半期報告書-第84期(平成31年1月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2019/09/26 15:02
【資料】
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【項目】
42項目
(1)経営成績等の状況の概要
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間は、昨年の台風24号による大きな被害の復旧に多くの時間と経費をかけるとともに、コース内の設備環境の改善に力を入れ快適なコンディションで皆様をお迎えするための努力をしたこと、及び営業日数が157日(前年同期比6日増)となったこともあり、来場者数は、会員4,749名、ゲスト8,327名の合計13,076名となり、前年実績12,183名と比較して893名の増となりました。
その結果、当中間会計期間における営業収入は、354,538千円(前年同期比3.8%増)となりました。
営業費用につきましては、478,317千円(前年同期比4.4%増)となりました。従いまして、営業損失は123,778千円(前中間会計期間は営業損失116,455千円)となりました。
また、当中間会計期間における新規入会者に伴う入会金収入が90,000千円(前年同期比25.0%減)と前中間会計期間に比べ減少致しましたが、会員に対して昨年の台風災害に対する特別基金の負担を依頼し中間会計期間末までに41,850千円のご負担をいただいたことにより、経常利益は12,558千円(前年同期比88.1%増)となりました。
結果、法人税等を計上した後の中間純利益は、17,813千円(前年同期比972.9%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ、49,391千円増加の645,881千円となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次の通りです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における営業活動による資金の増加は、69,341千円(前中間会計期間は40,241千円の増加)となりました。主な増加要因は、税引前中間純利益18,958千円及び減価償却費38,869千円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における投資活動による資金の減少は、19,047千円(前中間会計期間は22,145千円の減少)であります。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出17,331千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における財務活動による資金の減少は、902千円(前中間会計期間は10,389千円の減少)であります。主な減少要因は、リース債務の支払による支出902千円によるものであります。
③営業の状況
当中間会計期間の営業実績は次のとおりであります。
区分第84期中間会計期間
(自 平成31年1月1日
至 令和元年6月30日)
前年同期比(%)
営業日数(日)157104.0
来場者数
会員(人)4,749108.7
ビジター(人)8,327106.5
合計(人)13,076107.3
営業収入
プレー収入(千円)268,533104.6
年会費収入(千円)67,310101.3
その他収入(千円)18,695102.0
合計(千円)354,538103.8

(注) 上記金額には消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成しております。この中間財務諸表の作成に当たりまして、重要な会計方針及び見積りにつきましては、十分検討して作成しております。
②当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当中間会計期間における営業日数は157日(前年同期比6日増)となったこともあり、来場者数は、会員4,749名、ゲスト8,327名の合計13,076名と前年実績12,183名と比較して893名増となりました。
この結果、当中間会計期間における営業収入は、354,538千円(前年同期比3.8%増)となりました。
営業費用につきましては、478,317千円(前年同期比4.4%増)となり、営業損失は123,778千円(前中間会計期間は営業損失116,455千円)となりました。また、当中間会計期間における新規入会者に伴う入会金収入が90,000千円(前年同期比25.0%減)と前中間会計期間に比べ減少致しましたが、会員に対して昨年の台風災害に対する特別基金の負担を依頼し当中間会計期間末までに41,850千円のご負担をいただいたことにより、経常利益は12,558千円(前年同期比88.1%増)となりました。
結果、法人税等を計上した後の中間純利益は、17,813千円(前年同期比972.9%増)となりました。
また、当社の中間会計期間末の財政状態は、流動資産は60,732千円増加し711,721千円(前事業年度末比9.3%増)となりました。これは、主に、現金及び預金の49,391千円の増加及び未収入金の4,646千円の増加によるものであります。固定資産は前事業年度末に比べ20,233千円減少し、1,762,200千円(同比1.1%減)となりました。これは、主に減価償却の実施によるものであります。負債は、前事業年度末に比べ22,685千円増加し、400,219千円(同比6.0%増)となりました。これは主に、未払金5,262千円及び前受金14,117千円の増加によるものであります。純資産は、前事業年度末に比べ17,813千円増加し、2,073,702千円(同比0.9%増)となりました。これは、中間純利益が17,813千円計上されたことによるものであります。
ゴルフ場業界では、若者のゴルフ離れやプレイヤーの高齢化等によるゴルフ人口の減少という構造的な問題や、天候が業績に与える影響が大きくなっております。このような状況の中、快適なクラブライフの提供や「おもてなし」するためのキャディ並びにクラブハウススタッフの教育に力を入れるとと伴に最上級のコースコンディションを提供することで安定した会社経営を継続していくことに努めております。
③資本の財源及び資本の流動性
当社の運転資金の需要のうち主なものは、コース維持に関する設備の更新及び一般管理費等の営業費用であります。
当社は、事業上必要な流動性と資金の源を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金は自己資本を基本としております。