有価証券報告書-第89期(2024/01/01-2024/12/31)
(1)経営成績等の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度は、来場者がコロナ禍以降過去3年間順調に増加して来ていたものの、上半期の天候不順の影響や夏場の猛暑が続いたこともあり、営業日数は316日(前期比12日減)、総来場者数は23,246名(前期比2,955名減)となりました。
一方、当事業年度で19年目を迎えるクラブハウスの改修や場外飛球防止対策によるコースの改修を中長期的な観点から計画的に進めていくための資金確保を目的として、会員の皆様に特別徴収という形で協力をいただきました。
その結果、営業収入は745,194千円(前期比15,555千円増)となりました。
営業費用につきましては、1,000,357千円(前期比24,907千円増)となり、営業損益は255,162千円の損失(前期は245,809千円の損失)となりました。
また、新規会員加入に伴う入会金収入が110,000千円(前期比15,000千円減)及び受取手数料が220,000千円(前期比30,000千円減)がありましたので、経常損益は88,473千円の利益(前期比52,370千円減)となりました。これに、特別利益18千円及び特別損失1,098千円を計上し、法人税、住民税及び事業税29,558千円(前期比20,083千円減)及び法人税等調整額1,906千円(前期は29,015千円の控除)を計上し、当期純利益は、55,928千円(前期比64,189千円減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前期末に比べ47,140千円減少の918,983千円になりました。
当期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
当事業年度における営業活動による資金の増加は、57,589千円(前期は264,238千円の増加)となりました。これは未払消費税等、前受金の減少、税引前当期純利益、減価償却費の計上、仕入債務等の増加などによるものです。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
当事業年度における投資活動による資金の減少は、104,730千円(前期は72,375千円の減少)となりました。これは、温水ヒーターの更新、3人乗り乗用カート8台購入、乗用5連モアの購入による機械装置及び4番、6番、10番、11番、17番ホールティイングエリア新設と改修によるコース勘定などが、主な支出内容であります。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
当事業年度における財務活動による資金はありません。
③ 生産、受注及び販売の実績
当事業年度の営業実績は次のとおりであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度の末日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり、重要な会計方針及び見積りにつき十分検討して作成しております。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(財政状態)
当期末における自己資本比率は84.4%、固定負債比率は6.2%であり、合計で固定資産比率65.6%を上回っております。
当期末の総資産は、前事業年度末に比べ37,558千円増加し、2,852,940千円(前期比1.3%増)となりました。貸借対照表の主要項目ごとの主な増減は次のとおりであります。
(流動資産)
流動資産は、前事業年度末に比べ43,116千円減少し、981,262千円(前期比4.2%減)となりました。これは、主に現金及び預金の減少によるものであります。
(固定資産)
固定資産は前事業年度末に比べ80,674千円増加し、1,871,678千円(前期比4.5%増)となりました。これは、主に有形固定資産の取得及び減価償却の実施などによる減少であります。
(負債)
負債は、前事業年度末に比べ18,369千円減少し、444,512千円(前期比3.9%減)となりました。これは、主に営業未払金22,507千円及び未払金47,756千円などの増加、前受金29,053千円減少及び未払消費税等25,815千円減少並びに未払法人税等44,480千円減少などによるものであります。
(純資産)
純資産は、前事業年度末に比べ55,928千円増加し、2,408,427千円(前期比2.3%増)となりました。これは、主に当期純利益の計上によるものであります。
(経営成績)
営業収入は745,194千円(前期比15,555千円増)となりました。これは主として来場者数の減少はあったものの特別徴収をいただいたこと等によるものです。
営業費用は1,000,357千円(前期比24,907千円増)となりました。これは主としてコースの修理による増加等によるものです。この結果、営業損失は255,162千円(前期は245,809千円の損失)となりました。
営業外収益は、受取手数料を220,000千円(前期比30,000千円減)及び入会金収入が110,000千円(前期比15,000千円減)を計上したことなどにより343,640千円(前期比43,042千円減)、営業外費用は5千円(前期比24千円減)となりました。この結果、経常利益は88,473千円(前期比52,370千円減)となり、固定資産売却益18千円(前期はゼロ)及び固定資産除却損1,098千円(前期比1,000千円減)、法人税、住民税及び事業税29,558千円(前期比20,083千円減)並びに法人税等調整額1,906千円(前期は29,015千円の控除)を計上したことから、当期純利益は55,928千円(前期比64,189千円減)となりました。
③資本の財源及び資本の流動性
当社の資金需要のうち主なものは、一般管理費等の営業費用ならびに設備の新設、更新に係る投資であります。
これらの必要資金は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資本により賄うことを基本方針としております。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度は、来場者がコロナ禍以降過去3年間順調に増加して来ていたものの、上半期の天候不順の影響や夏場の猛暑が続いたこともあり、営業日数は316日(前期比12日減)、総来場者数は23,246名(前期比2,955名減)となりました。
一方、当事業年度で19年目を迎えるクラブハウスの改修や場外飛球防止対策によるコースの改修を中長期的な観点から計画的に進めていくための資金確保を目的として、会員の皆様に特別徴収という形で協力をいただきました。
その結果、営業収入は745,194千円(前期比15,555千円増)となりました。
営業費用につきましては、1,000,357千円(前期比24,907千円増)となり、営業損益は255,162千円の損失(前期は245,809千円の損失)となりました。
また、新規会員加入に伴う入会金収入が110,000千円(前期比15,000千円減)及び受取手数料が220,000千円(前期比30,000千円減)がありましたので、経常損益は88,473千円の利益(前期比52,370千円減)となりました。これに、特別利益18千円及び特別損失1,098千円を計上し、法人税、住民税及び事業税29,558千円(前期比20,083千円減)及び法人税等調整額1,906千円(前期は29,015千円の控除)を計上し、当期純利益は、55,928千円(前期比64,189千円減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前期末に比べ47,140千円減少の918,983千円になりました。
当期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
当事業年度における営業活動による資金の増加は、57,589千円(前期は264,238千円の増加)となりました。これは未払消費税等、前受金の減少、税引前当期純利益、減価償却費の計上、仕入債務等の増加などによるものです。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
当事業年度における投資活動による資金の減少は、104,730千円(前期は72,375千円の減少)となりました。これは、温水ヒーターの更新、3人乗り乗用カート8台購入、乗用5連モアの購入による機械装置及び4番、6番、10番、11番、17番ホールティイングエリア新設と改修によるコース勘定などが、主な支出内容であります。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
当事業年度における財務活動による資金はありません。
③ 生産、受注及び販売の実績
当事業年度の営業実績は次のとおりであります。
区分 | 当事業年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) | 前年同期比(%) | |
営業日数 | 316日 | 96.3 | |
来場者数 | 会員 | 9,002人 | 91.0 |
ゲスト | 14,244人 | 87.3 | |
合計 | 23,246人 | 88.7 | |
営業収入 | プレー収入 | 519,292千円 | 95.5 |
年会費収入 | 134,105千円 | 100.6 | |
その他収入 | 91,796千円 | 173.6 | |
合計 | 745,194千円 | 102.1 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度の末日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり、重要な会計方針及び見積りにつき十分検討して作成しております。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(財政状態)
当期末における自己資本比率は84.4%、固定負債比率は6.2%であり、合計で固定資産比率65.6%を上回っております。
当期末の総資産は、前事業年度末に比べ37,558千円増加し、2,852,940千円(前期比1.3%増)となりました。貸借対照表の主要項目ごとの主な増減は次のとおりであります。
(流動資産)
流動資産は、前事業年度末に比べ43,116千円減少し、981,262千円(前期比4.2%減)となりました。これは、主に現金及び預金の減少によるものであります。
(固定資産)
固定資産は前事業年度末に比べ80,674千円増加し、1,871,678千円(前期比4.5%増)となりました。これは、主に有形固定資産の取得及び減価償却の実施などによる減少であります。
(負債)
負債は、前事業年度末に比べ18,369千円減少し、444,512千円(前期比3.9%減)となりました。これは、主に営業未払金22,507千円及び未払金47,756千円などの増加、前受金29,053千円減少及び未払消費税等25,815千円減少並びに未払法人税等44,480千円減少などによるものであります。
(純資産)
純資産は、前事業年度末に比べ55,928千円増加し、2,408,427千円(前期比2.3%増)となりました。これは、主に当期純利益の計上によるものであります。
(経営成績)
営業収入は745,194千円(前期比15,555千円増)となりました。これは主として来場者数の減少はあったものの特別徴収をいただいたこと等によるものです。
営業費用は1,000,357千円(前期比24,907千円増)となりました。これは主としてコースの修理による増加等によるものです。この結果、営業損失は255,162千円(前期は245,809千円の損失)となりました。
営業外収益は、受取手数料を220,000千円(前期比30,000千円減)及び入会金収入が110,000千円(前期比15,000千円減)を計上したことなどにより343,640千円(前期比43,042千円減)、営業外費用は5千円(前期比24千円減)となりました。この結果、経常利益は88,473千円(前期比52,370千円減)となり、固定資産売却益18千円(前期はゼロ)及び固定資産除却損1,098千円(前期比1,000千円減)、法人税、住民税及び事業税29,558千円(前期比20,083千円減)並びに法人税等調整額1,906千円(前期は29,015千円の控除)を計上したことから、当期純利益は55,928千円(前期比64,189千円減)となりました。
③資本の財源及び資本の流動性
当社の資金需要のうち主なものは、一般管理費等の営業費用ならびに設備の新設、更新に係る投資であります。
これらの必要資金は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資本により賄うことを基本方針としております。