有価証券報告書-第87期(2022/01/01-2022/12/31)
(1)経営成績等の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度は、新型コロナウイルス感染症対策を実施し段階的に来場者の受入れを継続したことにより、総来場数はコロナ前の水準まで回復し、営業日数は318日(前期比3日増)、総来場者数は25,527名(前期比2,065名増)となりました。また、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底しながら営業するなかで、2021年10月より開始した感染症対策協力金のご負担を来場者の皆様に継続的に依頼しております。
その結果、営業収入は680,914千円(前期比80,700千円増)となりました。
営業費用につきましては、947,901千円(前期比64,774千円増)となり、営業損益は266,987千円の損失(前期は282,913千円の損失)となりました。
また、受取手数料が160,000千円(前期比10,000千円減)及び新規会員加入に伴う入会金収入が90,000千円(前期比77,500千円減)はありましたが、会員の皆様から新型コロナウイルス感染症特別徴収をしておりません(前期は135,450千円徴収)ので、経常損益は3,598千円の損失(前期は201,286千円の利益)となりました。これに、特別損失317千円を計上し、法人税等2,290千円(前期比17,713千円減)を計上し、当期純損失は、6,205千円(前期は181,159千円の利益)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前期末に比べ54,379千円減少の774,261千円になりました。
当期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
当事業年度における営業活動による資金の増加は、3,328千円(前期は303,681千円の増加)となりました。これは税引前当期純損失、法人税等の支払額、未払消費税等の減少、未収入金の増加、減価償却費の計上、買掛金の増加などによるものです。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
当事業年度における投資活動による資金の減少は、52,549千円(前期は68,461千円の減少)となりました。これは、クラブハウス空調関係工事を行ったことによる建物附属設備の増加、コース排水対策工事、防球ネット工事及び外構ブロック工事による構築物の増加などが、主な支出内容であります。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
当事業年度における財務活動による資金の減少は、5,158千円(前期は213,158千円の減少)となりました。これは会員預り金の返還による4,000千円の支出などによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当事業年度の営業実績は次のとおりであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度の末日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり、重要な会計方針及び見積りにつき十分検討して作成しております。
(税効果会計)
当社は、繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、翌期以降における課税所得の発生が確実に見込まれる状況とはいえないことから、繰延税金資産の回収可能性を合理的に見積もることは困難と判断し、繰延税金資産は計上しておりません。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(財政状態)
当期末における自己資本比率は84.8%、固定負債は6.2%であり、合計で固定資産67.5%を上回っております。
当期末の総資産は、前事業年度末に比べ40,082千円減少し、2,631,359千円(前期比1.5%減)となりました。貸借対照表の主要項目ごとの主な増減は次のとおりであります。
(流動資産)
流動資産は、前事業年度末に比べ31,325千円減少し、855,448千円(前期比3.5%減)となりました。これは、主に現金及び預金の減少及び未収入金の増加によるものであります。
(固定資産)
固定資産は前事業年度末に比べ8,756千円減少し、1,775,911千円(前期比0.5%減)となりました。これは、主に減価償却の実施などによる減少が、有形固定資産の増加を上回ったためであります。
(負債)
負債は、前事業年度末に比べ33,876千円減少し、398,977千円(前期比7.8%減)となりました。これは、主に未払法人税等及び未払消費税等の減少などによるものであります。
(純資産)
純資産は、前事業年度末に比べ6,205千円減少し、2,232,381千円(前期比0.3%減)となりました。これは、主に当期純損失の計上によるものであります。
(経営成績)
営業収入は680,914千円(前期比80,700千円増)となりました。これは主として新型コロナウイルス感染症対策を実施し段階的に来場者の受入れを継続したこと等によるものです。
営業費用は947,901千円(前期比64,774千円増)となりました。これは主としてコース管理費の増加によるコース維持費等の増加及び前事業年度の中小事業者に対しての固定資産税等の軽減制度がなくなったことによる増加等によるものです。この結果、営業損失は266,987千円(前期は282,913千円の損失)となりました。
営業外収益は、受取手数料を160,000千円(前期比10,000千円減)及び入会金収入が90,000千円(前期比77,500千円減)を計上したものの、前事業年度の新型コロナウイルス感染症特別徴収135,450千円がないことなどにより263,388千円(前期比221,282千円減)、営業外費用はゼロ(前期比470千円減)となりました。この結果、経常損失は3,598千円(前期は201,286千円の経常利益)となり、固定資産除却損317千円及び法人税等2,290千円(前期比17,713千円減)の税金を計上し、当期純損失は6,205千円(前期は181,159千円の当期純利益)となりました。
③資本の財源及び資本の流動性
当社の資金需要のうち主なものは、一般管理費等の営業費用ならびに設備の新設、更新に係る投資であります。
これらの必要資金は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資本により賄うことを基本方針としております。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度は、新型コロナウイルス感染症対策を実施し段階的に来場者の受入れを継続したことにより、総来場数はコロナ前の水準まで回復し、営業日数は318日(前期比3日増)、総来場者数は25,527名(前期比2,065名増)となりました。また、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底しながら営業するなかで、2021年10月より開始した感染症対策協力金のご負担を来場者の皆様に継続的に依頼しております。
その結果、営業収入は680,914千円(前期比80,700千円増)となりました。
営業費用につきましては、947,901千円(前期比64,774千円増)となり、営業損益は266,987千円の損失(前期は282,913千円の損失)となりました。
また、受取手数料が160,000千円(前期比10,000千円減)及び新規会員加入に伴う入会金収入が90,000千円(前期比77,500千円減)はありましたが、会員の皆様から新型コロナウイルス感染症特別徴収をしておりません(前期は135,450千円徴収)ので、経常損益は3,598千円の損失(前期は201,286千円の利益)となりました。これに、特別損失317千円を計上し、法人税等2,290千円(前期比17,713千円減)を計上し、当期純損失は、6,205千円(前期は181,159千円の利益)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前期末に比べ54,379千円減少の774,261千円になりました。
当期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
当事業年度における営業活動による資金の増加は、3,328千円(前期は303,681千円の増加)となりました。これは税引前当期純損失、法人税等の支払額、未払消費税等の減少、未収入金の増加、減価償却費の計上、買掛金の増加などによるものです。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
当事業年度における投資活動による資金の減少は、52,549千円(前期は68,461千円の減少)となりました。これは、クラブハウス空調関係工事を行ったことによる建物附属設備の増加、コース排水対策工事、防球ネット工事及び外構ブロック工事による構築物の増加などが、主な支出内容であります。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
当事業年度における財務活動による資金の減少は、5,158千円(前期は213,158千円の減少)となりました。これは会員預り金の返還による4,000千円の支出などによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当事業年度の営業実績は次のとおりであります。
区分 | 当事業年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) | 前年同期比(%) | |
営業日数 | 318日 | 101.0 | |
来場者数 | 会員 | 10,227人 | 97.7 |
ゲスト | 15,300人 | 117.8 | |
合計 | 25,527人 | 108.8 | |
営業収入 | プレー収入 | 493,302千円 | 115.2 |
年会費収入 | 134,430千円 | 99.0 | |
その他収入 | 53,181千円 | 147.1 | |
合計 | 680,914千円 | 113.4 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度の末日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり、重要な会計方針及び見積りにつき十分検討して作成しております。
(税効果会計)
当社は、繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、翌期以降における課税所得の発生が確実に見込まれる状況とはいえないことから、繰延税金資産の回収可能性を合理的に見積もることは困難と判断し、繰延税金資産は計上しておりません。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(財政状態)
当期末における自己資本比率は84.8%、固定負債は6.2%であり、合計で固定資産67.5%を上回っております。
当期末の総資産は、前事業年度末に比べ40,082千円減少し、2,631,359千円(前期比1.5%減)となりました。貸借対照表の主要項目ごとの主な増減は次のとおりであります。
(流動資産)
流動資産は、前事業年度末に比べ31,325千円減少し、855,448千円(前期比3.5%減)となりました。これは、主に現金及び預金の減少及び未収入金の増加によるものであります。
(固定資産)
固定資産は前事業年度末に比べ8,756千円減少し、1,775,911千円(前期比0.5%減)となりました。これは、主に減価償却の実施などによる減少が、有形固定資産の増加を上回ったためであります。
(負債)
負債は、前事業年度末に比べ33,876千円減少し、398,977千円(前期比7.8%減)となりました。これは、主に未払法人税等及び未払消費税等の減少などによるものであります。
(純資産)
純資産は、前事業年度末に比べ6,205千円減少し、2,232,381千円(前期比0.3%減)となりました。これは、主に当期純損失の計上によるものであります。
(経営成績)
営業収入は680,914千円(前期比80,700千円増)となりました。これは主として新型コロナウイルス感染症対策を実施し段階的に来場者の受入れを継続したこと等によるものです。
営業費用は947,901千円(前期比64,774千円増)となりました。これは主としてコース管理費の増加によるコース維持費等の増加及び前事業年度の中小事業者に対しての固定資産税等の軽減制度がなくなったことによる増加等によるものです。この結果、営業損失は266,987千円(前期は282,913千円の損失)となりました。
営業外収益は、受取手数料を160,000千円(前期比10,000千円減)及び入会金収入が90,000千円(前期比77,500千円減)を計上したものの、前事業年度の新型コロナウイルス感染症特別徴収135,450千円がないことなどにより263,388千円(前期比221,282千円減)、営業外費用はゼロ(前期比470千円減)となりました。この結果、経常損失は3,598千円(前期は201,286千円の経常利益)となり、固定資産除却損317千円及び法人税等2,290千円(前期比17,713千円減)の税金を計上し、当期純損失は6,205千円(前期は181,159千円の当期純利益)となりました。
③資本の財源及び資本の流動性
当社の資金需要のうち主なものは、一般管理費等の営業費用ならびに設備の新設、更新に係る投資であります。
これらの必要資金は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資本により賄うことを基本方針としております。