訂正有価証券報告書-第38期(2023/09/01-2024/08/31)

【提出】
2025/12/03 10:44
【資料】
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【項目】
97項目
(業績等)
当事業年度におけるゴルフ場の営業環境は厳しさを増しており、当社のゴルフ場が所在する千葉県下の令和5年度(令和5年4月から令和6年3月までの1年間)のゴルフ場数が前年度から6ヶ所減って116ヶ所となり、来場者数の実績は前年度比94.9%とそれぞれ減少しております。また、当社のゴルフ場に近隣する10箇所のゴルフ場に絞った場合の、当社の当事業年度である令和6年8月迄の1年間の来場者数は523,258名であり、前年比で4,204名減少(99.2%)しております。さらに個別に確認すると、増加しているゴルフ場が2箇所、減少しているゴルフ場は8箇所と減少数が多かったという状況の中、当社の来場者数は914名減少(97.1%)しているものの、メンバーとメンバー同伴以外の来場者の入場を制限したことに起因しており、継続的な営業努力は変わらず成果をあげているものと考えております。
今後も引き続き利用者満足度の向上や来場者数の増加に努め、経営の安定に邁進して参ります。
(1) 財政状態
(資産)
当事業年度末における資産合計は、前事業年度末に比べて13百万円減少し、884百万円となりました。これは、現金及び預金が20百万円減少したこと等が主な要因であります。(負債)
当事業年度末における負債合計は、前事業年度末に比べて9百万円増加し、457百万円となりました。これは、リース債務が12百万円、長期預り保証金が7百万円それぞれ増加したことが主な要因であります。(純資産)
当事業年度末における純資産合計は、前事業年度末に比べて23百万円減少し、427百万円となりました。これは、当期純損失を23百万円計上したことにより利益剰余金が減少したことが要因であります。
(2) 経営成績
当事業年度の来場者数は30,558名となり、前事業年度比で914名減少(97.1%)したことに起因し、ゴルフ場売上は192百万円となり前事業年度比3百万円減少(98.5%)致しましたが、食堂売店収入は食堂売店の面積拡大や単価の引き上げ努力により94百万円と12百万円の増加(115.7%)となりました。しかしながら、株主会員の新規入会数の減少による名義書換手数料収入が20百万円と8百万円減少(71.8%)し、年会費収入は休会者の増加により67百万円と1百万円減少(97.6%)、入会金収入は1百万円と3百万円減少(23.8%)、ブライダル収入は1百万円未満と1百万円未満減少(40.7%)、その他売上も2百万円減少(91.4%)し25百万円となりました。これらの結果、売上高合計は402百万円となり、前事業年度比で5百万円の減少(98.6%)となりました。
他方、経費については、売上原価は食堂売店の仕入高の増加を主因に8百万円増加(124.2%)し、42百万円となり、販売費及び一般管理費は、採用難に対応した人材確保のための人件費や紹介手数料の増加や、食堂売店の面積拡大と宿泊施設の増強による消耗品費及び地代家賃の増加その他物価高騰による経費の増加により385百万円と26百万円増加(107.4%)致しました。これにより、営業損益は25百万円の損失となり、前事業年度比で40百万円減少致しました。
営業外収益は3百万円、営業外費用は支払利息の減少により3百万円減少(10.7%)し1百万円未満となり、経常損益は22百万円の損失となり、前事業年度比で37百万円減少致しました。特別損益項目は前事業年度と同様なかったため、税引前当期純損失は経常損失と同額の22百万円、税引後当期純損失は23百万円となり、前事業年度比で37百万円減少致しました。
今後は、当社の所有するゴルフ場(クラブ名「ブリックアンドウッドクラブ」)の設計者で世界的に著名な都市設計家でゴルフ場設計家でもあった故デズモンド・ミュアヘッド氏が、当ゴルフ場設計時に目指していた住宅併設のゴルフ場実現を目指し、隣接地に当社の提携先が永年進めていた住宅の分譲が概ね完了したのを機に、ブリックアンドウッドクラブとこの住宅地のコミュニティの地域を含めたミュアヘッド・フイールズの価値向上を一層推し進めることで、ブリックアンドウッドクラブを他のゴルフ場と異なる特徴のあるゴルフ場として、新規会員の獲得と来場者の誘致などに努めていく所存であります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動による資金増加が8百万円ありましたが、投資活動による資金減少が8百万円、財務活動による資金減少が19百万円あり、結果として当事業年度末では8百万円(前事業年度に比し20百万円減少)となりました。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は8百万円(前事業年度比23百万円減)となりました。この前事業年度比の減少は、税引前当期純利益の減少を主因とするものであります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果減少した資金は8百万円(前事業年度比1百万円増)となりました。この減少は、主に有形固定資産の取得による支出によるものであり、前事業年度比での増加は有形固定資産の売却による収入の減少によるものであります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果減少した資金は19百万円(前事業年度比22百万円減)となりました。この減少は、長期借入金及びリース債務等の返済によるものであります。
(生産、受注及び販売の状況)
当事業年度の業務実績を事業部門ごとに示すと、次のとおりであります。
事業部門別第38期
(自 令和5年9月1日
至 令和6年8月31日)
金額(千円)前年同期比(%)
ゴルフ場売上192,79498.50
食堂・売店売上94,961115.79
年会費収入67,20097.69
ブライダル収入17940.79
入会金収入1,00023.81
名義変更手数料収入20,40071.83
その他売上25,60991.48
合計402,14498.67


(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
(1) 当事業年度の経営成績の分析
当事業年度におけるゴルフ場の営業環境は厳しさを増しており、当社のゴルフ場が所在する千葉県下の令和5年度(令和5年4月から令和6年3月までの1年間)のゴルフ場数が前年度から6ヶ所減って116ヶ所となり、来場者数の実績は前年度比94.9%とそれぞれ減少しております。また、当社のゴルフ場に近隣する10箇所のゴルフ場に絞った場合の、当社の当事業年度である令和6年8月迄の1年間の来場者数は523,258名であり、前年比で4,204名減少(99.2%)しております。さらに個別に確認すると、増加しているゴルフ場が2箇所、減少しているゴルフ場は8箇所と減少数が多かったという状況の中、当社の来場者数は914名減少(97.1%)しているものの、メンバーとメンバー同伴以外の来場者の入場を制限したことに起因しており、継続的な営業努力は変わらず成果をあげているものと考えております。
売上高については、当事業年度の来場者数は30,558名となり、前事業年度比で914名減少(97.1%)したことに起因し、ゴルフ場売上は192百万円となり前事業年度比3百万円減少(98.5%)致しましたが、食堂売店収入は食堂売店の面積拡大や単価の引き上げ努力により94百万円と12百万円の増加(115.7%)となりました。しかしながら、株主会員の新規入会数の減少による名義書換手数料収入が20百万円と8百万円減少(71.8%)し、年会費収入は休会者の増加により67百万円と1百万円減少(97.6%)、入会金収入は1百万円と3百万円減少(23.8%)、ブライダル収入は1百万円未満と1百万円未満減少(40.7%)、その他売上も2百万円減少(91.4%)し25百万円となりました。これらの結果、売上高合計は402百万円となり、前事業年度比で5百万円の減少(98.6%)となりました。
他方、経費については、売上原価は食堂売店の仕入高の増加を主因に8百万円増加(124.2%)し、42百万円となり、販売費及び一般管理費は、採用難に対応した人材確保のための人件費や紹介手数料の増加や、食堂売店の面積拡大と宿泊施設の増強による消耗品費及び地代家賃の増加その他物価高騰による経費の増加により385百万円と26百万円増加(107.4%)致しました。これにより、営業損益は25百万円の損失となり、前事業年度比で40百万円減少致しました。
営業外収益は3百万円、営業外費用は支払利息の減少により3百万円減少(10.7%)し1百万円未満となり、経常損益は22百万円の損失となり、前事業年度比で37百万円減少致しました。特別損益項目は前事業年度と同様なかったため、税引前当期純損失は経常損失と同額の22百万円、税引後当期純損失は23百万円となり、前事業年度比で37百万円減少致しました。
上記業績を、当社の年間計画の主な指標と比較すると次のようになりました。
来場者数 当事業年度年間計画 31,000名、 実績 30,558名 計画比 -442名 新規会員入会 入会数 当事業年度年間計画 30名、 実績 23名 計画比 -7名 入会関係収入(入会金収入と名義変更料収入の合計) 当事業年度年間計画 25百万円、実績 21百万円 計画比 -4百万円
経常利益 当事業年度年間計画 0百万円、実績 -22百万円 計画比 -22百万円
来場者数は、事業年度の途中で会員の要望により前々事業年度に増加させた会員以外の来場者数の抑制を前事業年度に引き続き実行したこともあり、計画比442名の未達となりました。入会者数は、隣接住宅地購入者の減少もあり7名未達となりました。入会関係収入は、前事業年度に増加した親族会員の入会が減少し、また、株主会員の入会減少による名義変更の減少により計画比4百万円未達となりました。経常利益は、来場者数の計画比未達によりゴルフ場売上が微減したことに加え、人件費の増加や、食堂売店の面積拡大と宿泊施設の増強による消耗品費及び地代家賃の増加、異常気候影響により使用量が増えたことや単価高騰による水道光熱費や燃料費の増加等により、22百万円の計画未達となりました。
(2) 当事業年度の財政状態の分析
(資産の部)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末と比較して13百万円減少し、884百万円(98.4%)となりました。
流動資産は同20百万円減少し、46百万円(69.2%)となりました。主な減少要因は、現金及び預金が20百万円減少したことによるものであります。
固定資産は同7百万円増加し、837百万円(100.8%)となりました。主な増加要因は、有形固定資産が5百万円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末と比較して9百万円増加し、457百万円(102.1%)となりました。
流動負債は同2百万円増加し、108百万円(102.4%)となりました。主な増加要因は、未払費用が4百万円増加したことによるものであります。
固定負債は同6百万円増加し、348百万円(101.9%)となりました。主な減少要因は、長期預り保証金が7百万円、リース債務が10百万円、それぞれ増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度と比較して23百万円減少し、427百万円(94.8%)となりました。主な増加要因は、当期純損失23百万円の計上により繰越利益剰余金が減少したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (業績等)(3)キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。
①経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照下さい。
②資本の財源及び資金の流動化について
当社の負債比率は107.0%となり、99.4%であった前事業年度末時点と比較して上昇致しました。100%を少し上回る結果となり、返済余力の観点から安全性は若干悪化致しました。しかし、債務の返済は計画的に進められており、設備投資等に必要な資金及びその他所要資金については自己資金で充当できている状況であります。今後は利益から引き続き返済を進めつつ、必要資金は自己資金でまかなう予定であります。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社においては、来場者数が経営成績に重要な影響を与える要因となっており、景気動向はもとより天候や震災、大規模な病気の流行などの自然現象等による消費者の消費マインドの変化、同業他社との競合条件の変動などが業績を大きく左右することとなります。ゴルフ場の一部が借地となっていることに起因する将来的に地主との契約更新が出来ず事業の継続に重要な影響を与えるリスクについては、これまで同様常に地主との良好な関係を保ち、当該リスクの低減を図っております。また、個人情報の管理については万全を期すよう細心の注意を払っております。
(5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されており、財務諸表の作成に当たって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
なお、繰延税金資産の回収可能性の判断等につきましては、過去の実績等を勘案し合理的な方法により見積りを行っております。
新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、不確定要素が多く、次期以降の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(6) 今後の経営方針と見通し
当社は、わが国では稀な、会員が協力して運営にあたっているゴルフ場として内外から高い評価を得ております。今後は、従来にも増してブリックアンドウッドクラブ会員のご協力を戴いて、平成22年7月15日に手続きを開始し平成23年2月22日に終結した民事再生手続の終結後に残された株式会社コジローからの長期借入金を返済し、また収入を一層安定化させて財務基盤をより強固にして、クラブ会員のニーズに十分応えられるようにしていく方針であります。
ゴルフクラブを取り巻く会員募集の環境は引き続き厳しいものがありますが、物価高騰や人件費の増加の中にあっても借入の返済を進める必要があります。そのために、新型コロナウイルス感染症流行による食堂売店収入への悪影響は残っておりますが、ゴルフ場をご利用頂く方からの売上増加のため前事業年度から行っている来場者誘致対策を引き続き推し進めること、並びに新規会員の募集と休眠会員の活性化促進により来場者数の安定的な確保につなげることで、会員からのゴルフ場を利用頂く収入等の収入増加を図って参ります。
そのために、ブリックアンドウッドクラブの隣接地に当社の提携先が永年進めていた、当ゴルフ場の設計者であり世界的に著名なゴルフ場設計家であり都市設計家でもある故デズモンド・ミュアヘッド氏が、当ゴルフ場設計時に目指していた住宅併設のゴルフ場実現を目指し、隣接地に当社の提携先が永年進めていた住宅の分譲が概ね完了したのを機に、ブリックアンドウッドクラブとこの住宅地のコミュニティの地域を含めたミュアヘッド・フイールズの価値向上を一層推し進めることで、ブリックアンドウッドクラブを他のゴルフ場と異なる特徴のあるゴルフ場として、新規会員の獲得と来場者の誘致などに努めていく所存であります。
今後は従来にも増して会員の絶大なるご協力を頂き、これらの効果と更なる追加の施策により経営基盤の安定化が進む見通しであります。また、当事業年度下半期に、クラブ入口の向側の土地を利用し食堂売店の面積拡大と宿泊施設の増強を行いましたが、稼働期間が短く初期投資が多かったことから、当事業年度では増加した売上高が8百万円であったのに対して18百万円程の費用を要したため10百万円の損失となっているところ、令和6年11月には全て営業開始するため、翌事業年度以降は利益に貢献する見込みであります。

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