半期報告書-第85期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2020/09/28 15:18
【資料】
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【項目】
59項目
(1)経営成績等の状況の概要
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間は、新型コロナウイルスの影響により営業自粛を行ったことから営業日数が107日(前年同期比50日減)となりました。このため来場者数は、会員3,075名、ゲスト3,288名の合計6,363名となり、前年同期実績13,076名と比較して6,713名の減となりました。
その結果、当中間会計期間における営業収入は、194,738千円(前年同期比45.1%減)となりました。
営業費用につきましては、448,831千円(前年同期比6.2%減)となりました。従いまして、営業損失は254,093千円(前中間会計期間は営業損失123,778千円)となりました。
また、当中間会計期間における新規入会者に伴う入会金収入が90,000千円(前年同期比増減なし)と前中間会計期間と同額になりましたが、当中間会計期間には会員にご負担いただいた台風被害に対する特別基金41,850千円がありませんので、経常損失は158,212千円(前中間会計期間は経常利益12,558千円)となりました。
結果、法人税等を計上した後の中間純損失は、167,123千円(前中間会計期間は中間純利益17,813千円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ、227,730千円減少の461,292千円となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次の通りです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における営業活動による資金の減少は、144,197千円(前中間会計期間は69,341千円の増加)となりました。主な増加要因は減価償却費40,906千円等、主な減少要因は税引前中間純損失165,978千円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における投資活動による資金の減少は、79,856千円(前中間会計期間は19,047千円の減少)であります。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出74,055千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における財務活動による資金の減少は、3,676千円(前中間会計期間は902千円の減少)であります。主な減少要因は、会員預り金の返還による支出3,000千円によるものであります。
③営業の状況
当中間会計期間の営業実績は次のとおりであります。
区分第85期中間会計期間
(自 2020年1月1日
至 2020年6月30日)
前年同期比(%)
営業日数(日)10768.2
来場者数
会員(人)3,07564.8
ビジター(人)3,28839.5
合計(人)6,36348.7
営業収入
プレー収入(千円)114,40542.6
年会費収入(千円)67,830100.8
その他収入(千円)12,50366.9
合計(千円)194,73854.9

(注) 上記金額には消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成しております。この中間財務諸表の作成に当たりまして、重要な会計方針及び見積りにつきましては、十分検討して作成しております。
②当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当中間会計期間における営業日数は107日(前年同期比50日減)となったこともあり、来場者数は、会員3,075名、ゲスト3,288名の合計6,363名と前年同期実績13,076名と比較して6,713名減となりました。
この結果、当中間会計期間における営業収入は、194,738千円(前年同期比45.1%減)となりました。
営業費用につきましては、448,831千円(前年同期比6.2%減)となり、営業損失は254,093千円(前中間会計期間は営業損失123,778千円)となりました。また、当中間会計期間における新規入会者に伴う入会金収入が90,000千円(前年同期比増減なし)と前中間会計期間と同額になりましたが、当中間会計期間には会員にご負担いただいた台風被害に対する特別基金41,850千円がありませんので、経常損失は158,212千円(前中間会計期間は経常利益12,558千円)となりました。
結果、法人税等を計上した後の中間純損失は、167,123千円(前中間会計期間は中間純利益17,813千円)となりました。
また、当社の中間会計期間末の財政状態は、流動資産は228,734千円減少し513,945千円(前事業年度末比30.8%減)となりました。これは、主に、現金及び預金の227,730千円の減少等によるものであります。固定資産は前事業年度末に比べ38,092千円増加し、1,790,816千円(同比2.1%増)となりました。これは、建物附属設備及びコース勘定などのの増加80,963千円、減価償却の実施などによる減少40,906千円によるものであります。負債は、前事業年度末に比べ23,518千円減少し、384,424千円(同比5.8%減)となりました。これは主に、未払消費税等16,690千円等の減少によるものであります。純資産は、前事業年度末に比べ167,123千円減少し、1,920,336千円(同比8.0%減)となりました。これは、中間純損失が167,123千円計上されたことによるものであります。
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③資本の財源及び資本の流動性
当社の運転資金の需要のうち主なものは、コース維持に関する設備の更新及び一般管理費等の営業費用であります。
当社は、事業上必要な流動性と資金の源を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金は自己資本を基本としております。