヘッド・フィールズと称してこの事業主体との連携を一層強化してきております。住宅併設のゴルフ場という他のゴルフ場にはない特色を持つ稀なゴルフ場として、来場者数の増加によるゴルフ場収入や食堂売店収入の確保と、会員の募集や活性化による名義変更手数料や入会金の増加により引き続き借入金の返済促進を図り、会員をはじめとする来場者の方々によりご満足頂けるゴルフ場の実現を目指していくことを方針としております。このための対処すべき課題が近年着実に解決の方向に進みつつあり、今後数年内には返済期限が令和7年11月頃に到来する116百万円の借入金の完済が実現する見込みであります。

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